能町みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』を読んだ

今年の五月病は例年よりしつこいという話を聞きました。つーか、聞きましたというのはウソで、僕が今勝手にそういう話を流布するわけだけれど。

みなさまにおかれましては、しつこい五月病に屈しないよう、十分な睡眠と滋養のある食事、適切な運動や日光浴、および仕事や対人関係のストレスを笑い飛ばすスルー力を涵養していただき、心身ともに健康な日々をお過しくださることを心より深くお祈りするところであります。

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さて、今日の本題は能町みね子という人物、およびその著作についてです。

僕がこの人のことを知ったのはちょうど1年くらい前でしょうか。当時放送されていた『ヨルタモリ』(フジテレビ)でお見かけしたのが最初だと思います。

「何者だか知らないけれど、派手な格好をしたオバちゃんが出演してるなぁ。どことなくスノッブな振る舞いが少々鼻に付くよなぁ。嫌悪感を抱くというほどではないけれど、どちらかと言えば、あまり友達にはなりたくないタイプ。『ベッドで抱けるか?』って聞かれたら、抱けないと答える。年齢不詳なオバちゃんなら、圧倒的に永作博美の勝ちやろ!」

正直に記憶をたどれば、そのように評しておりました。
そして、顔ははっきりと覚えたけれど、名前はうろ覚えでした。

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NHK『とと姉ちゃん』第2回

1回見ただけで判断するのは間違いをおかすかもしれないから、もう少しだけ見てみようと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の第2回めの放送を見ましたよ。

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第1週『常子、父と約束する』

小橋一家は、月に一度は家族で出かけることを家訓の一つにしていた。今月は紅葉狩りに行く予定になっており、家族はみな楽しみにしていた。

しかし、前日になって、竹蔵(西島秀俊)が急に行けなくなったと言い出した。
それというのも、竹蔵が紡績工場の重役・大迫(ラサール石井)の引越の手伝いに駆り出されることになったからだ。竹蔵の務める染色工場は、大迫の会社と取引契約を結ぼうと計画している。彼の会社と取引ができれば業績が大きく向上するからだ。
そのため、竹蔵はどうしても断ることができなくなってしまったのだ。

常子(内田未来)ら娘たちはお出かけに行けなくなって、ひどくがっかりした。それからしばらくの間ふてくされてばかりいた。

引っ越しから数日後、竹蔵は家に大迫を招待してもてなした。大迫は大いに酒を飲み、上機嫌だった。
一方、大迫のせいでお出かけに行けなくなったことを知っている娘たちは苦々しく思っていた。加えて、媚びへつらう竹蔵の姿を見て悲しくもなった。

酒に酔って上機嫌となった大迫は、竹蔵に絵画をプレゼントすると言い出した。スペインの有名な画家・ピカッツァの高価な絵だという。
竹蔵は遠慮したが、大迫は強引に壁にかけて置いていった。

翌日、一人で留守番をしていた末娘・美子(川上凛子)がその絵画に炭で落書きをした。大迫のことを恨んでいる美子は、絵画も憎かったのだ。
学校から帰宅した常子と次女・鞠子(須田琥珀)は、それを見つけて慌てた。雑巾で炭を拭き取ったり、剥がれた絵の具を塗り直したりして修復を試みたが、ますますひどくなる一方だった。

その頃、会社の竹蔵のところへ大迫から電話がかかってきた。
酔った勢いで絵画を贈ってしまったが、返して欲しいというのだ。竹蔵は躊躇なくそれに応じることにした。

竹蔵は仕事を一時中断し、絵画をとりに帰宅した。
そこで、無残な姿になった絵画を発見した。娘たちを問い詰め、美子が発端だと知るところとなった。

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NHK『とと姉ちゃん』第1回

昨日からどうもコンタクトレンズの調子が悪くて目がゴロゴロと痛くて、その痛みのせいか頭痛もしていて、どうにも発言がネガティブになったりイライラしていたりムッツリしていたりするのだけれど、それは全てコンタクトの調子が悪いせいであって、特定の何かや誰かに腹を立てているわけではないと理解して欲しいと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の第1回めの放送を見ましたよ。

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第1週『常子、父と約束する』

昭和5年(1930年)、静岡県浜松。
同地は、江戸時代から綿花の栽培が盛んで、今では綿織物や染色業で栄えていた。

小橋常子(内田未来)は作文の宿題が課されていた。「きれいなもの」という題で作文を書かなくてはならない。常子は周囲の風景のことを気に入っており、それを作文に書こうと考えた。

