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生きていればつらいことがある。
しかし、つらいからと言って簡単に投げ出す事は出来ないということも多い。

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山瀬まみ × conges payes 2013年春

ワンピース ¥14,700 / 2wayブラウス ¥10,920

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山瀬まみと婦人衣料・小物のブランド conges payes (コンジュ ペイエ)のコラボレーションがまた始まるそうです。
この企画は2006年の春から定期的に行われており、今年で……何回目だっけ?僕も忘れてしまった。たいてい、春と秋に発表されています。主に女性の家庭内カジュアルがテーマです。

詳しくは「conges payes × 山瀬まみさん 2013 春のおうち着 (ADIEU TRISTESSE press diary)」をご覧ください。2013年4月6日(土)から21日(日)までコラボウィークだそうです。

アイテム・ラインナップと通販はナチュランで取り扱っているそうです。
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朝の連続ブログ小説『ぼっこてぶくろ』第1回(フライング・スペシャル)

今日から始まる新しい朝ドラ『あまちゃん』のまとめ記事について多少の程度ニーズがあるにも関わらず、その期待を裏切り、半年かけて自慰的小説を毎日連載することに決めた当方がalm-ore朝の連続ブログ小説『ぼっこてぶくろ』の第1回をお届けしますよ。

第1週「ぼくらの七日間戦争」

 1988年(昭和62年)6月。中学2年生の松本里恵(廣田あいか)は憂鬱だった。明日の体育大会が嫌でたまらなかった。

 里恵の生まれ育った北海道苫小牧市は海沿いの街である。いつも強い潮風が吹いている。せっかく髪をセットしても、朝の10分の登校中に風でめちゃめちゃにされてしまう。里恵は毎日それに腹を立てていた。ましてや、体育大会で1日中屋外にいるとなれば、湿気を含んだ海風と巻き上げられた砂ぼこりで髪も肌もベタベタになる。ますます腹立たしい。

 そこで、里恵は体育大会が雨で中止となるよう、逆さてるてる坊主を作成することにした。通常のてるてる坊主が晴れを祈願するものならば、それを逆さに設置すれば雨が降るという理屈だ。

 初めにネピアのティッシュペーパーを材料にして2個作った。数の多さに比例して効力も高まると信じた。油性ペンで悪魔のような顔を描き、不気味な表情に仕上げた。思わず唇を歪めてほくそ笑むほど良い出来だった。そのてるてる坊主を逆さにしてベッドサイドに吊るした。もう夜も遅くなってきたが、里恵は興が乗った。念には念を入れようとも思った。

 通学カバンの中から、新たにピンクのティッシュと空色のティッシュを取り出した。クラスの女子との交換や、給食をこぼしたりした男子にさっと渡してやる時に使う、取って置きのパケットティッシュだ。少々もったいない気もしたが、背に腹は代えられない。ピンクと空色のてるてる坊主は、少しだけかわいらしい小悪魔顔にした。キュートな仕上がりになった。

 4つ並べたところで、黄色が欲しいと思った。黄色は里恵の一番好きな色だ。レモンのような鮮やかな黄色が大好きだった。ただし、普段はレモン色を身につけることはしないし、そのような色合いのものを買おうともしなかった。レモン色は儚い色だから、周囲にある他の色に侵食されてくすんでしまうような気がする。それでは台無しだ。
 サムシングブルーといって、純白の花嫁は何か一つ青いものを身につけて結婚式に臨むという。しかし里恵は、自分の結婚式には誰にも知られないように、青ではなく黄色い何かを用意しようと思っている。

 里恵は引き出しからハンカチを取り出した。去年の誕生日に、親友の武藤佐紀子(近藤理沙)から贈れたものだ。里恵は自分の好きな色のことはほとんど人に話したことはないのだが、佐紀子には一度だけ話したことがあった。そのことを覚えていた佐紀子が、とてもきれいなレモン色のハンカチを見つけてきてくれた。里恵にとって理想的な色で、とても肌触りが良かった。自分が誰といつ結婚するかはわからなかったけれど、必ずこのハンカチを持って式を挙げようと思っていた。ブーケトスは上手く工夫をして、佐紀子がきっと受け取れるようにしようと考えていた。

