ノーテンキ予報

木公庁の発表によると,大型で強い勢力の大胆行為3号は,太平洋に張り出していたATTサーバーのSMTPの影響により,本日午後3時に残念低気圧となりました.
ただし,太平洋上にあるKDDI回線の影響も強く残り,引き続き警戒を要する.

さらに先週末から勢力を伸ばしてきた花火大会前線の動向にも注意が必要.
札幌管区地方木公観測所の観測によると,豊平川の河川敷に新たな好機圧が発生しており,しっぽり花火を見るには最適でしょう(中心の血圧160mmHg).

また,25日夜には関西地方を集中花火が襲うおそれがあるので,湿度の高い恋人連中に注意が必要.
なお,先日,なんば方面に発令されたお誘いメールは,ごたごたでどこかにまぎれてしまった模様.
いずれにせよ,納車日直後でルンルンなので,人ごみをさけてドライブしている可能性大.
ごめんなさい.

真珠の耳飾りの少女

今日からちょっぴり夏休み。久しぶりに札幌でも散策しようかと。
しかし、あいにくの小雨空。むー。

ホテルで朝食を取りながら、日経を読んでいるとコラムで「真珠の耳飾りの少女」が取り上げられていた。
そういや、MagMellさん(面識は一切ないけれど、どうやら彼女は札幌で研究職に従事しているらしい。業界もぜんぜん違うけど)とこでも紹介されていたことを思い出す。
平日ですいてるだろうし、京阪奈に帰ったらあんまり映画館もないし、札幌にいるうちに見ておこうと。

・・・がーん、札幌で上映されていない。
参ったなぁ。

一気に予定が立たなくなった、午前10時。

ざくっと調べた「真珠の耳飾りの少女」に関する情報
自分のマシンじゃないので、これ以上調べて紹介する気力なし。
なんつったって、句読点がいつもと違うところが、別マシンっぷりを発揮しまくり。

開花前線

木公庁の発表によると,6月から7月にかけて恋の開花前線が南から北上したとのこと.
発達した前線は進路を大きく変え,日本列島の東側に抜け,太平洋を横断した後アメリカ東海岸へ進行するものと予想されている.
各地では,「恋のスイッチが入ってしまった」災害の復旧作業が急ピッチで進められている.
木公庁は開花前線の今後の動向に引き続き警戒するよう注意を呼びかけている.
特にこれからの観光シーズンを控え,不用意につり橋を渡らない(Dutton & Aron, 1974),自転車乗車中は急ピッチで坂を登らない,宿はシングルとする,土浦に関していろいろ調べるのをきっかけにしない,モーニングコールは頼まない/頼まれない,握手はしない,などに気をつける必要がある.

ぷぷっ.
夏だねぇ.

変わった所,変わらない所

学生の頃,5年ほどアルバイトをしたコンビニが保育園になっていた.弱小コンビニで,僕がバイトしていた時からいつ潰れてもおかしくなかったんだけど,ついに幕を閉じちゃった様子.お世話になった店長に挨拶に行こうと思っていたのに,果たせなかったのがすごく残念.
建物はそのまま利用されていたので,いろいろな思いでは蘇ってきたけれど.

地下鉄のドアに貼ってある「ドアに指を挟まないように」と注意を促すステッカー.漫画いいひと。―For new natural lifeでも,ヒロイン(なのか?)妙子がちょっと落ち込みながら地下鉄に乗るシーンで,このステッカーがこっそり登場.札幌人的にはにんまりなシーンだったり.知っている人は知っている,熊が指を痛めて「いたいよー」と涙を流しているステッカー.このステッカーがいっせいになくなっている様子.残念.
夏の風物詩,地下鉄の風鈴は相変わらずチリチリと鳴っていたけれど.

札幌駅そばの居酒屋うおや一丁の,これまたいいひと。―For new natural lifeで,妙子ちゃん(この子好きだったな)が遠距離恋愛中の彼氏(主人公)に「札幌に帰ってきたら,いっしょに食べようねー」とFAXを送ることで有名(?)な”一丁サラダ”.2人じゃ絶対に食べきれない,アホみたいに大量のサラダなんだけれど,メニューから消えていた.その代わりに”一丁海鮮サラダ”とか何とか言うのがあった.そんなのしらねーよー.
夕方から入店し閉店まで粘り,友人と夢を語り合ったり,気に入らないことをグチりあったり,雰囲気もへったくれもないお座敷なのに同席の女の子が普段より30%増量でかわいく見えたり,悩み事を打ち明けたり打ち明けられたり,ホッケを食べたり,食べきれずに残したり,割り勘であってもオゴリであっても店への支払いは僕であったり,そんなにうまくもないし騒がしいんだけれど「またここで会いましょう」という約束をしたくなったり,とにかく思い出いっぱいで,これからもここで思い出ができると思うけれど.

