映画『探偵はBARにいる』を見た

大泉洋が、札幌ススキノの便利屋<俺>を演じる映画『探偵はBARにいる』を見てきた。

原作は東直己『バーにかかってきた電話』。2011年現在、11作ほど出ている<俺>シリーズの2作目だ。
僕はこのシリーズが大好きでほとんど読んでいる(文庫で追いかけているので、単行本で出ている最新作だけは読んでいない)。僕は札幌の街が大好きだから、そこが舞台になっているシリーズも自然に気に入る。著者も札幌在住で、文中に出てくる流暢で正確な北海道弁にも好感が持てる。ススキノを根城にする主人公は、ニヒルな伊達者なのだが、たまに抜けているところもある。なかなか味わい深いキャラクターだ。

大好きなシリーズの映画化とあっては、当然楽しみになる。主人公を演じるのが、今や北海道を象徴する俳優の大泉洋であるということでも期待は高まる。そして、今回の映画の原作になっている『バーにかかってきた電話』はシリーズの中でもお気に入りの一つだ。

原作が大好きなだけに、映像化に対しては少々警戒もしていた。
しかし、先週の公開以来、ネット上の評判をいくつか拾い読みしたところ、いずれも上々の評価だった。
だから、期待に胸ふくらませて見に行った。

僕が見たのTOHOシネマズ海老名で、水曜日の昼の回だった。スクリーン1というかなり大きなスクリーンだったのだが、観客は半分以上は入っていたようだ。なかなかの入りだと思う。ただ、毎月14日はTOHOシネマズのサービスデイで、料金が一律1000円である。そのせいで通常よりも混んでいた可能性もあるが、それを差し引いても人気なのではないかと思う。

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映画『探偵はBARにいる』 2011年9月10日公開

東直己・原作(『バーにかかってきた電話』)、大泉洋・主演の映画『探偵はBARにいる』の公開が2011年9月10日決まったようだ。

特報映像も公開されている。
しかし、なんだかビミョーな空気が流れてる。僕が原作の大ファンなのでそう感じるだけだといいのだが。杞憂だといいのだが。

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『おと・な・り』ロケ地: 神奈川県清川村と埼玉県所沢市

先日、映画『おと・な・り』を見て激しく感激してしまったた当方。

ちょっと調べたら、ロケ地の一部が当方宅からとても近いことがわかった。車で20分くらい。
映画と関係なく、地元の同僚の人々からも観光名所として勧められていた場所でもあった。

そんなわけで、一昨日、神奈川県愛甲郡清川村の宮ケ瀬湖に行ってきた(参考: 宮ヶ瀬ダム周辺振興財団のページ)。
ここは10年ほど前にダム開発に伴ってできた人工湖。

そして、映画『おと・な・り』で主人公(岡田准一)の高校時代の思い出の場所として出てくる所。

映画のシーンはこれ。
『おと・な・り』の宮ケ瀬湖カヌー場のシーン

遠くにはランドマークのひとつであり、オレンジ色の塗装が木々によく映える「宮ケ瀬湖虹の大橋」が見える。

このシーンが撮影されたのは、宮ケ瀬湖カヌー場だと特定した。
現地の写真はこちら。

宮ケ瀬湖虹の大橋


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『おと・な・り』(監督・熊澤尚人/主演・岡田准一/助演・麻生久美子)

『おと・な・り』タイトル

ある男性カメラマン(岡田准一)と女性花屋店員(麻生久美子)は古いアパートの隣人。このアパートの壁は驚くべきほど薄く、隣室のちょっとした物音は全て筒抜けだ。
都会に暮らすふたりは、互いに相手の顔も素性も知らない。隣から聞こえてくる雑音に、時には腹を立てつつも、自分の生活の一部として心地良くも感じている。

それぞれがそれぞれに、自分の将来を大きく左右する重大な局面を迎えている。もちろん、相手がそうだとは知らないし、相手に伝えようとも思わない。薄い壁1枚で隔てられているのみだが、ふたりの人生は決して交わることはない。

