当blogの右袖にもブログパーツを貼ってあるが、メディアマーカーというサイトで読書記録をつけている。その記録によれば、2008年には約160冊の本を読み終わったことになっている。
#数ページ読んでやめたやつとか、薄っぺらいマンガとかも含む数字。
その中から、印象に残った3冊。
#それ以外のものは、こっちに一覧を置いた。
当方の大好きな小説、森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』の文庫本が発売された。
本屋で眺めてみたところ、解説を羽海野チカが描いていた。「書いていた」じゃなくて「描いていた」。
羽海野チカが、同書の見所をイラストで描きあげていた。可愛かった。
特に、緋鯉のぬいぐるみを背負って、二足歩行ロボットのステップの図。
#・・・があったと思う、確か。
家に単行本は持っているのだが、この解説(正しくは「解説にかえて」だっけな?)のためだけに、文庫買ってもいいかもと思っていたり、いなかったり。
当blogで、「さんまのまんま」で山瀬まみが明石家さんまに泣かされる映像を紹介した。
その放送の後、「笑っていいとも!」で山瀬まみが金曜レギュラーになり、明石家さんまと共演することになった1回目の放送。
僕の記憶が確かなら、その後、ほどなく彼らの共演コーナーはなくなった。
かなり前に、知り合いの技師さん(♀)から「MRIのそばで金属はご法度」という話を聞いた。MRIはドームの中に強力な磁界が発生するため、金属が吸い寄せられてしまうからだそうだ。
彼女が言うには、患者がMRIに入る前に金属製品を見につけていないか慎重にチェックするそうだ。たとえば、耳につけているピアスなどは、肉がちぎれてMRIの内壁に付着してしまうそうだ。
耳に怪我を負った本人も可愛そうだけれど、技師も泣きたくなるそうだ。MRI内の磁力は、装置を停止させても消えず、ドームの内部に張り付いた金属片を引き剥がすのにかなりの苦労をするからだそうだ。
そんな話を彼女から聞いたのは、10年近く前だろうか。
幸か不幸か、僕はMRIに近寄ったことがないので、その真偽はよくわからなかった。
ところが、「MRI室の中に金属を持って入ってはいけない理由がとてもよくわかる動画」(GIGAZINE)で、そのことをデモンストレーションした映像が紹介されていた。
スイカを人の頭に見立て、MRIのそばに酸素ボンベを近づけると・・・。
そして、くっついた酸素ボンベはなかなか取り外すことができないでいる。
伊藤理佐の1コマエッセイ漫画を中心に収録した『おんなの窓(2)』を読んだ。
伊藤理佐といえば、吉田戦車と再婚したことで有名。
同書のオビには
まさかの「結婚」ですが、固唾をのんで見守ってください・・・。
と書かれていたりする。
実際に、伊藤理佐のヘタウマ画風でかかれた吉田戦車が随所に出てきて、笑える。
吉田戦車本人は、自分の日記の中で、
漫画の中の自分を見ての感想は、
「福満しげゆき氏の奥さんと同じポジションにいるな、俺!」
というものでした。
と記しているが、激しく同意してしまった。
コマの横の方でさりげなく書かれているだけなのに、妙な存在感があり、そして究極の和みキャラになっている。笑う。
今年の年初、和服を着た某美人人妻と京都・河原町の “鳥彌三” という店で水炊きを食べた。
その支店である “鳥彌三 あざみ” が京都・烏丸御池にある京都文化博物館の中にあることを知ったので、アタックしてきた。
河原町の本店は、飛び込みで入るにはちょっとしり込みするような格調高い店だけれど、支店の方はわりと気楽に入れる感じ。それでいて、落ち着いた外装&内装で仕立てられているので、プチ京都らしさを味わうことが可能。メニューも親子丼 880円と比較的安価。
当方が、生涯でただ一人全てを投げ打って愛している女性が山瀬まみであることは当blogの読者にはおなじみのところである。
そんな当方が、生涯で唯一愛している水商売(飲み屋)の女性が、札幌すすきのにいらっしゃる。
その女性というのが、”洋食&ワイン しん” のママさんである。
彼女との出会いは、もう12~13年前のことだろうか。知り合いのオッサンに連れられてこの店に来て、色白ベビーフェイス系のママさんに惚れてしまったのである。それから、折に付け通ったりしていたのだが、京都に引っ越してからはなかなか来れなくなってしまった。今回、ちょっと札幌に用事があってやって来たので、久しぶりに行ってきた。
調べてみたら、2005年の3月以来の訪問らしい。
その間、何があったのか詳しくは聞かなかったけれど、店の名前が”きよはし”から、”しん”に変ってしまっていた(2007年7月31日より)。
店の名前が変わったことは、季節ごとに送られてくるDMで知っていたのだが、今の店名になってから来店するのは初めてだった。
ちょっと緊張しながら店のドアを開けると、店内は昔のままでまったく変化しておらず、ものすごく安心した。店内の喚起のために、いつもドアをちょっとだけ開けているのだが、ストッパーとしてつかっているレンガブロックすらも昔のままだった。
そして、当方の愛しの美人ママも昔のまま変わらずにカウンターの中にいて、チョー感激。
つーか、初めて出会った時、彼女は現在の僕の年齢だったはずであり、それから10年強経っているのにもかかわらず、まったく見た目が変わらないというのに、ちょいビビる。まぁ、目の保養的には問題ないのだが。
映画やドラマ化されて大ヒット中の小説『チーム・バチスタの栄光』の続・続編の『螺鈿迷宮』を文庫で読んだ。
上巻の方は、前作まででおなじみのメンバーがほとんど出てこないので、少々退屈だった。
とはいえ、前作『ナイチンゲールの沈黙』でも、いわゆるレギュラー陣はなかなか出てこなかったことを思い出した。最終的には”いつものあの人”が出てくるわけだが、ストーリーの前半は新登場の人物たちが話を進めていくというのが、このストーリーのスタイルだと今さらながら気づく。そう思い至ってみれば、退屈という評価は不当かもしれないが。
#なお、『チーム・バチスタの栄光』の田口先生も大局的に見れば脇役っぽいよね。
今回の『螺鈿迷宮』は、双子の女性医師、すみれと小百合が出てくる。序盤をボーっとして読んでしまったので、最後までどっちがどっちだかイマイチ頭の中で整理が付かないまま終わってしまった。
この二人の表裏一体さ加減は、どうやらストーリーのキモになってるようだから、これから読む人はきちんと注意深く読むことをお勧めする。
#この前まで連載していた”だんだん日誌”では、あんなに双子の違いに注意して文章を書いていたつもりの当方が、こういうミスを犯すとは。とほほ。