NHK『おむすび』第11回

やっぱ実在の人物をモデルにした朝ドラの方が手堅い作品になるんだろうなと思うわけで、今後10年(朝ドラは半年ごとなので都合20作)でありそうなヒロインのモデルとして誰がいるかなーと考えたところ、長嶋茂雄の妻・長嶋亜希子をwikipediaで見てみたら、なかなか濃い経歴をお持ちのようでこれは朝ドラで見てみたいなと思ったし、たとえばタイトルは「ミセス・ジャイアンツ」とかどうだろうと思うんだけれど、読売ジャイアンツという固有名詞は日テレ系列との兼ね合いで難しいかもしんないから、読鳥タイタンズという架空のプロ野球チームにして「ミセス・タイタンズ」というのがよいかもなと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第11回めの放送を見ましたよ。

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第3週『夢って何なん?』

糸島フェスティバルのアマチュアステージに出場するため、結(橋本環奈)はハギャレンの一員として週末ごとにパラパラの練習に参加していた。心配性な父・聖人(北村有起哉)には書道部の部活だと嘘をついていた。事情を知っている母・愛子(麻生久美子)が口裏を合わせており、今のところ父にはバレていなかった。
何より、結は門限の19時までには必ず家に帰ることにしていた。それを守っている限り、父はあまり強く言えないのだ。

福岡天神の公園でパラパラの練習をしている結の姿が、幼馴染でクラスメイトの古賀(菅生新樹)に目撃された。古賀は結に見つからないよう隠れていつも監視していた。結と同じ電車で糸島に帰ってくるのだが、さも偶然乗り合わせた風を装っていた。そして、何か困ったことがあれば相談しろとさりげなく話すのだった。

その頃、父・聖人は同業の農家・井出(須田邦裕)から糸島フェスティバルに協力して欲しいと頼まれた。イベントのスタッフの他、地元野菜の直売所を出すことになり人手が足りないのだという。ただでさえ近年は離農する者も多い。このままでは地域の農業が衰退するばかりなので、自分たち中堅が盛り立てて行かなければならないと言うのだ。
しかし、聖人は断った。井出には話さなかったが、聖人もいつかは離農して神戸で理容店を開業したいと思っている。そのような半端な気持ちでは地域に申しわけが立たないと思ったからだ。
その本音を妻・愛子に話すと、愛子は少し腹を立てた。これまで聖人が人生プランを家族にちゃんと相談したことがなく、一人で勝手に進めようとしているからだ。特に、近頃の結は毎日を楽しそうに暮らしている。結ときちんと話し合うまでは認められないというのが愛子の考えだった。

ある日、結とハギャレンのメンバーたちはカラオケで息抜きをしていた。ギャルたちは浜崎あゆみの歌をみんなで歌って盛り上がっていた。浜崎あゆみの歌は、孤独によって傷ついた心をテーマにしたものが多いものの、最後には強く生きていこうと励ましてくれるのだという。それが自分たちへの応援歌のように感じているのだ。
一方の結はまったく共感できなかった。浜崎あゆみの歌は耳にしたことはあっても、これまでちゃんと聞いたことはなかった。普段は祖父・永吉(松平健)と一緒に加山雄三の歌をよく聞いているので話が合わなかった。

流れで、メンバーたちは自分の夢を語った。
結のクラスメイトでもある理沙(田村芽実)は、ギャルの歴史を綴った本を出したいという。
パラパラの中心人物でありダンスの得意な珠子(谷藤海咲)はそのままダンサーになりたいという。
鈴音(岡本夏美)はネイリストになるべく努力している。
リーダーの瑠梨(みりちゃむ)は社長になりたいと話した。何の社長になるかは決めていないが、とにかく社長になりたいのだと話した。

同様に夢を聞かれた結であったが、これといった意思はなかった。咄嗟に家業の農家を継ぐつもりだと話した。曽祖父の代から農業をやっているのでそれを継ぐのだと言う。珠子は結が将来のことをおざなりにしているように思え、それでよいのかと問いただした。

その問いに答える前に、母・愛子からメールが届いた。門限の19時まであと5分となったので所在確認の連絡だった。すっかり時の流れを忘れてしまっていた結は慌ててカラオケボックスを飛び出した。

電車で糸島についたが、とっくに門限は過ぎている。
そこへ、いつものように結を尾行していた古賀が現れた。一緒に結の家に向かい、彼が事態を収集してやると言うのだ。

古賀は結の家に着くや否や、玄関で土下座した。
結が門限に遅れたのは自分のせいだと謝った。それというもの、自分たちが付き合っているからだと説明した。

その言い訳は事前に申し合わせたものではなく、結は驚いた。

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NHK『おむすび』第10回

7年前の今日は、あのバンド名が決まった日であったということをお知らせする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第10回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ギャルって何なん?』

