木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

キャプテンEO復活

マイケルが帰ってくる キャプテンEO復活: MSN産経ニュース

 東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市舞浜)で、人気を集めた3Dアトラクション「キャプテンEO」が、7月1日から来年6月30日までの1年間、期間限定で復活する。26日、TDLを運営するオリエンタルランドが発表した。
 マイケル・ジャクソンさんが演じる、キャプテンEOたちの宇宙での活躍を、立体映像とマイケルのオリジナルソングで楽しむ約17分間のアトラクション。

マジかいや!?
いままで、東京ディズニーランドに全く興味のなかった当方だけれど、心がグラグラ揺れている。

NY生活(3): モテる男の鉄則その3

モテる男の鉄則その3本日の入浴剤はこれ。

「モテる男の入浴剤: シトラスの香り」

★モテる男の鉄則その3
皮脂の汚れもスッキリに

古い角質除去!3つの成分配合
・パパイン酵素
・白金ナノコロイド
・グレープフルーツエキス

 ここ3年くらいで食べ物の趣味が変わり、揚げ物やらなんやら、油っこいものを好んで食べるようになったので、顔面脂ギッシュ・テカテカな当方。モテる男になるために、風呂で男を磨いてきました。

 半身浴気味でのんびり読書していたのですが、汗はじんわりと浮く程度でした。そのくせ、いつも油の浮いている鼻のアタマがつるつるになりました。鼻パック直後のような状態。少し男を磨けたと思います。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第25回

 出勤途中の吉野家で焼魚定食を食べながら、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第25回めの放送を見ましたよ。

* * *

 恐ろしい絵の描かれた原稿を見て驚く布美枝。しかし、茂は普段とかわりない落ち着いた声色であったため、布美枝は妙な誤解をせずにすんだ。

 生活用品を揃えるため買い物へ行きたいと訴えるのだが、茂は商店街への簡単な略図を描いて渡すと仕事に戻ってしまった。布美枝を手伝ったり、案内したりという気は少しもないようだ。布美枝は部屋にあった肩掛けカバンを無断で買い物カゴ代わりにして、一人で家を出た。

 商店街では、布美枝の故郷に比べて物価が高かった。加えて、内気な布美枝がモジモジしている間に、買うつもりだった商品が目の前で売り切れてしまった。

 さらに、ハンドバッグを脇において商品を吟味している時に、置き引きの被害に遭ってしまう。通りがかりの女性(松坂慶子)の協力によって犯人(中本賢)に追いつき、バッグを取り戻すことができた。お礼をするつもりであったが、ちょっと目を話した隙にその女性を見失ってしまい、名前を聞くこともできなかった。

 茂には、勝手に持ち出した鞄のことで叱られた。それは漫画原稿を入れて運ぶものであり、食料品の匂いが移ると困るのだという。ゆっくり今後の生活のことを相談しようと思っても、茂はすぐに仕事に戻ってしまい、相手にしてくれない。茂は結婚したことを後悔しているのではないか、と悩み始める布美枝であった。

* * *

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NY生活(2): モテる男の鉄則その1

モテる男の鉄則その1 今日の入浴剤はこれ(ランダムに決定)。

「モテる男の入浴剤: ムスクの香り」

★モテる男の鉄則その1
引き締まったボディに

お風呂で汗出し!3つの成分配合
・トウガラシエキス
・有機ゲルマニウム
・ショウガエキス

 ここ3年くらいで体重が10%ほど増え、腹が出るわ、腰のクビレが無くなるわで、セクスィー成分が減少している当方。モテる男になるために、風呂で男を磨いてきました。

 半身浴気味でのんびり読書していたのですが、15分くらいで汗ダラダラにたまらず出てきました。PCに向かっている現在も、体ポカポカ、汗タラタラ。腹が引っ込むまでの効果はありませんでしたが、いい感じに代謝が高まっている気がします。少し磨けたと思います。

一生の思い出にはならない誕生日

 本日は、当方の誕生日。しかも年男。

 何か劇的なことでも起こるかと思っていたけれど、これといった大事件もなく、ごく普通の週末のように淡々と進行し、つつがなく1日を終えようとしている。来年の今日どころか、来週の土曜日あたりで、すでに「そういえば、あの日俺は何してたっけ?」と思い出すのも難しくなるだろうと思える、ごくごく普通の1日であった。

