最低賃金

最低賃金は、労働者に最低限の生活水準を補償するために設けられている制度。
しかし、賃金単価が上がることで企業は労働者を雇いたくなくなるので、失業が増える。
また、今すぐ働くことのインセンティブが高くなる。つまり、教育を受けて将来高い賃金を得るように努力するよりも、最低賃金法のオマケが付いた賃金を今すぐ貰ったほうが良い。だから、職業訓練を受ける人が少なくなり、非熟練者が増える。

さらに、こんな問題も。

最低賃金労働者のすべてが、家族を貧困から脱出させようと努力している所帯主であるわけではない。実際、最低賃金を稼いでいる人のうち、所得が貧困ラインを下回る過程の人間は3分の1未満である。彼らの多くは、余分に支出するお金が欲しくてパートタイムの仕事で働いている中流階級の家庭の若者なのである。

『マンキュー経済学: ミクロ編 (2版)』 p.169

一律に最低賃金を決める(中流階級の最低賃金も高まる)よりも、所得の少ない人に政府が補助金を与える(本当に生活できない人だけを助ける)のが、より良い方法だ。

第1章: 経済学の十大原理 (マンキュー経済学)

『マンキュー経済学』 第1章まとめ

【経済学とは何か】
世の中の資源には限りがある(希少性)。そのような希少な資源をどのように管理するかを扱うのが経済学。
そのため、個人がどのように意思決定するのかとか、人々がどのように物を交換するかとか、世の中全体にどんな現象が起きるかとかを対象にする。
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『ゴールデンスランバー』半分まで / 人妻に萌えている

若手の気鋭政治家が日本の首相に就任した。
カリスマ的人気のある政治家であり、政権交代を伴った首相就任なので国民の期待も高かった。
仙台出身の彼は、地元の大歓迎のもとパレードを行う。

彼の乗ったオープンカーに一台のラジコン・ヘリが近づき、搭載された爆弾が爆発。
大観衆の見守る中、首相が暗殺される。

地元の失業者・青柳雅春は、その時、大学時代の親友に数年ぶりに呼び出されていた。
親友の様子はどこかおかしい。特に重要な話があるようには見えないし、彼から差し出されたペットボトルには睡眠薬が混入されていた。

ついに親友は打ち明ける。
おまえは、陥れられている。今も、その最中だ。・・・似げろ!オズワルドにされるぞ!

首相暗殺の瞬間、青柳雅春は現場から離れて、親友とそんな話をしていた。
しかし、そのアリバイを証明する者はいない。

かくして、青柳雅春は首相暗殺の容疑者となり、警察に追われる身となる・・・。

以上が、おもなあらすじである。

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マンキュー経済学 [第2版] (1) ミクロ編 目次

まずは、僕のマンキュー経済学ノートの見取り図として、教科書の目次を掲載しておく。

このリストを眺めながら、全て読み終えたときに僕がどれだけの知識を手に入れているかを想像し、ニヤニヤしている。

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マンキューも『ハリー・ポッター』を好きらしい

昨夜の記事で、経済学者のクルーグマンが自身のブログの中で『ハリー・ポッター』の登場人物であるトビーをネタにしていることを紹介した。

世界でもの凄く売れているという経済学の教科書があり、そのおかげでクルーグマンと肩を並べる経済学者としてマンキューがいる。
#クルーグマンの教科書ではなく、マンキューの教科書を買ったことも昨夜書いた。

マンキューの教科書でも、やっぱり『ハリー・ポッター』が小ネタとして登場。

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『かっこいいスキヤキ』 泉昌之

昨日、かわゆい配送ドライバーである「すずちゃん」との逢瀬を諦めてまでも、一刻も早く入手したかった『かっこいいスキヤキ』(泉昌之)を読了。

基本的に短編集。
いろいろな話や絵柄があるけれど、基本的な路線はシリアスな劇画調の作品。

ハードボイルドな主人公(トレンチコートに山高帽)が傍目から見たらバカな言動をするというシリーズが楽しい。
駅弁のおかずを食べるローテーションをものすごく真剣に論じたり(「夜行」)、大きい方の便意を催す周期と振幅をグラフで説明したり(「ロボット」)、花粉症で鼻が詰まっていることを女性に悟られないようにするための方法が紹介されていたり(「花粉」)、文章で読むと「なんじゃそら?」って感じなのだが、線の多いシリアスな劇画スタイルと内容のバカバカしさのギャップに笑う。

収録作品全てが大ヒット爆笑級というわけではないが、十分笑える作品集になっています。
#一部、エロいのがあるから、そういうのがダメな人は注意したほうがいい。

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四角形の面積の公式

僕が大学1年の時、生まれて初めて買ったコンピュータ関連の書籍が、奥村晴彦先生の「C言語による最新アルゴリズム事典」である。
C言語はいまだに使いこなせないし、この本に載っている素数を求めるアルゴリズムとかもすっかり忘れてしまったダメダメな僕だけれど。

いろいろなアルゴリズムに関してとても分かりやすい解説文が付いていて、その部分を拾い読みするのが楽しかった思い出。分かるものと分からないものでは、前者の比率の方が多かったけれど、後者を何度も繰り返し読んだっけ。
数学読み物として、これ以上愉快な本には少なくともこれまでに出会っていない。

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2007年度 alm-ore お薦め本ベスト10

気が付けば12月に入り、今年も残すところ20日あまりとなりました。
皆様におかれましては、すでに年末年始の帰省や行楽旅行、現実逃避などの計画もほぼ固まっていることと思います。

ちなみに当方は、愛猫・あるむと離れがたく、また彼女を飛行機に乗せて帰省しようにもいろいろと面倒なので、京都の地で年越しをしようと思っています。

さて、旅の旅程が定まったのは喜ばしいことですが、電車や飛行機での移動中に読む本の準備はお済でしょうか?
大きな荷物を抱えて、駅や空港の本屋を物色するのは何かと不便です。狭い店内でゴロゴロとスーツケースを転がし、うっかり平積み棚に引っ掛けてしまい本を床にぶちまけてしまった経験は誰しもお持ちでしょう。常識ある社会人としてそれをきれいに並べ直さなくてはならないという義務感に駆られるわけです。電車の出発時刻が迫っているときなど、気が急いてきちんと並べることができません。おかげで、おかしなところに手を引っ掛けて被害をより大きくしてしまったりします。しゃがみこんで作業をしていると通行の妨げになってしまい、他のお客さんに舌打ちされてしまったり。
そんな悲しい羽目に合わないためにも、読む本は事前にしっかりと購入して準備しておきましょう。

でも、急に本を買うとしてもなかなか読みたい本が見つかるわけではありません。
そこで、当方がこの1年に読んだ本から、alm-ore お薦めベスト10を選んで紹介してみます。参考にしていただければ。

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