ギャルの瑠梨(みりちゃむ)は金曜の深夜に天神の繁華街にいたところを警察に保護され交番に連れていかれた。警官は保護者に連絡を取ろうとしたが、彼女の父は中国へ出張中、母も東京で仕事中らしく電話には応答しなかった。
交番で一夜を明かしたが、そこの警官たちでは手に負えなくなり、本署の少年係へ引き継ぐ寸前となった。

その頃、土曜日で学校が休みの結(橋本環奈)は家の農作業を手伝うことにした。高校進学後、週末ごとにどこかへ出かけていた結だったので、珍しいことに母・愛子(麻生久美子)は驚いた。
結と父・聖人(北村有起哉)は相変わらず冷戦状態だった。結が不良になるのではないかと過度に干渉するからである。結が農作業を手伝っても、ふたりの間にほとんど会話はなかった。

作業中、結のケータイにメールが届いた。差出人は瑠梨で、そこにはギャル文字で今すぐ交番に来て欲しいと書いてあった。
結はすぐに駆けつけることにした。詳しい事情は話さずに友達に会いに行くとだけしか説明しなかったが、聖人には必ず夕食までには戻ると約束した。彼もそれを受け入れた。

結、そしてハギャレンのメンバーたち(岡本夏美田村芽実)はほぼ同時に天神の交番に到着した。ダンスが得意な珠子(谷藤海咲)だけは連絡がつかず、その場にいなかった。

結たちは瑠梨の身柄を引き受けようとしたが、警察官は同じく未成年である結たちには引き渡せないという。
そこへ、突然、結の母・愛子が現れた。愛子は結に届いたメールを盗み見て、事情を察して追いかけてきたのだという。
愛子が手続きをすることで瑠梨は解放された。そして、結に夕食までに帰ることを念押しして、愛子は先に帰っていった。

瑠梨は反省し、もう結を強引にハギャレンに誘わないと述べた。瑠梨の両親はすでに別居中だが世間体を気にして離婚しないでいるのだという。家族がバラバラで、瑠梨は1秒たりとも家にいたくないのだという。それでハギャレンにしか居場所がなく、なんとしてもそれを守りたいと思っていた。それが行きすぎて結に多大な迷惑をかけたと言って謝った。

結と別れて去っていく彼女たちの背中に向かって、結はパラパラを教えて欲しいと願い出た。
結のことをよく思っていない珠子(谷藤海咲)から本気でやる気があるのかと聞かれ、結は真剣な目で肯定した。

こうして結は受け入れられた。自らやると言ったものの、想像以上にパラパラは難しく、結は苦戦するのだった。

パラパラの練習は公園で行われた。自然と通行人たちの注目を集めた。
そんな通行人の中に、結の幼馴染・古賀(菅生新樹)がいた。

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NHK『おむすび』第9回

そろそろ今シーズンの鶏水炊き鍋を開幕したいと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第9回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ギャルって何なん?』

野球部の試合は同点のまま最終回ウラを迎えた。
結(橋本環奈)たちの高校チームはノーアウト満塁でサヨナラ勝ちのチャンスを得た。そこへ、相手チームのピッチャーが交代し、結と顔見知りの四ツ木(佐野勇斗)が登板した。彼は栃木からの野球留学生で、中学生時代は何度かノーヒットノーランを記録したほどの実力の持ち主だという。その噂通り、四ツ木はあっという間にツーアウトを取った。
結たちの高校は、そこで代打として結の幼馴染の古賀(菅生新樹)を打席に送り込んだ。彼は前日に、結のためにホームランを打つと約束していた。結は大きな声援を送った。

ところが、古賀は四つ木に全く敵わなかった。彼はピッチャーフライに打ち取られてしまった。
こうして両校の試合は延長線に突入し、10回には相手チームが一挙に10点を挙げ、結の高校は結局大差で敗れてしまった。

ある放課後、結がいつものように港で息抜きをしていると、四ツ木が現れた。
そこは彼のランニングコースなのだという。彼は豪速球を投げられる強みを持っている一方、スタミナ面に弱点があり長い回を投げられないという。だから先日の試合でも最終回にリリーフとして出場した。スタミナ強化のためにいつもランニングをしているのだという。
彼は結をその場に待たせ、寮に走って帰った。そして大量のイチゴを持って戻ってきた。それは栃木の彼の実家で採れたもので、以前に結の祖父・永吉(松平健)から美味いトマトを貰った礼だという。結は一度は受け取りを断った。イチゴは福岡でも採れるので珍しくないし、何よりも結は福岡産を自慢に思っていたからだ。
それでも四ツ木は引き下がろうとしなかった。もう一度彼のイチゴを見た結は、それがなかなかの出来であることを認めた。それで貰って帰ることにした。