北海道の政治経済の中心地であり,人口も多いし,観光客もいっぱい.街を歩けば人に当たる.もともと人ごみとか町の喧騒とかが好きなタイプじゃないけれど,札幌の人ごみは何よりもまして嫌いだった(東京とか大阪の人ごみは,それなりに「にぎやかだなー」と思えるんだけれど).予備校時代とか就職活動中とかその他の時期とか,いろいろ将来に対する不安があったり,自分の生活ってなんなんだろうと考え込んだりしたとき,よせばいいのにフラッと街を歩いたりすることが多かった.周りを見渡すと,仕事の第一線で活躍している人とか,幸せそうな親子連れとか,公園の木陰で幸せそうに昼寝をする人とか,なんのしがらみもなく旅行を楽しむ人とか大勢目に入るわけで.「なんだよ,テメーら」と,彼らには何の罪もないのに,僕から敵視されたり.
論理が破綻しており,どうして前パラグラフから次のような結論が導かれるのかは,誰にもわからないと思うけれど,僕的にはOKなわけで.
つまり,何が言いたかったかというと,人はたくさんいて,それぞれ思うところがあって,賛成できるところや合意できないところがあるわけで,「おいおい,アンタからそんな話を聞きたくなかったよー」と打ち明けられ話で気が重くなったり,「こんなことがあってさー」と打ち明け話をして自分は気が楽になったけれど相手はきっと重荷を背負っただろうなぁと気持ちを察してみたり.だけど,最後には「馬鹿だねー,俺たちって」って笑い飛ばすことができて,何年か後に「あの時馬鹿だったねー」って酒の肴にできるわけで.

そういう気分にさせるのも,そういう友達がいるのも,思い出がいっぱい詰まっているのも札幌という街だな,と.

ホストの心得

1. 初めは紳士的な態度で,女性の信頼を得るべし
2. 信頼を得たら,口先でうまく丸め込めて散々吸い取るべし
3. 相手の女性を街金から借金するほど追い詰めるべし
4. 借金でクビが周らなくなったところで,風呂に沈めるべし(ソープランドに売り飛ばす)

つーわけで,某女性を上記プロセスにはめようと思ったわけで.
とりあえず,今日は某札幌の高架下の居酒屋で 1 のプロセスを行ってきたわけで.
僕より年上で,ちょっぴり「ピチピチ感はないかなー」と思ったけれど,熟女系風俗では十分通用すると思ったわけで.

しかし,「策士,策におぼれ」ました.
逆に手玉に取られちゃいました.
ホスト失格.

つーか,このおねぇさん,話題の懐が深すぎ.
ここには書けないようなネタを披露しまくりで,僕が彼女の手のひらの上で踊らされた感じ.
差しさわりのない部分で書くと,
・少年隊の「まいったね今夜」
・おニャン子クラブの「およしになってTeacher」
・キャンディーズの「年下の男の子」
とかとか,若輩者の僕では太刀打ちできないネタをどんどんぶつけてくる.

いやー,それはそれとして,今夜はここ10年分くらいの爆笑を全て消費してしまった感じ.
とてもよい夜だった.

#風呂に沈めることができなかったのが,ホストとしては心残りではありますが.(。。)\ばき☆

勝手な未来予測

来年度の日本社会心理学会は,関西学院大学で行われる.

その時,雨後の筍のように
・ソーシャルネットワークサービス利用者の心理傾向に関する探索的研究
・ソーシャルネットワークサービスにおける自己開示と自己呈示
・大学生のソーシャルネットワークサービスの利用形態と友人関係
・ソシオグラムを用いたソーシャルネットワークサービスの関係拡張モデル
・ソーシャルネットワークサービスがface to faceコミュニケーションに与える影響
とかとかの発表が続々と出てくるに違いない.

