買い物ブギ: 東海道五十三クリング(3)

今日は、朝から僕はてんやわんやの大騒ぎ。
東海道五十三クリングの出発前の山場、自転車購入の日であった。

朝5時半に勝手に目が覚め、家庭菜園に水やりをし、『おひさま』を見て、シャワーを浴びて身支度を整えても、まだ8時半。自転車屋さんは10時開店だからまだまだ時間がある。ちょっと遠い自転車屋さんに行くつもりであったが、30分ほどで着く距離だ。
早く自転車を見に行きたくて、家でジリジリしていた。意味もなく家の中をあちこち歩いたりしていた。
わてホンマによー言わんわ。

マクドナルドで飯でも食えば時間も潰れるだろうと出かけたのだが、さすがは天下のマクドナルド様である。注文から1分半くらいでマックホットドッグクラシック・セットが揃ってしまった。ゆっくりゆっくり食べたつもりでも、2分位で食べ終わってしまった。さらに1分位ぼーっとしながらコーラSを飲んだのだが、もうこれ以上時間が潰せない。
わてホンマによー言わんわ。

時計は8:50。これからお店に向かっても、開店30分前についてしまう。そうなったらそれまでだ。店の前に車を停めさせてもらって近所を散歩しよう。そう思って車を走らせた。
途中で、FRPで作られた動物オブジェがたくさん陳列された妙な会社(有限会社パウ)を見つけた。車を停めて撮影し、ニンマリしたり、twitterに写真をアップしたりした。

そうやって時間を潰しても、やっぱりお店には9:35くらいに着いてしまった。開店25分前である。
わてホンマによー言わんわ。

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ひと夏の経験: 東海道五十三クリング(2)

今年の7月、2週間強の夏休みがもらえることになった。
夏場の節電に協力するため、オフィスをシャットダウンするのだ。
仕事熱心な人々の中には関西や海外に疎開して仕事を続ける者もおり、僕も一時期はその雰囲気に飲み込まれていた。なんだか、自分がものすごく怠け者のように思えて、気が引けたのだ。しかし、「いやいや。こんなチャンスはそう有るものでもない」と思い直して、夏をエンジョイすることにした。

しかし、夏をエンジョイするための具体的なアイディアは全くなかった。
ここ2週間ほど、昼休みの食堂で、オフィスのみんなと僕の夏の過ごし方を相談するのが定例となった。

いろいろなアイディアが出たのだが、東海道五十三次を踏破するというのが企画の軸となった。

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ふたりの愛ランド: 東海道五十三クリング(1)

厚木のオフィスに転勤して3ヶ月経った。
今まで黙っていたけれど、厚木のオフィスにいるアシスタントさん(♀)はなかなかの美人さんである。いつも一緒にお昼ごはんを食べていたりして、それはそれは楽しい毎日である。

問題は彼女が既婚であるという事である。
さらに問題とすべきは、彼女は妊娠しているということである。
最大の問題は、彼女が今月いっぱいで産休に入るということである。
7月から何を楽しみに会社に行けば良いのか。

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東北地方太平洋沖地震の山瀬まみ

山瀬まみは、毎週金曜日の午後、ニッポン放送の上柳昌彦 ごごばん!というラジオ番組に生出演している。

山瀬大ファンの当方は情けないことに同番組は一度も聞いたことがないのだが。
#だって、一応会社で仕事していることになっている時間だもの。京都に住んでいたときにはニッポン放送が入らなかったので、録音しておくという習慣も形成されず今に至る・・・。

東北地方太平洋沖地震が発生した 2011年3月11日(金)にも山瀬まみは同番組に出演していたそうだ。
その時の音声がニコニコ動画にアップされていた(youtubeにも同じものがある)。

「あっ・・・」と漏れ聞こえてくる山瀬の声に、彼女が無事だったことを知っている今であっても、思わずドキドキしてしまう。

ていうか、上柳昌彦の冷静かつ的確なアナウンスがカッコ良すぎる。抱かれてもいい。

NHK『おひさま』日誌終了

頭痛に苦しめられ1日中寝ていた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第64回目の放送を見逃しましたよ。

そんなわけで、63回続いた『おひさま』のまとめ記事は昨日で終了ということになりました。正直なところ、最近は見ていてつまらなかったし、連載するモチベーションも激しく低下していたので、わりとせいせいしていたりもします。

とはいえ、一部の楽しみにしてくださっていたみなさんには申し訳ありません。
これまで読んでくださって、ありがとうございました。

次は、『カーネーション』でお会いしましょう。

NHK『おひさま』第63回

昨日のまとめ記事では、ついうっかりとマクラを書き忘れた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第63回目の放送を見ましたよ。

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第11週「戦火の恋文」

1944年(昭和19年)春。日本軍劣勢の噂が人々の耳にも届くようになった。国内の物資も不足がちになっていた。

いよいよ春樹(田中圭)が軍医として戦地に旅立つ時が来た。

春樹は良一(寺脇康文)と名古屋で再会した。良一は飛行機工場で新兵器の開発に携わっている。過酷な環境に置かれているようで、春樹の目にも良一の憔悴がわかった。しかし、良一は弱音は一切吐かなかった。
良一は生きて帰ってくるよう言おうとした。しかし、春樹はその気持は口に出さずともわかると伝え、みなまで言わせなかった。

