木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

自民党谷川氏とダース・ベイダー: 似てるもの愛好家としての私

民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件に対して、自民党の谷川秀善 参議院幹事長が「(小沢幹事長は)検察が話を聞きたいと言えば率先して行くべきだ。『何様だと思っているんだ』という気持ちだ」と批判したとNHKが伝えている

確かに、民主党および小沢幹事長は、今回の事件に関してどうもキナ臭く、今ひとつ信用できないと僕も感じている。

ところで、今回、激しい口調で民主党の取り組みを批判した谷川参院幹事長だが、ダース・ベイダーの中の人にどことなく似ていると思ってしまったのは僕だけだろうか。

谷川秀善 参議院幹事長(自民党)

ダースベーダーの中の人

May the Force be with you.

シネマデプト友楽 さよなら上映: 29,30,31日

2010年1月31日で営業を終了する映画館奈良シネマデプト友楽に関する続報です。

29日、30日、31日の営業最終3日間は、一律500円の入場料で過去の名作映画の上映をするそうです(入替制)。

現在のところ、『おくりびと』、『ローマの休日(字幕版)』ほか7作のラインナップですが、サイトの表記によればさらに作品が増える可能性もあるようです。

『ニュー・シネマパラダイス(字幕版)』は上映が決まっているようです。
僕はこの映画を見たことはないのですが、映画館にまつわるノスタルジックな作品だという噂を聞いたことがあります。
あまりに感傷的すぎて、いかがなものかとは思いますが、奈良市の映画文化を支えてきた奈良シネマデプト友楽のファイナルとして見に行ってみるのもいいかな、と思っています。

ただ、最後の別れを惜しむ人たちが殺到するようであるなら、奈良近郊在住7年の若輩者である当方は遠慮しようとは思っています。この映画館と一緒に年を重ねてきた人に席を譲りたいよね。

奈良シネマデプト友楽 2010年1月31日で閉館

近鉄奈良駅そば、三条通りにある映画館奈良シネマデプト友楽が2010年1月31日で営業を終了するそうだ。

当館は1942年の会館以来68年間にわたり皆様のご厚情をいただいて今日まで地元、奈良の地にて営業を続けて参りましたが近年の大きな状況の変化により来る、2010年1月31日(日)の営業をもちまして閉館いたすこととなりました。

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すすきので見かけたファイターズタクシー

札幌を本拠地とするプロ野球チームといえば、北海道日本ハムファイターズ

今日、すすきのを散策していたら、車体に日ハムのロゴを大きくあしらった「ファイターズタクシー」というものを見かけた。
即座に駆け寄って、運転手さんに声をかけて撮影させてもらった。

ファイターズ・タクシー

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東海林さだお公伝のチャーシュー: 一晩おいたら化けた!

美味しい料理はたいてい「秘伝」だ。
ていうか、あまり美味しくない料理でも「これは秘伝の調理法に基づいて作られました」と言われたら、それだけでなんとなく美味しく感じる。美味しく感じないのは自分の味覚がオカシイのであって、秘伝の味を理解できない自分の舌を恥ずかしく思い、「うん、まぁ、そうだね。うんうん、よく味わえば美味しい気もしてきた・・・」とかなんとか、適当に話を合わせたりするのが人情だ。

僕は料理のセンスが全く無い人間なので、チャーシューをどうやって作るのか知らない。
ていうか、料理店でチャーシューを食べるたびに「美味しいなぁ。きっとこの店秘伝のレシピで作ってんだろうな。俺が作るなんて百年早いな」なんて謙虚に考えていたりする。

ところが、世界で一番美味しいチャーシューを、豚肉と醤油だけで作る秘伝の技があるらしい。
いや、秘伝じゃない。とても有名らしい。
「東海林さだお チャーシュー」で検索するとたくさん出てくる。

そう、東海林さだおが『ブタの丸かじり』という本の中で「簡単チャーシューの作り方」として紹介している。
そして、それを真似してあちこちで「美味い!」の声が上がっている。

もう、秘密でも秘伝でもない。
秘伝の反意語がなんであるのか、僕は知らない。
国語の成績は昔から良くないからだ。先日もマジスパで「矜持」という漢字が分からず(ケータイの日本語変換でも候補が出てこなかった)、そばに居たよく会う馴染みの女の子に「”きょうじ”ってどういう感じだっけ?」と聞いて、やっとtwitterに投稿できたくらいだ。
だから、秘伝の反対が「公伝」でいいのかどうかわからないが、東海林さだおのチャーシューレシピを僕も公伝する。

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山岳モノを2冊: 栗城史多『一歩を超える勇気』、石塚真一『岳』

