能年玲奈オフィシャルファンクラブ『くるぶし。』では本ドラマのサイン入りポスターのプレゼント企画が行われており(受付は5月13日17:59まで、当選者5名)、当然のごとく会員登録と応募をした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第34回めの放送を見ましたよ。
春子(小泉今日子)がばらしてしまったせいで、アキ(能年玲奈)が種市(福士蒼汰)に片思いしていることがスナック梨明日の常連客に知れ渡った。駅の待合室で勉強するアキと種市のことを大人たちは囃し立てつつも、微笑ましく見守るのだった。噂になったことを知って、アキは春子に対して腹を立てた。けれども、アキはユイ(橋本愛)という親友を得、種市という憧れの先輩がいて、潜水実習も楽しく、充実した学校生活を送っていた。
一方、アキに好きな人がいると知ったヒロシ(小池徹平)は観光協会を無断欠勤するようになり、またしても引きこもり生活になってしまった。父・功(平泉成)は、女に振られたくらいで仕事を投げ出すヒロシを心底情けなく思い、叱ったり助けてやったりする気すらなくなった。
春子は功を呼び出してふたりだけでアキとユイのことについて話し合った。春子はテレビに出ることでアキが好奇の目に晒されることをひどく心配している。アキが傷つかないように守ってやる自信がないのだという。一方で、アキがテレビに出ないとなれば、ユイのチャンスも潰してしまうことになりかねない。だから迷っているのだ。
功もユイのことを心配している。ユイは自分が歳をとってから生まれた娘だから、まるで孫のように甘やかしてしまう。だから、本人が希望するなら芸能界入りすることも認めるが、彼女が成功できるかどうか分からず不安なのだという。春子は、ユイを見ていると昔の自分を見ているようだと話した。プライドが高くて自信家で、自分は周囲とは異なる特別な存在だと思っている。功も同意した。ふたりは昔のことを思い出した。スケバンだった春子(有村架純)は担任の功と折り合いが悪かった。そんなふたりの娘が同級生になり、子育てのことで相談しあうようになったという状況を互いに笑いあうのだった。
アキとユイもふたりでテレビ出演のことについて話し合っていた。ユイは自分の本心を語りはじめた。ユイのライバルとなる女の子たちは、すでに様々な所で活躍し始めている。それに対してユイは、未だにこれといった業績がなく焦り始めているのだ。以前は田舎のマスコミに取り上げられることは恥だと思っていたが、今ではなりふり構っていられなくなった。地方のテレビ局であっても出演し、チャンスを掴みたいのだという。
ユイは、急に方言を使った自己紹介の練習を始めた。それが今のユイに残された唯一の売り込み方なのだ。その様子を見たアキは彼女の熱意を知った。それで、北三陸市の宣伝を兼ね、ユイを応援するためにも一緒にテレビ出演することを決意した。
続きを読む