NHK『ゲゲゲの女房』第35回

 民放でいきものががり「ありがとう」のCMを見かけ、本ドラマの主題歌であることには触れられていないことを知って「商魂たくましくないなぁ」と思った当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第35回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」
 浦木(杉浦太陽)の招いたファンクラブのトラブル、漫画の売れ行きが伸びないことなどで、茂(向井理)はガッカリしてしまった。しかし、大好きなゲーテの言葉を引用し、じっと我慢の時なのであると、気楽に構えることにした。

 あくる土曜日。布美枝(松下奈緒)は町の貸本屋に顔を出した。茂の漫画のファンである小林(鈴木裕樹)も来ていた。彼は茂の妖怪漫画を「怖いけれど、懐かしい。おばあちゃんに聞かせてもらった昔話のようだ」と好意的に評価していた。

 戦記物の原稿を出版社に届けに行った茂は、ダメもとで鬼太郎の復活を社長(うじきつよし)に願い出る。すこしばかりではあったが、復活を希望する手紙も届いており、もう一度だけ描くことを許された。ただし、戦記物の失敗があるので、これがラストチャンスであり、失敗した場合は契約を打ち切ることをほのめかす。

 鬼太郎を描けることになった茂は、やる気満々で仕事に取り掛かった。

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NHK『ゲゲゲの女房』第34回

 ”setting for your mailbox” という google を騙ったメールが spam フィルターをすり抜けて大量にやってくることに辟易している当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第34回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」

 茂(向井理)の戦争漫画のファンクラブは順調だった。読者からの手紙もたくさん届くようになった。会報づくりは全て布美枝(松下奈緒)が手作業で行っていた。茂から手先が器用であると言われた。その何気ない一言は、初めて褒められた言葉であり、布美枝は嬉しくなり、俄然やる気をだす。

 しばらくして、刑事(尾関伸嗣)に監視されているのに気づく。軒先の怪しい看板や頻繁に届く郵便物のせいで、不審な政治活動をしているのではないかと誤解を受けたのだった。押し問答の末、潔白の証明として茂の戦争漫画を読ませる。南方戦線の経験もある年長刑事(山崎銀之丞)は内容に深く共感した。それで茂の無実を確信し、捜査を取りやめるのだった。

 ファンクラブの結成を契機に、出版社社長(うじきつよし)は茂の戦争漫画の発行部数を増やした。また、仕入れ値を抑えるためにファンクラブ通販用の戦艦模型も大量注文していた。しかしながら、従来からの読者にはファンクラブの評判が良かったのだが、新規の読者開拓には繋がらなかった。そのため、返本の山だった。

 その上、通販模型のできが悪くて、苦情・返品が殺到した。仲介した浦木(杉浦太陽)は、利ざやを稼ぐために模型の品質を最低にまで落としていたのだ。出版社は危機的状態になったのだが、肝心の浦木は音信不通になっていた。困った出版社事務員(山崎千惠子)が、茂の家に相談にやって来た。

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NY生活(7): 美肌男子に首ったけ

美肌男子に首ったけ 連休最終日の入浴剤はこれ。

「男子だってツルリ肌 美肌男子プリティーボーイに首ったけ」

イマドキ「男気」とか「体育会系」とか、ウザがられちゃうわけなんです。モジャモジャしてない白くてツルツルの文科系お肌だからこそ、四六時中くっつきたくなるってもん。さあ、獣系男肌のあなた、スネもムネもウデもワキも(?)ツルリときれいにして、世の乙女たちをおびき寄せましょう!

 この連休に、知り合いの爪師ご夫婦がハワイに出かけていた。現地の Apple Store で、今話題の iPad をいじったりしているうちに、気づいたら購入していた模様。

 そんな彼女が、「お土産買うてきた~♪」と言って届けてくれたのが、入浴剤セット。
 当方のNY(入浴剤)生活もやっと折り返し地点かと思っていたら、3袋も増えてしまいました。新しく頂いた分も合算してシャッフル。今夜の入浴剤を目をつぶって掴んだのですが、引いたのは冒頭に掲載している通りのもの。ハワイ初日はいつになるでしょうか。
 毎日が楽しみになるようなお土産ありがとうございました。

ハワイのNY(入浴剤I)セット

 で、ハワイはとりあえず置いておいて。
、本日はツルツルの文科系お肌目指して、緑色の湯に浸かったのでした。連休の垢が落ちて、少しだけ肌がツルツルになったような気がします。

NHK『ゲゲゲの女房』第33回

 昨日、一昨日と放送されていた『ウェルかめ』総集編は完全スルーした当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第33回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」
 浦木(杉浦太陽)のアイディアとは、茂(向井理)を昨今の戦争漫画ブームに乗せることであった。ファンクラブを結成し、会報を郵送することで読者の囲い込みをするというのが表向きの説明であったが、ファン名簿を使ってプラモデルの通信販売で儲けるたくらみがあった。すでに模型を安く手に入れる算段は付いているという。会報の作成は茂と布美枝(松下奈緒)に丸投げで、郵便代の捻出方法すら曖昧なままだった。

