2012年より、満40歳の女性有名人を40人リストアップするという試みをしている。それを始めた経緯は2012年のリストをご参照いただきたい。2013年のリストはこちら。
そんなわけで、今年もリストアップ。それぞれに対して思いつく限りの適当なコメントをつけている。
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2012年より、満40歳の女性有名人を40人リストアップするという試みをしている。それを始めた経緯は2012年のリストをご参照いただきたい。2013年のリストはこちら。
そんなわけで、今年もリストアップ。それぞれに対して思いつく限りの適当なコメントをつけている。
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中学生の時、僕に片思いしてくれていたクラスメイト女子がいたわけで、彼女が僕と会話のきっかけを作りたかったらしく「山瀬まみの新しいCDが出たんだって?聴いてみたいから貸して」なんて言ってきたことがあり、彼女の気持ちになんとなく気づいてもいたし悪い気もしなかったので、翌日に山瀬まみのロックアルバム『親指姫』を貸してあげたという青春の1ページを思い出す当方が、通販生活の山瀬まみが掃除機を紹介するCMはまだ見てないんだけれど、新聞折込広告の写真を見ましたよ。
これはマイミクのますたぁさんが購読している新聞に入っていたものだそうだ。写真を撮って送ってくれた。おまけに、郵送で譲ってくれることになった。アムロ風に言えば、こんなに嬉しいことはない。
とても嬉しいことに2枚もある。池田勇人風に言えば、山瀬倍増計画だ。さらに嬉しい事といえば、チラシをよく見れば表題が2種類あって、それぞれ「通販生活」と「朝日新聞」になっている。
もしかしたら他の新聞社バージョンもあるかもしれない。生粋の山瀬ファンとして、全種類集めたいと思うのは当然だ。1月15日の新聞に折り込まれていたそうなので、お持ちの方がいらっしゃればぜひご連絡ください。
宛先はこちら

本日、10月2日は山瀬まみの誕生日。
キンチョールのCMで「43歳(事務所発表)」と叫んでいた時点から1歳増えて、44歳となったわけである。キンチョールは殺虫剤であり、宣伝は夏に集中的に行うのが効果的だ。秋になって虫が減れば、当然CMの機会も減ることだろう。CMの発言と実年齢の不整合は、CMが流れなくなることで自然に解消されるわけだからよく出来ている。
さて、本日、キングレコードの「パーフェクト・ベスト・シリーズ」から山瀬まみのベストCDが発売された。本人の誕生日に発売されることは大変喜ばしいことである。
もちろん、発売日であり彼女の誕生日である今日、きちんと入手してうっとりと聞いている当方である。
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10月2日に発売される山瀬まみの『パーフェクト・ベスト』のジャケット写真をやっと見たわけだが、かわいいっちゃかわいいのだけれど、どうも彼女の真のかわゆさを反映していない写真に思えて仕方がなく、アルバム『Private Edition』のジャケ写を超える写真(下図、JR山瀬駅での記念撮影を参照)は未だに無いと信じている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第142回めの放送を見ましたよ。
安部(片桐はいり)と種市(福士蒼汰)が北三陸に帰って来た。ユイ(橋本愛)も昔のように明るくなり、ヒロシ(小池徹平)と他愛のない兄弟げんかを繰り広げる。町の大人たちも下世話な話で盛り上がっている。アキ(能年玲奈)には昔の北三陸が戻ってきたようにで嬉しくてたまらなくなった。一方で、もうこれ以上の幸せはないのではないかと不安にも思うのだった。
観光協会では、磯野(皆川猿時)が袖が浜の環境調査結果を報告した。津波で大量のウニが浜に打ち上げられたのに加え、海底に瓦礫が散乱していることで餌となるワカメなども減少しているという。このままウニ漁を続ければ、袖が浜のウニは絶滅すると言うのだ。ウニが繁殖し、元の数に戻るまで3-4年を要すると考えられる。瓦礫の存在自体も危険なため、海女が海に潜ることも自粛するよう勧告した。瓦礫の撤去には今年いっぱいかかると見積もられるという。
