伏見稲荷で立原啓裕のものらしき鳥居

Tachihara_Torii

京都市にある伏見稲荷大社は、山道にトンネルのように無数の鳥居を並べた千本鳥居が有名。

そうするための詳しい条件はわからないが、鳥居を寄進すると名前(や会社名)と日付を鳥居の裏に掘り込んでくれる。多くは名前も知らないような会社や市井の人々なのだが、中には誰でも知っているような企業とか、「申年の男」なんて匿名のものまであって微笑ましい。

その中に、タレント・立原啓裕のものらしき鳥居を発見した。フレームには収められなかったが「大阪府 立原啓裕」とだけ書いてあった。同姓同名の他人かもしれないが、現時点では確認のしようがない。
「千本鳥居」といわれているが、実際に何本あるかはわからない(千本を越えてるかもしれない)。とにかくたくさんありすぎて、全てをチェックしたわけではない。しかし、少なくとも僕は、立原啓裕以外の有名人を見つけることはできなかった。

なお、立原啓裕はA級有名人というわけではないが、関西ではわりとテレビで見かけるし、探偵!ナイトスクープで探偵をやっていた仕事がわりと有名かもしれない。

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やましろミュージアム2008 神秘と不思議の国やましろ

大阪城へ記念メダルを買いに行く

日本を代表する城といえば、やはり大阪城だろう。
天下を手中に収めた豊臣秀吉が贅沢を尽くして作った大坂城。
大坂冬の陣で豊臣が敗れたため、徳川によって外堀どころか内堀まで埋められてしまった大坂城。
鳥羽・伏見の戦いで徳川慶喜が逃げ出した後、混乱で焼けてしまった大坂城。
昭和に入り、市民からの寄付で大阪のシンボルとして復興された大阪城。

自宅からもっとも近い位置にある城にもかかわらず、今まで地方の城に行ってばかりで、大阪城は未踏だった。
今回、勝手に「大阪・秋の陣」と名乗って、大阪城を攻めてきた。
もちろん、目指すは茶平工業の記念メダルである。それを手中に収めて、はじめて城を攻略したことになる。

大阪城に攻め入る俺

大阪城、今からお前を攻め落とす!
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平城宮・大極殿正殿の特別公開

第一次大極殿正殿復元整備現場奈良市の平城宮跡の北側で、右の写真のような巨大な建造物を見たことがある人もいるだろう。

掲げられた看板には「大極殿正殿復元整備」と書かれている。これは、平城遷都1300年記念事業のひとつとして、平城宮に存在していた建造物の復元工事を文化庁が行っているものである。
2005年頃から工事が始まり、2010年に完成予定。工事の進捗状況は、随時公開されてきて、今回が7回目にして最終回。次に見ることができるのは完成時。

今回の特別公開は、2008年9月21日から23日まで(9:30 – 16:00)。文化庁による案内も出ている。

今日、たまたま近くを通りがかったので、見てきた。

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旬菜 天ぷら 有馬 (京都四条烏丸)

有馬の店構え今日は、知る人ぞ知る “テーブル・チーム” の同窓会があって、京都で会食。

ていうか昨夜、急遽開催が決定された。
開催することが決まって、深く考えずにぐるなびで適当にお店を探して、料金が安くて天ぷらの食べられる旬菜 天ぷら 有馬に行くことに決定。かなり適当に決めた。

とにかく料金がリーズナブルだし、たいしたことないだろうとあまり期待せずに出かけたのだが、良い意味で期待は裏切られた。この店、最高。
京都接待のローテーション入り決定。

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TEN.TEN.CAFE: 酒と泪と男とぜんざい

P1000165.JPG河島英五の『酒と泪と男と女』に、

忘れてしまいたい事や
どうしようもない寂しさに
包まれた時に男は酒を飲むのでしょう

とある。

当方にももちろん、どうしようもない寂しさや忘れてしまいたい事があったり、なかったりするわけである。そういうモヤモヤした思いを抱えて、ならまち方面へ車を向けた。

なら工藝館という施設の正面に、ツタの絡まる古い建物があった。
そこは、ラクダのロゴが特徴的なTEN.TEN.CAFEという、地元ではちょっと名の知れたカフェらしい。

普通におしゃれでイイ感じの店であるのだが、それよりも、故・河島英五の細君が経営していることで有名。
もともとは、大阪ミナミにあったのだが、2003年の法善寺横町の火災事故の際に全焼。その時、すでに河島英五は亡くなっていた(2001年死去)が、彼が大好きだったというならまちに移転して現在に至るそうだ。

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二条城を見学した(クイズに答えて二条城コインをGETしよう)

