『銀杏の樹の下で』: 北大が舞台の映画

北大を舞台にした「銀杏の樹の下で」という映画が、11月1日と3日に北大のクラーク会館(通称: クラ館)で上映されるそうだ。前売り400円とのこと。

“ショートフィルム”という自称しているので、それほど見ごたえがあるってわけじゃないんだろうなぁ。予告編を見ても、ありがちなハートウォーミング系っぽいし。

でも、映像を見る限り、色づいた銀杏並木がとても美しい。あの黄色いトンネルを最後に歩いたのはいつだろうかと考えると、郷愁で涙が出そうになる。
あちこちで上映されるわけじゃなさそうだけれど、一度どっかで見れるといいなぁ。

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田代まさしが収監された黒羽刑務所

覚せい剤所持で逮捕・投獄され、今年6月に出所した田代まさしのインタビュー記事があった。

田代まさし「獄中で見た景色、あのころの家族の夢」 : 日刊サイゾー

平日は朝6時半に起床して、朝食後に工場へ出かけて作業をしていました。僕が入った工場は、障害者や老人や政治家などが入るような所だったんです。どうやら、目立たないように、と気を使ってもらえたらしくて。でも、障害者が多かったので、仕事が単純作業で辛かった。紐を通したり、袋を折ったりを延々と繰り返すだけで、時間が過ぎるのが本当に遅く感じました。

障害者が多くて、政治家などが送られる工場というのは、元衆議院議員の山本譲司が派遣されたのと同じ工場ではないか。山本譲司は、秘書給与の不正な流用で実刑判決を受け、控訴することなく刑に服した元民主党議員。彼が障害者向け工場で働いた様子と、そこで目の当たりにした障害者の境遇については『獄窓記』に詳しく記されている。
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連続テレビ小説「だんだん」 第10回

連ドラ日誌もそろそろ潮時かなぁと少々思い始めている当方が「だんだん」の10回目の放送を見ましたよ。

今日の放送は、「母親は誰か?」問題に焦点。

めぐみ(三倉茉奈)は松江で一緒に住んでいる嘉子(鈴木砂羽)こそが自分の母親で間違いないと信じ込んでいる。その前提から出発し、自分たちが双子ということが誤りであるという持論を展開する。

【めぐみの三段論法】
1. 自分は嘉子の子であることに間違いない。
2. 優しい性格の嘉子は、自分の子どもを手放さない。
3. ゆえに、血を分けた姉妹が京都にいるはずが無い(双子ではない)

いろいろツッコみたくなってくるわけだが、視聴者が突っ込むまでもなく、のぞみ(三倉佳奈)が電話越しにそもそもの前提(嘉子が母)が誤りであることを伝える。京都にいる一条真喜子(石田ひかり)が二人の母親である根拠(産科医の失言)を述べる。

このときののぞみの口調はかなりキツめであり、めぐみのことを「頭が悪い」などと言ってのける。いや、確かにさっきの三段論法の件とか頭悪いのはわかるが、見ている視聴者もハラハラしてくるほどの剣幕である。たった1日あっただけの人物に対して、あそこまで言うことのできるのぞみの度胸(というか、脚本の無遠慮さ)にドキドキしてしまう当方でありました。

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