奥田民生(ユニコーン)の『大迷惑』の一節「枕が変わっても やっぱり するこた同じ」を口ずさんでいる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第1回目の放送を見ましたよ。
主婦・房子(斉藤由貴)は日常の雑事に追われて余裕を無くしている。気分転換のつもりで見物に出かけた長野県安曇野市の蕎麦畑で、房子は車を立ち往生させてしまった。助けを探すつもりで歩いて行くと、感じの良い蕎麦屋を見つけた。
その蕎麦屋は、上品な老婆(若尾文子)が主人であった。老婆は、房子の求めに応じて、自分の半生を話し始めるのだった。
老婆の名前は陽子。東京で生まれた彼女は、昭和7年に安曇野へと越してきた。当時まだ10歳だった陽子(八木優希)は事情を知らなかったのだが、母・紘子(原田知世)は心臓がとても悪かった。最期を家族でゆったりと過ごすために、父・良一(寺脇康文)は仕事を辞めてまで、一家で移ってきたのだ。
母は幼い陽子に、これからの女性の生き方を話して聞かせた。「女だから仕方がない」を言い訳にしない、強く自立した女性になるよう言いつけた。そしてまた、陽子は太陽を意味すると説明し、どんなに辛い時にも笑うように、自分が輝いて周囲の人々を明るく照らす人物になれと言うのだった。