 そのレモン色のハンカチを丁寧に広げ、丸めたティッシュを頭の芯にして最後のてるてる坊主を作った。今まで、そのハンカチは一度も使わず大切にしまっていた。けれども、てるてる坊主にすることに少しも躊躇がなかった。むしろ、これだけ大事にしておいた宝物で作るからこそ、てるてる坊主の効力も増すだろうと期待した。明日はきっと雨が降る。通常授業になるはずだ。放課後は大急ぎで家に帰り、てるてる坊主を解体しよう。首の部分は輪ゴムで絞った。目や口のパーツは紙で作って両面テープで留めた。これならハンカチをあまり汚すことがない。解体したら丁寧に手洗いをして、柔軟剤に浸けて、よくすすいで乾かそう。乾いたら丁寧にアイロンを掛けて、きちんと畳んで、また引き出しにしまう。大切に大切に。

 これだけやったのだから明日の体育大会は雨で中止に違いない。けれども明後日はきっと晴天だと信じる。ハンカチを天日で思いっきり干そう。黄色が青空に映えて絶対に素敵だ。『幸福の黄色いハンカチ』という映画は見たことがないけれど、無数の黄色い布地が青空にはためく写真は見たことがある。
「ハンカチの枚数が多すぎる、1枚でいいのに」
とは思うものの、里恵はそのシーンを思い出して少しだけ幸せな気持ちになった。黄色いハンカチが恋人同士の仲を取り持つ。なんてロマンチックなんだろう。

 逆さてるてる坊主を作り終えると、里恵はベッドに潜り込んだ。部屋の明かりを消すと、また少し気分が沈んだ。明日の体育大会よりも、もっと嫌なことを思い出してしまった。今日の放課後の出来事だ。

* * *

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すぐに黒木華を見れるGoogle Chromeの拡張作った。

生きていればつらいことがある。
しかし、つらいからと言って簡単に投げ出す事は出来ないということも多い。

みなさんもつらまってる時、よく黒木華を見ると思う。
当然のごとく僕もそうである。

最近つらい事がよくある。
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なので、黒木華をすぐ見れるGoogle Chromeの拡張を作った。

「だめだ。もうやってらねー」って時は、右にあるアイコンをクリックすればすぐ黒木華に会える。最高。結婚したい。

すぐに黒木華を見れるGoogle Chromeの拡張

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なお、本日3月14日は黒木華さんの23歳のお誕生日である。おめでとうございます。

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もいわ山のプラネタリウムのナレーションは山瀬まみらしい

札幌市に藻岩山という山がある。藻岩山は標高531mというそれほど高い山ではないが、札幌市を一望できる。札幌の夜景スポットとして、女の子と出かけるのにちょうどいいと言われている。僕は女の子とふたりっきりで言ったことはないけれど。

藻岩山には観光用のロープウェイも敷設されている。ロープウェイの終点であるもいわ山頂駅のスターホールにはプラネタリウムが設置されているという。

スターホールの天井には直径約6メートルのドームがあり、そこにプラネタリウムクリエーター・「大平貴之(おおひら たかゆき)」氏によって生み出された新世代のプラネタリウムが広がります。
【料金】大人700円 小人400円※上映時間:約20分

大平貴之氏はMEGASTARというスゴいプラネタリウムを開発したそうだ。僕はよー知らんけど。よー知らんが、2011年12月に藻岩山に設置された当時は、世界に6台、国内には3台しか無かったそうだ。記事によれば、プラネタリウム番組が流されており、そのナレーションは札幌出身の田中理恵が担当していたそうだ。

ところが、現在は番組のナレーションを山瀬まみが担当しているというではないか!正式なアナウンスは出されていないが、MEGASTAR制作スタッフのブログにとてもさり気なく書いてある

2013-01-11 13:00:20
「ごごばん!」ニッポン放送 14:00より

本日14:00ごろから、ごごばん!に生出演します。

http://www.1242.com/program/gogoban/

山瀬まみさんにはもいわ山のMEGASTAR番組のナレーションをしてもらいました。

ホリプロつながりでもあります。

おたのしみに!

