奈良 四神パネルツアー

 四神(しじん)とは、4つの方角を守る霊獣である。
 東・青竜、南・朱雀、西・白虎、北・玄武とされている。たとえば、平城宮跡に復元されている「朱雀門」も、京の南側の門だから朱雀なのである。その他、奈良県明日香村のキトラ古墳の内壁に四神が揃って描かれていたりする。

 さて、4月末から平城遷都1300年祭が本格的に開幕するのに合わせ、奈良市四方に四神のモニュメントが設置された。モニュメントと言ってもイラストパネルだが。
 当方は4月10日に、国道24号線の奈良-京都の県境に玄武パネルの設置工事を目撃した。それから3週間、きっと他の霊獣もどこかに設置されているのだろうと考え、その捜索に向かった。確かに、主要幹線の奈良市入口にそれぞれ設置されていた。

 その写真を紹介するものなり。

 各パネルの設置場所は以下の地図を参照いただきたい。


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NY生活(6): 艶美女が俺狙い

艶美女が俺狙い 今宵の入浴剤はこれ。

「放て!男の香り 艶美女フェロモンハンターが俺狙い」

一度でいいから艶美女フェロモンハンターに捕獲されたい!マッチョな体にはほど遠いから、せめてオスフェロモン出さなきゃ!だって肉食動物は嗅覚が鋭いんでしょ?汗臭くしていられないゼ!フェロモンムンムンのバスルームで昼間の汗をさっぱり流したら、ムスクをまとって夜の俺。待ってるゼ、ハンターの熱視線。

 誕生日プレゼントに入浴剤を10個ほどいただいた。風呂を沸かす度にそれらをシャッフルし、目をつぶって一つをランダムに選んでいる。

 今夜ついに大本命が出た。
 先の記事の写真でも正面で異彩を放っていたヤツだ。

 twitter 界隈で 裸で平城京に出かけた という勝手な噂が流布されかけた。裸は嘘だが、平城京に出かけたのは真である。2時間近くフラフラと太陽の下を歩いた。
 確かに、昼間の汗をさっぱり流す必要があるゼ。

 この入浴剤を入れたら、湯は真っ赤に染まった。情熱的でもあり、ラブホ的でもあった。
 しかし、入浴剤で男を磨きあげていると評判になっている当方の総決算と位置づけても過言ではない位のいい湯であった。

平城遷都1300年祭: 平城宮会場を散歩してきた

 平城遷都1300年祭では、5月9日まで花と緑のフェアが開催されているとのことなので、のんびりと見物に行くことにした。

 会場は平城京跡。最寄り駅は近鉄・大和西大寺駅。
 僕は同駅北口(ならファのある方)に出て、そこから歩いた。
 後から知ったことだが、南口(先日までさびれていた方)から向かうのが正解のようだ。無料シャトルバス(随時運行。所要時間15分ほど)が利用できるし、朱雀門まで直行できる。また、歩くにしても道がきれいに整備されているし、ほぼ直線コースなのでわかりやすい。
 北口からは、歩道が狭い、経路がわかりにくい、ちょっと余計に歩かされる、誘導員も少ない、案内板皆無と、とても惨めな思いをさせられる羽目になる。

 まずは、平城京の北側をブラブラと見て歩いた。去年までは、だだっ広い野原があったところだ。休日にもなると、あちこちまばらにキャッチボールする親子が見られた、あの広い場所である。

 祭りが始まってどうなったか。
 人が多かった。ゾロゾロと人間が整列して歩いている。
 こんなに大きな広場なのに、人々の歩みは整然としている。理由は、運営側が「ここを歩いて欲しい」と思っている通路以外は、草がボーボーだからである。人は雑草の生えたところを好んで歩きたいとは思わない。通常ならば、見栄えを良くしようと開催前にきれいに刈り込むだろう。あえて野放しにすることで「あっちには行きたくない」という気持ちを刺激し、天然のフェンスを人の心に張り巡らせた手腕は評価されていい。

 それでも、遠くまで見渡せる風景は気持ちが良かった。

のどかな風景

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小出早織が改名して「早織」に

 彼女のブログで知った。

突然ですが: 早織おぼえがき

私、このたび「小出早織」から
「早織」という芸名に改名致しました。

いきなりすぎてすみません!