・・・そんなお話。

ネタバレしない程度に作品紹介をしようと思うと、どうしても地味な内容になってしまう。
けれども、これは僕の大好きな映画ベスト5にランクイン。ぜひオススメしたい。

単に麻生久美子が見たくてレンタルした映画だが、麻生久美子が出演していなかったとしても、この脚本と演出は気に入ったことだろうと思う。

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映画『探偵はBARにいる』 大泉洋と松田龍平の出演が明らかに

『探偵はBARにいる』 大泉洋 & 松田龍平

東直己原作(『バーにかかってきた電話』)の映画『探偵はBARにいる』の公式サイトができていた。

出演者としては、大泉洋松田龍平が公表されているのみだ。

主役の探偵<俺>は大泉が演じる。札幌すすきのでなんでも屋をやっている男の役だ。いつも強がりを言ったり、愚痴ったりしながらセコイ仕事ばかりを引き受けている。一方で、自分の信念に反することには損得を無視して対決する姿勢もある。
原作を読んだ時から、僕の中のイメージでは大泉洋だったので、この配役はバッチリだ。

主人公の友人で、北大の大学院生(確か、博士課程修了間際くらい)の高田を演じるのが松田。この男は主人公とほぼ同い年であり、飲み仲間。院生のくせに、インテリ派というよりは武闘派。車の免許を持たない主人公は、彼のことをアッシーくん兼用心棒としてよく呼び出す。ニヒルで少し意地の悪い高田はいちいち憎まれ口を叩くが、事件に首を突っ込むのを面白がっている。

このストーリーには、一応キーとなる女性が2人出てくる。しかし、誰が演じるのかまだ発表になっていない。
一人は、電話で主人公に仕事を依頼する謎の女。声の出演となるので、色気のある美声で、イントネーションやアクセントのキレイな女優さんがやってくれるといいな。事件のきっかけとなる電話の声が、間抜けなものだったらシャレにならないからね。
もう一人は、事件のキーを握る高級クラブの若いママ。どんなことにも動じない、高貴な美しさを漂わせているのだが、黒い噂の絶えない女。優雅に男を魅了する美しい所作のできる女優さんがいいですね。
この2名の発表が待ち遠しいなり。

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映画『夕凪の街 桜の国』で女優のおみ足を堪能する

僕は基本的に足裏フェチであり、かつ、麻生久美子が好物だ。

麻生久美子は、僕の中で5本の指に入る「キレイなお姉さん」系でかなりのお気に入りだ。
普段から、たとえチョイ出であっても、麻生久美子の出演作をコツコツとレンタルして来ては見ている。

そんな中、『夕凪の街 桜の国』という作品にも麻生久美子が出演していると知ったので見てみた。

麻生久美子が左足を拭く

この作品でも麻生久美子はキレイだった。
しかも、繰り返し執拗に麻生久美子の足の裏が捉えられ、惜しげもなく披露されていた。
眼福であった。

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映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』がおもろかった

僕は基本的に、色白ポッチャリ系ベビーフェイスの女の子が大好物だ。

ただし、女優の麻生久美子に関しては例外だ。
彼女は僕の中で5本の指に入る「キレイなお姉さん」系でかなりのお気に入りだ。
普段から、たとえチョイ出であっても、麻生久美子の出演作をコツコツとレンタルして来ては見ている。

そんな中、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』という作品にも麻生久美子が出演していると知ったので見てみた。

麻生久美子

この作品でも麻生久美子はキレイだった。
脚本中も、男子高校生たちが憧れる美人のお姉さんという役柄だった。
眼福であった。
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映画『ペイ・フォワード』

この世界はクソだ。

世の中はクソだ

学校内でのいじめ、満足な教育を受けられなかったことによる貧困。アルコール依存症、家庭内暴力。ホームレス、強盗事件。

中学1年生の社会科を担当するシモネット先生(Kevin Spacey)は、風変わりで少々偏屈だ。
彼は、生徒たちに課題を与えた。実世界で起きている問題を見つけ、それを解決する方法を考案し、実践しろ、と。

Think of an idea to change our world -- and put it into ACTION!

