【1日目】
先週火曜日夜、38.2度の熱が出た。
数日前から肩と腰が凝っているなぁとは思っていた。軽い風邪かもしれないとは思ったのだが、鼻水もくしゃみも咳も出ないし、喉は痛くないし、寒気もしないので、風邪ってほどでもないかもしれないな、と思っていた。
そんなバカな。。。 pic.twitter.com/ebLWSdCd
— 木公 (@almore) September 4, 2012
しかし、この熱だ。念のため風邪に効くという漢方薬を飲んで寝た。
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【1日目】
先週火曜日夜、38.2度の熱が出た。
数日前から肩と腰が凝っているなぁとは思っていた。軽い風邪かもしれないとは思ったのだが、鼻水もくしゃみも咳も出ないし、喉は痛くないし、寒気もしないので、風邪ってほどでもないかもしれないな、と思っていた。
そんなバカな。。。 pic.twitter.com/ebLWSdCd
— 木公 (@almore) September 4, 2012
しかし、この熱だ。念のため風邪に効くという漢方薬を飲んで寝た。
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2012年9月9日(日)14:00-16:00に群馬県前橋市の群馬会館で行われた、『FMぐんまラジオ特別授業2012 Vol.1 みうらじゅん特別授業』の公開録音に参加してきた。
収録の模様は、9月16日(前編)、23日(後編)の13:00-13:55にFMぐんまで放送されるという。群馬県にお住まいの方は要チェック!
トークは、司会の川上直子のもと、みうらじゅんが受け答えをするという形式で進行。しかし、みうらじゅんがマイペースで話すものだから予定通りに進まず、司会が終始焦るという展開だった。
そのため、みうらじゅんの軽妙なトークと司会の慌てぶりを眺めるという趣向のトークショーとなった。
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鈴木砂羽のデビュー作にして、彼女のヘアヌードを見ることができると聞いていきり立った当方が、映画『愛の新世界』のDVDを見ましたよ。
小劇団の看板女優である佐久間レイコ(鈴木砂羽)は、生活費と劇団活動費用の捻出のため、渋谷のSMクラブで女王様として働いている。
レイコは女王様としての自分に誇りを持っており、奴隷の調教に妥協はない。奴隷たちもレイコに従順に従っている。
レイコは女優業と女王業を表裏一体であると考えている。金にならない劇団のために女王様の仕事は続けなければならないし、自分が女王になりきって奴隷を調教することは芝居の上達に貢献するとも考えている。
そして何よりも、レイコは女にしかできないこの仕事を心の底から楽しんでいた。
レイコのSMクラブがある雑居ビルには、デートクラブの事務所があった。いつしかレイコは、仕事の行き帰りによく顔を合わせるホテトル嬢アユミ(片岡礼子)と仲良くなった。
アユミは、いつしか玉の輿に乗ることを目的に、医学部を目指す三浪の男(松永博史)や司法試験を目指す文学部の男(武田真治)に貢いでいる。そのための金を自分の体を売って稼いでいるのだ。
アユミにも悲壮感はなかった。レイコと意気投合し、今の生活を楽しむのだった。
レイコとアユミは昼はそれぞれ別だった。しかし、夜になれば渋谷で仕事をし、明け方頃からふたりで連れ立って遊びまわった。
ふたりは明け方の海を見たがった。そこで開放的な気分を味わいたがった。
太宰治の『走れメロス』は面白い(青空文庫で読む)。
しかし、僕は長い間、その面白さの本質がなんなのかわからずモヤモヤしていた。中学生の読書感想文なら「友情とはなんて素晴らしいものなのでしょう」などと無難にまとめておけば国語のセンセーの覚えはめでたかろう。けれども、なんだかそれだけではないような気がしていた。
森見登美彦の『【新釈】走れメロス』のあとがきには以下のように書かれていた。
「走れメロス」は、作者自身が書いていて楽しくてしょうがないといった印象の、次へ次へと飛びついていくような文章。
それで僕ははたと膝を打った。確かに、太宰の『走れメロス』はまるで活字がひとりでに踊りだすかのような迫力と躍動感がある。それが『走れメロス』の面白さの本質なんだと理解した。