きっかけは、姓名判断で
「早織」がいいよと言ってもらったからなんです。(これは結構前)

 ていうか、ブログのタイトルも変わってる。以前の「かたっぽなくしたてぶくろ」をかわいらしくていいタイトルだと思っていたのに。「おぼえがき」なんて、なんの工夫もないじゃないか。

 とはいえ当方は、『舞妓Haaaan!!!』で駒子役だったり(額のペケ印に萌えた)、『南極料理人』でKDDインマルサット・オペレーターの清水さん役だったり(電話から聞こえてくる声に萌えた)、『祝女』でいろんな役をやったり(番組をリアルタイムで見て、彼女が出てくるたびに萌狂いツイート)している、京都出身の早織さんをこれからも応援する所存です。

所属事務所(STARDUST)の公式プロフィール

ほな

あの鐘を鳴らすのは誰でもない: 梅小路蒸気機関車館

 梅小路蒸気機関車館(入館料大人400円)では、蒸気機関車の体験乗車ができる(乗車料大人200円)。体験乗車は1日3回(11:00、13:30、15:30)のみなので、注意したい。しかも大人気である。乗車チケットは、発車時間の10分ほど前から販売される(要確認)ようだが、昨日は長蛇の列だった。

 僕は数年前に1度乗ったことがある。こんなことを言ってはアレだけれども、「乗るとSLの走っている姿が一切見えない。走っているのを横から見るのが楽しい」と気づいたので、昨日の訪問時には乗らないことにした。でも、まぁ、アレですよ。1度は乗ってみることはおすすめしますよ。

 そんなわけで、SL走行場横の展望台にあがってみた。SLの雄姿が見れるのがいい。

 そして、つい、展望台に鐘があることに気付いてしまった。
 鐘を鳴らすための紐の先端に、電車内の吊輪が結びつけられているのには吹き出してしまった。
 確かに握りやすく、紐も引っ張りやすい。しかし、風情ってもんを考えて欲しかった。

電車の吊輪で鳴らす鐘

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近畿鉄道関係メダリオン(梅小路、弁天町)

 昨日、ふと鉄道関連施設に出かけた。深い理由はない。そこにSLがあるからだ。
 「お前はそんなにSLが好きなのか?」
 と、人は問うかもしれない。いや、別にそんなに好きじゃないと答えておく。

 普段は好物でも何でもないのに、ある日突然、豆腐にネギをふりかけた味噌汁を無性に食べたくなる時があろう。それと似た心境にあったのだと理解していただきたい。

 出かけた先は、京都市の梅小路蒸気機関車館と、大阪市の交通科学博物館の2箇所。両施設は、JRを利用し、乗り換え1回で行き来できる。
 

京都 <= 東海道本線 => 大阪(乗り換え) <= 大阪環状線 => 弁天町

 電車の所要時間は、およそ45分ほどだ。

 ただし、梅小路蒸気機関車館は京都駅から2kmくらい離れていて、大人の足で歩いても20分くらいかかるから注意が必要だ(バスも有るらしいが、よー知らん)。道中、それほど賑やかなわけでもないし、せいぜい梅小路公園でキャッチボールをする親子を横目に眺めるくらいしか、見物対象もない。ある意味、苦行。嵯峨野線の丹波口駅を利用しても15分くらいかかるそうだ。鉄道関連施設なのに、あえて直結駅を作らない JR西日本の潔さには頭が下がる思いである。つーか、歩き疲れるから顎が上がる。

交通科学博物館入場切符(400円) 一方の、大阪・弁天町の交通科学博物館はメインゲートこそ駅の外にあるが、北口ゲート(という名称だったと思う)は駅の改札横から直接入ることができる。なんと、JRの切符販売機で入場券を購入できる。通常の切符と同じ用紙に印刷されて出てくるのは嬉しい、楽しい。ゲートに挿入して、いざ入場。その場で入場券が回収されてしまって、持ち帰れないのは残念だが、そのメカニカルなやり方には感動を覚える。

 両施設をめぐって、たっぷり半日潰すことができた。体験機材(運転シミュレータやSL乗車など)
もいろいろあるし、勉強にもなる。大人でも十分楽しめた。

 しかし、僕がこの手の施設に出かけたら必ずやることがある、それは茶平工業の記念メダルの購入&刻印である。そんなわけで、両施設でメダルを購入した。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第30回

2010年4月検索キーワード 2010年4月度の当blogへの検索キーワード No,1 が「ゲゲゲの女房」になり、「山瀬まみ」が2位になってしまったことはファンとして少々悲しいが、それよりも何よりも「thundrbird」がトップ10入しているのに「AL-Mail」がランク外であることにとても悲しくなった当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第30回めの放送を見ましたよ。

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 布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)は自転車で深大寺まで出かけた。豊かな木々、水の音、そばが名物、そして縁結びの名所であることなどが布美枝故郷の島根を彷彿とさせた。

 そしてなによりも、これこそがふたりの初デートであった。

 話は見合いのことになった。茂は、襖の間から隠れて布美枝が覗いていた時の目玉を見た。その大きな目玉が結婚を即決した理由だと言う。目に着目した理由は、人の魂は目玉に篭ると信じているからである。それに加えて、姿が一反木綿に似ているのも良いと思った。しかし、布美枝は一反木綿がなんなのか、その時は理解していなかった。布美枝は、茂の食べっぷりの良さについて、父から食べる力の強い人間は生きる力も強いのだと教えられてその気になったと説明した。

