総理の椅子の重さは約30kg

今、ブロード・キャスターを見てる。
今週福田首相が辞任したこと、さらに昨年の安倍前首相の辞任などに絡めて、「近年、首相の椅子の重みがなくなってきている」という話をしている。

ナレーターが「首相の椅子の重さを、大真面目に検証した」と煽った。

“首相の椅子の重み” というのは、もちろん「軽々しく首相になったり、首相をやめたりすることはできない。首相とは、重大な覚悟や責任を伴うものだ」という比喩であることは明らかだ。

“首相の責任” なんて映像では表現しにくい抽象的な問題なので、どういう風に切り込むのかと続きを楽しみにした。
その反面、「もしや、単なるオヤジ・ギャグなんじゃないか」と不安になったりもしたのだが。

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今日泣いたこと

今日は慶応のSFCに行ってきた。
某学術会議で、セッション座長を務めることになっていたからだ。

セッション座長といえば、三つ子の魂百まで、っつーか “学部3年の魂サラリーマンまで” の当方である。

僕が大学3年生のとき、助手室に
「セッション座長の唯一の心得は、時間通りに終わらせること」
という紙が一番目立つところに貼られていたのを、今でもよく覚えている。
そして、その言葉の主として、某指導教官の名前も書いてあった。

元上司がある学会で座長をしていたそうだ。
そのとき、質疑応答が紛糾し、セッションの終了時間を大幅に超過してしまったそうだ。
その件に関して、某指導教官から「議論をうまくまとめて、時間内に終結させるのが座長の役目だ。それができなかったとは何事か」とこっぴどく叱られたとか。反省のために、元上司が自分で貼ったという話を聞いた。
#ていうか、すでに元上司は異動していて、後任者の部屋に貼られっぱなしだったのだが。

学部3年生だった僕は、まさか将来自分が座長をやるような立場になるとは想像していなかったのだが、その心得だけはずーっと覚えていた。
そんな僕が、今日のセッションで2時間の予定のところを15分も超過した。
6人の発表者がいて、そのうち2人がPCとプロジェクタの接続にトラブって合計5分以上は時間を浪費したという事実もあるが。
しかし、それでも10分ちかくは、僕のマネジメントの失敗だ。
悔しくて泣きそうになった。

6人の発表者はいずれも学生さんで、あまり慣れていない様子だった。
ちょっと慣れれば、セッションが始まる前にプロジェクタのチェックをしておくなんてことは常識中の常識なんだけれど、それすらも気が回らないくらいのビギナーだったのかもしれない。

そんなもん、指導教官なり講座の先輩なりが教えるのが当たり前なんだけれど、不幸にして彼らはそういうことを教わらなかったのかもしれない(一人は留学生だったし)。
ここで僕が一言教えてあげないと、将来の学会で同じように迷惑を引き起こすかもしれない。だから、僕がハッキリと言ってやるべきだと思った。
一方で、初めて(と予想される)参加する学会で座長のおっさんに怒られたら、それだけで萎縮してしまってもう二度と学会発表ができないようになってしまうかもしれない。

どうしたものかと考えて、
「時間超過したのは座長の私の責任です。確かに機材のトラブルもありましたが、事前に機材のチェックをするよう指導するのも座長の勤めであり、それを怠った点は申し開きできません。」
と、自分を下手人にすり替えて謝罪してみることにした。
この話を聞いて、件の学生さんたちが発表会のマナーについてきちんと悟ってくれるとよいのだけれど。
そんなことを思いながら、カッコつけな自分に酔って泣きそうになった。

僕らのセッションは時間割の最後だったので、みんなが一斉に帰る時間帯。バス停は混雑していた。
バスのルートは2つであり、”JRルート” と “私鉄ルート”。
私鉄ルートの方が所要時間も乗り換えも便利なのだが、その時点で僕の忍耐力をはるかに超える行列ができていた。
腹も減ってきたし、見ていると泣きそうになった。

JRルートも多少混雑していたが、待つ必要はなさそうだった。乗り換えの多少の不便は我慢して、こちらに乗り込んだ。
座席はほとんど埋まっていて、立ったままの人も少なくなかった。しかし、入り口のすぐ横にある2つの「優先座席」には誰も座っていなかった。僕と前後して乗り込んだどっかの中年の先生と目が合った。その瞬間、工藤静香のように「♪目と目で通じあう」感じで、優先座席に2人でドカッと座り込んだ。
その中年の先生以上のお年寄りや体の不自由な人は見当たらなかったし、僕が座ることによって通路も1人分だけ広くなるわけだし。座らない理由はまったく無い。
タナボタで座れる喜びに、うれし泣きしそうになった。