同じ内容は、MEGASTARのニュース欄にもさり気なく書いてある。

【ラジオ】「上柳昌彦 ごごばん!」(日本放送) 1/11 生出演
2013/01/08

上柳昌彦 ごごばん!」に、大平貴之が生出演します。
金曜日にパーソナリティを務める山瀬まみさんには、現在、札幌もいわ山展望台で上映中のMEGASTAR番組「ほしぞらのおくりもの」のナレーションをやっていただきました。山瀬さんとのコラボなどについてお話しします。

僕の大好きな街である札幌で、僕の大好きな山瀬まみのナレーションが聞けるなんて素晴らしい。
しかし、今すぐにでも聞きに行きたいくらいなのに、遠くて簡単には行けないのが悲しい。
ご近所の方は、どうか様子を見てきてください。お願いします。

なお、鼻声で有名な山瀬まみですが、歌とナレーションの時は綺麗な声になるから心配いりません。きっと。

岡本玲『That’s Girls Life』のDVD

去る2月25日、岡本玲ゲスト出演したNHKの『スタジオパークからこんにちは』を見た。
岡本玲とは、1991年生まれ和歌山出身の女優だ。ローティーンの頃に少女向けのファッション雑誌のモデルとしてデビューしたそうだ。
僕はNHKの朝ドラ『純と愛』を見ていて彼女のことを知った。ヒロインの夫の妹・町田誠役を演じている。
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40歳の少女40人(2013年版)

昨年の2月、当時満40歳の女性有名人を40人リストアップした。さっき、ついそれを思い出してしまった。今年もやらねばならぬ義務はないが、思い出してしまった以上、リストアップしないことには気持ちの収まりがつかない。