 次に、茂が一番のお気に入りの場所だとして案内したのは墓場であった。嬉々とする茂に対して、布美枝は少々引き気味であったが、熱心に耳を傾けようとしていた。

 夜、家に帰ると、茂は原稿料を全て布美枝に差し出した。収入が少ないことを詫びながらも、家の中の事を全て任せると頼むのであった。また、仕事部屋の掃除も布美枝に任せることになった。仕事部屋の襖が常に開け放たれるようになり、夫婦の距離が一気に縮まった。自分に似ていると言う一反木綿の絵を描いてもらい、妖怪だと言われたことに少々ムッとする布美枝であったが、夫婦の無邪気な会話に楽しくなるのであった。

 夫婦水入らずで落ち着いて食事をしていると、急に外が騒がしくなった。不審な男(梶原善)が突如やって来て、茂の妖怪漫画に感銘を受けたと騒ぎ立てるのであった。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第29回

 今日は有給をとったのだが、パスポートの更新というなんの色気のない活動計画のみの当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第29回めの放送を見ましたよ。

* * *

 勝手に仕事部屋を片付けた布美枝(松下奈緒)は、怒った茂(向井理)に余計なことはするなと怒鳴られた。茂の仕事を手伝いたい一心であり、教えてもらえれば希望通りに片付けると言うのだが茂は取り合わない。結婚したのに会話もなく、茂の考えていることが全くわからないと重ねて訴えるのだが、茂は部屋に閉じこもってしまった。

 身近に相談する相手がいない。家の中には他人(中村靖日)が同居していて気が休まらない。布美枝はひどく滅入ったまま、商店街へ買い物へ出かけた。

 道端で、貸本屋のおばあさん(佐々木すみ江)が、仕事もせずに競馬に夢中の息子(光石研)と言い争っているのを見かける。直後、リウマチの痛みにうずくまるおばあさんを家まで送った。

 貸本屋には、女主人(松坂慶子)や元置引犯(中本賢)、近所の奥さん連中などが集まった。東京者らしい威勢がよく、人情味のあるやりとりが繰り広げられた。それを見ているだけで、布美枝は少し元気を取り戻した。

 しかし、布美枝が家に帰ると茂の姿は見当たらなかった。怒って出て行ってしまったのではないかと、またしても不安で落ち着かなくなってしまった。

 ところが反対に、茂は自分の行動を反省していたのだ。出版社で自分の作品にダメ出しされたことにイライラしていて、そのせいで布美枝にきつく当たったのだと思い至る。落ち着いて家の中を見渡すと、細かいところまで行き届いた片付けがされている。布美枝は、早くもナズナ(ぺんぺん草)の花が咲いているのを見つけて、それを家の中に飾っていたりもした。それによって季節の変化を知ったことなどから、茂は心の余裕を取り戻すことができた。

 茂が外出から帰って来て、家の外から声をかけた。布美枝が慌てて出て行くと、茂は中古の自転車を手に入れていた。それは布美枝用の自転車だと言う。布美枝は、茂が怒っていないことに安心し、また、初めて貰った贈り物に感激するのであった。

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NY生活(5): あをによし保湿入浴液 -完熟マンゴーの香り

あをによし保湿入浴剤 当夜の入浴剤はこれ。

「あをによし保湿入浴剤: やまと美肌・黒酢・アミノ酸・奈良吉野産ヒノキオイル 完熟マンゴーの香り」

中国伝来のお酢は、飛鳥文化とともに奈良に広がりました。奈良吉野産の杉・大樽で熟成させる黒酢のもつアミノ酸とヒノキオイルがしみこみ、まろやか湯で肌しっとり。フルーティなマンゴーの香りと、美肌の歴史の旅へ。

 とても耳障りの良いフレーズが列挙されているのだが、「これ、奈良にこじつけ過ぎじゃね?」というツッコミが喉まで出かかるような、出ないような。美肌の歴史ってなんぞ!?

 他にもいろいろ気になるところはあるが、そういうのは水に流して、っつーか、この入浴剤は液状なので風呂の湯に流しこんで、しっぽりと浸かってきました。美肌効果のほどはやっぱりよくわかりませんでしたが、マンゴーの良い香りが充満して気持ちよかったです。ぼくちん、キウイ、パパイヤ並には男を磨けたと思います。

アサガオの双葉が虫に食われてる?

 当家の庭に植えたアサガオ。現在の発芽数は6本ほどなので、先週の土曜日からそれほど変わらず。

 どの株も、あいかわらず葉の色が薄いように思う。僕のイメージする、「これぞ、元気な植物の緑!」という色ではなく、キャベツの内側の葉のような薄い緑色である。少し心配になる。

 その上、せっかく出てきた双葉が虫に食われているようだ。

虫食い双葉

 6本中、3本がこのように葉が食われている感じ。2本は種のカラを付けたままで、これから大きくはを伸ばそうとしている途中のようだ。

 残りの1本は比較的まともで、葉の形がきちんとしている。

元気な1本

 僕のアサガオに対する困惑をよそに、雑草はたくましくズケズケと生えてくるからムカつく。