木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

レスポール女子あつめてみた

今日は、ギタリスト Les Paul (1915-2009)の誕生日であり、僕がずっと憧れていたエレキギターの Gibson Les Paul を買った1周年の日なので、YouTube から Les Paul を持った女子ギタリストを集めてみた。
レスポールを持っているのはいいとして、女子ギタリストでなければならない理由はないのだけれど、それはそれです。
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Charはんの客イジリ

今日はサウンドメッセ in Osaka 2023の見学に行きました。ギターやウクレレに関する楽器関連企業が数十社集まる展示会です。
このイベント全体のレポートは割愛します。ここを見にくる常連読者の多くにとっては、たぶんあまり興味がないことだろうから。

その代わり、日本を代表するギタリストである Char についてちょっとしたメモを残しておきたい。ギターに留まらない、彼の人間性に惚れたから。
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NHK『らんまん』第1回

本作の公式サイトがあまり整備されておらず不安しかない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『らんまん』の第1回めの放送を見ましたよ。

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第1週『バイカオウレン』

慶応3年(1867年)。
槙野万太郎(森優理斗)の生家は、藩から名字帯刀を許された豪商の本家であり、土佐の由緒ある造り酒屋である。
彼の祖父や父はすでに亡く、名目上は万太郎が当主ということになっているが、実際は祖母・タキ(松坂慶子)が一家や分家を取り仕切っている。母・ヒサ(広末涼子)は病弱で、床に伏せがちであった。姉・綾(太田結乃)は主に母の介護をしていた。

万太郎本人も肺や心臓が弱く、激しい運動を禁じられていた。槙野家の使用人の中には、万太郎と同年輩の子どももいるが、万太郎は仕事を命じられることもなく好き勝手に遊んでいるばかりだった。

今日は、半年間にわたった醪仕込みの最終日である。樽を洗浄し、出稼ぎに来ていた蔵人たちは故郷へ帰っていく。そのため祝宴が行われることになっていた。家の男たちも女たちも、朝から大忙しであった。

そんな中、やはり万太郎は遊んでばかりいた。何もしていないのに、祝宴のご馳走を誰よりも楽しみにしていた。台所から菓子を二つ盗み出し、友達に分けてやるために家を抜け出した。

普段から走ったりしないよう言いつけられていた万太郎であったが、街中で同年代の子どもたちが走り回っているのを見たら、自分も平気だと思われた。それで、友達の家へ駆け出した。
しかし、にわかに胸が苦しくなり、友達の家にたどり着くなり倒れ込んでしまった。家に担ぎ込まれ、医者の往診を受けた。大事には至らなかったが、しばらく安静にしている必要があるとのことだった。せっかくの宴会に参加することもできず、寝かされてしまった。

蔵人たちを労う宴会が始まった。
小間問屋を営んでいる分家の豊治(菅原大吉)は万太郎が倒れ、宴会に姿を見せないことに嘲笑った。彼の息子・伸治(坂口涼太郎)は、万太郎の歳の頃には立派に店の手伝いをしていた。それに比べて、本家の跡取りであるはずの万太郎は遊んでばかりで当主らしいことは一切しないばかりか、病弱で宴会に顔を出すこともできない。槙野家の先行きも不安だと嘆いた。

別室で横になっていた万太郎は、豊治が廊下でこそこそと万太郎の悪口を言っているのを聞いてしまった。豊治は万太郎は生まれてこない方がよかったとまで言い出した。

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春の桜の歌の時

2021年10月以来のバンド発表会でした。
以前は年に一度は必ず出るようにしていたんだけれど、コロナ禍のあれこれや、バンドメンバーが遠くに引っ越してしまったりやらで1年半ぶりの出場。
僕の演奏はいつもながら肝心なところでミスるんだけれど、久しぶりにメンバーが揃って大音量でやると楽しい。ミスしてもいいじゃん!と開き直れますね。
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明日です

今まで俺がしてきたこと
間違いじゃないとは言いきれない
けど、あの人と会えたことで
全て報われた気がするよ
降ってくる雪が迷惑で
うつむいてた俺に
雪上がりの青空をおしえてくれた
ありがとう

「春が来るとこの川辺は桜がめいっぱい咲き乱れるんだ」
あなたは言う
俺は頷く

あるにゃん(17歳)を動物病院に担ぎ込んだ

昨日、あるにゃんの様子がおかしいと里親さんから緊急連絡があった。
飲み食いを一切しなくなったし、片目に瞬膜が出たまま戻ず、じっとしたままで、かなり衰弱しているようにみえるという。

