『おたんこナース』を読む。鼻水をたらしながら。

大型連休も今日で終わり。
ブルーだねぇ。

何がブルーかって、ここ数日風邪をひいている。
4-5日前に喉がイガラっぽくなってきて、「こりゃ、やばいな。連休中に治さなきゃ」とは思っていたのだけれど、普段からの不摂生かつ不規則かつ自堕落な生活のせいで、風邪は悪化の一途。
今日は、ついに朝からエンドレスの鼻水とくしゃみ。

風邪をひいたときはマジスパと相場を決めている当方なので、今日はキツいのを一発いくつもりで “虚空” を食べる。
“虚空” というのは、一番辛いヤツ。いつもは、それよりも1段下の “天空” を食べてるわけだが。

でも、鼻が詰まってるせいか、あんまり味がわからない。あんまり辛い気もしない。鼻水はズルズルと出て、喉も渇いたけれど、汗はあんまり出ない感じ。
体調がおかしいのですな。

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木公も歩けばNゲージにあたる@京都駅前地下街

京都駅前地下街 Portaに、Nゲージジオラマが特設されていた。

佃煮にできるほどたくさんのチビっ子たちが取り囲んでいた。
そして、大きなお友達も、掃いて捨てるほど群がっていた。
もちろん、当方も掃いて捨てられるほうだけど。

ポルタのNゲージジオラマ

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ポタリング: 自転車で散歩する意

吉田戦車の『吉田自転車』を読んでいて知ったのだが、「ポタリング(pottering)」という言葉があるらしい。

goo辞書の記述にによれば:

〔potter・putter(ぶらつくなどの意)から〕
自転車で散歩すること。目的地を定めたり走行計画を立てたりすることなく,気分や体調に合わせて気の向くままに走ることをいう。

とはいえ、某知人夫婦も使っている「ちゃりんぽ」という表現がかわゆくて好きなのだが。

『これも経済学だ!』中島隆信

日常的で身近な例をミクロ経済学の視点(特に、インセンティブの概念を強調する)から説明する本が、近頃たくさんでいているし、僕もたくさん読んだ。
『ヤバい経済学』だの、『まっとうな経済学』だの、『こんなに使える経済学』だの。

最近、中島隆信の『これも経済学だ!』というのを見つけた。
「どんだけ雨後の筍なんだろう。柳の下にはそんなにたくさんのドジョウがいるだろうか。ていうか、もう食傷気味じゃね?」
などと思いつつ、まぁとりあえず、比較検討の意味でも読んでみることにした。

ところが、最初のネガティブな印象とは裏腹に、読んでみたらフツーに面白い。

取り上げられている “日常的で身近な例” は主に3つの分野。
1. 伝統文化 (大相撲、将棋、落語などなど)
2. 宗教 (檀家制度と新興宗教の適応戦略の違いなど)
3. 弱者救済 (特に、身体障害者)

基本的な視点は、競争市場と独占市場との対比で世の中を見る視点。

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『あしながおじさん』(谷川俊太郎訳)

有名な『あしながおじさん』をはじめて読んだ。
こりゃ面白い。

小中学校の女子が読む、子供向けおとぎ話だろうと勝手に思い込んでいた自分を叱りたい。
抑圧された社会に生きていた少女が、女性の権利も尊重すべきだという近代社会の中で自我を形成し自立していく物語だと思って読めば、そのテーマは現代でも通じる(通じるってことは、今の世の中が女性にとって理想的ではないということなのだが)。
もしくは、そんなに小難しいことを考えなくても、少女のカワユいプチ・ロマンスものとして、ホンワカと読める。

この作品のスタイルも特徴的で面白い。
主人公の女の子が、あしながおじさんに書いた手紙という形式になっている。大学入学から卒業までの、およそ4年間にわたる手紙によって全てのストーリーが語られている。

そもそも、主人公が手紙を書くことになった理由は、あしながおじさんにそう言われたからだ。
孤児院で育った主人公は、とある篤志家に文章の才能を認められる。そこで、その篤志家は、学費を全て負担して彼女を大学に行かせることにする。ただし、奨学金の条件として、主人公は篤志家に対して、毎月の様子を手紙で報告する必要がある。
その手紙が、小説『あしながおじさん』そのものになっているというわけだ。

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ああ、音楽・・・ / 「スウィングガールズ ファースト&ラスト コンサート」

昨日、会社の余興でバンドに参加させてもらって、太鼓を叩いた。
当blogの記事にするほど、かなり楽しんでいた僕がいる。

バンドが演奏した曲は全部で4曲(その他、クラリネット独奏1、琴独奏1)で、僕が参加させてもらったのは1曲だけだったのだけれど。

僕が太鼓を叩いた曲は「風になりたい」だった。”サンバらしく叩け” それが僕に与えられた、唯一の使命だった。
なにをどうすればサンバっぽくなるのかわからなかったので、とりあえずニコニコしながら、体を左右に揺すりながら叩いてみた。テクニックそっちのけで、形から入るという僕の悪い癖。

ところで、「風になりたい」に関して、会社の若いヤツが「この曲を演奏していたのって、Tube でしたよね?」とかほざいてた。
語感は似てるけど、違う。The Boom だ。

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スルドをするぞ

即席バンド
経験ゼロ、練習10分で、このバンドに参加して演奏するらしいよ、僕。

担当楽器は “スルド” (参考)。

4拍子でドコドコ叩けばいいだけだから、アホなアンタでもできるし。ていうか、ほかに誰もつかまらなかった。もうアンタしかいないから、やってくんね?
などという、要するに補欠中の補欠として昨日リクルートされた。

今日が練習だということで顔を出したら、
本当はスルドを肩からぶら下げてもらう予定だったけれど、楽器が準備できなかった。しかたないから、ドラムセットからフロアタム(参考)を一時的に取り出して、床においてボコボコ叩いてくれればいいから
と、なんだか寂しい状況に。

いいんだけどさ・・・。
逆境をバネに、明日の本番はノリノリで演奏しちゃうよ!
#最低限、楽器経験者の皆さんの足だけは引っ張らないようにするなり。

ていうか、最終リハーサルで
アンタ、やっぱヘタクソだから、演奏しなくていいわ
と言われないように、今夜はお風呂で洗面器を叩きながら練習だ。
#ポコポコと4拍子を刻むだけだけどね。

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