  1. 緒川たまき、女優(1972年2月11日生)
    日本一隠れファンの多い女優(当方の周囲何人かをサンプルにした憶測;N=5)
  2. 西田尚美、女優(2月16日)
    名脇役って感じ?
  3. YUKI、歌手(元JUDY AND MARY)(2月17日)
    僕が修士の学生だった頃、女の子同士で「あー、その服、YUKIちゃんみたいでかわいー」と言い合っているのを見聞きしたことがありますが、僕はYUKIという人の姿を知りません。
  4. 魚住りえ、アナウンサー(3月2日)
    所ジョージの横にいる人だよね?
  5. 菊間千乃、元フジテレビアナウンサー(3月5日)
    めざましテレビの生放送中にビルから転落して大怪我したかわいそうな人。
  6. UA、歌手(3月11日)
    後頭部がすごく伸びて見える髪型だか帽子だかをよくしていて、僕は密かに「ピッコロ大魔王」と呼んでいた。
  7. 稲森いずみ、女優(3月19日)
    しばらくのあいだ、佐倉しおりとごっちゃになっていました。
  8. 椿鬼奴、タレント(4月15日)
    テレビで見る度に「この人、幸せになるといいな」とつい願ってしまう。
  9. 小沢なつき、AV女優・元女優(4月19日)
    『花のあすか組』でしたっけね。
  10. 相川恵里、元アイドル歌手、女優(4月29日)
    この人が出てきた時「くっ、また山瀬のライバルが。。。」と思ったけれど、無事に山瀬が(バラドルとして)生き残ってよかった。
  11. 常盤貴子、女優(4月30日)
    初めて見たのは紅茶か何かのCMだったと思うけれど、「あれ?井上晴美は随分とイメチェンしたなぁ」と思ったものです。系統が似てた。あと『悪魔のKISS』を見てみたい。
  12. 高橋尚子、元女子マラソン選手(5月6日)
    実は、彼女の何がすごいのか分かっていない僕です。
  13. 増田未亜、女優(5月6日)
    名前だけは知ってる。最初見た時ピンクレディの人かと思ったもんだ。
  14. 石田ひかり、女優(5月25日)
    高校3年の学期が終わった頃、朝ドラ『ひらり』を熱心に見ていた。あと『はるか、ノスタルジィ』を見てみたい。
  15. はるな愛、ニューハーフタレント、お笑いタレント、実業家(7月21日)
    この人の努力を尊重し、このリストに並べておきます。
  16. 喜多嶋舞、女優(8月11日)
    俺の中で多部未華子と丙丁つけがたい。
  17. 小林綾子、女優(8月11日)
    『おしん』でバストが丸見えになっていて、ひどく驚いた。
  18. 西田ひかる、タレント(8月16日)
    『テレビ探偵団』で山瀬まみの後釜になったという理由だけで、長い間随分恨んでいた。すまん、この人に罪はない。今は反省している。
  19. 梅宮アンナ、タレント(8月20日)
    羽賀研二さんとの交際については黒歴史なのかもしらんけど、あれがなかったとしたら今の地位があったかどうか。
  20. 鈴木砂羽、女優(9月20日)
    な、なんと。朝ドラ『だんだん』でヒロインの母役をやっていた時は36歳だったのか!?今の俺より年下。ていうか、石田ひかりもそうだな。
  21. 蜷川実花、写真家(10月18日)
    映画『ヘルタースケルター』はまだ見てないんですが、どうなんですか?
  22. 古内東子、シンガーソングライター(11月1日)
    名前だけ知ってる。どっかで知らん間に曲は聞いてるかもしらん。
  23. 岡崎美女、AV女優(11月14日)
    名前だけ知ってる。どっかで知らん間に予告編は見てるかもしらん。
  24. きっこ、ヘアメイクアーティスト・ブロガー(11月22日)
    「ビックル一気飲み」でしたっけ?あんまりブログ読んだことない。
  25. 松雪泰子、女優(11月28日)
    気を抜くと、なぜか鷲尾いさ子とごっちゃになる。鉄骨飲料を踊って、中村トオルと結婚したもんだと思えてしまう。
  26. 高岡早紀、女優(12月3日)
    『やまだかつてないテレビ』の時の高岡早紀は女神級に可愛かった。
  27. 宮村優子、声優(12月4日)
    「アンタ、バカァ?」でお馴染み、惣流・アスカ・ラングレーの中の人。10年くらい前には彼女のエロビデオと言われるものが流通したりしてたよね。
  28. 魚喃キリコ、漫画家(12月14日)
    昔お付き合いしていた女の子が読んでた『Feel Young』か何かで名前を見かけたような。
  29. 佐々木恭子、フジテレビアナウンサー(12月17日)
    顔は同定できないけど、多分知ってる。
  30. 渡辺由架、元グラビアアイドル(12月23日)
    確か、生涯2冊めに買った『デラべっぴん』のグラビアが彼女で、めちゃめちゃ可愛くて一目惚れした。でもあまり活躍はしなかったみたいで、その後商品を買うこともなかった。それが、先日、神保町の古本屋でVHSを見つけた時は感激した。買わなかったけど。
  31. 青山祐子、NHKアナウンサー(12月27日)
    21時のニュースへの復帰を切に願います。
  32. 堀川早苗、女優(12月27日)
    『不思議少女ナイルなトトメス』は毎週見ていた。自分がセコいことやズルいこと、悪いことに手を染めそうになると、いまだに「美しく戦いたい、空に太陽がある限り!」とつぶやいて自重するようにしている。
  33. 寺島しのぶ、女優(12月28日)
    舌足らずな喋り方をするかわいこちゃんが「寺島しのぶの『アイドル刑事』が話題みたいですよ」と言うので話が噛み合わずに難儀していたら、『愛の流刑地』だったという事件を思い出す。
  34. 川越美和、女優(1973年1月3日)
    とんねるず版『時間ですよ』に出てたよね、確か。
  35. 深津絵里、女優(1月11日)
    当方の周囲何人かをサンプルにして調査したところ、随分と彼女のファンが多いことがわかったのだけれど、僕は特にときめかない。
  36. 田村英里子、タレント・歌手(1月16日)
    二昔前、カレンダー業界では宮沢りえのふんどし vs 田村英里子の半ケツという熱いバトルが繰り広げられていたのだが、宮沢の『サンタフェ』でほぼ吹き飛ばされてしまった感があるよね。
  37. 宮前真樹、タレント(1月16日)
    名前だけ見覚えがあるというレベル。
  38. りょう、女優(1月17日)
    初めて見た時は、今井美樹と妖怪人間ベラを足して2で割った感じだと思った。
  39. 中山忍、女優(1月18日)
    中山美穂の妹なわけだけれど、僕は姉より彼女のほうが好みでした。
  40. 加藤紀子、タレント・女優(1月30日)
    15年前、中川翔子みたいな位置づけだったような気がしないでもない。