ただし、地面から風景を見ていても当たり前である。もっと高いところから眺めれば、もっときれいな風景が見えるに違いないと考えた。そこで、染めた綿織物を干すための櫓に登って周囲を見渡すことにした。この付近では櫓がもっとも高い建物だからだ。
職人たちや妹たちが止めるのも聞かず、常子ははしごを登った。

櫓のてっぺんに立つと、遠くまでよく見えた。風になびく織物がまるで万華鏡のようであり、それは美しい風景だった。常子は感動した。

しかし、我に返った常子は恐ろしくなった。あまりの高さに目がくらみ、一人では降りられなくなってしまった。
大騒ぎになった。

常子の父・竹蔵(西島秀俊)は地域で一番大きな染色工場の営業課長として働いていた。
常子が櫓に登って騒ぎになっているという話がすぐに伝えられた。竹蔵は立場上、染色職人たちとの関係を大切にしている。自分の娘が騒ぎを迷惑をかけたことを知り、大急ぎで現場に駆けつけた。

常子は無事に救出されたが、竹蔵は職人たちに深く頭を下げて誤った。
常子に対しては、危ないことや人に迷惑をかけることは厳に慎むよう伝えていたはずだと言って叱った。

一方で、宿題をこなすためにどうすればよいか、自分で考え行動したことは偉いと言って竹蔵は常子を褒めた。

この時代は家父長権が強く、一般的に父親は家庭の中で畏怖される存在だった。
ところが、竹蔵は誰に対しても威張るようなところは少しもなく、家族に対しても柔和に接していた。自分の幼い娘達に対しても、常に敬語で優しく話しかけるのだった。

竹蔵は3つの家訓を定めており、自ら率先してそれを守っていた。
3つの家訓:
・朝食は家族皆で取る
・月に一度、家族皆で出かける
・自分の服は自分でたたむこと

ある土曜の朝、家訓通りに家族で食卓を囲んでいた。
前の晩、遅くまで仕事だった竹蔵は眠くて目をこすってばかりいたが、家族との朝食を優先していた。

明日の日曜は、家族全員で紅葉狩りに行く約束をしていた。家訓の2つめを実行するためだ。
常子はもちろん、妻・君子(木村多江)や常子の妹である鞠子(須田琥珀)や美子(川上凛子)もたいへん楽しみにしていた。

その日の夜、竹蔵は社長・杉野(田山涼成)と共に、紡績業の最大手企業・西洋紡の専務・大迫(ラサール石井)の接待会食に出向いた。竹蔵の会社は西洋紡との取引契約を結ぼうと奮闘している最中であり、今日の接待はとても重要なものであった。西洋紡との取引を望む企業は多く、競争が激しい中、重大な機会なのである。

竹蔵は帰宅するなり、沈んだ顔で家族に謝った。
翌日に予定していた紅葉狩りに行けなくなってしまったというのだ。
初めて家訓が破られた。

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3度めの正直というか、3度めの春というか。

みなさんのお耳にはすでにタコができてるじゃないかと思いますが、僕は山瀬まみ様のことが大好きなわけで。

それでも、実際のところ、山瀬まみよりも大切に思う人が存在しているわけで。

「木を隠すなら森の中」なんて言葉があったりするわけで。その一方で、「木を見て森を見ず」という言葉もあったりするわけで。

何が言いたいかというと、僕もそろそろごく一般的な人並みな幸せを手に入れたなぁなんて思ったりするわけで。
2年前に結婚した弟には先週末に子供が生まれ、僕はいつのまにかおじなる立場になってしまったりしたわけで。
なんともはや。
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2016年4月2日7:30 『サワコの朝』 vs 『あさが来た』

月曜から土曜日の朝7:30といえば、NHK BSプレミアムで朝ドラを見ている当方なわけで。
寝坊して見逃すことも頻繁なので、この時間はレコーダーの予約録画をしているわけで。

そして、来る4月2日(土)は現在放送中の『あさが来た』の最終回なわけで。
当ブログにおけるまとめ記事連載は2月下旬にやめてしまったけれど、このドラマの最終回がどうなるかには関心があるわけで。
当然、4月2日の最終回はリアルタイムで見るつもりだったわけで。

しかし、今日ゲットした情報によれば、TBS系列の番組『サワコの朝』4月2(土)7:30放送分のゲストは我が最愛の山瀬まみ様だと言うではないですか!