トレバー少年(Haley Joel Osment)は、世界に善意の輪を広げたいと思った。それを実現するユニークな方法も考え出した。
初めに、トレバー自身が3人の相手に善い行いをする。善行を受けた3人は、さらに別の3人に善い行いをする。次の人も同じことをする。
そうすれば、指数関数的に善行を受ける人が増えるだろうという目論見だ。

Pay it forward

しかし、人々はトレバーが考えていたよりも臆病だ。善意を受けても、それを他の誰かに受け渡すことができない人もいる。

Kevin Spacey

そして、ついにトレバーは・・・。

Ending

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東直己『探偵はBARにいる』の映画化を東映が正式発表

東映株式会社のwebページに、映画『探偵はBARにいる』の情報がアップされている。
まだほとんど何も書かれていないが、大泉洋が主演だという噂も聞く。

謎の女との接触が呼び寄せた三つの殺人事件-。不可解な事件の真相は?謎の女の正体は?全てが終わる時、探偵を待つものは?日本推理作家協会賞受賞の東直己の人気シリーズ<ススキノ探偵シリーズ>が遂に映画化!原作はシリーズ第二作目の『バーにかかってきた電話』。2011年、新たなるエンターテインメントが誕生する!!

2011年9月公開予定とのこと。

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映画『ゲゲゲの女房』

 「やっぱり、これを見ないことには区切りがつかないよな、もしくはボーナストラックと考えてもらってもいいよ」とひとりごちている当方が、映画『ゲゲゲの女房』を見ましたよ。

* * *

 武良布枝(吹石一恵)は、島根県安来で家業の酒屋を手伝っているうちに婚期を逃してしまい、すでに29歳になっていた。本人は乗り気ではなかったのだが、両親に勧められるがまま、武良茂(宮藤官九郎)という男と結婚した。
 茂は布枝よりさらに10歳も年上で未婚、戦争で左腕を失ってしまったという。最良の条件とは言えなかったが、貸本漫画家として東京で活躍しているという話であった。
 見合いをしてから5日で結婚し、すぐに東京で夫婦生活を始めた。

 しかし、茂の暮らし向きはお世辞にも良いとは言えず、布枝は驚く。茂を問い詰めたところ、見合いを成功させるために仕事が順調だとウソをついたことをあっさりと認めた。その上、少しも悪びれるところがなかった。
 家には1粒も米がないどころか、米屋への支払いもずいぶんと滞ったままだった。家屋はボロ屋である上に、新婚家庭の2階には布枝の知らない男が間借りしていた。茂は傷痍軍人恩給をもらう資格があったが、受取人は実家の両親になっており、茂には一銭も入ってこないという。
 茂は布枝を連れて帰って来るや、ろくに話もしないうちに仕事部屋に一人で篭ってしまった。布枝は途方にくれてしまった。

 生活を始めるも、茂は仕事ばかりで、少しも布枝に心を開こうとしない。しかも、貸本漫画業界の景気も悪く、原稿料は値切られるばかりだ。布枝は、ついに野草を採ってきて料理をしなければならないところまで落ちぶれた。

 ふと、居間の振り子時計のゼンマイが巻かれていないことに気づいた。毎日ゼンマイを巻くときだけ、布枝は自分が人間らしく生きていることを実感するかのようであった。
 しかし、生活に困ってしまい、その振り子時計も質入されてしまった。

 人手が足りなくなった茂は、布枝に原稿作成を手伝うよう命じた。持ち前の器用さでアシスタントを立派に務める布枝であったが、いまだ茂の漫画の内容は理解できずにいた。
 子供も生まれ、ますます生活は逼迫する一方だった。ついに爆発した布枝は、茂が大切にしていた漫画用資料を古本屋に売却するよう迫る。漫画では食っていけないので、転職するよう訴えたのだ。

 しかしその直後、茂の個性的な作品は週刊少年マガジンの編集部の目に留まり、破格の条件で同誌へ執筆することを依頼された。

 作品を書き上げた茂は、意気揚々と編集部へ作品を届けに出かけた。

 布枝は留守番をしながら、畳に横たわり伸びをした。
 やっと運が向いてきたことに気が軽くなったのだ。

 質受けすることのできた振り子時計のゼンマイをそっと巻く布枝であった。

* * *

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