帰宅すると、ユニセフからDMが来ていた。
そういえば、1年前にたまたま機嫌の良い日があってユニセフに募金したことがあったことを思い出した。きっと、ユニセフのデータベースに僕の情報が登録されていて、このようにDMが送られてくるんだろう。
封筒には「女の子の登校率が上がると、子供の死亡率が下がる。」と記されている。
学校教育を通じて、読み書きや計算だけでなく、保健衛生や栄養の知識を獲得することで、彼女らが母親になったときに乳幼児の健康を適切に保つことができるというのがそのカラクリだ。
もちろん、一人ひとりの母親が賢くなるだけではなくて、教育を受けた人々(男女問わず)がより効率的に働くことで、その国は豊かになる。豊かになれば、今より進んだ医療や衛生環境を得ることもできるだろう。その結果、やっぱり子供が死ににくくなる。そして死ににくくなった子供たちは、立派な大人になって、ますます国を豊かにしていく・・・(無限ループ)。
別に、そのカラクリに感銘を受けたわけではないが、とにかく募金しようと思った。