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フジ『北の国から』第18回

昨夜は朝までカラオケ大会だたのだが、山瀬まみの歌を唄おうと思っても「メロンのためいき」、「スターライト・セレナーデ」、「ホワッツマイケルNo.1」、「ゴォ!」しか収録されておらず、「なんで『可愛いいひとよ』が無いんだよ!」とプリプリしつつも、アラサー女子に請われ♪ニャオニャオ♪などと「ホワッツマイケルNo.1」を歌ってしまった当方が、BSフジ『北の国から』の第18回を見ましたよ。

* * *

空知川筏下りの2日前。大人たちはまるで子どものように筏造りに熱中していた。
五郎(田中邦衛)は吉本辰巳(塔崎健二)と組んで筏を造っていた。しかし、ふたりは筏の安全性よりも目立つことばかりを気にしていた。筏の真ん中に大きな旗を立てることを第一の目標にした。そんな様子を見ていた純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は、五郎の筏に乗る気が失せた。中畑(地井武男)たちの作る、大きくて頑丈そうな筏に乗せてもらうよう頼んだ。中畑の筏に、雪子(竹下景子)らと共に乗り込むことが決まった。

本番前日の朝。
五郎はいじけた。誰も五郎の筏に乗ろうとしないからだ。雪子は大勢が乗るには中畑の筏のほうが適しているなどともっともらしい理屈を述べたが、五郎は納得しなかった。五郎の作る筏は危険だと思って乗らないことを見抜いていたのだ。雰囲気にのまれた螢は、五郎の筏に乗り換えると申し出た。しかし、完全にへそを曲げてしまった五郎はそれを断った。

草太(岩城滉一)は自分の筏の最終調整を行なっていた。彼の筏は水すましのような長い足の先に浮き輪を接続した、独特のデザインのものだった。全体に細身の造りで、バイクのようなタンデムシートの付いた二人乗りのものである。去年はつらら(熊谷美由紀/現・松田美由紀)を乗せて出場したが、今年は一人で乗るつもりである。本当は雪子を乗せたいのだが、自分から誘うのは男がすたると思っているのだ。
草太の母・正子(今井和子)は、雪子のせいで草太が不機嫌であることを分かっていた。牧場の牛を増やす予定で人出が足りなくなる、そこで清吉(大滝秀治)と相談して雪子を再雇用したいなどと相談を持ちかけた。しかし、草太は両親がつららに肩入れして雪子を追い出したことを知っており、その申し入れを冷たくあしらうのだった。

その日の夜、凉子(原田美枝子)は分校にいた。分校は廃止になるが、涼子の転任先はまだ決まっていないのだ。決まるまでの間、今までどおりに分校の宿舎に寝泊まりしているのだ。そこへ五郎が訪ねてきた。純と螢が中畑の筏に乗るので、涼子も一緒に乗ってやって欲しいと頼むのだった。