帰宅すると、祖母・佳代(宮崎美子)から声をかけられた。結が父・聖人(北村有起哉)と仲違いしたままなのを心配しているのだ。佳代は、聖人が姉・歩(仲里依紗)がギャルになってしまったのは自分のせいだと後悔していて、結が同じようになってほしくない、もう二度と昔のような後悔をしたくないと思っているのだと弁護した。ただし、結にとって迷惑に感じる気持ちもわかると共感を示した。

その頃、ギャルの瑠梨(みりちゃむ)も帰宅した。夕食どきであったが、彼女の母・絵利花(坪内陽子)はスーツ姿で忙しげに出かけるところだった。これから仕事で東京に行かなくてはならないという。瑠璃に1万円札を渡して、何か買って食べろと告げるのだった。夫婦仲はよくなく、瑠璃の父がいつ帰ってくるかはわからないという。

瑠璃はコンビニ商品で食事を済ませると、夜の天神へ出掛けていった。
そこで二人組の男に声をかけられた。

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NHK『おむすび』第8回

『「これはシングルじゃないな(笑)」「でも陽水さんの歌詞が届いてびっくり」大ヒット曲「アジアの純真」が生まれた瞬間: PUFFYと奥田民生の30年』(文春オンライン)という記事を読んで、当時の俺はハデハデギャルよりもPUFFYみたいなユルユル女子が好きだっし、今でもそうだなと思い出した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第8回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ギャルって何なん?』

結(橋本環奈)は、伝説のギャルであり姉の歩(仲里依紗)が何かと引き合いに出されることに苛立った。
ギャルたちからは、歩はどんなパラパラの振りも一度見ただけで覚えたと言われ、結にも同じことを求めた。父・聖人(北村有起哉)は、結が歩のように朝帰りするのではないかと心配だったと言って、駅まで迎えにきた。

家に帰ると、母・愛子(麻生久美子)は聖人の行為はやりすぎだと言ってなじった。その結果、夫婦は激しい口喧嘩を始めた。
自室に閉じこもっていた結であったが、ふたりのやり合う声が嫌でも聞こえてきた。

8年前にも同じような夫婦喧嘩があった。歩が朝帰りをした時で、聖人は激しく叱責した。一方の愛子は干渉すべきではないと言って歩を擁護した。それをきっかけに激しい夫婦喧嘩となった。
今日の夫婦喧嘩は8年前とそっくりだった。
結は、両親の喧嘩や家の中がギスギスしている原因は全て姉・歩のせいだと思っている。だから姉のことが嫌いであり、姉のようなギャルも嫌いなのであった。

それでも書道部の活動は結にとって楽しみだった。
野球部応援用の横断幕の縫製が済み、いよいよ文字を書き込むことになった。
2年生の風見先輩(松本怜生)が書き手となり、彼は「一致団結」と書くことに決めた。風見によれば、仲間と力を合わせて困難に立ち向かうというこの言葉が好きなのだと言う。結はその説明に感じ入った。
そして、風見は立派に書き上げた。

揮毫は校庭で行われ、多くの生徒たちが見物に来た。
その中には、野球部であり結の幼地味でもある古賀(菅生新樹)もいた。結と風見が特に親しげにしている様子を遠くから眺めていた古賀は面白くなかった。

その夜、古賀が結の家を訪ねてきた。
彼の父は漁師であり、獲れたてのヤリイカのお裾分けを持ってきたのだ。
その場で古賀は、先輩が怪我をしたので、1年生の自分も試合に出れることになったと話した。自分はそこでホームランを打つから結に見ていて欲しいと話した。
結は突然の宣言に困惑しながらそれを受け入れた。

そして野球部の試合の日になった。結は書道部の仲間と一緒に応援席にやってきた。自分たちの横断幕が掲げられているのを見て、その立派さに感激した。

結の学校のチームは平凡に見える一方で、相手チームは体格もよく強そうに見えた。聞いた話では、相手チームはこれまではそれほど強くはなかったが、近年は県外からも生徒を集めて野球部を強化しているのだという。特に、今年は良いピッチャーが入ったと評判なのだという。

結は投球練習をしている相手チームのピッチャーを見た。するとそれは、いつか結が海に飛び込んで子どもの帽子を拾ってやった時、おせっかいにも助けに来た四ツ木(佐野勇斗)だった。

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NHK『おむすび』第7回

今日放送のBAYFM it!!で我が最愛の団地のふたり』を今週初めて見てすごく面白かったと言っていたのに加え、小泉今日子が劇中で履いている黒のワイドパンツが欲しい(全くおしゃれでないのだが年齢的に着心地が良さそう)と言っていたのを聞いて、さすが見てるところが山瀬だなと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第7回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ギャルって何なん?』

書道部は、野球部の応援のための巨大横断幕を作ることになった。
まだ書道を始めたばかりの結(橋本環奈)に書が任されるはずもなく、布を縫い合わせて幕を作ることしか出番がなかった。それでも、仲間との共同作業を結は心から楽しんだ。これこそ高校生活の青春だと思うのだった。強引に仲間に誘い込もうとするギャルたちとは違って、結は書道部をとても心地よく感じていた。