しかし、海女たちはそれを受け入れることができなかった。明治以来の伝統的漁を途絶えさせるわけにはいかないし、他の仕事もないというのだ。
種市から、他の海域から産卵用のウニを買い付けて放流するというアイディアが出された。漁協長・長内(でんでん)が、付き合いの深い八戸の漁協などに連絡を取り、早速ウニの買い付けの手はずを整えた。
それでも海女漁に反対する磯野に、夏(宮本信子)は早急に海底に瓦礫撤去をするよう命じた。お盆まで休漁することを受け入れるので、それまでに急ピッチで作業を行なえと言うのだった。夏は、危機的状況だからこそ本気で頑張らなくてはならないと主張した。いつまでも被災地だと言われ続けることに甘んじるわけにはいかないというのが夏の考えだ。
夏の前向きな発言に、磯野をはじめ、みんなが心を動かされた。磯野は早急な瓦礫撤去を約束し、人手不足を補うために種市にも海底作業を手伝うよう要請した。もちろん種市は快く応じた。それだけではなく、町の青年部にも夏の言葉が伝わり、多くの若者たちが作業を手伝った。その間、海女たちは、他の地域から材料を仕入れ、ウニ丼を増産した。
北鉄が復興祈願列車を運行し、その車中でアキがウニ丼を販売した。アイドルオタクたちが大勢やって来て、ウニ丼は飛ぶように売れた。運休している線路の上を歩く「レールウォーク北鉄」も実施された。ついこの前まで東京でアイドル活動をしていたアキは、オタクたちの心を掴むのが上手かった。イベントにも大勢のファンが集まった。イベントには合計で1133人が集まり、大成功だった。
吉田(荒川良々)はイベントが成功したことを喜んだ一方で、ミス北鉄であるユイが参加してくれればもっと多くの人が集まるだろうと惜しんだ。しかし、ユイは手伝うつもりは毛頭ないと答えた。スナックでアルバイトをする自分が身の丈に合っており、そんな自分が好きなのだという。みんなからチヤホヤされない代わりに、陰口を言われることもなくなった。それで満足なのだという。
アキは、ユイと一緒に歌いたいと密かに願っていた。しかし、ユイの決意が固いことを改めて知り、途方に暮れるのだった。
公式サイトのアキ(能年玲奈)の画像の右腕に、新たに網で作ったミサンガの加わったことを確認した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第141回めの放送を見ましたよ。
鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と荒巻(古田新太)は、1989年にふたりで芸能事務所を立ち上げ、それと同時期に内縁の夫婦関係となり現在に至る。しかし、大震災を経験したことで、互いをかけがえのない存在だと再認識し、正式に結婚することを決めた。
これまでも結婚を発表しようと思ったことはあったのだが、根っからのプロデューサー気質である荒巻は、派手な結婚式を挙げ、マスコミも巻き込んでテレビで大々的に中継することを目論んでいた。2002年には式場を予約し準備も整えたのだが、裏番組でアントニオ猪木がスカイダイビングを行うことがわかった。それに視聴者を奪われることを懸念した荒巻は、結婚式を中止してしまったことがあるのだ。それが今回、ついに結婚を発表することを決意した。
春子(小泉今日子)は複雑な思いをした。ふたりが付き合い始めたのは、ちょうど春子が歌手を諦め、正宗(尾美としのり)と付き合い始めた頃だ。春子は鈴鹿と荒巻のせいで、自分が歌手になれなかったと恨んでいた。歌手になるはずだった自分の将来は鈴鹿に奪われてしまった。その代わり、妻となり母となるという平凡だが幸せな女の人生を手に入れたと思って優越感に浸っていた。それは、国民的女優として成功するために、鈴鹿が諦めた将来だからだ。けれども、鈴鹿が結婚するということは、彼女が春子と同じ幸せをも手にすることになるのだ。
春子は鈴鹿の結婚に反対するわけでも、妬むわけでもなかった。祝福したい気持ちに偽りはなかった。しかし、自分と鈴鹿の人生を対比し、彼女に対して鬱屈した優越感を持っていたことに気付き、複雑な思いをしたのだった。