そして、7月26日。空知川筏下り大会の開催日となった。
出発前、草太は中畑の筏の周りをウロウロした。何かと中畑の筏にケチを付けるのだ。子どもである純の目から見ても、いまだに草太が雪子を誘いたがっていることは明らかだった。しかも、見栄を張ってそれをしないでいることまで純にはお見通しだった。

いよいよ川下りが始まった。およそ8km先のゴールに向かう。スタートしてすぐに流れの急なところがあり、そこで衝突したり沈没したりする筏も少なくなかった。草太、中畑、五郎の3艘の筏は無事にそこを乗り越えた。難所を過ぎると川の流れはぐっと穏やかになり、のんびりとした道中となった。ただし、いつしかそれぞれの筏は離れ離れになった。

途中で、草太の筏は浮き輪にしていたタイヤチューブがパンクして動けなくなりリタイアした。

五郎と辰巳を乗せた筏は、スナック若駒の従業員たちの筏と並走していた。若駒の筏にはラジカセが載せられ、軽妙な音楽が大きな音で鳴らされていた。
筏の上では、こごみ(児島美ゆき)がくし切りにしたメロンにかぶりついていた。五郎は、彼女の若い肉体と、果汁で濡れた唇に目を奪われた。五郎と目が合うと、こごみはメロンを一切れ投げてよこした。お礼に、五郎は水に浸けて冷やしていた缶コーヒーを返した。言葉を交わしたわけではないが、親密な雰囲気に包まれた。
その直後、にわかに迫ってきた急流に飲み込まれ、五郎と辰巳は川に投げ出されてしまった。辰巳は岸に泳ぎ着けたが、五郎はいくらか流されてしまった。川から救い上げてくれたのは、駒草の筏だった。五郎はそれに乗ってゴールを目指すことになった。

五郎とこごみは、初めて口を利いた。ふたりとも富良野のあたりで生まれ、一時東京で暮らし、その後帰ってきたという共通点があった。しかも、東京での暮らしぶりを付きあわせてみると、五郎が務めていたガソリンスタンドとこごみが住んでいた下宿が目と鼻の先であったことがわかった。さらに、富良野に帰ってきたのが前年の10月頃だという点まで一致していた。ふたりは意気投合し、急に距離が縮まった。

純らを乗せた中畑の筏は順調だった。
純が川岸に視線を向けると、草むらの中につららがいるのを見つけた。大急ぎで雪子に報せ、雪子もつららの姿を認めた。一方のつららは、自分が見つかったと知るやいなや、草むらの奥に姿を消してしまった。
筏がゴールに着くやいなや、雪子は応援に来ていたつららの母・友子(今野照子)を捕まえ、つららが富良野に来ていることを報告した。友子と兄の辰巳、そして雪子は急いで家の様子を見に帰った。つららの姿はなかったが、彼女の置き手紙が残されていた。それはとても短いもので、元気だから心配はいらないと書かれているのみだった。つららは汽車で帰ると予想できたので、辰巳と雪子は駅に探しに行くことにした。

五郎や雪子とはぐれてしまった純と螢は、涼子先生と一緒に帰路についた。
涼子はUFOのことを話し始めた。涼子と宇宙人との関係に不審なものを感じる(第15回参照)純は涼子の話を警戒して聞き、螢にも目配せやジェスチャーで深入りしないように伝えた。しかし、螢は涼子の話に興味津々だった。涼子によれば、今夜あたりUFOが飛来しそうな予感がするという。少し離れた山に来るはずだから、そこへ案内すると提案した。純は断ったが、螢は一緒に行くことを決めた。

五郎の帰宅は少し遅れた。純は、川でつららを見たことを五郎に知らせた。さらに、置き手紙があり、雪子は辰巳と共に駅に行ったと報告した。すると、五郎もすぐに後を追うことにした。
螢は五郎に今夜のUFO観察の許可を求めた。慌てていた五郎は、螢の話をよく聞かずに許可を出してしまった。