そんなある休日、結のクラスメイトであり、ハギャレンのメンバーでもある恵美(中村守里)が前触れもなく家を訪ねてきた。恵美はギャルであることをおくびにも出さず、高校生らしい清楚な姿だった。結の家族(a href=”http://www.breathinc.com/artist/f_kumiko-aso.html” target=”_blank”>麻生久美子、宮崎美子)は、恵美の丁寧な挨拶に感心し、結に良い友達ができたと喜んだ。

恵美が結にこっそり話したことによれば、糸島フェスティバルのステージで披露するパラパラの練習日であり、結を迎えにきたという。瑠梨(みりちゃむ)からメールが来ているはずだと言われて確認すると、確かに結には解読不能なメールが届いていた。それは独特なギャル文字で書かれていて、イタズラだと思った結は無視していたのだ。

恵美は、結の家族に対して、一緒に映画を観る約束をしていたと説明した。母と祖母はそれで納得した。ただし、その様子を離れて所で見ていた父・聖人(北村有起哉)だけは何か嫌な予感がしていた。
こうして、結は渋々ながらも恵美と共に福島天神へ向かった。

ハギャレンのメンバーでありダンサーでもある珠子(谷藤海咲)は、結たちを待つ間イライラしていた。結にやる気がないのは明らかであり、そのような者と一緒に踊るのは嫌だというのだ。しかし、結の姉・歩(仲里依紗)を崇拝する瑠梨(みりちゃむ)は結を弁護するばかりだった。
やっと結たちが到着しても、メンバーたちはおしゃべりに興じていてなかなか練習が始まらない。珠子はその雰囲気にますます苛立った。

ついに珠子は練習を始めると宣言した。はじめに旧メンバーたちが手本を見せるから、結は一度だけ見てそれを覚えるよう命じた。結の姉・歩はどんなに難しいパラパラの振り付けも一瞬で覚えたと伝えられている。妹の結ならそれくらいできるはずだというのだ。

ダンサーである珠子の踊りは、素人目の結が見ても上手だとわかった。しかし、一度見ただけで振り付けを覚えるのは不可能だった。
結が言い訳すると、珠子はまた怒り出した。自分は結のことを認めていない。認められてメンバーに入りたければ、少しでも早く覚えろと言うだけだった。
珠子は参考資料などを与えるでもなく、それだけ言うと不機嫌そうに立ち去ってしまった。

結は釈然としないまま電車で最寄り駅まで帰ってきた。
改札を出ると父・聖人が軽トラックで迎えに来ていた。自転車をトラックに乗せて、一緒に家まで帰ろうと言うのだ。過去に姉・歩が朝帰りしたこともあって心配だったのだと説明した。

結は父に腹が立った。自分が信用されていないこと、そして姉と一緒だと思われていることに我慢がならなかった。そう言って父をなじると、結は一人で自転車で駆け出した。

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NHK『おむすび』第6回

みりちゃむの犬歯を好きだと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第6回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ギャルって何なん?』

渋々ながらギャルたちと友達になった結(橋本環奈)だったが、そのことは周囲にひた隠しにした。
平日の放課後は書道部員として活動し、週末は福岡天神でギャルたちと共にこっそり過ごした。
特に、家族には絶対に知られないよう気をつけた。

ある平日の放課後、ハギャレンのリーダー・瑠梨(みりちゃむ)から「緊急招集」というメールが届いた。福岡天神へ向かうには、電車で1時間程度かかる。それでも結は何か大変なことが起きたと思い、大急ぎで駆けつけた。
到着するとハギャレンたちは歓声を上げた。彼女たちは、結が本当に来るかどうか賭をしていたという。特に用事はなかったという。
結は呆れつつも、自分が友達でいる代わりに、そのことを誰にも漏らさないように約束させた。

ギャルたちに会っていたせいで、結は帰宅が遅くなった。
心配した父・聖人(北村有起哉)から根掘り葉掘り聞かれそうになったが、結は書道部の友達と天神でハンバーガーを食べていたと嘘をついた。片道1時間もかかる天神までわざわざハンバーガーを食べに行くというのは現実的ではなかったが、その場はそれでなんとか切り抜けた。今後は同じようなことをしないと言って謝った。

書道部での結は基礎練習ばかりやっていた。たとえば、筆で横線を書くだけの練習である。そんな単純なことでも結はなかなか上手にできなかった。
風見先輩(松本怜生)は、きれいに書こうとするのではなく、自分の一番好きなものを考えながら書くとよいとアドバイスした。気持ちを込めることが大事だというのだ。結はしゃけのおむすびを想像しながら書いた。すると今まで一番きれいに書けた。
風見先輩はいつも結に優しかった。展覧会に誘ってくれた時、鈴音(岡本夏美)を介抱するため(ギャルと知り合いだと知られたくなかった)に理由も言わずに立ち去ったことも優しく許してくれた。書のきれいな人は心もきれいなのだと結は思うのだった。