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福田首相の最後っ屁

会見する福田首相2008年9月1日21:30、福田康夫首相が辞任表明の記者会見を行った(写真は、毎日の記事から)。

最後に質問した記者から、
「これまでの福田首相の公の場での発言が、どこかヒトゴトのような雰囲気をかもし出すことが多かった。今日の会見もヒトゴトのようだ」
というような指摘を受けた。

それに対する福田首相の返答。
私は自分のことを客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。

失笑するやら、大胆さに感心するやら。

よくさ、人から説教されるときに「自分を見失うな」とか「自分の分をわきまえなさい」とか「お前は自分の置かれている立場がまったくわかっていない」とか、「オレはお前のことを思って言ってるんだ」とかいろいろ言われるじゃん。
そのとき、福田首相を見習って、このセリフをぶちかまそうと思ったり、思わなかったり。

岡山・廣榮堂本店のむかし吉備団子

現在、現在、あるところに木公とりんちゃんのお母さんが住んでいた。
木公は山にドライブへ(マジ)、りんちゃんのお母さんは岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)した。
りんちゃんのお母さんが新神戸駅で乗換えをしていると、反対のホームへ0系の新幹線がガタゴトトン、ガタゴトトンと入ってきたそうじゃ。

(中略)

りんママさん、りんママさん
かばんに提げた吉備団子
ひとつ私にくださいな~

というわけで、生まれて初めて岡山の吉備団子を頂いて食べた。
#北海道名物 きびだんごという謎のお菓子になじみが深いことは以前に書いた

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備前名物・大手まんぢゅう

岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)していたりんちゃんのお母さんのアッシー君を務めた対価として、大手饅頭伊部屋(通販可能)の「大手まんぢゅう」をいただいた。

岡山の名物といえば吉備団子が有名だが、岡山市民に言わせれば、吉備団子よりも大手まんぢゅうの方がなじみが深いそうだ。
当方が好きな作家の内田百間も、個人的な都合で故郷の岡山に帰ることは少なかったが、この大手まんぢゅうだけは生涯を通じて好物だったらしい。
#ここらへんの話は、りんちゃんのお母さんに教えてもらったし、wikipediaにも書いてある。

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岡山・八十八家の豚まん

岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)していたりんちゃんのお母さんのアッシー君を務めた対価として、八十八家(通販可能)というお店の豚まんをいただいた。

本当は山珍というお店の豚まんをお土産にする予定だったのだけれど、山珍は日曜定休だったので、急遽八十八家の豚まんになったとのこと。

以前にいただいたことのある山珍の豚まんは確かにおいしかった。ウズラの卵が中に入っていたりして、具沢山でうれしい豚まん。
しかし、実は「豚まん」と「肉まん」の違いすらよくわかっていない当方。ゆえに、豚まんの繊細な味の違いに気づくはずもなく、山珍もおいしかったが、今日いただいた八十八家も十分おいしかった。

具のタマネギがトロトロになっていて、その甘みに感激した次第なり。

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Omnia のパッケージはすごいらしい

韓国のメーカー Samsung がスマートフォン “Omnia” を発表したそうだ。
巷では、「iPhone の対抗馬」なんて言われているとか、いないとか。
iPhoneの対抗馬!?サムスンのOMNIA (ascii.jp)
iPhone対抗というのは間違いだ!Samsung「OMNIA」の真の姿 (IT media)

さて、そんな “Omnia” のパッケージを開封するビデオもまた話題を呼んでる。

これを見ると、実際に買って開封するのがものすごく楽しみになってしまう。

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おじいさんにもらったラジコンカー: 探偵!ナイトスクープ

2008年8月22日の『探偵!ナイトスクープ』では「おじいさんにもらったラジコンカー」という依頼が放送された。

大阪府の男子小学生(10)から。友達になった近所のおじいちゃんから、ラジコンカーをもらった。何年か前に亡くなられたおじいちゃんの息子さんの形見だそうだ。もう動かないので、両親に直してもらおうとしたが、直らなかった。おじいちゃんはラジコンカーが動いているところを見たがっていると思うので直して欲しい、というもの。

以下、ネタバレ。
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単純接触効果の好例: せんとくん

「単純接触効果」(mere exposure effect; Zajonc, 1968) とは、特定の刺激に繰り返し接触するだけで、その刺激に対して好意的な態度が形成される心理現象のことを指す。

ようするに、「せんとくん」(平城遷都1300年祭のマスコット)も繰り返し見ていると、好きになってくるってこと。

みんなも最近、「あれ?せんとくんってちょっとカワイイかも」って思ってるでしょ?

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