本日からアメ横女学園の「暦の上ではディセンバー」の配信が始まり(レコチョクほか)、早速購入したが2回ほど聞いて再生を止め、もっぱら「潮騒のメモリー」の替え歌「シロコロのメモリー」(歌詞文末)を自作して歌っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第78回めの放送を見ましたよ。
購入した。ニヤニヤしている。 pic.twitter.com/yBJaCNTzop
— 木公 (@almore) June 28, 2013
ユイ(橋本愛)が2週間ぶりにスナック梨明日に姿を現した。町の大人たちはユイを歓迎し声をかけるが、ユイはむっつりとして急に店を飛び出してしまった。
春子(小泉今日子)だけはユイの気持ちを察し、大人たちを叱りつけた。上京が取り止めになって傷ついているところに、大人たちが腫れ物に触れるような接し方をすればますます傷つくというのだった。不自然に歓迎したり、上京したアキ(能年玲奈)のこと、ミス北鉄のことなどをまくし立てたせいでユイは傷ついたのだと諭した。春子にはユイの気持ちがよく分かるのだった。
GMTメンバーの遠藤真奈(大野いと)は、初日こそ衣装替えで大失敗をしたが、それ以外は立派に代役を務め、3日間の公演を終えた。GMTメンバーと水口(松田龍平)は、劇場近くの無頼鮨で打ち上げを行った。
真奈は初日に失敗した時は、アイドルを辞めて田舎に帰ろうと考えたという。しかし、アキの励ましがあって思いとどまることができたと感謝した。その言葉から宴が始まり、メンバーたちは開放的な気分になって大騒ぎを始めた。座敷で踊り始めたり、大声でおしゃべりしたりと、他の客に迷惑をかけるほどだった。店主・梅頭(ピエール瀧)は無口な男だったが、GMTらのマナーの悪さに眉をひそめた。
宴会の幹事はアキだったが、自分で寿司屋に来るのは初めてだった。夏(宮本信子)に電話で相談したところ、おまかせでもひとりあたり2000円くらいあれば足りるとの事だったが、実際に並べられた鮨を見ると、到底その金額では収まりそうになく、内心ヒヤヒヤし始めた。水口の様子を横目で伺ったが、彼も金は持っていないようだった。水口は鮨に一切手を付けず、焼酎のふりをしながら水ばかり飲んでいた。いざとなったら逃げる気であることが手に取るようにわかったのだ。
メンバーは自分の好きなタレントについて語り合った。好きな女優を聞かれ、アキは迷うことなく鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の名を即答した。芸能界では鈴鹿ひろ美の評判はあまりよくないという。他のメンバーは彼女の悪口を言い立てるのだった。
その時、隣の座敷の女性客が会計を済ませ、店を出た。しかも、大将・梅頭や店員(日向丈)によれば、アキたちの分までその客が支払ってくれたという。アキはその客の顔を一瞥しただけで、鈴鹿ひろ美本人だと気付いた。みんなは急いで店を出て彼女を追いかけた。
鈴鹿ひろ美は、自分もGMTらと同じくらいの年頃から芸能活動をやってきたし、みんなの話を漏れ聞いて気分が良くなったのだという。それで支払いをさせてもらったと、爽やかに答えた。GMTのメンバーは、うっかりと鈴鹿の悪口を言ってしまったことを深く謝罪した。それを受け入れ、鈴鹿はタクシーに乗り込んだ。
アキはタクシーの鈴鹿を捕まえ、握手を求めた。自分が鈴鹿の大ファンであることをもう一度話し、鈴鹿に憧れて上京したと自己紹介した。「潮騒のメモリー」がとても好きだということも説明した。それを聞いた鈴鹿は、いつかアキと一緒に芝居をしようと約束し去っていった。
アキは鈴鹿ひろ美にますます惚れ込むのだった。
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