さだまさし東大寺コンサート(光明皇后1250年遠忌奉納)

芝生席用ゴザ 本日、さだまさしのコンサートに行ってきた。会場は、奈良市東大寺。日本一大きな仏像のある東大寺であり、まさしくその大仏殿の特設ステージでのコンサート。

 さだまさしは終始興奮していた様子。なんでも、ちょうど30年前に同じ大仏殿のステージでコンサートをしたとのこと。その時(1980年)は、200年に一度の大仏殿修復作業の落成記念の奉納コンサートだったそうだ。
 そして今年は、光明皇后没後1250年にあたる年だそうだ。光明皇后というのは、聖武天皇の妃だそうだ。聖武天皇というのは、まさしく奈良の盧舎那仏(大仏)の建立をした人。また、夫である聖武天皇の没後、遺品を東大寺に寄進したそうだ。東大寺は聖武天皇の遺品を整理するために、かの正倉院を作ったとのこと。まさしく、奈良の伝統の礎を作った人々だ。
 その縁に、さだまさしはとても興奮していた。

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18日甲子園観戦者募集(阪神-巨人)

 2010年10月18日(火) 18:00 試合開始のクライマックスシリーズ阪神vs巨人戦を観戦に行く人を大募集中。
 1人もしくは2人。

 平日だし、あと3日しかないし、調整が難しいとは思いますが、ご希望の方はご連絡ください(メールがありがたいですが、他の方法でもいいです)。

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NY生活(11): モテる男の鉄則その2

モテる男の鉄則その2本日の入浴剤はこれ。

「モテる男の入浴剤: 香水系マリンの香り」

★モテる男の鉄則その2
触りたくなるモイスト肌に

しっとり保湿!3つの成分配合
・ローヤルゼリー
・コラーゲン
・ヒアルロン酸

 もう半年前の話だから、読者も何のこっちゃわからんようになっていると思うので説明する。
 今年4月、当方の誕生日にりんちゃんのお母さんから入浴剤をいただいた。それから都合10回のNY(入浴剤)生活として、使用するたびにそれらの入浴剤を紹介してきた。

 今年の夏は本当に暑かった。暑かったので風呂には一切入らなかった。
 そして秋になった。まだ気温は高い日々が続いているのだが、「そろそろ風呂解禁かな?」という気分になりはじめた。

 そんなわけで、「よし、風呂を沸かそう」と決意し準備を始めたところ、4月にもらった入浴剤がひとつだけ残っていることに気づいた次第。5月19日の第10回NY生活以来、5ヶ月ぶりのNYなり。

 頂いた入浴剤は今日で全て使い切りました。どうもありがとうございました。

NHK『てっぱん』 第2週「18歳の決断」

 前回のまとめ記事で「『てっぱん』の日々まとめは今日で終了」と宣言したことのミソは「週刊にしてみてはどうだろうか」という意味だったとネタばらしする当方が、NHK連続テレビ小説『てっぱん』の第2週放送を見ましたよ。

* * *

第2週「18歳の決断」

【7】
 大阪の初音(富司純子)にトランペットを押し付け、あかり(瀧本美織)は尾道に帰ってきた。ところが、初音に尾道の家族を大事にしろと言われたことが心に引っかかっていた。

 翌朝、なんと兄の鉄平(森田直幸)が初音のところからトランペットを取り戻してきていた。彼はあかりの後を追って大阪に行っていたのだ。あかりが楽しそうにトランペットを吹いていたという話を大阪で聞き、トランペットはあかりが持っているべきだと判断したのだ。

 うろたえるあかりであった。そして彼女は、音楽で生きていくことは諦め、高校卒業後は尾道に残って就職すると言い出した。

【8】
 家族はそれぞれに悩んでいた。それを取り繕い、以前と同じように明るく振舞った。しかし、どこかちぐはぐな雰囲気が漂っている。

 ある日、あかりと真知子は一緒に買物に出かけた。真知子は唐突に旧フェリー乗り場に向かった。18年前、真知子が千春(木南晴夏)と初めて出会った場所だという。千春は妊娠6ヶ月の体で、トランペットケースを抱えてベンチにうずくまっていた。

【9】
 当時、真知子は千春を家に連れて帰った。腹ペコだと言う千春にお好み焼きを振舞った。その食べっぷりに、真知子はいっぺんで千春のことを好きになったという。
 産みの母親の話を唐突に聞かされ、あかりは頭に来た。真知子を残して、一人で家に帰って行った。初音と出会ってから、人生の歯車が狂ったと苛立たしく思うのだった。
 ところが、夕食の準備をする頃には、あかりはすっかり平常心に戻っていた。すぐに怒るところは父親似、楽観的なところは母親似だなどと明るく話し始めるのだった。