 浦木はブームに乗って読者に受けるよう、戦艦や戦闘機をもっとカッコよく描くように言う。しかし、自らの悲惨な体験から、戦争を美化することには賛成できない茂であった。

 考えた末、茂は戦記物ブームに乗るよう、リアルな兵器を漫画に登場させることに決めた。ただし、軍人たちが超人的な活躍をするようなものではなく、惨めで悲惨な戦争の有り様を描くストーリーにすることにした。

 そう決めた茂は、布美枝に自分の戦争体験を聞かせる。戦地でマラリアで寝込んでいる時に空襲に遭い、爆撃で腕を吹き飛ばされたのだ。自分は生きて帰ってこれたので戦争体験を話すことができるが、戦死したためそれが叶わない者も多い。だから自分は、戦争を美化する作品は描けないし、嘘のない本当の話を書きたいのだと言う。

 それを聞いた布美枝は、茂のやり方を支持する。

 ただし、茂は戦争資料の購入のために生活費を全て使い込んでしまったために、またしても生活の不安が布美枝を襲うのであた。

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NHK『ゲゲゲの女房』第32回

 「『ゲゲゲの女房』の連載記事はいったいいつまで続けるんだ?」と自他自問した結果、マナカナ主演の『だんだん』における48回連続の自己ベストを超えることを目標にした当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第32回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」
 漫画原稿を原稿を届けにきた布美枝(松下奈緒)。茂(向井理)の作品に対するイヤミをさんざん聞かされるが、無事に原稿料を受け取ることはできた。

 出版社社長(うじきつよし)は茂の漫画の売れ行き不振に頭を痛めており、マンガ出版プロデューサーを名乗る男に知恵を分けてもらったと言う。その人物こそ、茂の幼馴染で鼻つまみ者の浦木(杉浦太陽)であった。浦木は、翌日にも茂の自宅を尋ねると約束した。

 出版社からの帰り道、商店街に立ち寄った布美枝。貸本屋のおばあさん(佐々木すみ江)にリウマチの症状が出ていると聞いたので、お灸を据えに行った。ちょうど夕方で、仕事帰りや銭湯へ行く人々などで貸本屋は大忙しだった。布美枝は、夕食の支度や棚の本の整理などを手伝う。

 自分の夫が貸本漫画家であることは言いそびれてしまっている布美枝。茂の妖怪漫画がとても面白いと話している青年・小林(鈴木裕樹)に出会った。彼は茂の新刊が出ないかと期待しているのだった。嬉しくなった布美枝は、身元を告げないまま、急にお礼を言ったので驚かれる。

 翌日、予告通り浦木が家を訪ねてきた。彼は、茂の家を「少年戦記の会」本部とするのが売上アップの秘策であると言い、大きな看板を持って現れた。

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NHK『ゲゲゲの女房』第31回

 「『ゲゲゲの女房』の連載記事はいったいいつまで続けるんだ?」と自他自問した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第31回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」
 茂(向井理)の妖怪漫画を読んだ戌井(梶原善)が家にやって来た。初めは戸惑う夫婦であったが、すぐに意気投合し、夕食を振舞う。

 茂は自分の妖怪漫画が1巻だけで打ち切りになったことを打ち明ける。それをきっかけに、間借り人の中森(中村靖日)も交えて、貸本漫画家の苦労が話題になる。初めて茂以外の漫画家から実態を聞いた布美枝(松下奈緒)は不安にかられる。しかし茂の達観した様子に、一同は落ち着きを取り戻す。

 それから1ヶ月経った。布美枝はやっと生活に慣れてきた。しかし、茂の母から頻繁にハガキが来ることに、少々閉口していた。

 茂は、出版社に言われた通りに戦記物を描き上げた。原稿を届けに出かけるが、寝不足のせいで家の前で転倒し捻挫してしまった。歩けなくなった茂の代わりに、布美枝が届けに行くことを買って出る。茂は、原稿料を値切られても絶対に折れるなと念を押す。

 出版社を覗いた布美枝は、あまりにオンボロな事務所や、作家と激しくやりあう社長の姿を見て怖気づくのであった。

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奈良 四神パネルツアー

 四神(しじん)とは、4つの方角を守る霊獣である。
 東・青竜、南・朱雀、西・白虎、北・玄武とされている。たとえば、平城宮跡に復元されている「朱雀門」も、京の南側の門だから朱雀なのである。その他、奈良県明日香村のキトラ古墳の内壁に四神が揃って描かれていたりする。

