映画『ティファニーで朝食を』を見た。

アメリカに向かう飛行機のビデオ・オン・デマンドで見た。ネコとオードリー・ヘップバーンとミスター・ユニオシ(ミッキー・ルーニー)が最強に可愛い映画だった。いいフライトだった。

特にネコ。茶トラのかわいいネコ。カワイイくせに演技派のネコ。映画を見ながらニヤニヤが止まらない。そして、ネコとの別れの雨のシーンは泣けてくる。
ネコ好きは見逃してはならない名作。
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ひと足お先に夏休み

羽田空港なう。国外逃亡を画策中。画策も何も、あと2時間もしないうちに日本を脱出するのだけれど。

去年は東日本の節電協力のため、会社が2週間閉鎖になった。
そんなに長い休みを取るのもサラリーマンを続ける限りそれが最後だと思い、自転車に乗って東海道を7日間で駆け抜けたりした

それから1年。今年の夏は何をしようかなとつらつらと考えたり、考えなかったり。
何か新たなネタ(e.g. 京都から下関まで山陽道を自転車で駆け抜ける)をするようプレッシャーがあったり、なかったり。
けれども、それらを振りのけたり、のけたり。
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強風雨べローリング (サントリー ストーンズ・バー)

本日夕、台風4号が本州に上陸した。当方の住む神奈川県厚木市も18時頃から雨と風が強くなった。どうしようもなく天気が悪くなっても困ると思い、会社を早く切り上げ、家に買えることにした。
19時からは火曜サプライズで大好きな山瀬まみを拝見し、とても充実した時間を過ごした。

そのままテレビをつけていたら、踊る!さんま御殿!!が始まった。見るともなく見ていたら、サントリー ストーンズ・バーというアルコール飲料のCMが流れた。
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サブカル買い物でストレス解消

なんだか知らんが、とにかくムシャクシャしているわけで。

「ストレス解消には買い物がいちばん!」という話をよく耳にするが、僕にはなんでそれがストレス解消になるのかよーわからんかった。
数年前までは。

ここ何年か、なんとなくその境地がわかってきたような気がする。イライラする時に、衝動買いをすると気持ちが収まることもあることを身をもって知った。
そんなわけで、ムシャクシャするのでネット通販で本を買った。

以下のサブカル系(?)書籍2冊。合計2,800円のささやかな買い物。
これで心の平安を取り戻したのだから、安いものだ。

【中崎タツヤ『もたない男』】
中崎タツヤという人は、週間スピリッツで『じみへん』というマンガを20年ちかくほそぼそと連載している渋い漫画家。見開き2ページに完全手書きの15コマ漫画を描くという地味な連載漫画(一時期、4ページになったこともあったっけ)。
バカバカしいのだけれど、妙に思弁的で哲学的で風刺的な内容にグッとくる。僕が大学1年生だった1990年代前半ころには、「オレは重苦しい思索と、軽い笑いの両方の分かる、味わい深い男だぜ」っつーのを装うために、新入生の必読書だったような位置づけだった(ような気がする。少なくとも、当時の北大教養部文II系の一部では人気だった)。
その後、『じみへん』は多少の浮き沈みはあったものの、売れるわけでもなく、連載打ち切りになるわけでもなく、今日に至る。

そんな『じみへん』の作者の中崎タツヤは、どうやら変わり者らしい。
平塚に住んでいて、競輪が大好きだという話をどこかで読んだような気がする。あくせく働くわけでもなく、飄々としているっぽい。
そして、モノを所有するのが嫌いらしい。身の回りをこざっぱりとしていたいらしい。
仕事場には、机と椅子、昼寝用枕と寝袋、掃除機以外のものはなにもないらしい。賃貸アパートの入居時に備え付けてあったガスコンロさえ、邪魔だといって押入れの中にしまいこんだらしい。もちろん、カーペットなども敷かれていない。
あまりに殺風景で、訪問客は内見用の部屋だと思うほどだそうだ。

そういった彼の暮らしぶりや人生観が書かれているらしい『もたない男』を購入した次第。
彼の生き方を知り、俗世の細々したことにいちいち惑わされず達観してみたい。

横田増生『評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」』
タレントの似顔絵を消しゴム版画で作り、テレビやゴシップネタに対する鋭い評論をすることで有名だったナンシー関。
彼女が急死したのは2002年の6月のことだそうで、今がちょうど没後10年。
そのタイミングで『評伝ナンシー関』という本が出たそうだ。

