あけましておめでとうございます。
ついこの前始まったとばかり思っていた21世紀も、残すところあと90年あまりとなってしまいました。
時の流れは早いものですが、来世紀までのみなさまのご多幸をお祈りいたします。
あるにゃんは熟睡しながら新年を迎えました。
特に深い理由はないのだが、ここ数年、1月3日に扁炉 (ピェンロー)を食べるのが恒例になっている(2010年1月3日、2009年1月3日、2008年1月3日)。ただし、2007年のみ1月10日に食べた。
何をそんなにこだわる必要があるのか、自分でもよく分からないが、もしかしたら「愛かも」と思わないでもないが、そんな深刻なこととは無関係に、とにかく一度始めたことはなんとなく続けたいので、来年の1月3日にも扁炉を作って食べようと思う。
扁炉(ピェンロー)とは、ゴマ油を利かせた汁の中で白菜、豚肉、鶏肉などをトロトロに煮こむ鍋料理である(簡単なレシピは文末に掲載する)。
体がとても暖まるので寒い冬にはもってこいの料理だし、何より冬の白菜は美味しい。この鍋は、白菜が主役の激ウマ料理なのである。
そう、白菜。
2008年3月に発売されたものが文庫化されたらしい。
OZmallという女性向けwebサイトに連載さいれていた「カモのがんばらないぞ」などの他、書き下ろし小説などが収録されているらしい。
鴨志田穣が亡くなったというニュースを聞いた日のことは今でも憶えている。
僕がwebニュースか何かで死亡を知って、仕事仲間の人に教えてあげた。仕事仲間の人は鴨志田穣に少なくない思い入れがあったらしく、かなりショックを受けていた。
ショックを受けつつも、おっさんのくせに女性向けサイトOZmallの存在を教えてくれた。
その日のことは、以前に記事に書いた。
「カモのがんばらないぞ」を通しで読みたかったので購入。730円。
なお、説明不要かと思うが、鴨志田穣とはマンガ家・西原理恵子の元夫。最近では、映画『酔がさめたら、うちに帰ろう。』も公開されてますね。同作品の原作者で主人公、自伝的作品。
本屋のレジ横に平積みになってた。
昭和レトロな装丁でとても気になり、思わず手に取ってしまった。
みかんの皮を巧妙に剥いて、犬や鶴などの作品を作成する方法の指南書。
あまりのバカバカしさが気に入って購入しそうになったが、自分でみかんを買って食べる習慣をほどんど持たない当方はスルーしてしまった。
ビデオあり。
昨日書いた文章である:
いつも僕に何かくれる女性の人々はみんな人妻ばかりであり、いや、それはそれで嬉しくはあるのだが、人妻じゃ~なぁ~、しかもみんなアラサー以上の人々だし、中にはアラフォー以上だし、素直に喜んでいいのかどうか微妙な感じもしないでもないし、・・・(以下略)
世の既婚女性や30歳以上の女性をおもっくそ敵にまわすような文章を書いたのにも関わらず、世の既婚女性かつアラフォーの女性の中には心の広い人もいる・・・とちょっとフォローしておいた方が良い気がしてきている。
ついでに言えば、妻帯者の男性から贈り物を貰っても、既婚者じゃなぁ~、ていうか♂にモテててもアレだしなぁ~、素直に喜んでいいのかどうか微妙な感じもしないでもないし・・・、なんて思ったり、思わなかったり。
「恋人よ逃げよう世界はこわれたおもちゃだから!」という曲がある。大槻ケンヂ作詞、内田雄一郎作曲。
元は、山瀬まみのCD『親指姫』に提供された。このCDアルバムは、「山瀬ロック化計画」と銘打たれていて、キッチュなハードロック路線だった。そんな中、アルバムのラストに収録されている同曲は、他とは一線を画す幻想的な雰囲気を持った曲だった。
若い頃は好きじゃなかったけれど、自分が年をとるにつれて、その良さがなんとなくわかるようになってきた。
その後、大槻ケンヂがカバーした。そちらはバンド編成のロック・バラードに仕上げられている。
一瞬同じ曲だとは思えなかったが、よく聞けば、間違いなく「恋人よ逃げよう世界はこわれたおもちゃだから!」だった。
こちらのバージョンは、大人の雰囲気が満載で、これはこれで気に入っている。
過去にも当blogで紹介したことがあり、そちらで両方を聞き比べることができるようにしてある。
そして今回紹介したいのは、山瀬バージョンと大槻バージョンをどこかの誰かが勝手にリミックスしたバージョン。
なかなか上手に統合されていて、あたかも山瀬&大槻のデュエットって感じ。これもいい!
