連ドラ「だんだん」 第29回 (10/31)

嘉子と忠の結婚の経緯がどうなっていたのか、ものすごく期待していた当方が、「だんだん」の29回目の放送を見ましたよ。

めぐみ(三倉茉奈)と一緒に住み始めることで、のぞみ(三倉佳奈)に微妙な変化が現われはじめる。特に、音楽スカウトマン石橋(山口翔悟)の「めぐみは自由に生きているのに、のぞみは祇園に縛られたままだ」という言葉に大きく心が揺れる。

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連ドラ「だんだん」 第28回 (10/30)

初めてこのドラマのタイトルを知ったとき、まっ先にアニメ「美味しんぼ」の主題歌(注)を思いつき、自分はやっぱり昭和末期アイドルが好きなんだなぁと認識を新たにした当方が、「だんだん」の28回目の放送を見ましたよ。
注: 中村由真「Dang Dang 気になる!」

めぐみ(三倉茉奈)の入学式の朝、松江から義母・嘉子(鈴木砂羽)がやってくる。祇園側で用意した晴れ着と、松江から持ち込まれたスーツのどちらを着ていくか、選択を迫られ迷うめぐみ。真喜子(石田ひかり)は、めぐみの結い髪をとっさにほぐし、晴れ着を着れないようにしてしまう。スーツで参列した入学式が終わり、嘉子は子離れを惜しみ始める。
その頃、松江の実家では、忠(吉田栄作)が息子・健太郎(木咲直人)と対峙していた。自分が青春時代にボクシングに打ち込んだことを引き合いに、息子も自分を見失うことのないよう言葉をかけるが、ますます反発を強める結果となった。
祇園の都をどりは無事開催されるが、のぞみ(三倉佳奈)はライバルの活躍を目の当たりにし、少々元気をなくす。

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連ドラ「だんだん」 第27回 (10/29)

ストーリーのボリュームに対して、登場人物が多すぎる(特に、松江側)ように感じ、あらすじを書くときにストーリーの軸を探したり、枝葉をカットするのに苦労し始めている当方が、「だんだん」の27回目の放送を見ましたよ。

めぐみ(三倉茉奈)の入学式には、継母・嘉子(鈴木砂羽)だけが出席することになり、めぐみのために密かにスーツを揃えてやることにした。しかし、めぐみが旅立った後の松江では、人々は意気消沈してしまい、どこか歯車が狂いつつある。
めぐみはスカウトマンの石橋(山口翔悟)と京都の神社を歩く。その姿を舞妓の涼乃(木村文乃)に目撃され、涼乃はのぞみが男とデートをしていたという噂を流す。置屋の女将(藤村志保)は、自分の行動によってのぞみに悪い噂が立つことがあるのだと、めぐみを叱責する。
祇園の人々の間にも小さな変化が起きていた。今まで家事を行っていなかった母・真喜子(石田ひかり)は、急に食事の支度を手伝うようになる。祖父(夏八木勲)は、めぐみの入学式用に立派な着物をあつらえてやる。のぞみ(三倉佳奈)は、自分が蚊帳の外に置かれているような気分になり面白くない。

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「七夜待(ななよまち)」河瀬直美・監督、長谷川京子・主演

去年のカンヌ映画祭で賞をとった『殯の森』(俺は嫌いじゃなかった)で一瞬話題になったが、それから1年以上たって、地元・奈良でも微妙に「ああ~、そんな人もいたねぇ」的な扱いになりかけているような、いないような、よーわかりませんが、河瀬直美監督(注)の新作『七夜待(ななよまち)』が11月1日あたりから、全国で公開されるそうだ。
:河瀬直美サイトの作品一覧で、「垂乳女」をクリックする場合は一呼吸置いたほうがいいぞ。ちょっとエロいサムネイルにひかれて、予告編を見ると落差にヤラれるぞ。テーマは深いんだろうなぁとは思うが、淡い下心が裏目に出ることだけは警告しておく。

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連ドラ「だんだん」 第26回 (10/28)

モズという鳥は漢字で「百舌」と書くそうだ。モズのさえずりはとても複雑であり、他の鳥や動物の鳴きまねが得意なところから、まるで舌が百枚あるように思えることに拠るらしい。二枚舌と言えば悪口だが、「君は百舌のようだね」という表現は褒め言葉になるんだろうかと考えてしまった当方が、「だんだん」の26回目の放送を見ましたよ。

めぐみ(三倉茉奈)は、新しい生活の初日を迎える。女将(藤村志保)は、祇園の作法を事細かに厳しくめぐみに躾ける。家族の再会をゆっくりと喜ぶ間もなく、置屋は「都をどり」の準備で忙しい。めぐみとのぞみ(三倉佳奈)は、夜中に時間を見つけ、二人でベランダから夜空を見上げる。その時、めぐみのケータイにスカウトマンの石橋(山口翔悟)から、デートに誘い出すメールが届く。本気で取り合わないめぐみと、一瞬表情を硬くするのぞみであった。

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連ドラ「だんだん」 第25回 (10/27)