『サワコの朝』2016年4月2日予告

これはもう、『あさが来た』のリアルタイム視聴もレコーダー録画もキャンセルして、『サワコの朝』を見るしかない。
同番組のサイトに掲載された写真を見ると、山瀬まみと阿川佐和子がピンク・レディーの振りまねしてるようだし、これはもう激烈に萌える。びっくりぽんや!
絶対にリアルタイムで見るしかない。放送終了後(8:00)からは録画を見返すくらいの勢いかもしれない。

今期の朝ドラが『ちりとてちん』か『あまちゃん』だったならば、『サワコの朝』とどちらをリアルタイム視聴するか悩んで毛が抜ける思いだったかもしれないけれど、今期が『あさが来た』でよかった。なんの迷いもなく山瀬を見れる。

まとめ記事も断念しておいてよかった。朝ドラまとめ記事は、一刻も早く掲載することに命をかけていたので、山瀬が裏番組となると本当に困ったことになっていたはずなのだ。

ご清聴ありがとうございました。

山瀬歌手デビュー30周年月間

我が最愛の山瀬まみが「メロンのためいき」で歌手デビューしたのは1986年3月21日のことである。
すでにデビュー30周年記念日まで10日を切っている。

それなのに、それなのに。
公式サイトには25周年の記念ベストアルバムの情報が出たままだというのはどういうことだ。

山瀬まみ公式サイト 2016年3月12日 23:50

山瀬まみ公式サイト 2016年3月12日 23:50

2つの点でがっかりしている当方である。
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みうらじゅん「人生エロエロ」第182回

人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。

というのは、みうらじゅん週刊文春に連載しているエッセイ『人生エロエロ』の毎回の書き出しである。2012年の連載開始から、必ずこのフレーズを冒頭に置いて、ネタも尽きることなくエロエッセイを続けているらしい。ごくろうさまです。
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『あさが来た』まとめ記事終了のお知らせ

ドラマ自体はつまらないわけではないのだが、毎日まとめ記事を書くほどに熱中しているわけではなく、数週間前からほとんどやる気がなくなっていたものの、決め手となる理由がなかったのでズルズルと続けてきたわけだけれど、幸か不幸か今日はものすごく頭が痛くて萎えており、ちょうどいい潮時だと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』のまとめ記事を終了します。

ご愛読ありがとうございました。
次は『とと姉ちゃん』でお会いできるといいですね。

NHK『あさが来た』第122回

2016年4月15日(金)よりTBSラジオで「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」(放送時間8:00-11:00)という新番組が始まるという情報をゲットした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第122回めの放送を見ましたよ。

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第21週『夢見る人』

あさ(波瑠)の回復ぶりは医者も驚くほどだった。生死の境をさまよったにもかかわらず、意識を取り戻したその日のうちに体を起こして食事が摂れるほどだった。

病院や銀行には多くの人々が見舞いに訪れた。
しかし、あさを刺した萬谷(ラサール石井)が捕まらないうちは大事を取って身内以外の面会を全て断った。見舞客への対応と説明は、九州から駆けつけてきた亀助(三宅弘城)があたった。

あさは病室に集まった見舞いの花を見て、まるでお通夜のようだと軽口を叩いた。まるで自分の葬式のようだというのだ。
あさの怪我のために千代(小芝風花)は長い間女学校を休んでいる。あさはもったいないことだと言い、自分の心配はせず、千代に京都の女学校へ戻るよう話した。

千代は、あさが悪い冗談を言ったり、心配して付き添っている自分が邪険にされることに腹を立てた。あさが眠っていた時はいつ死ぬかと取り乱していたが、今のあさの様子を見ていると気持ちがすっかり冷めてしまった。あさに対して以前のように喧嘩腰で話すようになった。
あさは無神経で無鉄砲であり、デリカシーが無いと罵った。刺されておとなしくなるくらいがちょうどいいと言い捨てて病室を出て行ってしまった。
あさは、全て冗談で、柔らかい心を持って笑って生きていくための方便だと弁解しても聞く耳を持たなかった。