週末、結は展示でハギャレンの集まりに参加した。
その場で、近く開催される糸島フェスティバルのアマチュアパフォーマンスショーへの参加が決まったと知らされた。みんなでパラパラショーを行うという。その模様はテレビで生中継される。優勝することができたら、伝説のギャル・アユ(仲里依紗)の妹として結を紹介し、ギャルの募集を行う予定だと話された。

結はただ事ではないと思った。テレビに映ったらみんなに知られてしまう。特に、父が心配したり怒ったりすることは明らかだった。結は出場を断った。
すると瑠梨は結と一緒に撮ったプリクラを持ち出した。これを結の家に送りつけるといって脅迫した。
唯はギャルのことが心底嫌いになった。

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NHK『おむすび』第5回

ギャル役のみりちゃむって人のことはほとんど知らないはずなんだけれど、なんとなくどっかで見聞きしたことがあるような気がしていて、考え抜いた挙句佐久間宣行のNOBROCK TVの口喧嘩ネタで見て大笑いしたんだと思い出した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第5回めの放送を見ましたよ。

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第1週『おむすびとギャル』

休日、結(橋本環奈)は書道部の風見先輩(松本怜生)に誘われた書道展にウキウキと出かけるところだった。玄関を出ようとしたところ、祖母・佳代(宮崎美子)に声をかけられた。佳代が作ったおむすびを持って行けと言うのだ。先輩と食事の約束をしているので不要だと断っても佳代は全く引き下がらなかった。結はおむすびをカバンの中に渋々収めて出かけた。

博多の待ち合わせ場所で、風見の私服姿を初めて見た。結はその姿に見惚れてしまった。
結と親しい書道部員の恵美(中村守里)も来るはずだったが約束の時間になっても現れない。風見によれば、熱が出て欠席すると連絡があったという。結は期せずして風見とのふたりきりになったことで有頂天になった。

展覧会会場へ向かう途中で、結に付きまとっているギャルのひとり鈴音(岡本夏美)の姿を見つけた。彼女は路上でティッシュ配りのアルバイトをしているようだった。見つかると面倒な上、自分がギャルと顔見知りだと言うことが風見先輩に知られると彼から軽蔑されるとおそれた。なので、結は鈴音に見つからないよう隠れるように歩いた。

その矢先、鈴音が急に道に倒れ込んだ。目撃した結は助けに行こうと思ったものの、せっかくの風見とのデート(デート?デートなのか!?)が台無しになると思い、見て見ぬふりをしてその場を離れた。
ところが、どうしても心配になり鈴音のことが頭を離れなくなった。書道展覧会の入り口前まで来て、結は用事があるとだけ告げ、風見を残して道を戻って行った。米田家の人間は困っている人を見ると放って置けないのだ。結は自分が米田家の人間であることを恨んだ。

結が戻ると、鈴音はひとりでぐったりと座り込んでいた。唯は彼女を病院に連れて行った。
病院で、鈴音は栄養失調だと診断された。きちんと栄養バランスのとれた食事をするよう指導され、帰された。

結は、鈴音がいつもスナック菓子ばかり食べていることを思い出した。その上で、鈴音の話を聞いてやることにした。
鈴音の父は、彼女が中学2年生の時に多額の借金を残したまま亡くなったという。その借金を返すために母は働き詰めで、鈴音の食事の準備も満足にできないのだという。事情がわかっているので鈴音も文句は言わないでいる。
鈴音は高校を中退し、借金返済や家計の足しにしようとアルバイトをしているとのことだった。節約のためにスナック菓子で飢えをしのいでいるとも話した。1袋100円のスナックを2日に分けて食べることもザラであり、月の食費は3000円だと説明した。

鈴音がそこまで食費を切り詰めるのは、彼女の夢にも関係しているという。鈴音はネイリストになりたいのだと話した。仲間から貰ったお古のパーツで自分の爪をきれいに飾り立てている。資格取得のために金が必要なので極限まで節約をしているのだという。

結は、祖母に持たされたおむすびを思い出した。美味しいものを食べたら悲しいことを少し忘れられると言って、鈴音におむすびを持たせた。
初めは遠慮がちで口をつけようとしなかった鈴音だが、横で美味しそうにおむすびを頬張る結を見ているとつられて食べ始めた。
食べながら鈴音は半泣きになった。父が生きていたころ、よく家族で弁当を作ってピクニックに行った。その懐かしく楽しかった思い出が蘇ってきたと言う。

そうしていると、ハギャレンのメンバーたちが現れた。鈴音は自分が倒れた時にメールで助けを求めていたのだ。
リーダーの瑠梨(みりちゃむ)は、結が鈴音を助けたと知って感謝した。そして、連合の総代に適した人格だと誉めそやした。しかし、やはりハギャレンに加入したくない結はつれなく断った。