2006年夏に京都の北大路で拾ってきてから17年、都合により別居することになり里親さんに預けてから12年経ちます。
その間、特に病気や怪我をしたことはない。新型コロナ騒ぎで途絶えてしまったけれど毎年の予防接種もきちんと受けさせていたし。老婆猫になっても暴れん坊で手に負えないと里親さんからはちょくちょくクレームをもらっている。

それでも、もう17歳なんだ。イエネコの寿命がだいたい15年くらいだと聞くから、そろそろお迎えが来たとしてもおかしくない頃ではある。
ともあれ、獣医に診てもらおうということで、今日の朝イチでかかりつけの動物病院にあるにゃんを担ぎ込んだわけです。
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あけおめことよろ2023

あけましておめでとうございます。
最近は更新もめっきり滞りがちになりましたが、今年は当ブログ開設20周年の節目にあたりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、当方の昨年のご報告と今年の望みについて述べさせていただきます。

去年の大晦日には大好物の鶏水炊き鍋を食べました。
学生の頃は指導教員から「木公は痩せの大食いだなぁ」なんて会食の度に小馬鹿にして笑われたりもしたものですが、最近は食べる量が減ってしまいました。鶏水炊き鍋といえば締めのおじやが大好きで、おじやのために鶏水炊き鍋をやっていると言っても過言ではない当方なのですが、去年くらいからどうしても締めにおじやを食べることができなくなりました。別に病気してるってわけでもなさそうなんですが。加齢ですかね。
そんなわけで、鶏水炊き鍋の汁は翌日に残しておいて、朝食におじやを食べる生活になっています。
2023年の食い初めはおじやになりそうです。楽しみです。

今年の望みは、他力本願なのですが、どこかの誰かがブロイラーの品種改良を進めてくれればいいな、と思っています。
先述の通り、大晦日のうちに鶏水炊き鍋を食べ、それからすでに5時間以上経過しています。その間、鶏肉の繊維がずっと歯に挟まっていて気持ち悪いです。紅白歌合戦を見ながら、ずっと舌の先で歯の間の鶏肉を探っていました。ほんとうに鬱陶しい。
どこかの誰かが、肉の繊維が歯に挟まらないブロイラーを開発してくれることを2023年の望みにしたいと思っています。

今年もどうぞご贔屓に。

『舞いあがれ』まとめ記事やめます

昨日からTwitterの#舞いあがれ反省会タグがものすごく盛んになりはじめて、わかるわーと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の36回めの放送を見ましたよ。

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第8週『いざ、航空学校へ!』

航空学校は全学生が寮生活となる。
寮には女子専用スペースも設けられており、舞(福原遥)は矢野倫子(山崎紘菜)と同室になった。
倫子はメイク道具や派手な衣類など女性らしい私物をたくさん持ち込んでいた。地味な衣服やバラモン凧を持ってきた舞とは対照的だった。

授業がはじまったが、舞は講師・都築(阿南健治)の質問にうまく答えられないなど、クラスの中でもあまり優秀な方ではなかった。他の学生はスラスラと答えている。舞は毎晩遅くまで予習復習を怠らず、必死に勉強に取り組んだ。

一方、同室の倫子は、毎夜メイクを施し、きれいな服を着てどこかへ出かけていく。それにもかかわらず、昼間の授業では優秀な部類の学生であった。
舞は倫子が夜に何をしているのか気になり、こっそり彼女の跡をつけた。すると倫子は寮内の男子学生の部屋に入っていった。

中の様子を伺うためドアに耳をつけていたところ、通りがかった他学生に声をかけられた。それに驚いた舞は体を強くドアに打ち付けてしまった。その物音で、盗み聞きしていることが凛子にバレた。

(以下略)

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NHK『舞いあがれ』第36回

あとはもうやめるきっかけを探すだけの当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の36回めの放送を見ましたよ。

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第8週『いざ、航空学校へ!』

舞(福原遥)は航空学校の入学試験に向けて猛勉強に取り組んだ。
それと同時に大学の勉強もおろそかにはできなかった。なぜなら、航空学校への入学資格として大学に2年以上在籍して一定の単位を取得しなければならないからだ。加えて、少しでも学費の足しにしようとアルバイトも続けた。舞は毎日へとへとになった。

そんな生活を3ヶ月ほど続け、いよいよ航空学校の入学試験の2005年7月31日になった。
学科試験や体力・心理測定、および面接など半年にわたって選抜が行われる。全国から500人以上が受験し、合格者はたった72名だけである。舞は自信はなかったが、なんとか最後の面接試験まで残ることができた。

