いくつかの記事のフォローアップ

帰省したなり
 7月18日に「帰省するなり」と宣言したとおり、現在実家におります。
 いつの間にか、実家の徒歩圏内に「虎鉄」という北海道ラーメンの店ができていて、試しに入ってみたらとても美味しかったです(写真)。最近は、週3回くらいのペースで奈良県の天理スタミナラーメンに通っている当方ですが、それ以上の頻度で通ってもいいと思える味でした。

 あと、実家への土産物は、関空で売っていた生の「水なす」です。両親に食わせたいっつーよりも、自分の晩酌の肴にしたくて買ったというのが本音です。

数覚ゲーム開催中: 8/14まで】
 去年のクリスマス・シーズンに行った読者参加ゲームの第2弾を開催中です。締切りは今週の土曜日まで。もう日があまり無いので、どうぞお忘れなく、どしどしご参加ください。

 詳しくは参加方法をご覧頂きたいのですが、このゲームは参加者が多ければ多いほど盛り上がります。優勝賞品(『数覚とは何か?』)にたとえ興味がなかったとしても、ゲーム自体は楽しいので積極的にご参加いただければと思います。サプライズ残念賞も準備する予定です。

「すでにその本は買っちゃった」なんて人の場合は、賞品を他の人に譲ってくださっても構いません(その場合は、何か補償を考えます)。
 たとえば、つい先日、僕は誤ってその本の上にビールをこぼしてしまいました。僕に新品をプレゼントするつもりで参加してくださると嬉しいです。

読書感想文大会
 夏の風物詩、読書感想文大会を開催中です。小中学生に戻ったつもりで、是非とも作文して、ご応募ください。
 審査は僕が行ないますが、あくまでお遊びです。きれいな文章や論理的な構成といったものは考慮する必要はありません。むしろ、個性的な文章を高く評価するつもりです。

 課題図書を20冊ちょっと提示しましたが、少々堅苦しい本ばかりで、出題者の僕も後悔しているところです。そのかわり、自由図書部門もありますので、好きな本でエントリーしてください。

 締切りは、今月末まで。今のところ2名からのエントリーしかありませんので、優勝を狙いやすいかもしれません。

NHK『ゲゲゲの女房』第117回

 この記事をアップしたら即座に家を出て空港に行かなくてはならず、少々焦っている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第117回めの放送を見ましたよ。

* * *

「妖怪いそがし」

 5月の連休の朝。
 茂(向井理)の両親はすっかり調布に住み着いてしまった。医者にはなんともないと言われたが、茂の母(竹下景子)は心臓が悪いと言っている。自分がいなくなってもいいように、夫・修平(風間杜夫)に厳しく家事を仕込んでいる。

 11時頃、寝坊した藍子(菊池和澄)は布美枝(松下奈緒)が起こしてくれなかったことに文句をいう。今日は10時に友達と待ち合わせて、揃いの文房具を買いに行く約束をしていたのだ。遅刻したせいで、藍子は置いて行かれてしまった。
 布美枝は、間に合うように一度は起こしに入ったのだ。しかし、「子どもは好きなだけ寝かせておく」ことを教育方針としている茂に注意され、布美枝は従ってしまったのだ。

 藍子はすっかりへそを曲げてしまった。明日、一家でデパートに行くから、そこで新しい文房具を買ってやるとなだめても聞く耳を持たない。藍子は布美枝だけではなく、茂への不満もぶちまける。デパートに行っても父はケチで何も買ってくれない、子供の寝坊を推奨するなど社会では認められないなど、不満は次々に出てくるのだった。
 普段はおとなしい藍子がどうしてそこまで機嫌が悪いのか、布美枝はいまだ理由を掴みかねていた。

 布美枝が商店街に買い物にいくと、義母から使いを命じられた義父に出くわした。浮世離れして、話の面白い義父は商店街の人気ものになっていた。どこに行っても人々から声をかけられる。その様子に、布美枝はびっくりするのだった。

 一方、布美枝の落ち込んだ様子に気づいた義父は、彼女を喫茶店に誘って話を聞いてやることにした。子供たちとの接し方に戸惑っていると、正直に打ち明ける布美枝。藍子の反抗的な態度と、喜子(松本春姫)の世間離れした性格が悩みの種なのである。
 義父・修平は、喜子にかんしては心配がないという。小さい時の茂は喜子にそっくりで、自分の興味を最優先し、何の役にも立たないことばかりするおかしな子だった。しかし、人と違うことをしていたことが、今の独特な漫画に繋がっている。何がどのように好転するかわからないから、気にしなくて良いと励ますのだった。

 家に帰ると、藍子の機嫌が良かった。寝坊した藍子の分まで、友達が揃いのペンを買ってきてくれたというのだ。これから友達の家へ受け取りに行くという。明るさを取り戻した様子に、布美枝と修平はひと安心するのだった。

 ところが、連休明けの家庭訪問は不穏な始まり方だった。藍子の担任(堀内敬子)は、藍子の遅刻癖を気にしている。村井家では何かおかしな教育方針を取っているのではないかと探りを入れてきた。しかし、布美枝は、茂が子供を好きなだけ寝かせておくなどといったことは言わず、心当たりはないと言った。
 その返事を聞いて、担任が思い至った仮説は、藍子は学校が好きではないということだった。

* * *

続きを読む