鈴鹿と荒巻の結婚はスポーツ新聞の一面を飾るなどし、震災後の明るい話題として世間を大きく騒がせた。
8月になり、安部(片桐はいり)が袖が浜に帰ってきた。「まめぶ大使」として旅立って以来、3年ぶりの帰郷であった。まめぶを100万食売るという目標(実際にはそばやうどんも含む)を達成したので、晴れてまめぶ大使の仕事を終了するというのだ。
長く北三陸市を離れていた安部は、アキ(能年玲奈)の作った海女カフェを一度も見たことがなかった。写真や話を見聞きするにつれ、海女カフェが津波で流されてしまったことをますます残念に思うのだった。
そんな安部の様子を見ていたアキは、みんなの前で海女カフェを再建すると宣言した。海女カフェを安部に見せることはもちろん、ユイ(橋本愛)や夏(宮本信子)の笑顔を取り戻したいと思ったからだ。しかし、再建への道筋は険しくも思えた。海女カフェを営業するためには、客が集まらなくてはならない。しかし、津波の影響でウニが減ってしまったため、観光海女を見に来る観光客も激減した。観光客を集めるためには、袖が浜の海を再生しなくてはならない。アキには途方も無い道のりに思えた。
そんなある日、種市(福士蒼汰)が北三陸に帰ってきた。本当は盆に帰省する予定だったのだが、地元の事が気になる種市は少し早めに帰ってきた。そして種市は、北三陸駅の駅舎で、誰よりも先にユイと出くわすのだった。
今から25年くらい前、山瀬まみがさんまのまんまに出演した際(この時は、「二段だもん号泣事件」が起きたことでも有名)、2つに切ったメロンのまん中に牛乳を注いで食べていたわけだが、メロンが手に入れば当然この「山瀬食い」をする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第129回めの放送を見ましたよ。

メロンの山瀬食い。なお、山瀬まみのデビュー曲は「メロンのためいき」
映画『潮騒のメモリー: 母娘の島』の撮影が始まって1ヶ月ほどが経った。海女姿のシーンで、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)は夏(宮本信子)を参考に演じているという。鈴鹿から見ても夏はかっこいい女性なのだという。アキ(能年玲奈)は、鈴鹿が夏を参考にしてくれたことを嬉しく思った。
荒巻(古田新太)は公開日や宣伝の計画を立てた。映画の公開日は2011年3月5日(土)と決められた。それに合わせて、2010年末から宣伝活動を始めるという。
そして、映画の主題歌は「潮騒のメモリー」のカバーと決まった。歌うのは「天野アキ feat. GMT&アメ女」とするという。そもそも荒巻の映画プロジェクトはハートフルのアイドルを売り出すためのものである。ヒロインこそアキにしたが、せめて主題歌では荒巻の事務所のアイドルを起用しなければビジネスにならないというのだ。アキの歌唱力にも問題があると指摘された。水口(松田龍平)は不服に思ったが、荒巻の剣幕に従うしかなかった。
北三陸市では、夏がすっかり回復して元気を持て余し始めた。ベッドから起き出て家の中を見て回ると、春子(小泉今日子)のずさんな家事にイライラした。春子は夏の小言を大人しく聞いた。春子は、夏が元気になれば自分と衝突することを予想していた。自分が夏の介護をするのも潮時だと思うのだった。
春子は夏と外出し、ケータイ電話を勝ってやった。自分がいなくなっても、いつでも連絡がとれるようにするためだ。それからスナック梨明日に連れて行った。町の人々は夏の久しぶりの外出を喜んだし、夏もみんなと一緒にいることが楽しそうだった。春子は、夏と町の人々の歓談の輪に入れなかった。自分は蚊帳の外だと思い、疎外感を感じ始めるのだった。
その時、水口から映画の主題歌について連絡が入った。春子は駅の待合室に移動し、ケータイ電話で水口と話した。春子は激しい剣幕でアキとGMTの抱合せに反対した。GMTやアメ横女学園の人気は下降線をたどっており、落ち目のアイドルグループと一緒に売り出すことなど我慢がならないのだ。荒巻は水口から電話を奪って春子と話した。荒巻はビジネスとして映画や歌を売っているのであり、アキ一人では商品価値がないと言い捨てて電話を切った。