面接試験は二人一組で行われる。
面接を待つ間、舞は緊張をほぐすため、同じ組になった柏木(目黒蓮)に話しかけた。しかし柏木は、自分の気持ちと舞の緊張は別なのだから気安く話しかけるななどと冷たく言い放った。

いよいよ面接が始まった。
自身の「得意なこと」を聞かれ、舞は小さい時から工作が「好きだった」と楽しそうに答えた。面接官・都築(阿南健治)からは、質問を取り違えていると注意されてしまった。一方、柏木は乗馬が得意で、難しい専門用語をまくしたてながら障害競技で優秀な成績を収めたと話した。一同は呆気に取られた。
続けて、パイロットになりたい理由を聞かれた。舞は、人力飛行機パイロットの経験から、人の思いを乗せて飛び、みんなに喜んでもらいたいのだと答えた。柏木は、人の命を預かって世界中を飛ぶパイロットの姿に憧れていると答えた。

こうして面接が終わった。
部屋を出ると、柏木は舞のことをバカにした。人力飛行機はお遊びに過ぎず、旅客機のパイロットはプロの世界である。人力飛行機のことを楽しそうに語った舞は不合格に違いないと言うのだ。舞とは二度と会うことがないだろうと告げ、去っていった。
舞は珍しく他人に腹を立てた。

それでも、舞は無事に合格した。
約1年待機し2006年12月、いよいよ舞は航空学校入学のため宮崎に向かった。
航空学校・宮崎本校の入り口で、舞はこれからの生活に胸を弾ませた。

しかし、入り口で面接の時に一緒だった柏木に出会した。彼は舞を睨んだだけで、何も言わずに校舎へ入っていった。
舞はますます感じが悪いと思うのだった。

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NHK『舞いあがれ』第35回

きょうは会社休みます。当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の35回めの放送を見ましたよ。

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第7週『パイロットになりたい!』

五島で感化された久留美(山下美月)は、毎年送られてくるバースデーカードの連絡先を頼りに、幼い頃に別れたままの母・久子(小牧芽美)を訪ねた。
久子は一人で家を出ていった理由を話した。実業団チームにいた夫・佳晴(松尾諭)は怪我でラグビーができなくなり、そのまま会社も辞めてしまった。再就職することもなく、無気力になっていく一方だった。久子は自分が甘やかしているせいだと思い、しばらく実家に帰ることにした。すると佳晴は、お前と結婚しなければ自分はもっとマシな人間だったはずだ、せいせいするなどと捨て台詞を吐いた。その一言で久子は二度と戻らないことを決めたという。
久子は幼かった久留美を連れて行こうとしたが、久留美本人が行かないと言い張った。そのため仕方なく一人で家を出たのだ。久子は自分の白状さを謝った。

久留美は、自分が残ると言えば母もすぐに戻ってくるだろうと考えたと説明した。帰ってきてくれることをずっと望んでいたと話した。
ただし、久子が佳晴を見捨てる気持ちもわかると言う。彼は相変わらず文句ばかりで職も長続きしない。それでも、自分が父を選んだ手前、耐えているのだと話した。
自分は母と同じく看護師を目指して学校に通っていると話した。ただし、このまま自分が幸せになれるのだろうかと不安になることもあると弱音を吐いた。
久子は久留美を優しく抱きしめて勇気づけた。

その頃、貴司(赤楚衛二)が実家に戻った。貴司は両親(山口智充くわばたりえ)と向き合い、自分の今後について話した。
貴司は旅をしながら各地で働き、その中で自分の生き方を見つけたいと述べた。貴司には世間一般の幸せな生き方が受け入れ難いのだと言う。これまではそれに沿うよう生きてきたが、もう我慢はしたくないのだと説明した。
両親は貴司の言っていることがよくわからなかった。それでも、貴司が決めたことだからと言って、許してくれた。

五島では、浩太(高橋克典)が祥子(高畑淳子)に、めぐみ(永作博美)を連れて駆け落ちしたことを謝っていた。それと同時に、めぐみがいかによく頑張ってくれたかを話して聞かせた。彼女のおかげで子どもたちが元気に育ち、工場も拡大できた。自分がめぐみを幸せにするつもりが、逆に幸せにしてもらっていると述べた。その分、めぐみを奪われた祥子には寂しい思いをさせてしまったと頭を下げた。

祥子は、めぐみはすぐに逃げ出して帰ってくると思っていたと言う。けれども一切帰ってくることはなく、寂しい思いをした。
しかし、それはとても嬉しいことだったと言う。めぐみの頑張りと幸福の証拠であったからだ。めぐみを幸せにしてくれた浩太に深く感謝した。

こうして、舞(福原遥)たちも五島を去った。

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