NHK『ブラッサム』第12回

まくらを考える気力も枯渇し始めていて、今回のまとめ記事は今週が峠だなと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第12回めの放送を見ましたよ。

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第3週『化粧と、初恋』

珠(石橋静河)が尋常小学校の代用教員となって1ヶ月が経った。
勉強が苦手で学校を嫌がっていた次郎(渋谷そらじ)は、珠が根気強く接することで、片手の指で数えられる範囲の算数なら解けるようになった。他の児童たちに比べれば全くの落ちこぼれであることに変わりはなかったが、珠は次郎の成長を嬉しく思った。

しかし1学期の終わり頃になると、次郎はほとんど登校しなくなった。
珠は次郎の家庭訪問をするべきだと思ったが教頭(阪田マサノブ)に却下された。この学校では学力別に組分けされており、珠が受け持っているのは低学力学級である。そもそも意欲がなく、成長も望めない子に時間を割くのは無駄だというのだ。新任の珠にはそれがわかっていないと叱られた。
珠は納得いかなかったがそれ以上反論できなかった。

珠がふてくされて帰宅すると、女学校時代に一緒に同人誌を作った忍(木竜麻生)が尋ねてきた。卒業以来である。
そもそも忍と一緒に同人誌を作ったのは、彼女が親に決められた結婚に反発したことがきっかけであった。女性の自由な生き方を訴えたいというのが忍の原動力だった。

そんな忍に再び縁談が持ち込まれたという。それに反抗して、忍は岩国を出て東京に行くという。東京で婦人記者になり、自分の思いを言葉に記すのだと抱負を語った。それこそが自分の生きる道だと豪語し、意気揚々と去っていった。

夏休みになり、一番仲の良かった幼馴染・梅(松本穂香)の嫁入りの日となった。親に決められた縁談であるが、近所の人々に祝福され、梅の表情は晴れやかだった。
いつか梅は珠にだけ、隣の商店で働く喧嘩相手の徳一(井上拓哉)と今までのように気安く付き合えなくなるのがさみしいと話していた。しかし、今日の梅はそんな素振りは全く見せなかった。徳一の方も、梅の門出に背を向け、わざと一心不乱に仕事をしていた。

珠の頭の中にはいろいろは思いが渦巻いた。結婚に反発する忍と、嬉しそうに嫁いでいく梅。そんな梅が憧れていても叶わなかった自由恋愛。できの悪い学級の子守をしていればよいと言われている自分の立場。大人と子どもの違い。男の人生、女の人生・・・。

急に思い立った珠は、継母・リョウ(国仲涼子)に化粧をしてもらった。鏡に映る自分はこれまでと別人のようで、何かが変わる気がした。
そこで、新学期からは毎日化粧をして学校に行くことにした。

新学期の職員室では2つの変化があった。
ひとつは、化粧している珠の姿である。教頭からは、児童の前に立つ教員にあるまじき姿であり、まるで男に媚を売るカフェーの女給のようだと叱られた。
もう一つの変化は、新任教員の島村(工藤阿須加)が赴任したことである。彼は広島の師範学校を卒業し、そのまましばらく広島で働いていたという。今回、故郷の山口に戻ってきたのだという。

島村は、化粧のことで小言を続ける教頭に向かって珠を弁護した。曰く、広島では女性が化粧をするのが当たり前だと話した。教師はもちろん、外で働く女性は誰もが化粧をしているのだと語った。
教頭は、山口でしか暮らしたことのない自分が田舎者のように思って恥ずかしくなり、それ以上はきつく言えなくなってしまった。

職員室での島村の席は珠の隣となった。同じ2年生のうち、彼が上級学級を担当することになる。
珠は、助けてくれたことを島村に感謝した。すると島村は、広島の話は本当のことだと説明した。そして、珠の化粧がよく似合っていると褒めた。
島村は思わず口に出てしまった本音に照れた。それを聞いた珠も同じく照れた。

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