春樹は、以前に茂樹(永山絢斗)と話した内容を父に知らせた。春樹が実家で病院を開き、家族全員がその近所に住むようになればいいと言っていた。自分もそうなれば良いと思うと言うのだった。

父と別れた春樹は、まず安曇野の実家に立ち寄った。無人となった家屋を眺め、そこが病院となった様子を想像した。自分が医者として働く横に真知子(マイコ)を置いた。

それから、陽子(井上真央)に会うため松本へ向かった。陽子の義理の両親(串田和美、樋口可南子)ともすっかり打ち解けた。陽子が良い家族に嫁いだことを春樹は喜び、安心するのだった。

夜、陽子と二人っきりになった春樹は、真知子へ宛てた手紙を差し出した。
生前の母(原田知世)に言われていたとおり、自分は何でもすぐに我慢してしまう質である。しかし、最期くらいは自分らしくない行為をしたいというのだ。真知子に自分の気持ちを告げずに死ぬのは悔やまれることである。
そこで、もし自分が生きて帰らなかった場合は、その手紙を真知子に渡して欲しいというのだった。

翌朝、春樹は戦地へ旅立った。
陽子は、真知子も春樹に心を寄せていることを知っている。しかし、そのことを春樹に教えたことはなかった。黙ったままでよかったのかと、後日何度も悩むのだった。

その頃、真知子の婚約者

その頃、真知子へ婚約者(萬雅之)の死亡が伝えられた。欧州からの帰国の途中、船の事故にあって死亡したというのだった。

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NHK『おひさま』第62回

当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第62回目の放送を見ましたよ。

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第11週「戦火の恋文」

陽子(井上真央)の教え子たちはもうすぐ卒業する。授業では戦い方を教えるのみで、まともな授業を受けさせてやれなかったことを陽子は悔やんでばかりだった。

陽子は子供たちひとりひとりに手紙を書いて渡すことにした。命の大切さ、生きることの喜び、夢を持つことなど、陽子が本当に教えたいと思っていたことを書きつくした。それを卒業式で全員に手渡そうとしたのだ。
しかし、その手紙の束が校長(綾田俊樹)に見つかり、没収されてしまった。校長も教育者として、現状に満足しているわけではない。けれども、今はそれをしてはいけない時期なのだと優しく諭した。陽子も受け入れざるを得なかった。

陽子は、自分の不満を夏子(伊藤歩)や徳子(樋口可南子)に正直に話した。彼女らは異口同音に、子供たちを幸せな涙で送り出すべきだと意見した。後悔の念と共に送り出される子供たちは不幸だ、彼らの幸せを祝福してやることが重要だと言うのだった。

いよいよ卒業式の日を迎えた。
陽子は自分を奮い立たせ、満面の笑みで卒業生を送り出そうとした。ところが、子供たちに泣き付かれ、つい自分もつられて泣いてしまった。
しかし、それは幸せの涙だった。みんなを忘れない、みんな大好きだと言いながら、子どもたちと一緒に涙を流すのだった。

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映画『探偵はBARにいる』 2011年9月10日公開

NHK『おひさま』第61回

出張から帰宅し、久しぶりに家庭菜園の世話や洗濯物を干したりしようと思ったのに、雨模様でげんなりしている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第61回目の放送を見ましたよ。

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第11週「戦火の恋文」

1943年(昭和18年)暮れ。和成(高良健吾)が出征して4ヶ月が過ぎた。その間、陽子(井上真央)は幾度も和成へ手紙を書いたが、彼からの返事は一度もなかった。

安曇野では、父・良一(寺脇康文)が名古屋の飛行機工場へ旅立った。子供たちが戦場で頑張っているのに負けていられないと自分を奮い立たせて出発した。無人となった須藤家はタケオの両親(村松利史角替和枝)に託された。

大晦日。
丸庵は大忙しだった。物資窮乏で蕎麦の代わりにうどんしか出せなかったが、年越し蕎麦の雰囲気を味わおうとする客がひっきりなしだった。
忙しい中にも明るさを忘れず、互いに仲の良い和成の両親(串田和美、樋口可南子)である。彼らの姿を間近で見る陽子は、自分と和成はどんな夫婦になるのだろうかと想像するのだった。そのうち、戦地の和成のことが恋しくなると同時に、彼の身を案じるのだった。

明けて1944年元旦。

ついに和成からのハガキが届いた。
和成は毎日太陽を見上げ、幸せな気分になっているという。それは、陽子のことを考えてばかりいるという比喩であった。そして、昔映画で見た南方の太陽のことを思い出すと付け足してあった。和成は自分の赴任先が南方戦線であると他人にはわからないように知らせてきたのだった。
和成からのハガキは、陽子にだけはわかる、陽子への恋文に違いなかった。

陽子は、自分と年の近い啓子(初音映莉子)親子と独楽遊びをしていた。その時、戦死公報の配達員が目の前を通りがかった。その瞬間、啓子は自分の夫の戦死の知らせかもしれないと酷く怯えた。それは杞憂に終わったが、その様子を見ていた陽子は夫が戦地にいることの恐ろしさを初めて知るのだった。

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