朝倉かすみとは北海道出身・在住の小説家で、代表作に『田村はまだか』などがある。『田村はまだか』は、同窓会に遅刻して来る男をバーで待ち続けるという変なシチュエーションの物語なのだが、田村という男の断片的なエピソードが次々と披露され、その奇妙ながらも魅力的な人物像に惹き込まれるという内容。さらっと読めて、読後感もいいのでお勧め。
僕が朝倉かすみという著者を知ったきっかけは、彼女と同じく北海道出身・在住の在野の素人イラストレーターRinpon女史から
「木公くん、朝倉かすみいいよー。『夏目家順路』がチョ~おすすめ。読んでみー、読んでみー。」
と推薦されたからである。推薦されたものの、『夏目家順路』は未読のままなのだが。
それはさておき、『田村はまだか』を最初に読んで、とても面白かったので朝倉かすみがお気に入り作家の一人となったわけである。
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去年、空前の谷村美月マイブームが巻き起こった。彼女のブサカワ具合は当方のストライクゾーンど真ん中だ。谷村美月のことをブサカワというと、大量のオッサンから異論が寄せられるが、気にしない。
谷村美月マイブームの頃、彼女主演の『サルベージ・マイス』という映画あることを知った。当ブログでも「。俺の谷村美月マイブームが終結する前にちゃんと神奈川でも公開してくれ。」などと書いたのだが、結局当方の地元の映画館では公開されなかった。悲しい。
しかし、僕は『サルベージ・マイス』のことを忘れたわけではなかった。DVDをレンタルして見たのである。
東京スカイツリーへ行ってきた。
目的はもちろん、茶平工業の記念メダルをゲッツするためである。
事前に下調べもせず、「まぁ、展望台に登ればメダル販売機はあるだろう」と軽い気持ちで出かけた。
しかし、それは結果として大失敗であった。
まず、スカイツリーの展望台に登るまでが一苦労だった。13時ころ現地に着いたのだが、すぐに入場できるわけではなく、入場整理券が配布されていた。それを受け取ると、17時の入場整理券だった。4時間待ちということだ。そこでジタバタしても仕方ないので、浅草あたりをぶらぶらして夕方まで時間を潰した。
そして、17時ちょっと前にスカイツリーに戻ってきたのだが、チケット売り場への長蛇の列。16時50分頃から列に並んで、入場券(2,000円)購入窓口に到着したのが17:45頃だった。1時間近くも行列に並んでいたのだ。疲れた。
それでも、分速600mというエレベータに乗り、あっという間に地上450mの展望デッキに到着した時は軽く感動した。空は曇っていたけれど、関東平野のずっと遠くまで一望できた。この眺めはなかなか。
ただ、常にタワーが揺れているような気がして、軽く酔った。高所恐怖症の人は行ってはいけない。
2011年11月4日(金)放送のラジオ『上柳昌彦ごごばん!』の中で、山瀬まみが好きな映画の一つとして『ショーシャンクの空に』(1994)を挙げていた。当方の愛する山瀬まみが好きだと言っている映画なのだから、当然当方も見ておかなければならない。放送から随分時間が経ってしまったが、今夜やっと見ることができた。
そして、この映画はとても良い作品だった。こんなに良い作品をお気に入りとしている山瀬まみに惚れ直した。
映画の主人公は有能な銀行員だった男だ。しかし妻が不倫をしており、さらに悪いことには、妻とその間男が情事の最中に何者かによって射殺された。主人公の男が容疑者として逮捕された。無罪を主張するが認められず、彼は終身刑を受けてショーシャンク刑務所に服役することとなった。
主人公は刑務所の中の不条理に戸惑う。他の囚人たちからの嫌がらせだけではなく、看守たちも腐敗しきっていた。所長ぐるみで理不尽な暴力や収賄が横行していたのだ。良識があり有能な銀行家であった主人公は彼らとは距離をおきたがった。
しかし、終身刑という長い年月の孤独に耐えられようはずもなかった。
いつしか主人公には気のおけない仲間ができた。そればかりか、看守たちの無償の税理士として働くことで一目置かれるようになった。ついには、類まれな経理能力を活かして、所長の裏金作りの片棒を担ぐまでになった。
その一方、親しかった囚人との不慮の別れが彼を追い詰める結果となった。
・・・と、そんなお話。
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