今日は、音楽教室の発表会のリハーサル(1年半振り)に行ってくる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第91回めの放送を見ましたよ。
2019年9月16日(月、祝日)、百音(清原果耶)の実家のそばで突風が発生したらしい。朝岡(西島秀俊)のユーザー参加型サイトに竜巻らしい写真が投稿されていたが、竜巻や突風は現在の気象技術では予測や観測がひじょうに困難である。百音と朝岡は会社に居たが詳しい状況がわからなかった。
百音はすぐに実家に電話をかけた。家のガラス戸が粉々に割れてしまったが、家族は全員在宅していて怪我などはなかったという。百音はひとまず安心した。
百音は、全国に気象予報士を派遣する事業を計画している。それが実現すれば、観測機器では捉えにくい気象の変化を気象予報士が肌で感じて予測したり、事後の検証データを集めることができるだろうにと思いを強くするのだった。
仕事を終えた百音は、コインランドリーで選択しているうちに居眠りしてしまった。目を覚ますと、菅波(坂口健太郎)が居た。疲れている百音を気遣って、自然に起きるのを待っていたのだという。
菅波は登米から上京することを予告していたが、具体的な日付は伝えてなかった。今日はちょうど祝日で仕事が休みだし、翌17日は百音の誕生日だからそれに合わせたのだと説明した。
「誕生日」という言葉からは結婚のプロポーズが連想された。両者とも口には出さなかったが、素振りから双方がそれを意識していることは明らかだった。菅波は、百音の誕生日に言うつもりだなどと口走った。それはほとんどプロポーズしているも同然だった。
意を決した菅波はあらためて百音に結婚を申し込んだ。
百音の痛みを想像することで自分の視野が2倍になったと感じ、自分が成長しているように感じる。だからこれからも一緒に居たいと話した。しかし、その理屈っぽい理由に菅波は自嘲した。
そこで菅波は言い直した。百音の顔を見れば嬉しいし、声を聞けば安らぐ。離れる時はもっと一緒に居たいと感じる。この先、1分1秒でも長く一緒にいるために結婚したいと話した。
ただし菅波は、返事を急かすことはなかった。百音には自身のキャリアプランもあることだろうから、ゆっくり考えることを促した。
加えて、菅波は東京の大学病院に呼び戻されることになったと打ち明けた。そうなれば東京で一緒に暮らせることになる。一方で菅波は、百音が地元に帰ることを考え始めていることも知っている。百音が宮城に帰ることになれば、結局ふたりは入れ違いになってしまうことになる。
そのようなわけで、菅波は百音によく考えて欲しいと話した。
その時、百音に明日美(恒松祐里)から電話がかかってきた。
明日美が実家の母から聞いた話によると、百音の祖父・龍己(藤竜也)のカキ棚が突風で壊滅的な被害を受けたのだという。