NY生活(5): あをによし保湿入浴液 -完熟マンゴーの香り

あをによし保湿入浴剤 当夜の入浴剤はこれ。

「あをによし保湿入浴剤: やまと美肌・黒酢・アミノ酸・奈良吉野産ヒノキオイル 完熟マンゴーの香り」

中国伝来のお酢は、飛鳥文化とともに奈良に広がりました。奈良吉野産の杉・大樽で熟成させる黒酢のもつアミノ酸とヒノキオイルがしみこみ、まろやか湯で肌しっとり。フルーティなマンゴーの香りと、美肌の歴史の旅へ。

 とても耳障りの良いフレーズが列挙されているのだが、「これ、奈良にこじつけ過ぎじゃね?」というツッコミが喉まで出かかるような、出ないような。美肌の歴史ってなんぞ!?

 他にもいろいろ気になるところはあるが、そういうのは水に流して、っつーか、この入浴剤は液状なので風呂の湯に流しこんで、しっぽりと浸かってきました。美肌効果のほどはやっぱりよくわかりませんでしたが、マンゴーの良い香りが充満して気持ちよかったです。ぼくちん、キウイ、パパイヤ並には男を磨けたと思います。

アサガオの双葉が虫に食われてる?

 当家の庭に植えたアサガオ。現在の発芽数は6本ほどなので、先週の土曜日からそれほど変わらず。

 どの株も、あいかわらず葉の色が薄いように思う。僕のイメージする、「これぞ、元気な植物の緑!」という色ではなく、キャベツの内側の葉のような薄い緑色である。少し心配になる。

 その上、せっかく出てきた双葉が虫に食われているようだ。

虫食い双葉

 6本中、3本がこのように葉が食われている感じ。2本は種のカラを付けたままで、これから大きくはを伸ばそうとしている途中のようだ。

 残りの1本は比較的まともで、葉の形がきちんとしている。

元気な1本

 僕のアサガオに対する困惑をよそに、雑草はたくましくズケズケと生えてくるからムカつく。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第28回

 せっかくの連休だというのに、どこにも出かける予定のない当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第28回めの放送を見ましたよ。

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 茂(向井理)が貸本漫画家の中森(中村靖日)に部屋を貸すことを決めた理由は、何よりも家賃が目的であった。貯金もなく、原稿料も叩かれ、家財道具の質入れもしている境遇に加え、布美枝(松下奈緒)も養わなくてはならないので渡りに舟だったのである。

 新婚家庭の貧困さをハッキリとは意識していなかった布美枝は、中森から貸本業界の景気の悪さを聞き、やっと状況を理解することができた。渋々ながらも、中森からの家賃収入をあてにし始める。

 翌日、茂の作品が完成した。出版社に届けに行く茂を見送りながら、布美枝も上機嫌になる。茂に気持ちよく仕事をしてもらおうと、彼の部屋の掃除を始める。
 出版社長の富田(うじきつよし)は「墓場の鬼太郎」をこき下ろす。前回から始まった茂の怪奇漫画シリーズは総スカンをくらい、返品・苦情の山であることに機嫌を損ねているのだ。なんとか今回分の原稿料は受け取ることができたが、怪奇漫画は打ち切りが決定した。次は戦記物でなければ受け取らないと言う。

 茂と入れ替わりに、漫画家の戌井(梶原善)が原稿を持ってやって来た。机の上に放置されていた「墓場の鬼太郎」に目を留め、戌井は強く感銘を受けた。

 茂は原稿料を持って質屋へ直行し、ラジオを質受した。自分が仕事ばかりで布美枝の相手をしてやれないことを申し訳なく思い、せめてラジオで暇つぶしをしてもらおうと思ったのだ。質屋では状態の良い自転車にも目をつけたが、そこまでの金はなかった。

 ラジオを持って帰ると布美枝は事のほか喜んだ。その様子を見て、茂も思わず顔がほころぶ。家の中が明るい雰囲気になった。

 しかし、勝手に片付けられた仕事部屋を見て、茂は布美枝を叱るのであった。

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