モズ(百舌)という鳥は、獲物を木の枝先に刺す習性があるそうだ。刺したまま放置してしまい、食べ忘れることが多いと聞く。モズの生態にそれほど詳しいわけではないので、食べ忘れるというのが本当かどうか知らない当方が、「だんだん」の25回目の放送を見ましたよ。

めぐみ(三倉茉奈)は無事に京都の大学に合格した。祇園の置屋・花むらでは、真喜子(石田ひかり)が周囲を説得し、めぐみの下宿先として迎え入れる準備を万端整えた。めぐみは花むらの前で、ついに新しい生活のスタートラインに立った。

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三倉茉奈の「守ってあげたい」: NHK「だんだん」より

10月25日の「だんだん」の放送では、自分の進路希望を説得するために、主人公・めぐみが家族の前で松任谷由実の「守ってあげたい」を歌うシーンがあった。
すでに、YouTube にそのシーンが上がってた。

うむ。歌だけ聴くと、よいねぇ。
#ドラマのストーリーの中にはめると、シラケることは昨日書いた

連ドラ「だんだん」 第24回 (10/25)

鯉や!
「ちりとてちん」の第4週「小さな鯉のメロディ」といえば、喜代美が三味線演奏で草々の落語会を手伝い、彼の不器用な優しさを知り、恋が芽生えるという話だった。自分の気持ちに気づいていない喜代美が、居酒屋大将の「鯉や!(料理の材料)」と叫ぶ声を聞いてハッと恋を自覚するというトボけた展開が最高だったなぁ・・・、よく練られたシナリオに毎回感服したなぁ・・・と遠い目をしてしまう当方が、「だんだん」の24回目(第4週ラスト)の放送をみましたよ。

京都の福祉大学へ進学したいと、家族に打ち明けるめぐみ(三倉茉奈)。しかし、父・忠(吉田栄作)は頑なに反対する。めぐみからすでに相談を受けていた真喜子(石田ひかり)は、島根で忠に面会し、めぐみを預かりたい旨を申し出る。めぐみは再度、家族を集めて京都行きを力説する。歌には人々の心を和らげる力があると信じているめぐみだが、歌を捨てでも福祉師の勉強に打ち込むと約束する。最後の1曲を家族の前で披露し、それが忠の心を動かした。ついに、めぐみの京都行き、そして真喜子、のぞみ(三倉佳奈)と共に暮らすことが許されたのだ。

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連ドラ「だんだん」 第23回 (10/24)


 1日3回の「だんだん」だ
 完全無欠の視聴中
 7時半 7時45分 8時15分
 毎日書いてる 「だんだん」日誌
なんて、歌を一人で歌っている当方が、「だんだん」の23回目の放送を見ましたよ。

なお、元歌は劇中バンドのテーマソングです。

 一日一杯のシジミジル
 完全無欠の自然食
 ビタミン 鉄分 カルシウム
 健康一番 シジミジル

老人ホームで慰安ライブを行うシジミジル。はじめは不機嫌で聞こうとしなかった老人が、介護福祉士の機転で誰よりも楽しみだす。福祉士が「あの子たちに歌を教えてあげてください」と耳打ちしたことで、老人は自尊心が高まり機嫌を良くしたのだった。人を気持ちよくさせることに一生懸命な介護福祉士の姿を見て、めぐみ(三倉茉奈)は自分も介護福祉士になることを決心する。しかし、島根には福祉系大学がないので、京都に行くことを希望する。早速のぞみ(三倉佳奈)に報告しようと電話をかけるのだが、彼女のケータイは没収されていたため、母・真喜子(石田ひかり)が電話に出る。真喜子は優しく話を聞いてやるが、双子の二人を再び引き離すような真似をするのは残酷であると悟り、ケータイをのぞみに返却する。

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連ドラ「だんだん」 第22回 (10/23)

女性読者からの応援メッセージがたった1本もらえただけで、俄然やる気を回復したというゲンキンな当方が、「だんだん」の22回目の放送を見ましたよ。

松江の田島家はぎくしゃくしたまま。弟(木咲直人)は、忠(吉田栄作)のダブルスタンダードを非難する。若かった頃の忠はボクサーを目指すため家を飛び出したのに、娘のめぐみ(三倉茉奈)がミュージシャンになることは頭ごなしに反対しているからだ。めぐみも、本当に希望している進路が何であるのか、自分自身で分からなくなっている。バンド仲間の康太(久保山知洋)は、めぐみに踏ん切りを付けさせるため、バンドの解散ライブを決定する。ライブを翌日に控えているものの、多くの悩みに苦しめられ、身が入らないめぐみ。その時、音楽会社スカウトマンの石橋(山口翔悟)はコネを使って祇園の料亭にもぐりこみ、座敷にのぞみ(三倉佳奈)を呼んでいた。彼はのぞみらの双子デュオがどんなに素晴らしいかを話して聞かせる。それを聞いたのぞみは、表面上はやんわりと、しかし、きっぱりと拒絶を示す。座敷を辞した石橋は、松江のめぐみにも電話をかけ、人に歌を聞かせることの素晴らしさを説得する。

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