関係者へのインタビューをはじめ、ナンシー関本人の版画や文章を収録し、彼女の業績や位置づけを浮き彫りにすることを目指した書物らしい。

著者の横田増生という人はジャーナリストだそうだ。そして、ナンシー関のことを真剣に追おうと思ったのは彼女の死後だそうだ。
正直、「死後になって追いかけ始めた人の評伝ってどーなのよ?」と思わないではないが、もしかしたらそういう人の方が冷静に彼女の業績をまとめることができるのかも知らんと期待して購入。どっちみち、僕も彼女の死後にナンシー関の本を読み始めたクチだし。

そんなわけで、到着は2-3日後だが読むのが楽しみだ。
読んで精神衛生が良くなるといいのだが。

「そんなん読んでる場合ちゃうやろ」という声は聞こえません。

NEO-PI-Rをやってみた

NEO-PI-Rとは、Revised NEO Personality Inventory (Costa & McCrae, 1989)のことで、人の人格特性を測るための質問紙尺度だ。権堂らのグループが日本語化している(下仲ら, 1998)。

人格は5つの次元で記述するのが良いということは、心理学界では定説になっているようだ。よー知らんけど。
NEO-PI-Rはこの説に従い、以下の5つの因子で個人の人格を記述する。

  • 神経症傾向(Neuroticism)
  • 外向性(Extraversion)
  • 開放性(Openness)
  • 調和性(Agreeableness)
  • 誠実性(Conscientiousness)

そんなわけで、NEO-PI-Rを使って自分の人格特性を測定してみた。
結果の得点をプロットしたのが下の図。各因子について、傾向の高低が示されている。
なお、一番左にあるのが5因子の得点で、右の方にはそれぞれの5因子をさらに下位因子に分解したものがプロットされている。

NEO-PI-Rの結果。「C 誠実性」の得点が低すぎて笑う。


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映画『真幸くあらば』を観た

尾野真千子の全裸オナニーシーンがあると聞いていきり立った当方が、映画『真幸くあらば』のDVDを見ましたよ。

* * *

南木野淳(久保田将至)は遊ぶ金欲しさに空き巣に入った。留守だと思った家には住人の若い男がいた。顔を見られて焦った南木野は、台所にあった包丁でとっさに男を刺し殺してしまった。殺された男は家に情婦を連れ込んでいた。南木野は彼女を絞殺した。

南木野はすぐに捕まり、一審で死刑判決がくだされた。担当弁護士(佐野史郎)はすぐに控訴の準備に取りかかった。彼は死刑制度に反対しており、その是非を問いたいという思惑もあった。
南木野の死刑判決に反対する運動は、すぐに拡大したわけではなかった。けれども、敬虔なキリスト者であった川原薫(尾野真千子)がボランティアとして支援活動に参加してくれた。彼女は、南木野に面会して気軽な話し相手になることや、差し入れなどを進んで行った。

しかし、ほどなくして南木野は、誰にも相談することなく一人で控訴を取り下げてしまった。これにより南木野の死刑が確定した。
南木野は自分の罪を潔く認め、深く反省し、死をもってしか償うことができないと考えたのだ。
さらに南木野は、殺人よりも重い罪を犯したと思い込んでいた。彼は被害者女性を絞殺した後、彼女の下着姿に欲情した。殺人現場で彼女の死体に寄り添いながらマスターベーションをしたのだった。そのことを深く反省し、重く思い悩んでいた。しかし、そのことは誰にも打ち明けることができず、胸にしまったまま死んでしまうことを望んでいた。

他者との関係をことごとく拒絶する南木野であったが、薫だけは諦めることなく南木野の支援を続けた。ついに薫は、南木野と養子縁組することで関係を強固なものにした。薫の夫が半年間のロンドン出張となり薫も同行するよう誘われたのだが、薫は日本に残ることを選んだほどだった。

ある日面会に表れた薫は、南木野に聖書を読んで勉強するよう薦めた。薫が愛用している聖書を差し入れするとともに、南木野が読むべき箇所を指定した。差し入れを受け取り、独房に戻った南木野がその箇所を開くと、薫からの秘密の通信文が書かれていた。こうすることで検閲を免れたのだ。

