りん母「曹長、バーの看板は右上のようです。・・・準備中のようです。人影はありません。」
月別アーカイブ: 2009年6月
瀬田・県境をこえて?: ジオン軍バーのこととか
日中、下記のようなメールを受信。
木公探偵にお願いです。
私は木津川市に住む主婦のNです。
実は先日、ネットでいろんな方のblogを読んでいたら、瀬田にジオンズ・バーというのができたという情報を目にしました。
ジオン軍というと、木公さんと思い、タレコミメールを差し上げております♪
是非調査してきて下さい☆☆☆☆
「つーか、あなたはネイルサロンを経営していたりするんだから、主婦っつーのはウソだろ」
とか
「いや、遊び人風に見える当方だけれど、一応平日のこの時間は本業があるわけで・・・」
とか
「ていうか、瀬田ってどこ?Google map で調べると熊本県がヒットするんですけど!調査費用を請求するぞ、コラッ!」
とか、
「これって、探偵ナイトスクープ風に応えなきゃいけないのかな?俺はそこまで芸達者じゃねーよ」
とか、突っ込みどころやら複雑な思いやらが満載なわけだが。
まぁ、とりあえず、彼女の仕入れてきた情報のバーは、滋賀県の瀬田駅そばだということがわかったし、かなり凝った作りになっているらしいことが判明したし(参考 ZION’S BAR詳細: 日々のオヤジ)、もうそれでいいじゃん・・・、なんて言おうと思ったのだが。
「合理的な人々は限界的な部分で考える」
第3原理: 合理的な人々は限界的な部分で考える
・・・夕食のテーブルで迷うのは、絶食するか豚のように平らげるかではなく、マッシュ・ポテトをもう一口食べるか否かである。試験が近づいたときには、まったく無視するか24時間勉強し続けるかではなく、もう1時間テレビをみずにノートを復習するかどうかで悩むのである。経済学者は既存の計画に対するこうした微調整を、限界的な変化と呼ぶ。・・・
多くの状況において、人々は限界的な部分で考えることで、最良の決定を下すことができる。・・・限界的な便益と限界的な費用とを比較することにより、・・・価値があるものかどうか評価できる。『マンキュー経済学: ミクロ編』 pp.8-9
これは、当方の座右の書『マンキュー経済学』のイントロダクションに記載されているものだ。著者が経済学においてもっとも重要だと思うことを10のフレーズにまとめたもののうちの一つである(この教科書はいくつかのバージョンが出ているが、『マンキュー入門経済学』が一番薄くて安く、しかも10大原理もおさえてある)。
一番大切なデート: 東京の空・上海の夢
2004年8月にTBSで、4夜連続で放送された深夜ドラマ『一番大切なデート: 東京の空・上海の夢』をDVDで見た。
当方が、山瀬まみの次に愛している永作博美が主演。先月初め、永作結婚のニュースに少なからぬショックを受けた当方であるが、ウジウジしているのもアレなので、スカッと5年前の永作のかわゆさを堪能しようと思った次第。
東京で初雪が降る夜、新たに付き合いだした男と始めて手を握る永作。
新雪で作った雪人形のように、触れただけで解け出してしまいそうなかわゆさじゃないか。
風邪でダウンした一人暮らしの男の、むさくるしい部屋に看病にやってくる永作。
この部屋同様に汚い家に住む当方だが、永作がやってくるだけで全てが浄化されてしまうんじゃないかと錯覚していたり、いなかったり。
鈴井貴之監督『銀のエンゼル』を佐藤めぐみ目当てで見た
当blogで一度取り上げたこともあるのだが、『水曜どうでしょう』のミスターこと、鈴井貴之が監督した『銀のエンゼル』という映画がある。
当方の見聞きした範囲では評判が芳しくなかったので、今まで未見だった。
ちょっと前に、当方のお気に入りの女優・佐藤めぐみがヒロイン役で出演しているという情報をGETしたので、それを目当てに見た。
確かに、佐藤めぐみは可愛かったのだが、作品のデキに関しては、評判どおりあまり芳しい評価を与えることができなかった。
それぞれに業を背負った人々が、田舎のコンビニを拠り所として、各人の人生を昇華させていくという人間模様ドラマであった。わりとありがちなテーマだし、各人物の背景と成長過程を上手く描ければ傑作になり得るテーマなのだが、失敗すると散漫で意味が分からず退屈な駄作になるわけで。
残念ながら、この作品は後者の轍を踏んでしまったと言わざるを得ない。