今日は、とある用事で二条城の目と鼻の先のホテルに行っていた。

ホテルなんて言ったら、なんとなく男女の隠微な想像もあったりなかったりするのだが、そういう浮いた話じゃなくて。
某政党の元代表の挨拶を聞いたり、その退屈さにケータイをいじって遊んでいたりしていたわけだが、そういうこととはまったく関係なく、とにかく天気もいいし、すぐそばなので二条城の見学に行くことにした。
二条城のweb サイトもある。

二条城は、徳川家康が天下統一後に築城を命じたもの。将軍が上洛したときの宿舎および政務執行所として使うことを目的に作られたそうだ。
十五代将軍・慶喜が諸大名に対して初めて大政奉還を発表したのも二条城だったそうだ。そのときに使われた大広間(二の丸内)も見ることができた。

当方は、城に造詣が深いわけではないが、出かけた先に城があればできるだけ見物するようにしている。それらと比べると、二条城がかなり特殊な造りであることが、素人ながらによくわかる。
日本各地にある城のほとんどは、徳川幕府以前の戦国時代までに造られたものだ。そのため、戦で生き抜くことを目的に造られている。大きな石垣の上に、階層化された天守閣を持ち、敵の侵入を防ぐための仕組み(銃を撃つための穴など)がたくさん造りこまれている。
それに対して、二条城は徳川泰平時代に作られたものだ。国内に明確な敵がいなかった時代であり、戦目的に作られたようには見えなかった。刀や鉄砲で命のやり取りをするということではなくて、朝廷との舌戦を戦い抜くという目的のため、上品で華美な装飾が施された特殊な城だと思った。

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お好み焼き 慈恩弘国

慈恩弘国京都・東寺から徒歩5分にあるマニアなお好み焼き店、慈恩弘国に行ってきた。

店構えの写真を撮ったのだが、看板にライトが反射してうまく撮影することができなかった。まぁ、店の名前「慈恩弘国」と書いてあるわけだが。
どのようにマニアな店かということは、店の前に停まっている自動車のボンネットを見ていただければおわかりいただけるかと思うけれど。

それでもわからない人に説明すると、店の名前・慈恩弘国の読み仮名は「ジオンこうこく」である。

それでもわからないトンチンカンな読者に説明するなら、ようするにガンダムをモチーフにしたお好み焼き屋さんである。
昨年12月にオープンし、前々から気になっていたのだが、金曜と土曜の夜しか開いていないという超レアっぷりでなかなか出かけるチャンスが無かった。金曜日の今日、たまたま京都市内で夕方まで用事があったので、千載一遇のチャンスと思い、帰りに寄ってみた。

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私のしごと館・リニューアル

赤字公共事業の象徴となっている、京都府精華町の仕事ミュージアム “私のしごと館” であるが、当面は民間委託の上存続することが決まっていた。
2008年9月1日より、いよいよ株式会社 コングレに運営が委託され、私のしごと館が地味に再スタートした。
コングレは、北海道洞爺湖サミットの運営を行ったという実績も持っているそうだ。きっとそのカラミだろうけれど、現在私のしごと館では「北海道洞爺湖サミット: 首脳会議をめぐる仕事」展をやってる。

これまでの運営母体は独立行政法人 雇用・能力開発機構であり、私のしごと館の web ページも http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/ という具合に、ehdo.go.jp ドメインにおかれていた。
しかし、9月1日から新ドメイン http://www.shigotokan.jp/ で運営されている。

京都新聞の報道によれば、

総合コンベンション企画運営会社「コングレ」(本社・大阪市中央区)が2年間の運営費約18億9900万円で受託。委託後に存廃が検討される。

だそうだ。

そんな私のしごと館の様子を、某ご近所さんが知らせてくれたので、勝手に紹介。
#事後報告でごめ~ん

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sample: 深夜2時までやってるカフェ

お好み焼きを食べて口の中がなんとなくモニョモニョしていたので、帰りに「夜遅くまでやっていて、わりかしオサレ」という噂のカフェ sample に寄ってみた。

交差点の角にある年季の入った雑居ビルの1F。
ビルは年季が入っているが、店の内装は手が入れられていて随分オサレ。

店に入ってビックリするのは、カウンターがあるだけで、座席も4つくらいしかない。
なんか、常連っぽいあんちゃんが1人だけカウンターに座り、店のおねーさんと親しげにトークをしている。
小心者の当方は「なんて狭い店なんだ。しかも、常連が幅を利かせてるっぽくって居心地わりー」なんてオロオロしてしまう。

しかし、店のおねーさんが優しい微笑で
こちらの奥にも席がありますので、どーぞ
と僕の内心を見透かしたのかように、さりげなく誘導してくれる。

でも、指差された場所ってのが、幅1mくらいで壁が真っ黒に塗られた狭いトンネル。閉所恐怖症の人なら、絶対ビビる。

でもー、でもー、トンネルを抜けると、そこは落ち着いたホールだった。

sample のホール

間接照明が目に優しい。
女の子とかを連れ込むと、かなりいい雰囲気かも。
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