駅に着いた辰巳、雪子、五郎は手分けをして駅の中を探した。しかし、つららの姿は見つからなかった。次の汽車までは時間があるので、一時駅を出て待つことにした。すると、草太が少し離れたところから駅の様子を見守っているのを発見した。辰巳からの連絡を受け、彼も駅に探しに来たのだ。ところが草太は、自分の姿が見つかったことに気づくと、逃げるように喫茶店へ入ってしまった。それを、五郎と雪子だけが追いかけた。

草太はずっとふてくされていた。そして、雪子を非難しはじめた。つららは雪子と顔を合わせたくないはずだから、雪子が駅にいては汽車に乗ろうにも乗れないと言うのだ。大卒のくせに人の気持がわからない女だとなじり、今夜は帰れと命じるのだった。雪子は反省し、彼の言葉に従うことにした。
しかし、横で聞いていた五郎は怒りを顕にした。元々は草太の無責任な態度が引き起こした騒動であるのに、草太が雪子に責任転嫁をしているように聞こえるからだ。草太は全ての非が自分にあることを認めた。それを認めた上で、混乱している苦しい心情を吐露した。自分はバカで単純な男だから、2つ以上のことは考えられないのだと言う。だから、つららか雪子かのいずれか一人のことしか考えられない。前年の秋に雪子が来てからというもの、毎日雪子のことだけしか考えていなかった。せめて今日だけは、雪子のことを頭から追い出して、つららのことだけを考えたいというのだ。

草太は、前年の筏下りの思い出話を話しだした。泳げないから嫌だというつららを説き伏せて、自分の筏に乗せたのだ。急流に差し掛かると怯え、泣きながら草太に抱きついたのだという。
そんな話を聞いて、五郎と雪子は家に帰ることにした。雪子は元気をなくしていた。帰りの車の中で、草太は素敵だ、と一言だけ五郎に漏らした。

草太と辰巳は駅でずっと待っていた。しかし、結局つららは見つからなかった。

そして、同時にもう一つの騒動が持ち上がりつつあった。UFOを見に行った螢と涼子が、21時を過ぎても一向に帰ってこないのだ。

* * *

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メイジ ミュージカライヴ『宇宙少女マミ』

宇宙少女マミ

宇宙少女マミ

1990年にキングレコードから発売された、山瀬まみ主演のVHSソフト。「ミュージカライヴ」とは、ミュージカル&ライヴのことだそうだ。僕の記憶が確かなら、これは当時大阪府で開催された国際花と緑の博覧会(花博)で行われたイベントを撮影したもの。

山瀬まみの生い立ち(花博とは全く関係がない)に始まり、会場に向かう道中の山瀬まみへのインタビュー(花博とは全く関係のない話)、ミュージカライヴ、山瀬まみが出演している明治のCMなどが収録されている。全57分。

ミュージカル部分には一応ストーリーがある。山瀬まみと相手役の真矢武は遠い星からやって来た宇宙人。彼女らの星は環境破壊が激化し居住が困難になってしまった。移住先の調査のためにふたりは地球にやって来た。地球の環境の素晴らしさに感動したふたりだが、地球でも環境破壊が進みつつあることに懸念を表明する。そして、調査を終えて母星へ帰っていくという内容。
環境がどうのこうの言うあたり、花博向けってことらしい。たぶん。
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俺の年越し準備 2012

2011年の12月同様twitterの壁紙を和服姿の山瀬まみにした。

Twitter の背景画像 2013年バージョン

Twitter の背景画像 2013年バージョン


その他、今日は朝からひたすら大掃除をした。年末にこんなに一生懸命掃除をするのは、一人暮らし歴20年弱にして初めてのことかもしれない。床から埃がなくなって、窓の汚れがなくなり、キッチンまわりがピカピカになるだけでこんなに気持ちがいいとは。もっと早くに気づくべきだった。

この後は、紅白歌合戦年の初めはさだまさしを見つつ年越しをする所存。その間、海鮮鍋を食べたり、年越しそばを食べたりする予定。

続きはtwitterで。

それではみなさま、良い年をお迎え下さい。