駅の待合室を通りがかったユイ(橋本愛)がしばらく前から春子の様子を見ていた。ユイは、電話を終えた春子に話しかけた。ユイは、アキが母親や彼氏に守られていて羨ましいなどと話した。
春子は、ユイが「彼氏」と言ったことを聞き逃さなかった。アキが種市(福士蒼汰)と交際していることは春子に対して秘密にしていたのだが、ユイのうかつな一言でバレてしまった。それで春子は東京に帰ることを決意した。
翌朝早く、春子は夏には内緒で家を出た。
元気になった夏は、今朝からウニ丼販売を再開することにしていた。海女仲間と共に、小屋でウニ丼を作っていた。出荷準備が整った時、夏はウニ丼を一つ取り除けた。夏によれば、今日あたり春子が東京に帰るだろうから、土産に持たせるというのだ。夏は春子を起こしに行った。しかし、春子の寝室はすでにもぬけの殻だった。
夏は、春子に先を越されたことがおかしくて高笑いするのだった。
能年玲奈のブログによれば今日の放送は15分間の長回しとのことで、それはそれで話題を席巻なのだろうけれど、山瀬まみをこよなく愛する者としてはデイリーポータルZに22年前の山瀬まみが登場したことの方が大きな話題である当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第103回めの放送を見ましたよ。
事務所をクビになったアキ(能年玲奈)は北三陸に帰ることを決めた。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人も辞任することとなり、水口(松田龍平)と共に無頼鮨で挨拶をしていた。
するとそこへ、突然春子(小泉今日子)が現れた。前夜、電話でアキから泣き事を聞いた春子は、帰郷を思い留まらせるために自ら上京してきたのだ。
春子は鈴鹿ひろ美の姿を認めると、テーブルを挟んで彼女の前に座った。春子がアキの母親だと知った鈴鹿は「はじめまして」と挨拶をした。24年前に鈴鹿のゴーストシンガーを務めていた春子だが、そのことは鈴鹿本人にも秘密だったし、一度も顔を合わせたことはなかった。春子も白々しく、初対面の挨拶をした。
春子はぐいぐいとビールを飲み、鈴鹿もすでに焼酎を1本開けていた。ふたりは当たり障りの無い話をしていたが、ギスギスとした雰囲気を周囲にまき散らしていた。
鈴鹿が無邪気にも春子の声が自分に似ていると言い出した。すると春子は、ムッとした声色でそれを否定した。
鈴鹿は、アキが付き人を辞めると迷惑メールの拒否の仕方がわからなくて困るなどと話した。春子は、アイドルとしての素質以外のところを褒められても少しも嬉しくないと食って掛かった。
春子は、鈴鹿がアキの親代わりを努めてくれたことを感謝した。しかし、鈴鹿は親代わりになったつもりは少しもないと反論した。自分に過剰な期待をされても困ると言うのだ。
鈴鹿は、春子のことをステージ・ママのようだと評した。そんなつもりのない春子は、鼻で笑った。
春子は、自分も過去に歌手を目指していたことを話した。自分と同じようにアキもアイドルを諦めることが悔しくてならないのだと説明した。その話を聞いた鈴鹿は、春子に昔のことを後悔しているのかと尋ねた。すると春子は即座にそれを否定した。歌手になることに見切りを付けたからこそ結婚をして、アキも生まれたのだ。それはそれで良かったことである。
春子はつい勢いで、鈴鹿に向かって「あなたには感謝している」と言ってしまった。鈴鹿の影武者をやっていたせいで歌手になれなかったのだが、そのおかげで見果てぬ夢を諦めることができたからだ。
鈴鹿はきょとんとした。初対面の春子から感謝していると言われてもなんのことやらわからないからだ。アキはその場を誤魔化すために、大声で騒ぎ出した。その騒ぎのおかげで、その場をうまく取り繕うことができ、鈴鹿は話を忘れた。
しかし、場の雰囲気は険悪になる一方だった。
そんな時、店に荒巻(古田新太)が現れた。鈴鹿が呼んでいたのだという。春子は初対面の風を装って、荒巻に挨拶をした。
おいおいおいおい、まじかよ!?
発売日の10月2日は山瀬まみ本人の誕生日じゃないか!