そこには、薫が南木野を支援する本当の理由が書いてあった。
南木野が殺した男は、薫の婚約者だったのだ。ゆえに、薫は南木野が憎かった。南木野が裁かれる一部始終をそばで見届けたいと思ったのだ。
一方で、婚約者が殺された時、彼は別の女と一緒にいた。事件によって薫の婚約者の不実が暴かれたのだ。このことについて、薫は南木野に感謝したく思っていた。
婚約者の死と裏切りによりショックを受けた薫は、特に愛してもいない男と結婚した。不満もないが喜びもない夫婦生活の中で、薫は南木野に複雑な感情を抱き始めていたのだ。

ふたりは面会室の仕切りを越えることができない

南木野は、秘密の通信文が書かれた聖書をすぐに薫に返した。ただし、面会でさり気なく聖書の特定の箇所に言及した。そこには南木野からのメッセージが書かれていた。
南木野は、女性の死体でマスターベーションしたことを告白した。自分は童貞で女を知らないことも告げた。さらに、いつしか薫のことを女性として愛してしまったことを正直に伝えた。
どうあっても薫の肌に触れられないことを落胆し、死刑を受け入れてしまったことを激しく後悔していた。

それを受け取った薫は、ますます南木野に惹かれた。同じ方法でふたりは密通を続けた。
南木野は絵が達者であることを知っている薫は、自分の下着写真を聖書に埋め込んで送った。南木野は薫の裸体を想像画を送った。薫はそのイラストに満足した。

ついにふたりの肉欲は限界に達した。しかし、絶対にふたりが交わることはできない。
そこで、次の満月の夜に互いのことを思って自慰をすることを約束した。
実行した夜、ふたりは生涯でもっとも満ち足りた時間を経験した。

ほどなくして南木野の死刑が執行された。
踏切で電車の通過を待っていた薫は、向こうに見えた南木野の姿を追った。

* * *

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国境なき挑発と怒りに駆られ、11,206 円を寄付した

先ほど、夏のバカンスの手配をした。人々があくせく働くのを尻目に海外逃亡しようと思う。ザマアミロ。

しかし、そういう邪な考えのバチが当たったのかもしれない。
航空券の予約を完了し、クレジットカードで決済しようと思ったのだが受け付けられなかった。カード番号もセキュリティナンバーも何度も見なおしたし、WEB決済用のパスワードも間違えないように入力した。けれども、幾度確認しようにもエラーが出て決済ができない。航空会社のページでも「決済できません」の一点張りで、決済不能の具体的な中身までは教えてくれない。

かなりイライラした。今年最大のイラつきである。舌打ちと悪態を吐きまくった。

試しに予備のクレジットカードを使ったら決済できた。どうやらメインカードは限度額に達していたらしい。そんなに無駄遣いしたのかよ、俺。むかつく。
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峰なゆか『アラサーちゃん』

週刊SPA!峰なゆかの『アラサーちゃん』という4コマ漫画が連載されている。30歳女子のアラサーちゃんが、男と女の微妙な駆け引きを行うというもの。男にモテるために様々な努力をしたり、理不尽で幼稚な男の言い分に合わせてみたり、つい我慢の限界に達して本音を叫んでみたりといった漫画。
ライバルのゆるふわちゃん(男好きのするかわいこちゃん)と張りあってみたり、元彼氏のオラオラ君と腐れ縁が続いていたり、本命の文系くんが振り向いてくれなくてヤキモキしたりもする。

雑誌で読んで気に入ったので、単行本を買ってしまった。おもろかった。

『アラサーちゃん』というはてなダイアリーがあり、そこで多くの漫画が読める。それを試し読みして、気に入った人は買うが良い。なお、単行本に収録されている漫画の半分近くは先のはてなダイアリーに掲載されているものの、ネットで見ることのできるものはラフスケッチ版。単行本では同じ話がキレイに描き直されています。

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ねこモテない

当方が愛猫・あるにゃんと別居を初めて1年以上が経った。
別居以来、何ヶ月かごとに面会に行っているのだが、彼女は僕を見るなり怒り来るようになった。
昨年の6月に嫌われてしまったことが判明し、今年の1月には関係悪化が決定的となった。その後、当方の本体だけではなく、当方が書いた文字まで毛嫌いするまでとなった。

そんな当方を不憫に思った あるにゃんの里親さんが秘密兵器を用意してくれた
その名も、「ねこモテ またたびグローブ」だ!

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阿房新車

阿房あほうと云うのは、人の思わくに調子を合わせてそう云うだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考えてはいない。むしろ、阿房と書いて「AQUAアクア」と読む。
用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない。況んや用事があればこそ。いろいろ用事があるので、新車に乗って大阪へ行って来ようと思う。

AQUA新車


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