西国愛染十七霊場の14番、奈良県生駒市の宝山寺に行ってきた。
宝山寺は近鉄生駒駅から車で3分くらい、細くて急な山道をズンズンと登っていくとたどり着く。電車を利用する人は、生駒駅からケーブルカー(犬型や猫型がある)で行けるそうだ。
西国愛染十七霊場の12番、大阪府枚方市の久修園院(くしゅうおんいん)に行ってきた。
ここに収蔵されている愛染明王は、高さが6尺(約2m)もあり、日本で最も大きい愛染明王像ではないかと言われているそうだ。確かに、薄暗いお堂の中で見ると、その巨大さに思わず息をのんだ。造形も雄々しく、なかなかの迫力。この愛染明王の前では、悪いことできないなぁ、って感じになってくる。
愛染明王と言えば真っ赤なボディが特徴だが、ここの愛染明王は黒くすすけている。指の間やわきの下など、かげになる部分は赤い色が見て取れたが、それ以外は黒くなっていた。
案内してくれたおばあさんの話(後述するが、彼女の話は要領を得なくて、僕の理解が間違っているかもしれない)によれば、一度火災に巻き込まれて、煤だらけになったそうだ。煤を払って身を清めようとしたのだけれど、当時の住職さんの「仏さんの体に軽々しく触れるべきではない」という意見に従ってそのままにしてあるとか。
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奈良県斑鳩町にある中宮寺を訪問してきた。
本堂の伽藍は1968年に作られたもので、古めかしい荘厳さはない。しかし、生垣と堀をめぐし、前後左右に均整の取れた柱や壁、大きくせり出した屋根は勇壮な感じを与える。普段、寺を見学しても建物にほとんど興味を示さない当方が、思わず見とれるくらいだから、その美しさに共感していただければと思う。
9月末だが、今日も20度台後半の気温があり、少々バテ気味になりながら、本堂にあがる。北壁以外の扉が全て開かれていて、本堂の中に涼しい風が吹き抜ける。真っ青な空の中に、アクセントのように配置される白い雲も清涼感を与えてくれる。
唯一扉のついていない北壁側には、本尊が奉られている。
京都市の広隆寺にある「弥勒菩薩半跏思惟像」は、日本の国宝第一号に指定されており、そのスジではちと有名。
右手を顎にそっと沿え、優しい顔をしている優美な仏像としてかなり有名(右の写真は、それをモチーフにしたモニュメントで、太秦映画村にあった); 本物は画像検索してみそ)。
弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつ・はんか・しゆい・ぞう)というヤヤコシイ名称でもある意味有名。
「弥勒菩薩」とは、56億7千万年後に現われて衆生を救う予定になっている修行者。「半跏」とは、一方の足を下げ、もう一方をその上にのせるポーズ。「思惟」とは懸命に考えること。「像」とは何かの形をまねて作ったもの。
つまり、「弥勒菩薩半跏思惟像」とは、弥勒菩薩が将来衆生を救うための方法を一生懸命思案している姿をかたどった人形であるということができる。
超有名仏像なので、一度見てみようと思って、京都市太秦にある広隆寺を訪問した次第。
京福電気鉄道嵐山本線(通称「嵐電」)の「太秦広隆寺駅」で降りれば、門まで徒歩30秒(赤信号にひっかかると2分くらい)。嵐電は路面電車であり、もの珍しくもあり、それがまた楽しい。
本日、「JR西日本で行く 京阪奈一周すごろく」というおバカ企画を実行してきた。そのまとめレポート。
【ルール(抜粋)】
明日から連休だけれど、何も予定のない当方なので、強引に予定を作ることにした。JR西日本の列車に乗って、京都府(おれんち)→大阪府→奈良県→京都(おれんち)と旅をすることにした。
普通に周っただけでは、僕も面白くないし、皆さんも興味がないだろう。だから、鉄道すごろくをしながら周ることにした。
明日(9月19日)午前に祝園駅(京都府)をスタート。
大阪、奈良と周って、再び祝園駅に帰ってくるまでの進行状況は当記事のコメント欄で逐次公開。
先日から、生まれたばかりの子猫が会社で保護されたことをお伝えしてきました(報告1、報告2、報告3)。
無事に引き取り手が決まったようです。
うちの会社の同僚(♂)であるところの新婚家庭にもらわれていくことになりました。先日から、ミルクを飲ませるところに立ち合わせたりして、可愛さを猛アピールしていたのですが、ついに抗いきれなくなったようです。
彼は、今日家に連れて帰ったようです。ただし、猫を飼うのはほぼ初めてで、ましてやこんなに小さな猫ちゃんですから、とりあえず週末まではお試し期間とするそうです。これまで世話をしていた女子が、週末に彼の家に様子を見に行って、大丈夫そうだと認めたら正式に飼ってもらうことにするそうです。
里親候補者は面倒見の良さそうな男だから、安心でしょう。しかも奥さんの人は、僕も一度お会いしたことがあるのですが、夫の人以上に面倒見の良さそうな女性なので大安心な感じです。
子猫ちゃん自身もとても元気です。カメラを向けても、さっぱりじっとしていてくれません。掲載した写真は、首根っこをぐっと掴んで、やっとおとなしくなったところを撮影したものです(母猫は、わが子の首根っこを口でくわえて移動させる。だから、猫の習性として首をつかまれるとおとなしくなる)。
新里親と子猫ちゃんが仲良くやっていけることをお祈りしております。
会社で保護された猫ちゃんの続報。引き続き、里親募集。
昨夜は拾い主の女子が家に連れ帰ったのですが、今日もお世話のために会社に連れてきていました。
ミルクの時間以外は、一日中おとなしく眠っているようです。昨日、僕が巣箱の中に入れてやったぬいぐるみにべったりと抱きついて寝ています。おちびちゃんが喜ぶことは、僕の喜びでもあります。