収録曲は、山野楽器の情報によれば以下のとおり(比較のため、2011年に発売された『25th Anniversary Best Album』の収録曲と並べる)。
| パーフェクト・ベスト(2013) | 25th Anniversary Best(2011) |
|---|---|
| メロンのためいき | メロンのためいき |
| セシリア・Bの片想い | セシリア・Bの片想い |
| Heartbreak Cafe | Heartbreak Cafe |
| 水蜜桃 | Strange Pink |
| 自由にして | 怪傑ぶんぶんガール |
| Miracle Kiss | 可愛いゝ人よ |
| リボンをほどいて | スターライト・セレナーデ |
| Strange Pink | 星空のエトランゼ |
| 快傑ぶんぶんガール | サヨナラの子猫 |
| 可愛いゝひとよ | ゴォ! |
| スターライト・セレナーデ | あ不思議な気持ち |
| Shiny Boy | Heart Candle |
| 星空のエトランゼ | 笑顔でね~結婚の歌~ |
| マイケル音頭 | Shiny Boy |
| サヨナラの子猫 | 失恋ブギ |
| 失恋ブギ | Buricco |
| ゴォ! | 窮屈で退屈 |
| あ 不思議な気持ち | Thank you、all of my friends. |
・・・多くの曲が被ってるじゃねーか。買うけどね、もちろん。
なお、発売元のキングレコードの山瀬まみページにはまだ情報が出ていない。
昨日の会社の帰り、国際高等研究所付近を車で走行していたら、脇から一時停止の標識を無視して飛び出してきた乗用車と危うく衝突しそうになり、急ブレーキとハンドル操作でなんとか回避できたものの車内でカバンやサングラスが散乱し、腹が立って抗議のクラクションを鳴らしつつ睨みつけたものの、相手は速度を緩めることもなく涼しい顔で走り去っただけではなく、あろうことか右耳に携帯電話をあてて通話していたわけで、ますます怒りが込み上げ「あほんだら、大阪湾に沈めたろか、あほんだら。ナンバー覚えたし、明日のブログのマクラで晒してもええんやど、あほんだら、目ぇ噛んで死ね!あほんだら、あほんだら、あほんだら!」と悪態をついたりしながらイライラと運転を再開したわけだが、1kmほど進んだ所にあるHarves前の信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者(しかもベビーカーを押していた)がいたので、「こんな時こそ、第三者には優しくしよう。道を譲ろう」と思って一時停止したのに、ずいぶん後から来た別の乗用車(片側二車線の道だった)はスピードを緩めることもなく通過して行ったので歩行者は留まり続けなければならず、またまた頭に来たわけだが、その車が過ぎた後にはベビーカーのお母さんが丁寧に頭を下げてくれたから気分が良くなったし、一時停止を無視して飛び出してきた最初の乗用車に関しても、自動車同士ならシートベルトやエアバッグで死にはしなかっただろうけど、あれがもし鬼ごっこ等で道路に飛び出してきた小学生(今は夏休みだしね)とかだったら轢き殺していたかもしれないなと想像すると不幸中の幸いだったと思い直すことができたり、何はともあれ安全運転を心がけることは重要だなと思ったわけで、正宗(森岡龍)だって春子(有村架純)の歌声で安全運転していたと言っていたじゃないか、皆さんも交通ルールを守りましょうと呼びかける当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の記念すべき第100回めの放送を見ましたよ。
アキ(能年玲奈)は鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)から、彼女が若い頃に荒巻(古田新太)と付き合っていたと聞かされた。さらに、鈴鹿の差し金で春子(有村架純)のデビューを潰したのだという。そのせいで春子は歌手になる夢を諦めざるを得なかった。結果として、春子が正宗(森岡龍)と結婚しアキが生まれることとなったのだが、母の夢を潰した張本人の付き人を務めるという皮肉な運命にアキは思い悩むのだった。
