木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

NHK『おひさま』第18回

昨日の朝、家の前でゴミ出しをしていたら、近所に住む88歳だというおじいさんに声をかけられ、本作のヒロインと同じ時代を生きた人なんだなぁと思うとなんだか感激してしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第18回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

陽子(井上真央)が食べ過ぎで倒れたことに関して、迎えに行った次兄・茂樹(永山絢斗)は何か言いにくい事情があるのだろうと悟った。茂樹は、今回の事を父(寺脇康文)に内緒にする代わりに、陽子には何があっても自分の味方になって欲しいと頼む。近いうちに父の前で重大発表をするから、その時は何も言わずに応援して欲しいと言うのだった。
陽子は知らない振りをしたが、茂樹が航空隊に入隊したがっていることに違いはなさそうだった。茂樹の決意が固いことを知り、陽子は少々驚くのだった。

陽子(若尾文子)からその辺りまでの話を聞き、房子(斉藤由貴)は当時の少女たちの天真爛漫さをかわいらしく思った。自分の娘(山谷花純)も同じ年ころなのに、素直じゃなくて困っているとこぼす。しかし陽子は、今も昔も、少女の根本はまったく同じだと思うと優しく話すのだった。
それから連想して、房子は陽子の両親のことをもっと知りたいと思った。

当時の陽子も、実は自分の母のことを詳しくは知らないことに気づいた。しかし、父から根掘り葉掘り聞くのも筋違いな気がして、尋ねることができないでいた。

ある日、陽子が帰宅すると、今までに見たこともないような立派な婦人靴が玄関にあった。その来客は、仏壇の前で手を合わせていた。
見ず知らずの老婆であったが、父からは母方の祖母(渡辺美佐子)だと紹介された。

祖母は紘子(原田知世)に向けて、このようなところで死ぬとはバカな子だと冷たく言うのだった。

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Grow! : ソーシャル・パトロン・プラットフォーム

Grow!当blogに、Grow!のボタンを設置しました。

Grow! は、webサイトに設置されたボタンを押すだけで、サイト運営者に投げ銭をすることができるシステムです。これを称して、ソーシャル・パトロン・プラットフォームと呼ぶそうです。
たとえば、あなたがこのページを見て木公にオヒネリを与えたいと思ったら、Grow! ボタンを押せばいいのです(ただし、ユーザー登録をする必要がある)。

投げ銭は PayPal を経由し、現金で行われます。利用者は事前にGrow!ポイントを購入しておく必要がありますが、ボタンを押すと相手にポイントが渡されます。そのポイントを現金に引き換えることができ、基本的に1回のクリックが$1に相当します。受け取った人は、30%強の手数料が差し引かれた上で、現金化することができます。

今日、サイト運営者の収入源は広告やアフィリエイトに大きく依存していますが、閲覧者が気に入ったコンテンツに対して直接報酬を与えようという仕組みというわけです。この仕組みをもって「パトロン」だというわけです。

Grow! のシステム紹介 (チュートリアルより)

詳しくは、Grow!のチュートリアルをご覧下さい。
また、
ソーシャルパトロンプラットフォームのGrow!を導入しました【本田】 : TechWave

“コンテンツ消費”に対する意識を変える!?クリエイターを直接支援できる、ソーシャルパトロンプラットフォーム「Grow!」 | greenz.jp グリーンズ
などの紹介記事をあわせて読むといっそう分かりやすいです。

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山瀬まみ”芸能生活25周年の集大成”

山瀬まみ本人が「25th Anniversary Best Album-」を宣伝するビデオが公開されている。

ベストって普通ヒット曲入ってんだろうけど、その手のものは入ってませんけれども。隠れた名曲、隠れすぎた名曲、たくさん入っています。

自分のアイドル時代に言及する山瀬まみの自虐ネタって、いつも鋭い。

NHK『おひさま』第17回

女学生トリオといえば、どうしても南野陽子、相楽晴子、吉沢秋絵(『スケバン刑事II: 少女鉄仮面麺伝説』)を思い出し、南野陽子はそのまま陽子だし、相楽晴子は不良少女の育子、吉沢秋絵はお嬢様の真知子に当てはめればピッタリだと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第17回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

苦しい初恋を告白した真知子(マイコ)は、翌日珍しく学校を休んだ。心配した陽子(井上真央)と育子(満島ひかり)は、放課後に真知子の家を訪ねた。
しかし真知子はピンピンしていた。その上、大量の白米を平らげようとしていた。たくさん食べて太り、醜くなれば許婚から嫌われる。そうすれば春樹(田中圭)との恋の障害がなくなるという打算であった。親友たちからは、醜くなれば春樹からも嫌われるだろうと笑われるが、他に打つ手もなく食べ続けるのだった。
陽子と育子は、その行為を無意味だと思いつつも、友情の証として一緒に食べるのだった。