 お誕生日の贈り物を頂いたり、お祝いのメッセージを頂いたり、阪大に出かけたり、奈良では平城遷都1300年祭がスタートしたりと、ちょっと毛色の変わったこともあったが、胸が張り裂けるほどの悲しいこともなかったし、顎が外れるほどの嬉しいこともなかったという意味で、ごくごくごく普通の1日であった。

 将来、何かにつけて思い出すような、劇的な誕生日にならなかったことを嘆いているのではない。むしろ、こういう風に何の変哲もなく時間が流れていくことが、平和で喜ぶべき人生なのではないかと、なんとなく悟ったような、もしくは呆けているよう、そんな日なのであった。

アサガオの芽が出た

 4月11日に蒔いたアサガオの種であったが、先ほど確認したら芽が出ていた。およそ2週間弱だ。
 ていうか、アサガオの若葉がどんなものか憶えていないのだが(小学1年生の時に理科実験で育てたのが最後)、これで間違いないんだよね?

アサガオの若葉

 種まき後、雨が多く気温も低い日が続いたので少々心配していたのだが、発芽してくれたので嬉しい。楽しい。
 全部で何粒植えたか忘れちゃったのだけれど、確か10-15粒くらいだったと思う。そのうち、本日発芽が確認できたのは5本。この後も続々と生えてくると期待している。

 ただし、気候が良くなかったのが、ちょっと元気が無さそうなのが気になるといえば気になる。とても葉の色が薄い気がするのだが、こんなものだろうか(上の写真とは別の個体です)?ほとんどがこれくらいの薄い色をしている。
 隣に生えている雑草(左下)はまぶしいくらいに青々としているのに。今日は晴れらしいので、日光をたくさん浴びて葉緑素もたくさんできていくのかな。

雑草は青いが、アサガオは色が薄い

 アサガオは小学1年生でも簡単に栽培できるほど生命力の強い植物らしいので、あまり心配はしていないけど。

※雑草は、このあとスタッフがおいしく抜きました。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第24回

 自分の誕生日の朝だからといって特別に何かが変わるわけでもなく、昨日までと全く同じように連ドラで1日の始まる当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第24回めの放送を見ましたよ。

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 家に着いた布美枝(松下奈緒)は、茂(向井理)から家の中を案内される。事前に思っていた様子とあまりに違うボロ屋で、布美枝は言葉を失う。さらに、家の裏には寺があるといい、居間の窓を開けると目の前は墓場であった。

 住処の説明を終えると、茂はすぐに仕事部屋に篭ってしまった。布美枝が部屋の外から声をかけても、なかなか返事をしてくれない。頼ることを諦めた布美枝は、自分自身で新しい生活を組み立てて行くのだと、前向きに片付けを始める。

 誰かが激しく玄関を叩く音がした。慣れない布美枝は不安になって茂の助けを求める。茂は借金取りかもしれないと警戒し、居留守を使うよう指示する。しかしそれは、茂の兄(大倉孝二)であった。布美枝は、兄に背広を返すのを見て、茂が見合いの時に来ていた衣装も借り物であったことに初めて気づく。茶を出そうにも茶葉がなく、白湯で兄をもてなした。兄は結婚祝いだと言って茶封筒を置いて帰ったが、中はプロ野球の観戦チケットだった。兄も失業中で、生活の余裕が無いのだ。

 再び玄関が鳴るので、兄が戻ってきたのかとうっかり扉を開けると、借金取り達が大挙してやってきたのだった。無い袖は振れない茂であったが、布美枝が実家から持たされた金で急場を凌ぐことができた。

 茂の仕事部屋を覗いた布美枝は、彼の描く漫画原稿を目に留めた。そこには、かつて見たことの無いような気味の悪い絵が描かれており、ひどく狼狽するのであった。

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NY生活(1): 小樽

 昨日、松本清張の『ゼロの焦点』を読み終わった。昨年、広末涼子主演で映画化(犬童一心監督)されているが、調べてみると1961年にも映画化されているそうだ(wikipedia 参照)。

