
万城目学・原作『鴨川ホルモー』が映画化されて、2009年4月18日公開。
原作はお気に入りなので映画も楽しみにしていた当方なのだが、さきほど予告編の映像を見て、ちょっと想像していたのと違うな、という感じ。
映像がスタイリッシュすぎる気がするし、凡ちゃん(栗山千明)もちょっと表情が豊かすぎるような気がする。
僕の中での原作イメージは、もうちょっと地味めな世界なんだよなぁ。
#まぁ、さっきTVCMで見た「ドラゴンボール」よりはよっぽど原作に忠実だが。
インターネットの果てにたどり着いてしまいました。
ならファミリー1F(近鉄百貨店内)に、「平城遷都1300年祭 オフィシャルショップ」というのができていた。
なんか、ヤケっぱちっぽい感じだったけど。
売り場面積は、10m四方くらいで、チョー狭い。
平城遷都1300年祭をうたっているわりには、例の”せんとくん” のキャラクターグッズ以外には何もなかったけれど。
クッション(2,500円)だのエプロン(価格不詳)だの、ペンだのキャップだのトートバッグ、イマイチ欲しくないようなものばかり。
まぁ、なんだかんだいって、せんとくんがオフィシャルキャラクターだから仕方ないのだけれど、あまりに繁殖しすぎでちょっと酔った。
そんな中、メダリオンこと記念メダルで有名な茶平工業謹製のせんとくんメダルが売っていた。
すげぇ欲しかったところではあるが、メダル刻印機が設置されておらず、文字を刻むことができなかったので買うのやめた。
#もっとやる気見せて欲しいなぁ。
「カシミール」とは、インド、パキスタン、中国の三つ巴の国境付近地帯を指すそうだ(Google mapsで見る)。
そもそも、インド(ヒンドゥー教)とパキスタン(イスラム教)はインド帝国として統一されていたのだが、イギリスの植民地から独立する際に、それぞれの宗教の違いによって国が別れたそうだ。カシミール地方もインド帝国内の一王国だったのだが、王族はヒンドゥー、民衆はイスラムという複雑な状況にあったそうだ。そのためインドとパキスタン双方からの引き合いがあり、帝国解体(1947)から60年以上経過した現在においても、領有権や宗教の問題において微妙な状況にある地域らしい。
#Wikipedia でカシミールを調べる
もう一つ、高級毛織物の「カシミア」というのもの、カシミール地方にちなんでいるらしい。
この地域や中央アジアの高原地帯に住むカシミアヤギの内側の体毛を集めて作られるのがカシミアであり、取れる毛も少ないらしい。セーター1着を作るのに、ヤギ4等分の毛を集める必要があるそうだ。
#Wikipedia で カシミアを調べる
その他、奈良市押熊町にあるカリィ店アジャンタでは、”かしみぃる” というちょっと高い方のカレーを思い出したりする当方だが、この店と同地域の関係について当方はよく知らない。
NHK教育「出社が楽しい経済学」(土曜23時)を見て楽しめる人は、中西大輔『決める: 意思決定の心理学』を読んでも楽しめると思う。
出社が楽しい経済学は、人々がいろいろな思惑に従って物事を進めるのだが、それが経済学的合理性にのっとってるかどうかというのを寸劇でオモシロくかつ飽きないように見せる工夫をしている。そして、毎週テーマを一つに絞って、簡潔に経済学の概念を説明してくれる。
この番組で取り上げられているような内容は、必ずしも(過去の)経済学のメインストリームではなく、どちらかというと心理学との学際領域で昔から扱われてきた分野。
本書、『決める: 意思決定の心理学』は、その学際領域を心理学側から眺め、NHK教育の番組並みに簡潔にわかりやすく説明してくれているガイドブック。
#さすがに、寸劇はない。