和久傳 / 堺町店

和久傳京都地下鉄・烏丸御池駅と言えば、そばに京都国際マンガミュージアム(前に行った時の記事)や京都文化博物館(源氏物語千年紀展を見てきた。藤原道長の直筆の日記とかあってびっくりした; 6/8まで)がある。

そんな烏丸御池駅から徒歩3分くらいのところに、落ち着いた茶店・和久傳/堺町店があった。
もとは、老舗料亭だそうだが、烏丸御池のこの店はわりと気楽に入れる。

1階ではお土産用の和菓子が売られていて、お茶をして一服したい人は2階のお茶席へ。
わらび餅(抹茶つき)を注文してみた。

わらび餅と抹茶

お茶席は30席ほどか。日曜の午後だけれど3組くらいしか客がいなくてのんびりできた。
8人くらいが座れる大テーブルもあったので、大きなグループで行ってもなんとかなりそう。
お店のスタッフさんも、とても丁寧な接客で、居心地がよかったなり。

続きを読む

鳥岩楼

鳥岩楼前にも書いたんだけど、また行ってきた。
京都・西陣にある鳥岩楼

本来は水炊きの店なのだが、昼は親子丼の専門店になっている。
12時から14時まで、親子丼しか出さない。
店に入ると座敷に通され、あとは注文を聞かれることはない。なぜなら、メニューは親子丼1品しかないから。席についてしばらく待てば、親子丼が運ばれてくる。伝票もない。どうせ、1人1杯ずつ親子丼を食べるのだから、帰りに人数を数えて、人数分だけ料金(800円)を払っておしまい。
初めて行くと面食らうが、慣れてしまえばどうってことない。

Toriiwa2.JPG

続きを読む

俺の愛が試される山瀬まみ

今さらクドクドと言う必要もないが、山瀬まみを心から愛している当方だ。
特に、10代のころの山瀬まみと言えば、天使も裸足で逃げ出すくらいの可愛さであると信じて疑わない。

そんな当方でも、このビデオを見続けるにはかなりの忍耐力を必要した。
山瀬まみへの愛をもってしても、ちょっと恥ずかしくなった。
特に、1:10あたりからのクサい芝居。

続きを読む

Cafe Gic: マフィン専門店 (ノスタルジックカフェ跡地)

ちょっと前に、某知人から
旧ノスタルジックカフェで、八色茶房になったお店が、今度は黒くなってる!
という話は聞いていたのだが、まさか八色茶房がなくなったとは思っていなかった。
#ノスタルジックカフェに行ったときの記事
#八色茶房に行ったときの記事

しかし、調べてみると、確かに八色茶房のあったところが、マフィン専門店になっているようだ。
そんなわけで、Cafe Gic(マフィンの通販もあり)にアタックしてきた。

Cafe Gic外装

続きを読む

読書メーター

読書メーターに登録してみた。

最近読んだ本のページ数や冊数をグラフにしてあなたの読書量を記録・管理するwebサービスです。

自分が読み終えた本のリストを作って保存することができるサービス。
一言コメントをつけておけるので、ちょっとした読書ノートとして使える。
ついでに、読んだ本の冊数を、日付をキーにグラフを作ってくれる。棒グラフが伸びていくのを眺めるのは楽しいかも。
僕の個人ページはここ。

詳しくは「読書メーターとは?」を参照。

とりあえず、飽きるまで使ってみる所存。
飽きた時は、右のソデからブログパーツ(「最近読んだ本」)が消えることで、読者にも判別ができる。

続きを読む

シルクロードの北斗星とスーパー北斗

京阪神の情報雑誌 Lmagazine 2008年6月号 は奈良特集だった。
奈良の古風でオサレげなカッフェがバンバンと紹介されてる中、見開き2ページで大紹介されていたのは、われらがシルクロードの終着駅。
そう、西日本最大の鉄道ジオラマがある、あの鉄道模型カフェのシルクロードの終着駅だ。

当blogではすでにおなじみで、僕は過去2回行ってきたし(1回目2回目)、読者からの偵察レポートなんかも寄せられている。

それだけではなく、シルクロードの終着駅の中の人が、光栄にも当blogにコメントを残していってくれたり。
例えば、この時のコメントでは、

北斗星重連+12車輌、スーパー北斗を調達しましたのでカメラに収めた際には添付いたします。

などと、道産子の当方に対するサービス精神まで持っている懐の深さ!

