木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第5回

正直なところ、「妖怪アニメさえ出なければ最高に面白いのになぁ」と思っている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第5回めの放送を見ましたよ。

農家の息子との見合いを拒否し続けるユキエ(足立梨花)に業を煮やし、父(大杉漣)は独断でユキエの学校に乗り込み、校長に仕事を辞めさせると告げた。職を失えば、嫁に行くしかないだろうと考えたからだ。

ユキエはますます父への反抗を強め、家出を決意する。夜中に布美枝(佐藤未来)を自室に呼び出し、安来の叔母の所へ身を寄せ、父が態度を改めればすぐに帰ってくることを約束した。
そして、布美枝が寝床でユキエの身代わりとなり、朝まで時間稼ぎをするよう頼んで家を出た。

ユキエがおとなしくしているか見回りに来た父は、布団に入っている布美枝のことをユキエだと思って、娘の幸せを願っているという胸の内を明かす。農家へ嫁げば食料の心配はないし、ユキエは誰よりも自分の気性を受け継いでいるからどこへ行っても要領よくやれるだろうから幸せになれる、そう告げるのであった。

しかし、すぐに布美枝が身代わりを演じていることが露呈する。布美枝は自分が叱られたことよりも、父とユキエの仲直りが遠のいたことをますます思い悩むのであった。

数日後、布美枝の家の前に横山(石田法嗣)と名乗る若い軍人が現れる。彼は以前に布美枝と衝突し、割れてしまった卵を交換してくれた青年だった。話を聞くと、彼はユキエの見合い相手であり、なかなか見合いの日程が決まらないことに業を煮やし、食料物資を持参して懐柔しようというのであった。

布美枝は、見合いを諦めるよう懇願した。その甲斐あって、その日のうちに横山家から見合いの断りの連絡があった。
横山は布美枝の関与を秘密にしてくれていたようであるが、彼の優しそうな姿を思い出すと、少し心が痛むのであった。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第4回

今朝はcron で twitter に自動投稿を仕掛けておいたすぐ横で、当方はNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第4回めの放送を見ましたよ。

盆踊り大会への出場を渋る布美枝(佐藤未来)であったが、祖母(野際陽子)から一生懸命踊れば良いのだ、そうすれば先祖が喜んでくれるだろうと言われ、思い切って踊ることに決めた。

盆踊り会場では、彼女の背の高さに対して、やはりガキ大将達から「電信柱」とはやし立てられた。しかし、盆踊りの大好きな先祖に喜んでもらうためにはここで挫けるわけにはいかないと、気丈に踊り続ける。入賞は逃してしまったが、先祖の霊は布美枝の踊りにとても満足した様子だった。

翌年、昭和18年になった。
戦局の悪化に伴い、国内の食料供給も欠乏し始めた。それを見越した布美枝の家では、ミツバチを飼育して蜂蜜を採取することを生業としていた。そのおかげもあり、彼女の家の食糧事情は悪くなかった。

姉のユキエ(足立梨花)は、父(大杉漣)の言いつけに従って教師になった。しかし、父の勧める農家との見合い話は断固拒否し続けている。ユキエは、父の言いなりになって田舎町で一生を過ごすのはまっぴらゴメンだと思っていることを布美枝にだけ打ち明ける。『モロッコ』のディートリッヒのようにここではないどこか遠くに行きたいという希望をもっているのだ。

この頃、後の水木しげること村井茂(向井理)は戦地へ出征した。
また、布美枝は見知らぬ若い軍人とぶつかり、お使いの卵を落として割ってしまう。ところが、彼も偶然卵を持っており、それを譲ってもらって事なきを得た。

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ブログ・アシスタント募集

※受付は終了しました。
※アシスタントが決まったわけではなく、April Fool が終わったからです。
※非常にビミョーなネタで失礼しました。

alm-ore では、記事のさらなる充実を図るため、取材アシスタントを募集をいたします。
主な作業は、木公の取材に同行しての撮影業務です。その他に、取材先の情報収集などをお願いすることがあります。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第3回

本作は映画化企画も同時期に動いている(制作blog「スローラーナー」)とにわかに知って驚いている当方が、『ゲゲゲの女房』の3回目の放送を見ましたよ。

昭和17年。前年から始まった太平洋戦争で、国内の生活も厳しくなり始めていた。家業の呉服屋も物資統制で思うようにいかない。

布美枝(佐藤未来)は10歳になった。
他の子供よりもずいぶん背が高いことを悩んでおり、周りからも「電信柱」と呼ばれて馬鹿にされている。

もうすぐ開催される子供盆踊り大会へ向けて練習に余念が無い。一等賞にはラムネがもらえるからである。しかし、ガキ大将に練習場所を横取りされたり、出場すると背のことでまた笑われるのではないかと心配したりで、出場する気をなくしてしまう。

一方、家族に対しては、美人で評判の姉・ユキエ(足立梨花)に対して憧れを持ち、自分も彼女のようになりたいと考えている。
そんな時、ユキエが父親(大杉漣)にウソをついて男子生徒と映画を見に行くところを目撃する。すぐにウソはバレてしまうが、布美枝はユキエに頼まれた通り黙っていた。布美枝の協力に感謝したユキエは、お土産のリボンをくれたり、素敵な外国映画の話を聞かせてくれたりした。内気な自分とは正反対であるユキエの自由奔放さに、布美枝はますます憧れを強くするのであった。

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私のしごと館、閉館へ

京都府精華町の職業体験施設私のしごと館が今日閉館する。

産経が空撮写真とともに記事にしている。

581億円「私のしごと館」再就職先なし あす閉館、巨大廃墟に

「税金の無駄遣いの象徴」といわれた関西文化学術研究都市の職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町、木津川市)が31日に閉館する。所管する厚生労働省は今夏にも入札を行って建物を売却する方針だが、景気が低迷する中で甲子園球場の総面積に匹敵する施設の引き受け先が見つかるかどうかは不透明。地元自治体や学研都市の関係者からは「巨大な幽霊屋敷になる恐れもある」と懸念する声が出ている。
私のしごと館の空撮写真

ていうか、この写真、私のしごと館の裏手から撮影したものだ。なぜこの方向?