その時、留守にしていた真知子の母(中村久美)が帰宅し騒ぎを嗅ぎつけた。陽子と育子は腹いっぱいご飯を食べたいと頼んだと訴え、真知子をかばった。
しかし、突然の緊張と食べ過ぎで、陽子は気分が悪くなり、その場で倒れてしまった。真知子の母からは、陽子が片親だから他人の家で身勝手なことをするのだと嫌味を言われてしまう。真知子は本当のことを言おうとするが、陽子がそれを止め、あくまで自分が全ての罪を負った。

次兄の茂樹(永山絢斗)がリヤカーで迎えに来てくれた。リヤカーを牽く兄の背中を見て、普段は子供っぽくて喧嘩ばかりしている兄のことを、とても頼もしい一人前の男だと思った。
また、そのリヤカーは、一家が安曇野に引っ越してくるときに陽子(八木優希)と生前の母(原田知世)が乗ってきたものだ。その連想から、もう一度母に会いたいと強く思った。母に、学校のこと、友達のこと、初恋のことなど、いろいろな話を聞いて欲しいと思った。

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NHK『おひさま』第16回

昨日のまとめ記事では、春樹(田中圭)が真知子(マイコ)に恋したかのような意味深な眼差し向けたという重要なシーンへの言及を失念してしまい、この場に追記しておくことにした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第16回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

陽子(井上真央)は、川原(金子ノブアキ)に触れた手をそのまま残しておくため、手袋をはめ、絶対に洗わないようにしようとした。次兄の茂樹(永山絢斗)は理由をしつこく聞き出そうとするが、父・良一(寺脇康文)は陽子の気持ちを慮って何も言わなかった。

夜、布団の中で、陽子の目から急に涙がこぼれでた。松本訪問は心の底から楽しかったのだが、逆に、このような日はもう二度とないのかもしれないと思うと悲しくて仕方なかったのだ。

明け方、寝苦しかった陽子は、無意識に手袋をはずしてしまった。起床後、いつもどおりに庭の井戸で洗顔を行った。ふと、手を洗ってしまったことに気づいて、陽子は落ち込んでしまった。
学校では、育子(満島ひかり)と真知子(マイコ)が笑いながら慰めてくれた。洗わないでいると臭くて痒くなっただろうし、何よりも、また川原に手を握ってもらえばいいと言うのだ。川原の事を考えると、陽子は嬉しくなって小さな悩みは忘れてしまった。

放課後、真知子がふたりを家に誘った。フランスの珍しいケーキを食べながら、話に花が咲いた。その真知子の部屋で、陽子は彼女の許婚の見合い写真を見つけた。
自分は与えられた運命に従って生きる女だと気丈に振舞っていた真知子が、突然泣き崩れてしまった。真知子は松本で出会った、陽子の兄・春樹(田中圭)に恋をしてしまったと告白した。これまで男性に対しては心を閉ざし、親の決めた許婚と素直に結婚するつもりでいたのに、それが簡単なことではなくなったと訴えた。そして、自分を春樹に引きあわせた陽子のことを逆恨みした。

陽子は、自分の行動が真知子を苦しめる結果になったと思い、同様に泣き出した。それは明らかに不幸な偶然であり誰のせいでもない、と育子は仲裁するが、親友たちの苦しみに同情して、自分も泣き出してしまった。

家に帰り、ひとりきりになると、陽子はますます落ち込むのだった。曇りガラスに、川原姓に続けて自分の名前を書いた。そして、それを一気に消して、川原との決別を決意するのだった。真知子が初恋を諦めなければならないのなら、自分も同じように諦めることに決めたのだ。

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水性キンチョウリキッド「買いに行きましょう」篇

夏の恒例、山瀬まみのピンクカッパ。

水性キンチョウリキッド「買いに行きましょう」篇: KINCHO CM集

彼氏の誕生日祝いとかにも、すごく喜ばれると思うの

はい、僕なら喜びます。大喜びです。
使わないです、置いとくだけです。
次の日曜日は僕の誕生日です。

山瀬のベスト・アルバム、新発売

山瀬まみのデビュー時のキャッチコピーが「国民のおもちゃ、新発売」であることは、わりと知られた話。有名なのだから当然予想しておくべきだった。でも、できなかった。

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本日発売された山瀬まみデビュー25周年記念盤「25th Anniversary Best Album」のキャッチコピーが

国民のベスト・アルバム、新発売

であった。

山瀬ファンとしてこれは一本取られた。そして、とても良いコピーだと思った。

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NHK『おひさま』第15回

7:30からNHK BSプレミアムを見て8:00過ぎまで本まとめ記事を書いている時間帯は、ちょうどテレビ神奈川でsaku sakuが放送されていることに気づき、そっちを見ようかと少し心の揺れている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第15回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

松本で川原(金子ノブアキ)に再会した陽子(井上真央)は舞い上がってしまい、完全に平常心を失っていた。川原を見てはいけないと思えば思うほど、彼ばかりを盗み見してしまう有様だった。
松本城の見学に出かけ、急な階段で川原が手を貸してくれた。戸惑いつつも彼の手に捕まった。それは陽子にとって幸福な触れ合いだった。