そのやりとりを見ていた鈴音は、ハギャレンに加入するのではなく、友達になることを提案した。
結はそれならば受け入れられると言って承諾した。
こうして結とハギャレンのメンバーたちは、友達の証としてメアドの交換をし、一緒にプリクラを撮った。

結は、ギャルと一緒に撮ったプリクラは誰にも見せられないと思い、それをカバンの奥深くに隠して帰宅した。
結の自室の隣は、家を出た姉・歩(仲里依紗)の部屋がそのまま残されている。ドアには立ち入り禁止の張り紙がされており、いつもそれに従って近寄ろうともしなかった。しかし、その日はなんとなく部屋に入ってみた。
姉・歩の部屋の中は、服やブーツ、化粧道具、仲間との写真、安室奈美恵のポスターなどで派手に飾り立てられていた。

結は、ひまわりの大きな髪飾りに目が留まった。それを自分の頭に付けて鏡で見てみた。意外と似合っているように思え、思わず顔がニヤけた。
しかし、すぐに我に帰り、髪飾りを元の場所に戻すと自室に向かった。

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NHK『おむすび』第4回

「俺が見なけりゃ誰が見る!?」の精神である当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第4回めの放送を見ましたよ。

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第1週『おむすびとギャル』

街で結(橋本環奈)を見つけたハギャレン(博多ギャル連合)のメンバーたち(みりちゃむ谷藤海咲岡本夏美田村芽実)は、結の加入を説得するため強引にゲームセンターの中に引っ張り込んだ。
その様子を見ていた客は、結がカツアゲに遭っていると思い込んで警官を呼んだ。

駆けつけた警官に対して、ハギャレンのメンバーたちは単に話し合いをしていただけで恐喝や暴力を振るっていたわけではないと説明した。結もそれを否定しなかった。ハギャレンのメンバーは結を解放して立ち去ることでそれ以上の騒ぎや問題にはならなかった。
警官を呼んだ男性客はハギャレンたちへの不快感を隠そうとせず、彼女たちのことを「クズ」と呼んだ。

結が帰宅すると、家族は出荷用野菜の仕分けをしていた。
結は、規格外として選り分けられる野菜に納得がいかなかった。見た目が少々悪いだけで、味には全く問題がないのに出荷されないからだ。父・聖人(北村有起哉)は、見た目が悪かったらそれだけで「クズ」なのだと説明した。
「クズ」という言葉を聞いて、結は一瞬だけハギャレンのことを思い出した。彼女たちもその姿から「クズ」と呼ばれている。

書道部に入るつもりだった結だったが、その気がすっかり萎えてしまっていた。部員たちに誘われて見学した展覧会の書が全く理解できず楽しいと思えなかったからだ。学校で書道部の恵美(中村守里)に会ったので打ち明けようとした。
ところが、恵美は結の話を遮り、すぐに部室に来て欲しいという。それというもの、風見先輩(松本怜生)が結に話があるというのだ。風見の名が出るや否や、結は自分の決意を忘れ、部室へ急いで向かった。

風見は、結が何も言わないうちに、結が入部を取り止めようとしていると言い当てた。結が見学した展覧会は初心者には難しすぎるものだった。自分が一緒に行っていれば解説してやったところだが、それは叶わなかった。代わりに他の部員たちが説明してやるべきだったのに、誰もそれをしなかったと聞いている。書道に嫌気がさすのも当然だと話した。
しかし、それで書道を諦めてほしくないと述べた。自分が書道の楽しさを結に教えてやるというのだ。次は、初心者でも楽しめる展覧会に風見自らが連れていくと約束した。他の部員たちは堅物だから、かれらには内緒で行こうというのだ。
結はすっかりほだされてしまった。入部取りやめは保留にした。学校からの帰り道でも、風見のことを思い出すと自然と笑みが浮かぶのだった。

せっかく気分よく帰っていた道中、結はまたしてもハギャレンに出くわした。どうやらそれは、結の帰りを待ち伏せていたかのようだった。結は頭に血が登った。
ギャルの鈴音も初めから喧嘩腰だった。天神のゲームセンターで結がハギャレンたちのことを「しょうもない」と言ったことに腹を立てているのだ。自分たちが真剣に取り組んでいることをバカにされたと食ってかかってきた。結も激しい口調で言い返した。ハギャレンはだらだらと集まってくだらない話ばかりしている。悩みもなく楽しんでばかりだ。自分はそれとは違うと吐き捨てた。
リーダーの瑠梨は穏やかな様子で話しを継いだ。自分たちの居場所は他にない、だからこのグループを守りたいのだと述べた。結にも参加してもらって、一緒に楽しくやりたいのだと言う。