 さて、4月末から平城遷都1300年祭が本格的に開幕するのに合わせ、奈良市四方に四神のモニュメントが設置された。モニュメントと言ってもイラストパネルだが。
 当方は4月10日に、国道24号線の奈良-京都の県境に玄武パネルの設置工事を目撃した。それから3週間、きっと他の霊獣もどこかに設置されているのだろうと考え、その捜索に向かった。確かに、主要幹線の奈良市入口にそれぞれ設置されていた。

 その写真を紹介するものなり。

 各パネルの設置場所は以下の地図を参照いただきたい。


より大きな地図で 奈良四神 を表示
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NY生活(6): 艶美女が俺狙い

艶美女が俺狙い 今宵の入浴剤はこれ。

「放て!男の香り 艶美女フェロモンハンターが俺狙い」

一度でいいから艶美女フェロモンハンターに捕獲されたい!マッチョな体にはほど遠いから、せめてオスフェロモン出さなきゃ!だって肉食動物は嗅覚が鋭いんでしょ?汗臭くしていられないゼ!フェロモンムンムンのバスルームで昼間の汗をさっぱり流したら、ムスクをまとって夜の俺。待ってるゼ、ハンターの熱視線。

 誕生日プレゼントに入浴剤を10個ほどいただいた。風呂を沸かす度にそれらをシャッフルし、目をつぶって一つをランダムに選んでいる。

 今夜ついに大本命が出た。
 先の記事の写真でも正面で異彩を放っていたヤツだ。

 twitter 界隈で 裸で平城京に出かけた という勝手な噂が流布されかけた。裸は嘘だが、平城京に出かけたのは真である。2時間近くフラフラと太陽の下を歩いた。
 確かに、昼間の汗をさっぱり流す必要があるゼ。

 この入浴剤を入れたら、湯は真っ赤に染まった。情熱的でもあり、ラブホ的でもあった。
 しかし、入浴剤で男を磨きあげていると評判になっている当方の総決算と位置づけても過言ではない位のいい湯であった。

平城遷都1300年祭: 平城宮会場を散歩してきた

 平城遷都1300年祭では、5月9日まで花と緑のフェアが開催されているとのことなので、のんびりと見物に行くことにした。

 会場は平城京跡。最寄り駅は近鉄・大和西大寺駅。
 僕は同駅北口(ならファのある方)に出て、そこから歩いた。
 後から知ったことだが、南口(先日までさびれていた方)から向かうのが正解のようだ。無料シャトルバス(随時運行。所要時間15分ほど)が利用できるし、朱雀門まで直行できる。また、歩くにしても道がきれいに整備されているし、ほぼ直線コースなのでわかりやすい。
 北口からは、歩道が狭い、経路がわかりにくい、ちょっと余計に歩かされる、誘導員も少ない、案内板皆無と、とても惨めな思いをさせられる羽目になる。

 まずは、平城京の北側をブラブラと見て歩いた。去年までは、だだっ広い野原があったところだ。休日にもなると、あちこちまばらにキャッチボールする親子が見られた、あの広い場所である。

 祭りが始まってどうなったか。
 人が多かった。ゾロゾロと人間が整列して歩いている。
 こんなに大きな広場なのに、人々の歩みは整然としている。理由は、運営側が「ここを歩いて欲しい」と思っている通路以外は、草がボーボーだからである。人は雑草の生えたところを好んで歩きたいとは思わない。通常ならば、見栄えを良くしようと開催前にきれいに刈り込むだろう。あえて野放しにすることで「あっちには行きたくない」という気持ちを刺激し、天然のフェンスを人の心に張り巡らせた手腕は評価されていい。

 それでも、遠くまで見渡せる風景は気持ちが良かった。

のどかな風景

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小出早織が改名して「早織」に

 彼女のブログで知った。

突然ですが: 早織おぼえがき

私、このたび「小出早織」から
「早織」という芸名に改名致しました。

いきなりすぎてすみません!

きっかけは、姓名判断で
「早織」がいいよと言ってもらったからなんです。(これは結構前)

 ていうか、ブログのタイトルも変わってる。以前の「かたっぽなくしたてぶくろ」をかわいらしくていいタイトルだと思っていたのに。「おぼえがき」なんて、なんの工夫もないじゃないか。

 とはいえ当方は、『舞妓Haaaan!!!』で駒子役だったり(額のペケ印に萌えた)、『南極料理人』でKDDインマルサット・オペレーターの清水さん役だったり(電話から聞こえてくる声に萌えた)、『祝女』でいろんな役をやったり(番組をリアルタイムで見て、彼女が出てくるたびに萌狂いツイート)している、京都出身の早織さんをこれからも応援する所存です。

所属事務所(STARDUST)の公式プロフィール

ほな