病室を出た千代は、花瓶の水を変えるために給湯室へ向かった。そこには、リンゴを切っている大学生(工藤阿須加)がいた。
特に彼に対して関心のない千代であったが、彼が手にしている果物ナイフを見るとあさの事件を思い出して恐ろしくなった。手にした花瓶を落として割ってしまった。
騒ぎを聞きつけたよの(風吹ジュン)に助けられ、千代はその場を去った。

その日の夜、「アサキトク」とだけ電報で知らされたはつ(宮﨑あおい)と惣兵衛(柄本佑)が慌てて加野屋にやって来た。
はつはあさの様子を見てすぐに帰るつもりでいた。しかし、あさの命に別状はないと言うだけで、よのは話せば長くなると言って泊まっていくように勧めた。ちょうど加野銀行で働く息子・藍之助(森下大地)とも久しぶりに会えたことだし、話をするのにちょうどいいというのだ。
はつは、押し切られて泊まることにした。

その夜、病院では千代と新次郎(玉木宏)が付き添うことになった。
病室という状況ではあるが、久しぶりに親子3人の夜だった。

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NHK『あさが来た』第121回

堀北真希にそっくりな某女子と交際を始める夢を見たわけだけれど、彼女が初めて僕の家に遊びに来て、炊き込みご飯とお味噌汁と塩鮭を焼いてくれて、どれもおいしくてお腹いっぱいになって、それじゃそろそろ寝室に行きましょうかというすごくいいところで目が覚めてしまってものすごくがっかりした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第121回めの放送を見ましたよ。

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第21週『夢見る人』

萬谷与左衛門(ラサール石井)に刺され、生死の境をさまよったあさ(波瑠)であったが奇跡的に死を免れた。

一度目を覚ましたあさだったが、再度眠りにつき夢を見た。
生前の五代(ディーン・フジオカ)や義父・正吉(近藤正臣)と話した楽しい思い出が夢に登場した。

子供の頃、一番仲の良かった祖父・忠政(林与一)は幽霊となってあさの夢枕に立った。
忠政は、あの世であさが来るのを首を長くして待っていたという。あの世からあさの様子をいつも気にかけていたのだが、近頃のあさは厳しい顔ばかりしていて、少しも笑顔を見せない。それを心配し、あさを笑わせてやりたいと思っていたのだ。ちょうどよくあさが刺されたので、これからはあの世でいくらでもあさを笑わせてやれると喜んだ。
一方のあさは、まだ死にたくないと訴えた。それに、自分が笑わなくなったのにも理由があると説明した。いい年をした大人が笑ってばかりいるのはおかしいというのだ。加えて、自分は先頭に立って皆を導く必要がある。笑ってばかりもいられないというのだ。

忠政は、大人が子どもと同じように笑ってはいけないという決まりはないと話した。
そう言われるとあさも納得し、忠政に満面の笑みを向けた。

あさは再び目を覚ました。夢の内容はほとんど覚えていなかったが、気分は明るく前向きになった。
すると今度は、病院で寝ていられなくなった。早く帰宅して仕事に復帰したいと言い出した。
傷が深いためしばらく安静が必要だが、言うことを聞こうとしない。医者(井之上淳)ですら手を焼き、説得を放棄してしまった。

そんなあさの態度を見ていて、千代(小芝風花)がカンカンに怒った。仕事のせいで人に恨まれたのに、その原因である仕事に早く復帰したいなどと言うのはアホであるというのだ。そう叫ぶと、千代は病室を飛び出していった。
あさは、千代が心配してくれるのももっともだと思い、追いかけて謝りたかった。しかし、体の自由が効かない。ここは千代の言い分を聞き入れ、静養することにした。

病室を飛び出した千代を追いかけたのは新次郎(玉木宏)だった。
新次郎の前では、千代は素直に自分の気持ちを吐き出すことができた。あさ本人の前では憎まれ口を叩く千代であるが、あさの回復をとても喜んでいるのだ。泣きながらそう話した。
新次郎は、その素直な気持ちをあさに伝えれば良いと助言した。しかし、強情な千代は、自分の柄にもないことはできないと拒絶するのだった。

警察は、あさを刺した萬谷を捜索しているがまだ捕まらないという。再度病院に襲いに来るとも限らないので、萬谷が捕まるまでは身内以外の見舞客は全て断ることとした。

その矢先、あさの病室の前に不審な男がいることに気づいた。
新次郎が慌てて組み伏せると、それは九州から駆けつけてきた亀助(三宅弘城)だった。

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