結は爆発した。嫌がっている自分に付きまとっているようでは、本当のクズになると吐き捨てた。自分はギャルも、カリスマギャルだった姉・歩(仲里依紗)のことも大嫌いだとはっきり述べた。二度と近づくなと言ってその場を去った。

家に帰り着くと、今度は父・聖人と祖父・永吉(松平健)が言い争いをしていた。祖父・永吉が廃棄処分の野菜を売りにいくと言っているのだ。一方の聖人は、どうせたいした金にならないのだから労力の無駄だし、タダで近所に配った方がよほど喜ばれると主張している。
永吉はまったく聞く耳を持たないばかりか、聖人は農家の人間ではないと罵倒した。

結は、永吉に命じられるまま、軽トラックに規格外野菜を乗せて商店街へ向かった。
商店街の路上で、永吉は面白おかしい口上を述べながら野菜を売り始めた。その快活な売り文句がウケて、たちまち人だかりができた。さらに、結に売り物を客の前で食べるように命じた。事前に打ち合わせていなかったことなので戸惑いつつも結はトマトを頬張った。自慢のトマトは美味しく、結は自然に良い顔になった。その様子が客の購買意欲を誘った。

野菜を売り終えると、永吉は結をつれて行きつけのスナックに来た。
結は、永吉はほとんど野菜をタダ同然で売ってしまったので、ほとんど儲けがなかったと話した。しかし、永吉はそれで良いのだと言う。精魂込めて作った作物は、たとえ1円ででも誰かに買ってもらえれば、それで立派な商品となり報われる。見た目が悪くても「クズ」などというものはこの世にないのだと話した。

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NHK『おむすび』第3回

今日は我が最愛の山瀬まみの誕生日を祝福するため、ネガティブなことを言ったり書いたりしないように心がけている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第3回めの放送を見ましたよ。

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第1週『おむすびとギャル』

結(橋本環奈)は、クラスメイトで書道部の恵美(中村守里)に連れられて部室にやって来た。

そこで結は、書道部の先輩・風見(松本怜生)に出会った。結は書道には全くの不案内であったが、彼が高校生離れした腕前を持っていることはすぐに分かった。しかも、彼はハンサムな上に性格も優しそうだった。結は一目で彼のことを気に入ってしまった。

結は風見に勧められるまま、筆で自分の名前を書いた。それは明らかに不格好で、結は恥ずかしくなった。しかし風見はケチをつけなかった。
それどころか、結の書から、結が何かを自分の中に押さえ込んでいると評した。彼は字をみるとその人の気持ちがわかるのだという。また、書道の目的は上手な字を書くだけではなく、自分自身と向き合うことだと述べた。結は書道によって自身の悩みを解消できるかもしれないし、風見本人がその手助けをすると言ってくれた。

風見の言葉は結にとって図星であり、とても驚いた。ハンサムな風見に教えてもらえる上、自分の悩みが晴れるなら書道を始めるのも悪くないと思った。しかし、その場では入部を即答せず、もう少し考えることにした。

恵美との帰り道、次の日曜日に福岡市の天神に行くことを誘われた。書道の展覧会が開催されているので、一緒に見学に行こうというのだ。乗り気のしない結であったが、恵美の「先輩も来る」の一言で気持ちが変わった。彼に会えるのが楽しみで、展覧会の誘いを受けた。

結が機嫌よく帰宅すると、農家である家族が慌ただしく畑に出ようとしていた。この後天気が変わって大荒れになりそうだから、急いで作物にシートをかけなければならないという。結も急いで作業着に着替え、手伝うことにした。

無事に作業を終え、風呂や食事を済ませた結は自室で書道部への入部について今一度考え始めた。風見の指導を受けることを想像するだけで胸が弾むのだ。その一方で、家業のことが心配になった。家族総出で農業を行っている中で、結は自分も貴重な労働力だと自認していた。部活動で帰宅が遅くなると家の手伝いをする時間が減ってしまう。ましてや、今日のように突発的な作業にも対応できなくなる。結の考えは堂々巡りになってしまった。

そこへ母・愛子(麻生久美子)が覗きに来た。帰宅した時に上機嫌だった結の様子を見て、何があったのか聞きに来たのだ。
結は、書道部への入部を迷っていることを話した。素敵な先輩がいてとても楽しそうな反面、家の手伝いができなくなる心配があると話した。
加えて、楽しいものはいつか無くなってしまうのではないかという不安があると話した。話しながら結の頭の中には、幼い頃に楽しく暮らしていた家が倒壊した風景を思い出していた。

愛子は結が心に浮かべていることを察した。しかし、楽しいことがなくなる心配などないと明るく話した。
さらに、家の手伝いのせいでやりたいことを諦めるとするなら、それは愛子にとって寂しいことだと説いた。結にはやりたいことをやって欲しいというのだ。
それで結は書道部への入部を決めた。

