NHK『ブラッサム』第6回

さっきサイゼリヤで飯食ってたら店内に別々の2組の若者グループがいてどちらもとても騒がしくて、内心イライラして胸の奥で舌打ちしたりしてたんだけど、ちょっと考えてみたら若者に元気のない社会はすごくイヤだし、そんな社会に未来は無いよなと思い直し、中高年で騒ぐ元気もない俺達に代わってこの社会をもり立ててくれ、結構結構大いに騒ぎ給えと脳内でつぶやいた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第6回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『父からの、解放』

1913年(大正2年)、珠(石橋静河)は高等女学校の4年生になっていた。
父・清治(渡部篤郎)は相変わらず放蕩無頼であり、家族にも厳しかった。珠はそんな父に緊張しながらも、彼との間にこれといった問題も起こさず暮らしていた。
継母・リョウ(国仲涼子)も相変わらず血の繋がっていない珠にも優しく接してくれた。

家での珠の楽しみは、歳が離れていてまだ幼い弟と妹のために童話や滑稽噺を創作して聞かせてやることだった。弟と妹は珠によく懐いていたし、珠も毎日新しい話を考えるのが楽しくて仕方なかった。
珠は小説を読むのも好きだった。今は『イワンの馬鹿』を読んでいる。ただし、家で小説を読むことを父が許さなかったので、もっぱら学校の空き時間に大急ぎで読むしかなかった。

珠の通う高等女学校は、良妻賢母教育に力を入れていた。夫を支え、子を育て、家庭を守る女性を育て上げることが教育方針である。多くの同級生たちは、一日でも早く嫁入りすることを目標としていた。

そんなある日、珠と仲の良い忍(木竜麻生)が自分のところにも縁談が来たと打ち明けた。しかし、忍は結婚はしたくないという。自分のことなのに親の言いなりになるのが我慢ならないという。親に反発したが聞き入れてもらえなかったという。
父・清治に絶対服従を貫いている珠には、親に反抗したというだけで別世界の話のように聞こえた。

忍は婦人文芸誌『青鞜』を取り出し、そこに掲載されている平塚らいてうの「元始、女性は実に太陽であつた。」という文章を読み上げた。忍は、自分もらいてうのように自由に物を言いたいと述べた。
忍は、珠に加えて稲子(華優希)とタエ(中井千聖)にも声をかけ、仲良し4人組で同人誌を作ることを提案した。
当初、珠だけが乗り気ではなかったが、家できょうだいに聞かせているような話を書けば良いのだと説得され、創作が好きなこともあり、参加することにした。

同人誌を始めることを継母に話すと、リョウはとても喜んだ。
リョウは、珠の歳のころにはこの家に嫁いできた。だから、学校に通うことも友達と一緒に過ごすようなこともできなかった。自分にはできなかったことを珠が謳歌しているのを見ると、まるで自分のことのようで嬉しいのだと話した。

それまで何を書けばよいか思いつかず筆が止まっていた珠であったが、継母・リョウと話し終えると何かを思いつき、鉛筆を走らせた。

* * *

続きを読む →