 あかりは本格的に就職活動を始めた。何社も面接を受けたが、なかなか尾道での採用には繋がらなかった。本人も周囲も焦り始めてしまった。1ヶ月以上、面接を受けては不採用の連続だった。

 いよいよ、あかりの高校生活最後の演奏会の日になった。
 真知子はあかりの髪を結ってやった。今日くらいは就職活動のことを忘れて、楽しく演奏してくるようにと言って送り出した。

 ところが、あかりは演奏会場へは向かわなかった。
 演奏会と同じ日程で採用面接が行われることになっていたのだ。あかりは誰にも相談せずに、採用面接へ行ってしまった。

【10】
 錠と真知子はあかりの最後の演奏会を見に来た。しかし、あかりの姿が見えないことに驚き、落胆してしまう。

 あかりが帰宅した。あかりも家族も、互いに腫れ物に触れるかのような態度をとっていた。
 その中で唯一、真知子だけは激しい態度であかりに向き合った。大阪に行ってから様子がおかしいと指摘し、初音に変なことを言われたのではないかと問いただした。
 あかりは、みんなの前でこそ強がって否定した。しかし、ひとりになると全て初音のせいだと、彼女を恨むのだった。

 翌朝。真知子の姿が消えた。
 真知子は誰にも告げずに、一人で初音を訪ねた。

【11】
 真知子は、初音があかりに何かおかしなことを言ったのではないかと問い詰めた。しかし、初音は心当たりがないと答える。その代わり、自分の行動がきっかけで、あかりが出生の秘密を知ってしまったことを謝罪し、深く頭を下げた。

 真知子はその日があかりの18回目の誕生日だと伝えた。それはすなわち、千春が母親になった日でもある。真知子は小さなケーキを2つ差し出した。

 その時、真知子の所在を探しているあかりから電話がかかってきた。真知子に頼まれ、彼女は来ていないと答えた。
 そして、電話を切る間際に、尾道に残って両親に恩返ししろと言った。

 それを聞いていた真知子は反発を覚えた。自分は親として当然のようにあかりを育てた。恩返しを強制するのは筋違いである、と。そう言い残して真知子は尾道に帰った。

 初音は2つのショートケーキを仏前と自分とで分けて食べた。

 夜。真知子は大きなケーキを用意して、あかりの誕生日を祝った。

 どうして尾道での就職にこだわるのかと聞かれたあかりは、自分には引け目があるのだと正直に打ち明けた。自分はよその親から生まれた子供であり、尾道や村上家とは明確な絆がない。自分がこの家の娘であるという証とするため、尾道に残りたいのだという。

 それを聞いていた真知子は、恩返しのつもりか。自分は見返りが欲しくて育てたわけではないと怒りを顕にした。「恩返し」というキーワードは、あかりと初音しか知らないはずだった。あかりには真知子が大阪に行っていたのだとわかった。

 あかりは、どうして自分を育てる気になったのか聞いてみた。
 真知子が答えた。錠が初めて赤ん坊のあかりを抱いたとき、とても優しい顔で「かわいいのぉ」と言った。自分の子供として育てるのには、その一言で十分であったと答えた。

 あかりは突然、大阪で就職することを決めた。尾道ではさっぱり仕事が見つからないが、大阪ならばいくらでも就職口があるからだ。
 そして、それよりも大きな理由があった。初音に自分は尾道でした生きていけないと言われたのが悔しかった。大阪に乗り込んで見返してやろうと決意した。

【12】
 大阪での就職が決まり、あかりは無事に高校を卒業した。

 明日はいよいよあかりの出発の日だというのに、父は素っ気無い態度である。翌日は進水式に参列することになっており、あかりの見送りに行くことができないと言う。尾道で過ごす最後の夜も、進水式の準備のために家に帰ってこれないという。

 次兄・鉄平は高校卒業後も仕事が決まっていなかった。この日、父に頭を下げて弟子入りすることになった。長男・欽也(遠藤要)は信用金庫に勤め、融資担当として進水式に出席することになっている。ふたりの兄たちも進水式の手伝いに行ったまま帰ってこなかった。
 あかりは、真知子とふたりっきりでお好み焼きを食べて最後の夜を過ごした。

 出発の日、真知子から真新しい携帯電話を手渡された。父からの贈り物だという。以前に携帯電話をねだった時、就職するまで必要ないと断ったことを錠は覚えていたのだ。そして、その約束を果たしたのだ。あかりが大阪で就職することには猛反対で、見送りにも来なかったが、ちゃんと門出を祝福しようという気持ちは持っていたのだ。