喫茶店では、それぞれの将来の夢を語り合った。
育子(満島ひかり)は、東京の大学に進学したいと言い出した。天守閣からの風景を見ていて、郷愁よりもまだ見ぬ世界に飛び出したいという気持ちが高まったのだという。
真知子(マイコ)は、逆に、どこにも行かずに安曇野で一生を過ごすのだという。親に決められた許婚もいる。

ふたりの話を聞いた陽子の兄・春樹(田中圭)は、人には常に新しいことに向かうタイプ(育子)と、自分に与えられた運命に向き合うタイプ(真知子)がおり、どちらもそれぞれに正しいとまとめた。そして、自分自身は運命に従うタイプで、川原は新しい世界に飛び込むタイプだと付け足した。

さらに春樹は、陽子は太陽であり、どちらのタイプにも属さないと評した。
そして、母(原田知世)が亡くなった直後の陽子(八木優希)のエピソードを披露した。家の中が暗く沈んでいた時、陽子が突然酒に酔ったふりをして踊りだしたという。それをきっかけに一家は明るさを取り戻したという。
その話を聞いた川原は、陽子はきっといいお嫁さんになるだろうとコメントした。陽子は照れくさくも、川原にそう言われたことが嬉しかった。

3人娘は安曇野に帰ってきた。陽子は二人からからかわれっぱなしだったが、まんざらでもなかった。
川原と手が触れ合った余韻に浸り、その手を絶対に洗わないでおこうと決意するのだった。

その頃、本人以外は誰も気づいていなかったが、真知子には恋心が芽生えていた。

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NHK『おひさま』第14回

1988年放送のNHK大河ドラマ『武田信玄』では若尾文子がナレーション(兼、信玄の母役)を担当し、「今宵はここまでに致しとうござりまする」という決まり文句が流行語大賞にもなったと知り、どっかでパロディは出てくるんだろうかと期待している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第14回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

長兄・春樹(田中圭)(中川大志)からのハガキには、川原(金子ノブアキ)が陽子(井上真央)に会いたがっていると書いてあった。それを見た陽子は嬉しさのあまり、部屋で踊り呆けた。
その時、父・良一(寺脇康文)が部屋に入ってきた。恥ずかしさのあまり、陽子は父に対して声を荒らげてしまった。父に反抗的な言動をするのは生まれて初めてのことで、陽子は困惑してしまった。
良一も、年頃の娘の気持ちを理解することができず、戸惑うばかりであった。

ふたりはどこかよそよそしくなってしまった。
陽子は、自分の初恋のことを父に話すのが恥ずかしいと思っているのだ。母(原田知世)が生きていてくれたら、きっと相談できたのにと、一人溜息をつくのだった。
家父長権の強かった時代にあって、良一は例外的に家族に優しい父親だった。そのことが逆に、娘との距離のつかみ方を悩ませる結果になっていた。

学校で、陽子は自分の鉛筆が全てきれいに削られているのに気づいた。どうやら、父が密かに整えておいてくれたようだった。父のさりげない優しさに、陽子は授業中にもかかわらず涙がこぼれて、留めることができなかった。
しかし、それをきっかけに、父のと関係が修復された。陽子は食卓でも明るく振舞うようになり、素直に父に鉛筆の礼を言うのだった。

ある日、陽子は育子(満島ひかり)、真知子(マイコ)と連れ立って、松本の兄のもとへ向かった。
いよいよ、兄と川原の通う旧制松本高校に到着した。しかし、陽子は川原に会うことに怖気付いてしまった。手を引っ張る親友たちに抵抗して、その場から動かなくなってしまった。

後者の窓から、兄と川原が顔を出していた。押し問答の様子が全て見られていたと知り、陽子は絶望してしまった。

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出崎統さまへ・・・

アニメ『あしたのジョー』や『ベルサイユのばら』をそれほど真剣に見たというわけではないが、『おにいさまへ・・・』だけは大好きでDVDボックスを持っている当方です。

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同作品の監督である出崎統が亡くなったそうなので、今夜は自宅の『おにいさまへ・・・』を見ながら追悼することにするなり。

訃報:出崎統さん67歳=アニメーション監督 (毎日.jp)

 出崎統さん67歳(でざき・おさむ=アニメーション監督)17日、肺がんのため死去。葬儀は21日午前9時半、東京都府中市多磨町2の1の1の多磨葬祭場日華斎場。喪主は兄でアニメーション監督の哲(さとし)さん。

 虫プロダクション入社を契機に、テレビアニメ草創期から活躍。フリーとなった後の1970年、「あしたのジョー」で初監督を務めた。「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」などの70年代に大ヒットした番組の演出、絵コンテを多数手がけた。その他の代表作に映画「劇場版とっとこハム太郎『ハムハムランド大冒険』」など。

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