俺の中で、the Beatles の “I’ve got a feeling” が思い出されないこともない。
11月10日にランニングを始めて以来、本日までの累計走行距離は 106.8kmになった。
これも、みんなが応援してくれた(特に、Facebookの拍手が効く)おかげです。どうもありがとう。
ところで、ちょうど半年前、sterai さんがサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした時、彼の走破距離 1kmにつき100円をUnicefに募金するという企画を行った。見事 sterai さんが 100km完走したので、1万円を Unicef に寄付した。
今になって振り返れば、僕が1ヶ月以上かけて走った距離を彼は1日のうちに走りきったのだ。改めてスゴイと思う。
そして、今日はクリスマス・イブ。誰かに、何かちょっとした贈り物をしたいと思った。
その時、半年前の100円/km 募金を思い出した。
そこで、国境なき医師団へ寄付金を送ることにした。これまでの僕のランニングの走行距離 106.8km に応じて、10,680円。
国や人種や貧富や宗教や政治思想や年齢や性別や頭の良し悪しやその他もろもろに関係なく、サンタクロースや医療スタッフが世界中にやって来ますように。
先日、さだまさしの『風に立つライオン』を聞いていた。僕のお気に入りの1曲だ。
日本や恋人を捨てて、アフリカでの医療ボランティアに身を捧げた男性が主人公の歌。永らく連絡のなかった元恋人から手紙が届き、それへの返事がそのまま歌詞になっているものだ。
アフリカの大地の雄大な景色を紹介しつつ、必ずしも恵まれない境遇なのにも関わらず希望に満ちた現地人を讃える内容になっている。とてもいい歌詞だと思う(歌詞を見る)。
何度聞いてもラストでは泣きそうになってしまう僕なのだけれど、それと同時に、いつ聞いても必ず「ぷぷっ」と笑ってしまう箇所がある。
去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやってきます
去年は僕でした
いつもは汗と埃にまみれた彼が、赤いサンタクロースの格好をして子供たちに囲まれてニコニコとプレゼントを配っている様子を思い浮かべると、笑ってしまう。
そして、やっぱりちょっとホロリと来る。
今年は僕もどこかの誰かのサンタクロースになれたらいいな、なんて思っていたのだけれど、なんだかんだドツボにはまっている間に、いつの間にかクリスマスになっていた。
何の準備もしていなかったし、誰のサンタクロースにもなれなかった。
なんだか心にも余裕が無い感じで、ダメダメ気分で家に帰ってきた。
ちょっとブルーなクリスマスで家のポストを開けてみると、何やら予期しない封筒が入っていた。
暗い気分を吹き飛ばす、逆転の郵便物だった。
散髪してきた。
基本的にロン毛系の当方だが、今回はスッキリ・サッパリな短髪クンに変身することにした。
某女性には「いやん、髪の毛短くなって、いい男になったやん~」と言われてしまったほどだ。
本日は12月9日である。この日だけは当方にとって重要な日である。
そう、当方が敬愛する John Lennon の命日である。
John が射殺されたのはアメリカ東部時間の1980年12月8日23時過ぎだが、その時日本では12月9日であった。だから、日本では12月9日に John Lennon を偲ぶのが正しいという説がある。
それはそれでとても重要なことであるが、もう一つ、本日は当方にとって重要なことがある。
そう、当方がマラソンを趣味にして、ちょうど1ヶ月が経った日である。
Facebook や twitter、mixi 等には、当方が走るたびに自動的に走行距離と時間が投稿されているので、すでにご存じの方も大勢いらっしゃると思うが。
いつ当blogに書くのかと噂されていたが、本日初めて当方がマラソンを始めたことを正式に発表する次第である。
一部では、「どうせ3日もすりゃやめるだろう」とか、「1日でも雨が降ったら、それっきり飽きてしまうことだろう」とか、「え!?あれ、本当に走ってるの?なにかのネットゲームとか、ヴァーチャル・マラソンとかだと思った」とか、「blogに書くと、やめるにやめられないから、書かずにいるんだろう」などと憶測が流れていたようだ。
しかし、ちゃんと1ヶ月続けることができたし、もうしばらくやめるつもりもないことをここに高らかに宣言しておく。
本日、東京に用事があって日帰りしてきた。
帰りは、品川17:57発の新幹線のぞみ59号(博多行き)に乗車した。
乗車中、お腹がすいたので、ワゴン販売のお姉さんを呼び止めて弁当を買おうとした。しかし、売り切れだと言われて、弁当を食べることはできなかった。ビールとつまみを勧められたのだが、なんだか寝不足でもあり、アルコールを摂ると寝過ごして広島あたりまで行ってしまいそうだったので断った。
しかし、腹が減って、腹が立って、腹いせに
「のぞみ59号、弁当売り切れ。みんな注意!注意しようもないし、これから乗る人もあまりいないだろうけど。」
とtwitterにつぶやいた。
これを読んだ人が今夜同じ新幹線に乗るとは思えないし、この情報を知ったからといってその人の人生に何らかの影響があるわけではないのだが、のぞみ59号で弁当にありつけない悔しさを同情してもらおうと思ってつぶやいたわけだ。
それから小一時間。やはり、多くの人の人生にとってどうでもよい情報であったらしく、まったくなんの反応もなかった。
そうなることが分かっていたとはいえ、なんだか悔しかった。・・・つーか、本当は本人もそんなことをつぶやいたことなどすっかり忘れて、読書などしていたわけだが。
さて、米原を通過し、そろそろ当方が降りる京都が近づいてきた。
その時、当方が新幹線のぞみ59号に乗っているというつぶやきへの反応があった。
なんと、同じ新幹線に乗り合わせているというではないか。しかも、相手は数週間前に twitter でfollow しあう仲になったばかりで、素性も素顔も素肌も素足(注)もお互いに知らない仲だ。
しかも、若い女の子らしいよ!
注: 本日、当方は靴ずれをおこした。キオスクで絆創膏を購入し、新幹線の車内で靴下を脱いで足にそれを貼った。そういうわけで、隣に座っていたおっさんに当方の素足の素肌を見られた。つまり、隣に座っていたおっさんとは、素性こそ知らないが、素顔も素肌も素足も知られている仲になったわけだ。
以下、「そろそろ職場から帰ろうと思っていたのに、新幹線の男女がどうなるか気になって仕方がない!」という外野の発言も含めて、ログをtogetterでまとめておくなり。