 真知子と鉄平に見送られて渡船に乗り込んだ時、新しい携帯電話が鳴り出した。出てみると、父の声が聞こえた。彼は自分の娘の旅立ちを祝福するスピーチをしていた。

 推進式で、錠はスピーチを頼まれた。不慣れな錠は舞い上がってしまい、自分の子供達の話を始めてしまった。ふたりの息子について話した後、あかりに言及した。呆れ始める列席者であったが、欽也は自分の携帯電話からあかりに電話をかけ、錠のスピーチを中継した。

 前後の分からなくなった錠は、あかりのために「瀬戸の花嫁」を歌い出した。その歌声を聞きながら、あかりは大阪へと旅立っていった。

* * *

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本日の『てっぱん』(7) 萌ポイント

 まとめ記事の連載をやめることにした当方が、NHK連続テレビ小説『てっぱん』の第7回めの放送を見ましたよ。

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 朝。洗顔を終えたばかりのあかり(瀧本美織)は首にタオルを巻き、Tシャツに膝丈ジャージというラフな格好。大阪から買ってきた冷凍たこ焼きを電子レンジで温めている。
 電子レンジのブザーが鳴り、調理が終わったことを知らせた。

 その時のあかりのセリフに萌えた。

「あ、たこ焼きできた!食べよ♪ 食べよぅ♪」

* * *

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映画『大奥』(男女逆転)を見た

♪バババーン バンバンバン バーーン

 ちゃーららーん ちゃらーららーん ちゃらららららーん
 ちゃーららーん たらーららーん たーららららららーん
 ちゃーらー ちゃちゃちゃちゃーらー ちゃらーちゃらららー
 ちゃーらー ちゃちゃちゃちゃーらー たーらーたらーららー

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NHK『てっぱん』第6回

 山瀬まみが朝ドラに出演することはあるだろうかと考え、年齢や容姿的にヒロインは絶対に無理っぽいので、せめてヒロインの母親役はどうだろうか、ヒロインの母役っつーのはいつもわりと意外な女優がやっていてそれはそれで楽しみだしな・・・などと思うのだが、芸能界におけるキャラ/立ち位置的にあと10年くらいは山瀬まみにドラマの仕事が回ってくるとは思えず、それだけ経てば山瀬まみも50歳を超えてしまうので、母役っつーよりは祖母にキャスティングされてしまう可能性が高く、それを見てみたいような見たくないような気がするのだが、冷静に考えれば「ヒロインの近所に住む、噂好きで何かと口うるさく、お節介なおばちゃん」役が山瀬まみにぴったりっぽいよな、みんなもそう思うよね?・・・とつらつら考えた当方が、NHK連続テレビ小説『てっぱん』の第6回めの放送を見ましたよ。

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第1週「ばあちゃんが来た!」

 遺品のトランペットを吹くことは、自分の産みの母親(木南晴夏)のことを認めることになる。逡巡するあかり(瀧本美織)。
 しかし、腹をくくって演奏を始めた。

 トランペットを吹きながら、あかりは尾道の育ての家族の顔が次々に思い出された。それはとても不思議な感覚だった。
 そして何よりも、演奏することが楽しくて仕方なかった。

 初音(富司純子)も同じだった。あかりの吹くトランペットの音色を聞くと、死んだ娘のことばかりが思い出された。その音は、まさしく死んだ千春の音だった。
 あかりはその音色を会ったことのない母親の音だと感じるのだった。

 1曲終わると、初音は背中を向け急ぎ足で立ち去ってしまった。

 演奏会の打ち上げはお好み焼き屋で行われた。
 あかりは大阪のお好み焼きを見て驚いた。広島地方では具とタネを別々に焼いて重ねる食べ方が主流だ。しかし、大阪では具と小麦粉を最初によく混ぜあわせてから焼くらしく、初めての経験に興味津々だった。

 いよいよ食べ始めようという時に、バンドの顧問の音大講師・岩崎(柏原収史)から声をかけられた。使用したトランペットとあかりの相性は抜群だという。演奏中のあかりはとても気持よさそうだった。楽器の方も気持ちいいと思っている、もっとあかりに吹かれたいと思っているに違いないと言うのだった。
 その話を聞いて、あかりは居ても立ってもいられなくなった。焼きあがったお好み焼きには手をつけず、慌てて店を飛び出してしまった。

 あかりは一目散に初音の家に向かった。初音と顔を合わせると、胸を張って「トランペットを吹いた!」と叫んだ。遺品のトランペットを吹いたことで、モヤモヤしていた気持ちは全て吹っ切れたと言う。
 あかねは自信満々にトランペットを初音に突き出した。返すというのだ。