元来、軟弱貧弱インドア派の当方なのでスポーツ全般がダメ。太陽の直射日光も苦手だし、道産子のくせに風雪にも弱い。小中学生の頃から、学校行事の遠足とかも嫌いだった。だって疲れるもん。
だから、自分が山登りしようなんてことはこれっぽっちも思ったことがないし、山登りする人の気持ちなんてものも理解できなかった。

小学校に入る前のことだから記憶に間違いがあるかもしれないが、親から見せられたある新聞記事が頭の片隅にこびりついている。七三分けで太い黒縁の眼鏡をかけた、線が細くて生真面目そうな男性が、キメの荒い白黒写真で掲載されている記事だ。
その人物が山で遭難し、亡くなったことを知らせる記事だ。僕は一度もあったことのない人物なのだが、父の義弟とのことだ。僕の叔父にあたる人物だ。
僕のイトコにあたる姉弟が残され、叔母は寡婦として苦労しながら彼らを育てたようだ。遭難事故から数年経ち、その家に初めて遊びに行ったのだが、家のテレビが小さな白黒テレビでビックリした。時代は1980年代中期であったが、現在に至るまで僕はその家以外で本物の白黒テレビを見たことは一度も無い。叔母は僕の父の妹のはずなのに、とても老けて見えた。
親戚一同が集まっても、その叔父が話題にのぼったことは、良いことも悪いことも、中立的なことも含めて僕の知る限り一度も無い。

その一家が白黒テレビしか所有していないのだと知ったのと前後して、冒険家の植村直己(wikipediaで調べる)が北米マッキンリーで消息を絶ったということが日本で大きく報道されていたりもした。彼の遭難は国民に大きなショックを与えたようだ。僕は子供で細かいことはよくわからなかったが、人々が衝撃を受けている姿を見て、なんだかとんでもないことが起きたのだろうと、同じようにショックを受けていた。

これらの少年期の経験により、僕は登山という行為も登山家という人々にも、どこか良くない印象を抱いていた。

ところが、今日、その食わず嫌いがずいぶんと緩和された。

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扁炉 (ピェンロー) を作って食べた 2010

扁炉

白菜、豚肉、鶏肉などを、ゴマ油を利かせた汁でトロトロに煮込んだ鍋、扁炉 (ピェンロー) を作って食べた。

ちょうど1年前の1月3日に作った記録が残されており、さらに2年前の1月3日にも食した記録がある。
「ならば、3年前の1月3日にも食べたに違いない!」と思うのが人情だ。しかし、記録を紐解いてみたところ、2007年は1月10日に食べている。4年前はどうかといえば、作っていない。

別に意地になって年初に扁炉を食べなくてはいけない理由は無いのだが、3年間も続けた行事なので、なんとなく今年も継続しないといけないな、となんとなく強迫観念を抱いた次第。
しかし、冬は白菜の美味しい季節なので、それはそれでいいではないか、と思う。

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ぱ~ぷる 2010年1月号: 蒼井優の表紙

ぱ~ぷる 2010年1月号表紙

奈良のローカル情報誌ぱ~ぷる2010年1月号の表紙が蒼井優だった。
別に、蒼井優はそんなに好きじゃないのに、なぜか気になってしまう当方。コンビニで見かけて、ごく当たり前のように買ってしまった。

中には見開き2ページのインタビュー記事。内容は、1月30日より公開の映画『おとうと』(監督・山田洋次、主演・吉永小百合)について。蒼井優は、吉永小百合の娘役だそうだ。
1ページ全面を使った写真は、うつむき加減で憂いがあるようにも、はにかんでいるようにも見える、「これぞ、蒼井優」という感じの写真。

この雑誌、たぶん奈良近郊でしか手に入らない。
コメント欄に2名以上「欲しい」という書き込みがあれば、またゲームを開催し、優勝者に進呈します(ルールはこの時と一緒)。

7サミット 極限への挑戦: NHK総合 1月4日 19:30

2010年1月4日(月) 19:30-20:45 にNHK総合で、「7サミット 極限への挑戦」という番組が放送されます。

栗城史多という青年が、世界7大陸の最高峰を単独・無酸素で制覇しようとチャレンジしており、その姿を追ったドキュメントだそうだ。

彼のことを特別大応援しているわけではないのだが、当blogにも時々コメントを書き込んでくれる某氏の元教え子だということもあり、なんとなく注目している。
ちょっと前には、エベレストで流しそうめんなんて、笑える企画もやっていたりする。

そんなわけで、当方からの social network が 2step に位置する栗城史多を応援しつつ、この番組を見ようと思っているわけです。
皆さんも、「知り合いの知り合いの知り合い」くらいの関係になるわけですから、どうぞ応援しつつ番組を見てください。