キャッシュレス生活7日目: 俺たちの戦いはこれからだ!

今日も朝食抜き。
昼は社食(給料天引き)で、天ぷらそば。

昼食後、「人は、紙幣を数えると感じる痛みが軽減される。本物の紙幣、もしくはただの紙を数えた後、冷水に手をつけさせる。すると、前者の方で報告される痛みが少ない」(Handling Money Could Bring Pain Relief: Discovery News)なんて記事を読んで、「はぁ、俺はキャッシュレスだから紙幣を数えることができない。ダメな人生だ・・・」などと、文章を読んだだけでショックを受けるというダメ人生を謳歌していました。

キャッシュカードと取り戻したその時、ケータイに着電。当方の取引銀行からだ。
ついに、キャッシュカードが戻ってきたらしい!届出の印鑑と本人確認用の身分証明証を携えて取りに来いとのこと。
即座に出かけていった(職場から車で数分)。

なんの書類だかちゃんと確認しなかったが(こういうところ、社会人としてダメ)、自宅住所と氏名、さらに届出印を押す書類が1枚。それに記入し、免許書と一緒に出したら、すぐにキャッシュカードを返してくれた。

その時、直近の口座資金の移動記録を見せてくれた。僕がキャッシュカードを失くした日の出金(ATM)と、ゆうちょ銀行の口座に振込をした記録(モバイルバンキング)のみが記されていて、それ以外の不審な記録はなかった。

また、窓口係のカウンターの上には、ATMを管理する銀行からの送り状が置かれていた。いくつかの項目のある表があり、どんなことが書かれているのか興味津々だったのだけれど、さすがにじっくり見せてくれと言うだけの勇気はなかった。

もうどれだけ現金を使っても大丈夫なので・・・、いや、給料日前でちょっと残高が気になるのでほどほどにお金を使おうと思い、すぐ隣のスーパーで300円くらいのキャンディーを買ってしまった。心置きなく現金の使える嬉しさよ。

借金1万円も返済した。利子に関しては、定期預金の金利と同じくらいで良いとのことだったので、年利0.1%とし日割り計算したところ 0.14円くらいだったので、丸めて0円ということにした。勝手に。

さらに晩飯は、国境食堂というところでとんかつ定食(大)1,280円を豪勢に現金で食べた。
美味しかった。腹パンパン。

(完)

—木公センセイの次回作にご期待ください。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第15回

朝8時まで放送されている関西ローカルニュースのキャスターは、エンディングに「今日も一日、お元気で!」と声をかけるのが恒例だ。しかし、今朝は「今日は寒さにお気をつけて」という変化球が投げ込まれて、一瞬ビクッとなった当方が、 NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第15回めの放送を見ましたよ。

昭和36年1月25日、見合いの日の朝を迎えた。
布美枝(松下奈緒)の家で見合いが行われることになっており、一家は準備に大慌てである。

布美枝の父(大杉漣)は、彼女の背丈が目立ちすぎないように、また、場が暖まったところで効果的に布美枝が登場できるようにと、様々な策を練って家族に指示を出している。
布美枝は、祖母からもらった形見の簪を挿し、祖母の遺影を前に良い縁となるように祈るのであった。

相手の村井家が到着した。
気合の入っている母(竹下景子)に対して、相変わらず父(風間杜夫)と茂(向井理)はマイペースである。

いよいよ見合いが始まり、布美枝の緊張は頂点に達した。
座敷の襖の裏で、父から呼ばれるのを待っているのだが、なかなか声がかからない。焦れてしまった布美枝は、襖を少しだけ開けて中の様子を覗き見る。一瞬、茂と目が合ったような気がして、慌てて首を引いた。

ついに、布美枝が座敷に呼ばれた。
茂は、布美枝の目を見て、先ほど覗いていたのが彼女だったと確信した。「さっきの目玉だ」。
興が乗った茂は、突然、自転車に乗れるかを質問した。布美枝は実家の酒屋の配達の手伝いで自転車にはよく乗ると答える。それを聞いた茂は嬉しそうにほほ笑んだ。一方の布美枝も、彼の屈託のない笑顔に引き込まれるのであった。

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