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大竹文雄『競争と公平感: 市場経済の本当のメリット』

アンチ小泉・自民党やら、今日の友愛・民主党やらを支持する世論として「行き過ぎた経済競争が格差を生み出し、人々を不幸にしている」という意見があろう。

それに異を唱えるのが本書。

確かに経済競争によって何らかの損失は生まれることは認める。
しかし、その損失を低減する方法はあるし、多くの場合に現行制度よりもマシな結果をうむだろうことが説明されている。そして、経済競争によって、最終的には人々の生活が豊かになるだろうことを啓発する。

現代経済学のオーソドックスにして学術的な議論に基づきつつも、男女や年齢の格差、非正規雇用の問題、乳幼児教育の是非などが例題として挙がっていて、わかりやすく興味も持ちやすい仕上がりになっている。

一方で、オムニバス的内容で、いまひとつまとまりに欠けるような印象も受ける。この点を逆に評価するとするなら、目次を見て興味のあるところだけつまみ食いするのにもってこい。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第2回

初めての冒険で往路は楽かったのに、帰り道に心細くなってしまう子供というお話に、つい芥川龍之介『トロッコ』を思い出してしまった当方が、『ゲゲゲの女房』の2回目の放送を見ましたよ。

林の中で姿の見えない何者かに追われている気配を感じる布美枝(菊池和澄)。その時、「しげ」と呼ばれる少年と出会う。
彼によれば、足音の正体は「べとべとさん」だという。2人で道の脇にそれ、「べとべとさん、御先にお越し」と唱えて道を譲るとそれっきり足音はしなくなった。
少年は妖怪に詳しく、布美枝が物置で感じたのが「小豆はかり」であること 腹が減っているとヒダル神に取り憑かれて行き倒れてしまうことなどを話してくれた。

その頃、布美枝の家を叔母の輝子(有森也実)が尋ねてきた。小さな女の子が何も言わずにキャラメルを預けていったと聞いたのだが、それは布美枝ではないかと思い確かめに来たのだ。
その時になってやっと布美枝がいなくなっていることに気づき、家は騒動になる。

布美枝は家のそばですぐに発見された。父(大杉漣)は彼女の軽率な行為を叱責する。一方、母(古手川祐子)や祖母(野際陽子)は、叔母が夏風邪をひいたという噂を聞いて見舞いに行ったという布美枝の心優しさを認め、かばってくれた。

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第1回

2009年度下半期の『ウェルかめ』については倉科カナの巨乳以外ほぼスルーしていた当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第1回めの放送を見ましたよ。

『ゲゲゲの女房』は、漫画家 水木しげるの妻である武良布枝の自伝を原案にしたドラマ。番組のラストに「このドラマはフィクションです」とある。
実際、松下奈緒が演じるヒロインの名前も「飯田布美枝」とされていた(水木しげるの妻の旧姓は飯塚布枝)。

番組冒頭は、28歳の飯田布美枝(松下奈緒)の家で見合いが始まろうという場面。彼女の父親(大杉漣)は何かと落ち着きが無く、その様子が伝染したのか布美枝もソワソワしている。
一方、後に夫となる、水木しげること、村井茂(向井理)が両親とともに飯田家の前に到着する。息子の39歳という年齢から世間体を気にする両親は、この縁談をまとめることに躍起になっている。しかし、本人は呑気に「座敷わらしが住んでいそうだ」などと独り言を言っている。

いよいよ、二人が顔を合わせる・・・、というところで主題歌。
そして、時間が昭和14年の島根県安来へと逆戻りする。
布美枝7歳の時である。

布美枝は5人きょうだいで、両親と祖母の8人家族に暮らしている。
大家族である上に、声も小さく内気な性格のせいで、彼女は周りからあまり顧みられない。そのことを不満に思うも、なかなか自分で改善できないでいる。

そんな中、唯一自分を可愛がってくれる叔母、輝子(有森也実)のことをふと思い出し、叔母の嫁ぎ先である安来の港まで6kmの道のりを徒歩で尋ねていく。やっとたどり着いたものの、忙しそうに働く叔母を垣間見るだけで、声をかけることもできず帰路につくのだった。

林の中をひとり心細く歩いていると、背後から何者かの足音が聞こえてくるのだった。
布美枝はまだその存在を認めていないが、それは妖怪の足音だった。

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「ポケベル女優」じゃねーだろ、「北の国から タマコ」だろ!

もちろん、裕木奈江のことなんだけどさ。

依然根強い人気を誇る”ポケベル女優”の主演最新作が話題 (MovieWalker)

そんなインターナショナルな活動を展開する日本人女優のひとり、”ポケベル”をモチーフにしたテレビドラマで一世を風靡した裕木奈江に再び脚光が集まっている。

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