既存のアプリケーションとかサービスを研究対象にして,「誰でもなんとなく知っていること」に小難しい techinical term を当てはめて仲間内で馴れ合い的に賞賛しあっているようじゃ,この業界に未来はないんじゃないかなぁ,と.

今回の学会で,唯一の収穫は,blog 研究をやっている某先生とお話したこと.
以前から何回かここでも書いてるけれど,Social Network Service(SNS) は今のままじゃ廃れると思う.
だけど,僕はなぜそう思うのか,うまく言語化することができなかった.
そのモヤモヤ感に対して,その先生が的確に示唆を与えてくれた.

曰く,
「SNSは,”エリート”集団の社交場だと思う.あそこに参加できるのは,それなりの学歴,職歴,経歴を持ち,それを示すことに躊躇しない人々だ.市井の人々は,自分の素性を隠したいだろうし,誇示するほどの経歴も持っていない.そういう人は,参加しにくいコミュニティーだ.だから,今のままでは裾野は広がらない」

僕的コロンブスの卵.
確かに,僕もSNSで自分の勤め先とか書きたくないもんなぁ.
本名だって知らせたくないもんなぁ.
だからと言って,本名や自分のバックボーンを伏せたままにすると,周りの人からは相手にされなくて,ネットワークが広がらない.
ネットワークを広げるためには,かなりの自己開示を必要とする.
だけど,自己開示はしたくない.
ジレンマだな.

その点,blog とかだと,ある程度自分の情報を自分でコントロールできるし,自分の素性を伏せたままでも,blog に載っている「コンテンツ重視」で引用されたり,引用したり,でネットワークが広がる.
威張るほどの経歴を持たない人には,居心地のよいコミュニティだな,と.

学会初日

初日にいただいたコメントの抜粋.

・ホスト
・丘サーファー
・不良
・チャラチャラした人.こんな,チャラチャラした人知らない
・ススキノのスカウト
・「茶髪はいけません.茶髪は」 by お世話になっている偉い先生
・誰かと思った

とほほー.
こんなことなら,暑い中無理してスーツなんて着るんじゃなかった.
いつもどおり,ジーンズとTシャツで行けばよかった.
「不良」とはいわれるかもしれないけれど「ススキノ」とか「ホスト」とは言われなかったよナ.

なお,ススキノの花屋さんでバラを1輪だけ買おうとしたら,店のおねぇさんに「haha」って笑われた気がした.くー.

苫小牧の海
おそらく6-7年ぶりだと思うが,地元の海を見に行く.
最後に来たときは,誰もいない浜から花火を見るというちょっぴりオツなことをやったときで夜だった.昼間に来るのは,10年ぶりくらいかもしれない.

この砂浜は,年中遊泳禁止.
波が速い事や,急に深くなっている事などから,危険なため遊泳禁止になっているそうだ.
その前に,工業排水がいっぱい流されてそうで,あんまり泳ぎたくないけれど.

海水浴場として利用されていないせいか,浜は汚い.
波打ち際では,藻がゆらゆら~ ゆらゆら~ としている.
打ち上げられた流木がそのままになっている.
誰かが花火をやったごみがそのまま放置されている.
それどころか,スニーカー2足,ジャージ上下が放置されている.なんだそれ?
美しい海を「エメラルドグリーン」と形容するなら,
ここの海は「ブリリアントグレー」と呼ぶことにしよう.

それに比べ,こちらは楽しそう.
同じ日の同じ日本だとは思えない.

タッチ

地元のあちこちに,「タッチ 全国デビュー決定」というポスターが貼ってあった.
苫小牧市在住 中・高生 の3人グループ “タッチ“.

あまり大声を出さない僕だけど,こればかりは声を大にして言いたい.

ちがーう,こんなの僕にとってのタッチじゃない!

80年代に青春時代をすごした人間にとって,「タッチ」といえば,あだち充の「タッチ」以外にありえんしょ.

雨の日,達也と南が1本の傘で家へ帰るシーンがある.
達也は南が濡れないようにと,自分の肩に雨が当たるのもかまわず,無言で南の側に傘を傾ける.
それを悟った南は,その傘を達也の方に押し返す.
でもって,またまた達也が傘を傾ける.
このシーン好き.

