みりちゃむの犬歯を好きだと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第6回めの放送を見ましたよ。
渋々ながらギャルたちと友達になった結(橋本環奈)だったが、そのことは周囲にひた隠しにした。
平日の放課後は書道部員として活動し、週末は福岡天神でギャルたちと共にこっそり過ごした。
特に、家族には絶対に知られないよう気をつけた。
ある平日の放課後、ハギャレンのリーダー・瑠梨(みりちゃむ)から「緊急招集」というメールが届いた。福岡天神へ向かうには、電車で1時間程度かかる。それでも結は何か大変なことが起きたと思い、大急ぎで駆けつけた。
到着するとハギャレンたちは歓声を上げた。彼女たちは、結が本当に来るかどうか賭をしていたという。特に用事はなかったという。
結は呆れつつも、自分が友達でいる代わりに、そのことを誰にも漏らさないように約束させた。
ギャルたちに会っていたせいで、結は帰宅が遅くなった。
心配した父・聖人(北村有起哉)から根掘り葉掘り聞かれそうになったが、結は書道部の友達と天神でハンバーガーを食べていたと嘘をついた。片道1時間もかかる天神までわざわざハンバーガーを食べに行くというのは現実的ではなかったが、その場はそれでなんとか切り抜けた。今後は同じようなことをしないと言って謝った。
書道部での結は基礎練習ばかりやっていた。たとえば、筆で横線を書くだけの練習である。そんな単純なことでも結はなかなか上手にできなかった。
風見先輩(松本怜生)は、きれいに書こうとするのではなく、自分の一番好きなものを考えながら書くとよいとアドバイスした。気持ちを込めることが大事だというのだ。結はしゃけのおむすびを想像しながら書いた。すると今まで一番きれいに書けた。
風見先輩はいつも結に優しかった。展覧会に誘ってくれた時、鈴音(岡本夏美)を介抱するため(ギャルと知り合いだと知られたくなかった)に理由も言わずに立ち去ったことも優しく許してくれた。書のきれいな人は心もきれいなのだと結は思うのだった。
週末、結は展示でハギャレンの集まりに参加した。
その場で、近く開催される糸島フェスティバルのアマチュアパフォーマンスショーへの参加が決まったと知らされた。みんなでパラパラショーを行うという。その模様はテレビで生中継される。優勝することができたら、伝説のギャル・アユ(仲里依紗)の妹として結を紹介し、ギャルの募集を行う予定だと話された。
結はただ事ではないと思った。テレビに映ったらみんなに知られてしまう。特に、父が心配したり怒ったりすることは明らかだった。結は出場を断った。
すると瑠梨は結と一緒に撮ったプリクラを持ち出した。これを結の家に送りつけるといって脅迫した。
唯はギャルのことが心底嫌いになった。