日曜日になった。結はワクワクしながら福岡市の天神へ向かった。
しかし、そこに風見の姿はなかった。代わりに、書道部の先輩が数人いた。確かに笑みは「先輩も来る」とは言っていたが、「風見先輩」とは言っていなかったのだ。結はがっかりした。
展覧会の書を見て、結にはさっぱり理解できなかった。どれもミミズが這っているようにしか見えず、何が書いてあるのかわからなかった。書道部に入部したことを後悔し始めた。

その日は、市内で複数の展覧会が行われているという。みんなは次の展覧会へ向かうというが、結はそれ以上付き合う気になれなかった。家の手伝いがあると口実を述べて帰宅することにした。

別れ際、ゲームセンターの前に派手な格好をしたギャルたちのたむろしているのが見えた。古風で地味な嗜好性である書道部の先輩たちは、ギャルたちを見て口々に悪態をついた。そのギャルたちは、いつか結に絡んできたハギャレン(博多ギャル連合)のメンバーたちだった。結は彼女たちに再度絡まれないよう、そして彼女らと顔見知りであることを書道部の先輩たちに知られたくなくてコソコソ隠れるようにした。

書道部員たちと別れ、帰宅しようと歩き始めた時、道の向こうから結のクラスメイトでハギャレンのメンバーでもある理沙(田村芽実)がやって来た。隠れる間もなく理沙に見つかり、結はハギャレンたちに捕まえられてゲームセンターの中に引っ張り込まれた。

リーダーの瑠梨(みりちゃむ)は、あらためて結にハギャレンに加入するよう頼んだ。ハギャレンの創始者であり、伝説のギャルである歩(仲里依紗)の妹である結にどうしても助けて欲しいのだという。
瑠梨は歩のことを尊敬し、彼女のようになりたかったのだと話した。それというのも、自分が小さい時にゲームセンターで不良少女に絡まれていたところを歩に助けてもらったことがあるからだ。その日から歩に憧れ続け現在に至るという。

瑠梨の身の上話をひとしきり聞かされて辟易した結は、思わず「しょうもな」と口に出していってしまった。もちろんその一言は瑠梨を刺激するのに十分だった。
ハギャレンと結との間で一触即発の危機となった。

そこへ、警察官がやってきた。
結がギャルたちに捕まって引っ張り込まれるのを見ていた他の客が通報したのだ。

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NHK『おむすび』第2回

我が最愛の山瀬まみは毎週火曜日『BAYFM it!!』に出演していて、そのラジオ放送の中でちょくちょくグルメドラマの話題になるわけだけれど、メインパーソナリティの春原佑紀から「次の朝ドラはヒロインが栄養士になる」と聞かされたものの、「あー、朝は無理だ」と一蹴した山瀬の声を聞いて、そうか山瀬は朝に弱いのかと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第2回めの放送を見ましたよ。

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第1週『おむすびとギャル』

結(橋本環奈)は4人組のギャルに絡まれた。
その中には結のクラスメイトの理沙(田村芽実)がいた。彼女は、結が伝説のギャル・アユ(仲里依紗)の妹だと知り、仲間に伝えたからだ。

ギャルたちのリーダー格・瑠梨(みりちゃむ)は、結が仲間になるように誘った。ハギャレンこと博多ギャル連合の総代になって欲しいと言うのだ。
ハギャレンは結の姉・アユが立ち上げ、往時には100人を超える巨大組織だった。しかしアユが去ったのち、みるみる勢いが削がれ、今ではたった4人になってしまったのだ。伝説のアユの妹である結が率いれば勢いを取り戻すというのが瑠梨の目論見だった。

結はまったく興味が持てなかった。むしろ、ギャルを毛嫌いしていた。きっぱりと断り、逃げ去った。

翌日以降、結は通常通りに登校した。結の願いは、毎日を平穏無事に暮らし、美味しいものを食べるということだった。クラスメイトたちは、これからの高校生活を過ごす部活動の話題でもちきりだった。そんな中、結は部活動には興味を示さず、放課後はすぐに帰宅しようとしていた。

クラスメイトでギャルの理沙は、結の勧誘を諦めなかった。彼女は学校では目立たない格好をしており、結以外には本性を隠していた。ふたりだけの機会を見つけると、理沙はギャルの素晴らしさを説明した。特に彼女は90年代のギャルファッションに憧れているのだという。自作のファッションノートを見せながら生き生きと話した。
ついに、結は怒り出してしまった。

理沙を振り切って逃げる途中、同じくクラスメイトの恵美(中村守里)を見つけた。彼女は大量の和紙を抱えて校舎の中を歩いていた。
結はその荷物を運ぶのを手伝ってやることにした。困っている人を見つけたら助けろというのが、米田家の家訓なのだ。

恵美の行き先は、書道部だった。
結はそこで風見亮介(松本怜生)に出会った。大きな和紙に豪快に筆を滑らせる彼の振る舞いや、端正な顔立ちに一目惚れしてしまった。

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