逸見政孝と幸田シャーミンのコンビが懐かしい,フジテレビの夕方6時のニュース「スーパータイム」.
そのスポーツコーナーで「南ちゃんを探せ!」というコーナーがあったなぁ.
部活動をやっている女子高生を毎日1人zつ紹介するというコーナー.
今でたとえるなら,めざましテレビの「きょうのわんこ」の女子高生版ってとこか?
つーか,男女共同参画とかいろいろ政治的に微妙な問題とかもあって,現代じゃこんな女子高生限定紹介コーナーなんてやれないんだろうなぁ,と時代の流れをしみじみ感じてみたり.
#いや,僕はこのコーナーを楽しみにしていたわけではない.だって,出てくる女の子と浅倉南を比・・・(以下,自粛)

話を,原作に戻そう.
高校2年の夏.達也がエースとして出場する1年目.
彼らの明青学園は,地区予選で西村のいる勢南高校に敗れる.
その日の夜,喫茶店・南風で飯を食いながら野球のビデオゲームに興じる達也.
野球ゲームは,達也が負けてゲームオーバー.
達也は,「あーあ,負けちまった」とつぶやいて,1度だけテーブル(兼ビデオゲーム)をドンと叩く.
なんだか,印象に残っているシーン.
なお,学生時代,Kさん(♀)という人に「木公は,自分で書いたプログラムがうまく動かないと,すぐものにあたる.見ていて怖いからヤメテ」と何度も言われた.そう,面白くないことがあったときに物にあたるのは,上杉達也からの良くない影響.^^;
#あと,「北の国から 89 帰郷」では,純がイライラして自分の手が切れるほど電信柱を殴り続けるシーンがある.ここからも,良くない影響を受けている.(でもって,前出のKさんは,「北の国からは虫唾が走る」と言っていた)

3年生の夏,入院した西尾監督の代わりに,”正体不明の鬼監督”柏葉がやってくる.
本当は,兄の栄一郎が赴任するはずだったのだが,手違いで弟の栄二郎が赴任する.
栄二郎は高校時代,濡れ衣の罪で追放され明青野球部を追放され,復讐を果たそうとしている.
しかし,達也と南以外,その事実を知るものがいない.あと一人,西尾前監督を覗いて.
西尾前監督が栄二郎と再会を果たすシーンがある.
西尾前監督は,栄一郎と栄二郎が入れ替わっていることを,指摘したりはしない.
その代わりに,「自分の目は節穴だった.良い選手がいっぱいいたのに,自分がダメにしてしまった」とさりげなく,栄二郎に侘びを入れる.
タッチを読むとき,必ずここで泣くことにしている.

この柏葉栄二郎,実は目が悪い.失明寸前.
地区大会の決勝直後,入院する.
そこに,栄二郎を憎んでいるはずの達也と南が見舞いに来る.
目の見えない栄二郎に,達也は「夏みかん」と言って,あるものを渡す.
それが実は,決勝戦のウィニングボールだったり.
先のシーンで泣いた後,ここでもう一回泣くことにしている.
達也のさりげないっつーか,照れ隠しっつーか,ちょっと屈折してるっツーか,そういう優しいところ,好きなんだけれど.

予備校時代,UFOベクトルで一時期ちょっぴり時の人となったような,ならなかったような,某S水講師は,数学の授業でこんな問題を出した.
「孝太郎は和也への思いがあったので,達也のことを長い間”上杉”と苗字で呼んでいた.しかし,あるシーンを境に”達也”と呼ぶようになる.さて,それはどこでしょう?」
予備校時代,数学がウィークポイントだった僕は,その日の放課後,授業の復讐をほっぽり出してタッチを隅から隅まで読んだなぁ.
UFOベクトルがなんだったか今では名前以外は覚えていないし,今センター試験の数学を受験して60点以上とる自信が実はなかったりするんだけれど,この問題の答えだけはちゃんと覚えていたり.

同じく予備校時代,「明青学園 上杉達也」という偽名を名乗って,他社予備校の模試を受けにいったり.ありがたいことに,「成績優秀者」のリスト(の下の方のギリギリのところ)に上杉達也が掲載されたり.

タッチ TVシリーズ DVD-BOXさてさて,随分いっぱい書いたので,いい加減疲れてきたし,飽きてきたけれど,要するに一番言いたいことは,タッチ TVシリーズ DVD-BOXが発売になるっていうことです.
Amazonで20%オフになっても73.920円.
買えないなー.だけど欲しいなー.

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