そして、中の人の S氏が約束どおりに北斗星とスーパー北斗の模型の写真を撮って送ってくれました。
当blogでの公開も許可してくれましたので、大公開。

続きを読む

『ニシノユキヒコの恋と冒険』川上弘美

タイトルが示すとおり、ニシノヒキヒコという男性の一生をとりあげ、彼にはどんな女性遍歴があり、彼の生い立ちのトラウマが何かということが語られる小説。
ただし、10の小編に分かれていて、それぞれ狂言回しが異なっている。各物語には、ニシノ氏と付き合った別々の女性が登場し、彼女らの視点からニシノ氏がどんな人物であったかが語られるというスタイルになっている。

このニシノユキヒコという人物、僕には結局つかみ所がなくて、なんだかよくわからない男だった。
しかし、「つかみ所がない」というのは多分間違った印象ではなくて、彼と交際のあった女性たちにとってもニシノ氏はとてもつかみ所のない男であったようだ。
けれども、そのつかみ所のなさが、女の子のハートをがっちりと掴んで離さないみたいだけれど。さらに、彼女らの独白によれば、ニシノ氏はハンサムで優しい紳士で、仕事もできるエリートっぽい落ち着いた男性らしい。これだけでずいぶんと女心をくすぐるんだろうけれど、女性の懐に入る甘え上手な上に、セックスも上手いらしいよ。その反面、どこか幸薄そうな影をたたえていて、そのミステリアスさが一層女の子を虜にするらしい。
もう非の打ち所がないですな。僕もあやかりたいくらいだ。

しかし、その完璧さが、女性にとってはちょっと重荷に思えてしまうことがあるらしい。
そんなわけで、ニシノ氏はいつも女性から一方的に捨てられるという悲しい目にあう。
#実際には、そのタネを自分でまいている(浮気性)ということも、コミカルに書かれてるけど。

ここまでニシノ氏をちょっと美化して書いたけれど、見る人が見れば、”だめんず” 何だと思う。
あんな男が世の中にいて、女性を独占していたら悔しいから、僕もニシノ氏をとりあえず「プレイボーイのダメ男」となじっておくことにする。

ただ、こんなことを書いてしまっては、女性の皆さんから抗議の声が上がるかもしれないけれど、女の子だってダメ男に惹かれてしまう気持ちってどこかにあるよね。
ちょっとキケンな臭いのする男に惹かれる気持ち。

続きを読む

滋賀県愛知中学校

東京から京都まで新幹線に乗っていた。
窓際のA席は、お日様が当たってポカポカと暖かい。
うつらうつらしそうになった。

名古屋を出て、20分くらい経った頃、ボーっとしながら車窓を見ていると「愛知中学」というのが見えた。

「まだ、愛知県を出てなかったのかよ!」と慌てた。
しかも、「滋賀県愛知中学」と書いてある。
愛知県なのか、滋賀県なのかわからず、混乱した。

ていうか、滋賀県愛知(えち)郡という地名があるんですね。
びっくりした。wikipedia の記述でも

地元以外の者にはよく「あいちぐん」と読み間違えられる、意外な難読地名である。

なんて書かれてる。


大きな地図で見る

『古道具 中野商店』川上弘美

当blogでもずいぶんとたくさん読書感想文を書き散らしてきたけれど、川上弘美の『センセイの鞄』は印象に残っている小説のひとつであるし、その感想文を書いたときのこともよく覚えているし、実はその時の記事にまつわる後日談も僕にとっては忘れがたいものなのである。

そんなわけで、川上弘美は当方が無条件に追いかける作家の一人である。
無条件に追いかけているだけあって、たまにハズレもある。
『パレード』とか。大好きな『センセイの鞄』のプチ続編という位置づけなのだが、そのシマリのなさに僕はちょっとガッカリした。
むしろ、最近は、「もう川上弘美と決別しようかなぁ」とか思っていた次第。

そんな中、試金石として『古道具 中野商店』を読んでみた。
これを読んで、つまらなかったら、もう川上弘美を買うのはやめよう、と。

結論を言えば、『古道具 中野商店』は面白かった。かなり僕好みのお話だった。
これからも川上弘美を追いかけようと思う。
#実際、今日は本屋で『ニシノユキヒコの恋と冒険』を買ってきた。

続きを読む