 1961年版の主演は久我美子(wikipeida 参照)。どんな女優さんなのか存じ上げないので、Google の画像検索で探してみた。若い頃はなかなかのカワイコちゃんだ。彼女が活躍していたのと同じ時代に青春時代を過ごしていたら、現在の僕が広末涼子に向けるのと同じくらいの関心を彼女に注いでいたかもしれない。

 『ゼロの焦点』は、新婚ほやほやの夫が出張に出かけたまま行方不明になるという話だ。見合い結婚で日が浅く、相手の立ち寄りそうな場所や人間関係、彼の過去などの情報がほとんどないまま、妻が夫の捜索に奔走するというストーリーだ。小説はなかなか面白かったし、広末涼子や久我美子は僕の好みの顔なので映画も見てよいかなという気がする。しかし、ストーリーを一通り知ってしまった現在、中谷美紀が社長夫人やったり、木村多江が会社受付嬢をやるのは、ちょっと僕のイメージから外れるかなぁ、と思う。だから、出演者になんの先入観も無い1961年版を見るのがよいかな、と思っている。

 さて、1961年版の監督は、野村芳太郎(wikipedia 参照)という人で、親子二代に渡って日本の代表的映画監督らしい。彼の作品ラインナップを見ると、美空ひばり主演で『伊豆の踊子』を撮っているそうだし、松本清張原作もたくさん手がけている。彼が監督だとは知らずに、清張の『砂の器』の映画化作品は過去に見た。原作を読まなくてもいいやと思うくらい、良いできだったように思う。

 その上偶然にも、本日4月23日は野村芳太郎の誕生日でもあった(1919年生、2005年4月8日没)。

 そんなわけで、僕の中ではにわかに野村芳太郎ブームが巻起こりつつあり、これを称して「NY(のむら よしたろう)生活」と呼ぶことにしようかと思う。

いや、呼ばないけど

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第23回

 「『ゲゲゲの女房』向井理、都内で追突事故」というニュースがあったが、相手の怪我は軽いようだし、番組にも影響が無い様子なのでほっとした当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第23回めの放送を見ましたよ。

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 汽車の中で突然出会った浦木(杉浦太陽)は、茂(向井理)の幼馴染だった。しかし、彼の馴れ馴れしく、失礼な態度に布美枝(松下奈緒)戸惑う。

 浦木は大阪で貸本出版社に務めていたが、漫画家がみな東京に出てしまったので仕事にならなくなった。そのため、自分も東京に行くのだと言う。彼は何かとセコく、ピンチになると汚いことをするので「イタチ」と呼ばれている。東京の住処を知らせたことを後悔する茂であった。東京に着いてからもまとわりつかれそうだったので、ふたりは急いで逃げ去るのであった。

 東京に住む姉は、駅まで迎えに来ることができなかった。その代わり、迎えの車を寄越してくれていた。車中から見える都心の風景に感激する布美枝であり、大都会での新生活に心を踊らせる。

 ところが、家のある調布は全くの田舎であり、住居もたいそうボロ屋で愕然とするのであった。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第22回

 4月22日は「よい夫婦の日」らしいということを直前に知った当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第22回めの放送を見ましたよ。

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 家の前で茂(向井理)の両親に見送られ、茂と布美枝(松下奈緒)は歩いて駅へ向かった。重い荷物を片手で軽々と持ち上げる茂の姿に、布美枝は頼もしさを感じた。

 駅では、思いがけず布美枝の実家の家族が見送りに来てくれた。ただし、父(大杉漣)だけは娘の嫁入りなどで休めないと、ひとりで店番をしていると言う。東京に旅立ってしまえば、もう二度と会えないかもしれない。悲しさのあまり泣いてしまうのをみんなに見られたくないというのが、父の本音のようだった。

 汽車の中で、布美枝は茂との話題が見つけられず気詰まりがし始める。東京の姉の住所がどのような場所か聞いたのに、茂は狸が大入道に化けて人を驚かせるという昔話で返す。うっかりと、みかんを剥かずに渡してしまい慌てて手伝おうとしたが、茂は「ひとりできる」と断られるなど、どうも波長が合わない。

 日が暮れて旅客達も疲れて居眠りを始めた頃、ある男が席を勝手に占領しトラブルを起こした。その男は布美枝たちに目をつけて近づいてきた。男は浦木(杉浦太陽)と名乗り、茂の知り合いだという。

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