 初音が受け取るのを躊躇していると、あかりの腹が鳴った。初音はちょうど昼食の用意をしていて、奥からは美味しそうなにおいがする。そういえば、朝早くに尾道を出てきて、まだ何も食べていなかったことを思い出した。
 初音は、ぶっきらぼうな態度は改めなかったが、あかりを家にあげてやって食卓に付かせた。

 あかりは初音の作った親子丼を一口食べて、満面の笑みを浮かべた。その様子を見た初音はこっそりと、かつ、微かにうれしそうな顔をした。
 家のことを聞かれた初音は、自分は親戚縁者がなく、モデルのジェシカ(ともさかりえ)を下宿人でお置いているだけであると話した。夫にも一人娘にも先立たれたというのだ。
 初音は、家出した娘が尾道で孫を産んだことの因果を恨めしく言いながらも、あかりには尾道の育ての家族に感謝しろと説いた。

 腹の膨れたあかりは、すぐさま尾道に帰ることにした。トランペットは丁寧にケースにしまって、初音のところに置いていくことにした。

 立ち去る時、あかりは「最後のお願い」があると言い出した。何があってもトランペットは捨てないで欲しいと懇願した。初音は呆れ顔を作りながらも、最後の願いなら仕方が無いと請け負った。
 あかりは一本とった気持ちで得意になった。

 逆に初音は、食事は美味しかったかと尋ねた。あかりはとても美味しかったと答えた。満腹になったと答えた。
 初音は「音楽みたいなものでは腹は膨れない」と言った。それは、尾道でふたりが最初に出会ったときに、初音があかりに言い放ったのと同じ言葉だった。

 初音は勝ち誇った表情を浮かべ、ピシャリと戸を閉めた。
 あかりは家の前で地団駄を踏んだ。

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10月3日0:00 より『今夜も生でさだまさし』(熊本)

 2010年10月3日(日) 0:00より、NHK総合で『今夜も生でさだまさし』が放送される(土曜日深夜)。
 今回は、熊本からの中継であり「火の国熊本さだ馬刺し」というオヤジギャグ的サブタイトルが付けられている。

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NHK『てっぱん』第5回

 明日は山瀬まみの誕生日であるので、壁紙が変わっていたりすることをご了承くださいと言っている当方が、NHK連続テレビ小説『てっぱん』の第5回めの放送を見ましたよ。

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第1週「ばあちゃんが来た!」

 あかり(瀧本美織)は、初音(富司純子)にトランペットを返すために大阪へ向かった。

 無事に初音の家にたどり着いた。しかし、初音はトランペットを受け取ろうとしない。

 あかりは、自分がトランペットを続けてこれたのは、育ての家族の応援が会ったからだと話し始める。しかし、トランペットを好きになったきっかけは、母から引き継いだ血筋かもしれないとも思う。このトランペットを持っていると、育ての親と産みの親との間で心が乱れると言うのだ。

 イライラし始めた初音は、そこまで言うなら一度目の前でトランペットを吹いてみろと言う。娘の千春(木南晴夏)は反対を押し切って音楽をやるために家を出て行った。ずっと反対していたから、トランペットの演奏を聞いたことがないと言う。
 しかし、あかりはこのトランペットを吹くことはできないと答える。それを吹くことは、育ての親を裏切るような気がすると言うのだ。
 話は平行線のままだった。

 その時、モデルのジェシカこと西尾冬美(ともさかりえ)が現われた。彼女は初音の家の下宿人だ。
 ジェシカは商店街のブラスバンド演奏会の司会を頼まれている。しかし、バンドのトランペット担当者が急に来れなくなった。このままでは演奏会が中止になり、ジェシカの仕事もキャンセルになる。
 ちょうど目の前にトランペットがあったので、ジェシカはあかりを強引に連れ出してしまった。

 バンドと合流したあかりであったが、自分の持っているトランペットでは吹きたくないと主張した。そして何よりも、初音との押し問答の拍子にマススピースがはずれてしまっていて、どの道演奏は不可能であることがわかった。

 そこへ、マウスピースに気づいた初音が届けに来た。初音は、トランペットを吹かないなら捨てろ、今ここで吹くなら一生自分のものにしろと告げる。
 そしてそれは、あかりが自分で決断しなくてはならないことだと言った。

 演奏会が始まる直前、あかりは尾道の母・真知子(安田成美)に電話で相談した。具体的な内容は一切明かさず、「寄り道をして帰ってもいいか」と聞いた。真知子も細かいことは聞かずに、自分で決めたことならすれば良い、と答えた。
 それで、あかりはステージに立つことを決めた。

 いよいよ演奏会の幕が開いた。それでもまだあかりは迷っていた。
 客席の背後の商店街に、初音の姿が見えた。初音は演奏会には興味がない素振りで買い物をしていた。
 その姿を見つめながら、あかりは自分自身を奮い立たせた。

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