翻訳字幕が博多弁風
私はガブリエルとです
いろいろな事情により、ものすごくツボにハマってしまい、笑いが止まらない僕がいる。しかも、当方がコーラ飲みながらピザを食っているときに、それを後ろからニコニコと耳打ちして教えてくれた人物ってのが、2日前に僕がちょっぴり怒らせた人物であるわけで、思いも複雑。
ユーストア精華台店で北海道物産と猫エサ福袋
Wolfram|Alpha: 知識ベース・コンピューティング
Wolfram|Alphaというサービスが面白すぎる。
Mathematica の開発者として有名な Stephen Wolfram が最近作った、web の質問回答システム。検索キーワードを入力すると、それに関連する情報を編集して表示してくれる。Google のような web ページのリストではなくて、一定のフォーマットにしたがってデータを一覧表にしてくれるからスゴイ。
たとえば、僕の生年月日を調べてみる。1974年4月24日生まれで、出生地は大阪府高槻市なのだが、その日のデータが瞬時に出てくる。日の出5:16、日没18:37、平均気温は17度だったそうだ(同日の札幌の平均気温は8度)。
John Lennon を検索してみたら、今から68年前にイギリスのリバプールで生まれて、28年前にアメリカのニューヨークで死んだと、ちゃんと出てきた。Paul McCartneyは66歳でまだまだ存命。
2000年頃、僕はトム・クルーズの「ミッション: インポッシブル2」にハマり、同映画の主人公 “Ethan” から名前をもらって、当時飼い始めた猫に名づけた(それがいつしか「いーにゃん」になり、当サイトの “enyan” の由来ともなった)。で、Ethanという人名について調べてみると、アメリカではそれまでほとんど名づけられていなかったのに、1990年代後半(トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」の1作目の頃と符合するね)から増え始め、2000年頃に爆発的に普及し、現在では新生児に付けられる名前のベスト3らしいことまで分かった。
Mathematica のような数学機能も備えている。日中、とある論文を読んでいて、計算を検算するのにcos(pi/4) を計算したかったのだけれど、ちゃんと答えが得られた。
遊び始めたら、止まらない。
こいつの登場で、Google や Wikipedia のいらなくなる日がくるのか。
#少なくとも、客観的な統計データは Wikipedia よりも Wolfram|Alpha の方が見やすくて信用できそうな感じ。なんとなくだけど。
ていうか、Stephen Wolfram のことを Wolfram|Alphaで調べてぶっ飛んだ。彼って、まだ49歳なの!? Mathematica って20年くらい前からあるだろ。すげぇな、おい。
水の流れと人のゆくえ
東直己のエッセイ『札幌深夜プラス1』を読んでた。
「JR札幌駅の<水の広場>の脇の喫茶店の奥の方が、もっと涼しいもんね。冷房からの直撃冷風が吹き付けて、セーターを着ても寒いくらいの極楽体験ができたんだ。知らないだろう?」
p.103 「熱い論争」
もともとが寒がりなため冷房はキライで、京都府に移住してからもクーラーなしの家に住んでいる当方なので、札幌市内で一番涼しいところはどこかなどという、酔っ払いの戯言には興味はないのだが。
しかし、そこで取り上げられている「JR札幌駅の<水の広場>の脇の喫茶店」は看過できない俺がいる。
The Beatles Rock Band: ビートルズのゲーム
2009年9月9日に、ビートルズをモチーフにした音楽ゲーム The Beatles Rock Band が発売になるとのこと。
ただし、欧米地区のみで、日本発売は未定。対応ゲーム機は、PLAYSTATION3、XBOX360、Wii。
どのゲーム機も所持していない当方だが、日本で遊べるんだったら PLAYSTATION3 を買う、本気で買う。
こちらが予告ビデオ。
0:51から1:17にかけてのステージは、日本の武道館ですな。このゲームは海外メーカー製だけれど、日本のメーカーが作っていたら、きっと隠しモードでドリフターズが登場したりするんだろうな。
#ドリフは武道館で the Beatles の前座をやったんですよ。