上野のデパートで岩手物産展が開催された。アキらGMTのメンバーは、絣半纏の海女衣装を着用してイベントを手伝った。楽しい仲間たちと揃いの衣装を着て活動することをアキは心から喜んだ。北三陸の海女たちと一緒に仕事をした日々を思い出し、温かい気持ちになった。
物産展の担当者として、観光協会に務めるヒロシ(小池徹平)が上京していた。物産展の合間に、アキとヒロシは原宿へ出かけた。若い頃の春子がアルバイトをしていたという純喫茶・アイドルを見に行くためだ。
ヒロシがアキとふたりだけでゆっくりと話をするのは久しぶりのことだった。その状況をヒロシはとても喜んだ。ユイ(橋本愛)は相変わらず不良姿だし、母・よしえ(八木亜希子)も帰ってこない。しかしヒロシは、待ち続けていれば事態は好転するだろうと話すのだった。
ヒロシは、アキが北三陸にいた頃と変わらないと褒めた。北三陸の海女クラブだろうが、上野のGMT合宿所だろうが、アキのいる場所はいつも明るく楽しそうだと言う。場所が人を変えるのではなく、人が場所を変えるのだと説明し、その中心がアキなのだという。ヒロシは、同じ事を春子(小泉今日子)に言われたという。田舎が好きな人は東京に行ってもうまくいく。それがまさにアキなのだという。
その言葉にアキは勇気づけられた。今はデビューできずにくすぶっているが、奈落にいようがアメ女のメンバーになろうが、自分を失わずにいれば成功が掴めるだろうと思うことができた。
そのような話を純喫茶・アイドルでしていると、マスター・甲斐(松尾スズキ)が割り込んできた。店は閑古鳥が鳴いているし、初めはアキとヒロシに愛想もなかった甲斐であったが、アメ横女学園やGMTといった単語を耳にすると突然興奮しだしたのだ。今や有名プロデューサーとなった荒巻も、若い頃によく店に来ていたなどと話し始めるのだった。
アキは自分が春子の娘だと名乗った。すると甲斐は昔のことを思い出した。甲斐は、春子は自分が果たせなかった夢を娘に託したのだろうと感慨深く話した。春子がアキに夢を託しているのだろうという予測については、鈴鹿ひろ美も同じ事を言っていた。アキはますます春子の自分に対する期待を思うのだった。
そうして、ヒロシは北三陸に帰っていった。上野駅での別れ際、ヒロシはアキと固く握手をした。そして、辛くなったらいつでも北三陸に帰ってくるよう告げた。東京へ行った春子を大吉(杉本哲太)が何年間も待っていたのと同じように、自分もアキのことをずっと待っていると約束するのだった。
その約束には返事をせずに、アキは立ち去った。しかし、ふと立ち止まってヒロシを見返した。そして、彼の母・よしえを上野で見たことを告白した。ユイを傷つけたくなかったから黙っていたと言い訳をしつつ、よしえが男と一緒に歩いていたことを報告した。おそらく北三陸に帰ることはなく、待っていても無駄だと告げるのだった。
ヒロシは動揺しつつも笑顔を繕い、聞かなかったことにすると告げて去っていった。
いよいよ有馬めぐ(足立梨花)とGMTのデビュー曲『地元に帰ろう』のデモが完成した。ミディアムテンポの素敵な曲に仕上がっており、GMTのメンバーらはそれをとても気に入った。レコーディングが楽しみでならない。
ところがその矢先、有馬めぐが男の家に泊まったというスキャンダルが写真週刊誌にすっぱ抜かれてしまった。荒巻は即座にレコーディングを中止してしまった。異性スキャンダルが3度めの有馬めぐをこれ以上在籍させておくわけにはいかず、グループを卒業させることにした。『地元に帰ろう』に関しても、国民投票で壊滅的に順位を下げた有馬めぐの再出発という位置付けだからこそ商品価値があるのであって、彼女抜きのGMTだけでは全く価値がないのだ。
あまりの仕打ちに、水口(松田龍平)やアキは荒巻に食って掛かった。しかし、荒巻は決定を覆す気は全くなかった。全ては運なのだという。有馬めぐがGMTと同じレベルに落ちてきてデビューのチャンスを掴みかけたのも偶然の運であるし、それが土壇場でキャンセルになってしまったのも運だという。そればかりはどうしようもないと突き放した。
アキはさらに食って掛かった。自分たちのデビューが先延ばしにされ、飼い殺しにされている状態がまるで春子の時のようだと訴えた。アキはついに感情を爆発させ、自分が春子の娘だから冷遇するのかと問いただした。
すると荒巻はそれを肯定した。