2010夏 alm-ore 読書感想文大会 結果発表

 7月末に開催を宣言した「夏の読書感想文大会: 商品総額5千円」の審査結果を発表します。

 9月4日18時の締切りまでに37編の読書感想文が投稿されました。応募人数は8人でした。
 一覧は開催案内記事のtrackbackで見ることができます。
(本来は8月31日を締切りとしていましたが、数日締切りを延長しました。締切り直後に審査と結果発表をしようと思っていたのですが、ちょいと仕事が忙しくてそれどころではなく、どーせ審査しないのだからその間も受付け用ようと思い延長した次第。)

 大会ルールでは、3つの部門からそれぞれ1名ずつの優秀者を選出することになっていました。各部門は以下のとおりです。

  1. 自由図書部門: どんな本を選んでも結構です。あなたが読みたい本を読んで感想文を書いてください。評価基準は「うぉ、面白そう!読みたい」と僕が思えるかどうかです。
  2. 意見交換部門: この部門は、1年以内に僕が読んで印象深かった本が12冊がピックアップされています。他の人が同じ本を読んで、どんな感想を抱くのか知りたいと思っている本です。評価基準は「そうか、そういう受け止め方もあるのか」と僕が考えを深めることができるかどうかです。課題図書リストは後述します。
  3. 購入判断部門: この部門には、僕が買おうかどうしようか迷っている本が12冊集められています。応募された読書感想文を読んで判断を下そうと思っているものです。評価基準は「よし、買おう!」もしくは「買うのをやめよう。お金が節約できた」と思えるかどうかです。

 それでは、各部門の講評と優秀者を発表します。

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2階からアサガオ

2階ベランダからアサガオのツルを見る

 以前、アサガオがどんどん伸びるようにと、庭から2階のベランダまでネットを張った
 その後、アサガオは当方の期待を下回るものの、それなりに成長し、2階のベランダの高さに達するまで伸びた。

 上の写真が2階部分のアサガオを撮影したもの。背後を走る自動車や街路樹の角度で、なんとなく高度を感じていただきたい。下の白い部分がベランダの床だ。ベランダのフェンスは透明プラスチックなので、伸びてきたアサガオの様子が観察できる。

 結局ここまで伸びたのは2本だけだった。他のツルは、1階の天井部分で力尽きたり、そこから地面に向けてUターンしたりしていた。

 先週は2階部分で花を咲かせていたのだが、それは撮影していなかった。

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NHK『ゲゲゲの女房』第138回

 1週間ぶりにいつものペースを取り戻した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第138回めの放送を見ましたよ。

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「妖怪はどこへ消えた?」

 茂は(向井理)、川で「小豆洗い」(声: 泉谷しげる)に会った様子を布美枝(松下奈緒)に詳しく聞かせた。
 小豆洗いが言うには、妖怪は人を驚かせることが商売なのに、最近は誰も存在に気づかない。このままでは、人々に忘れ去られ、消えてしまう。茂を見込んだ小豆洗いは、妖怪のことを絵に描くよう命じると姿を消した。

 茂は妖怪事典を作りたいと布美枝に相談した。仕事の注文がなくて苦しい時に、出版の見通しのない仕事を始めてよいものかどうか、意見を聞きたかったのだ。
 布美枝は文句を言うでもなく、茂の計画に賛成した。それどころか、日本の妖怪だけではなく、世界中の妖怪を全て書き終わるまで続けるべきだと、背中を押して応援するのだった。
 茂はついにスランプを脱した。

 喜子(荒井萌)が修学旅行から帰って来た。彼女は同室のクラスメイトと一緒に、障子にたくさんの目が浮かび上がるのを見たという。茂によれば、それは妖怪「目目連」だという。茂がイラストを描いたところ、喜子が見たものと一致していた。
 喜子は、早速クラスメイトにも教えてやるのだと明るく話している。彼女は、修学旅行で少しだけ友達たちと仲良くなれたようだ。

 茂や喜子の様子を見た藍子(青谷優衣)は、ふたりは家の雰囲気を良くするために、自然に口裏を合わせているのではないかと布美枝に耳打ちする。布美枝も本当のところはわからないと言いつつも、妖怪が彼らに前向きに生きる力を与えてくれたのだろうと信じるのだった。

 茂はプロダクションのスタッフを集めて、妖怪事典の制作を発表した。まともに注文もなく、プロダクションの経営も危険な時期にそのような仕事をやって大丈夫かと、スタッフ達は動揺する。しかし茂は、このような時だからこそ丁寧な仕事を行い、納得が行くまで打ち込めるとみんなを説き伏せた。
 どんなに苦しくなっても、仲間を見捨てることはないと約束し、プロダクション一丸となって妖怪事典の制作に取り組んだ。

 夜遅く、茂は久しぶりに民芸品の片付けを再開した。そこに布美枝が現われたのを捕まえて、茂は今後の方針を話した。
 妖怪辞典を作るかたわら、以前から断り続けていた自伝漫画を描くことに決めたという。プロダクションを支えていくためには妖怪漫画だでは無理であり、他のジャンルも必要だと割り切ったのだ。その第一歩として自分の貧乏生活を描く。それにあたっては、布美枝のことも赤裸々に描く必要があるが、それで良いかと訪ねた。
 布美枝は、もちろん構わないと答えた。

 その秋、『水木しげるの妖怪事典』が出版された。茂は活躍の場を大きく広げた。

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