今年の正月に、テレビで百人一首の競技を見ていたわけだが。
しかし、百人一首にはとんと縁のなかった当方。
日本人の教養として、ある程度は知っておかないと恥ずかしいかもしれないと思って、『一冊でわかる 百人一首』という本を買ってきて、勉強してみた。
今年の正月に、テレビで百人一首の競技を見ていたわけだが。
しかし、百人一首にはとんと縁のなかった当方。
日本人の教養として、ある程度は知っておかないと恥ずかしいかもしれないと思って、『一冊でわかる 百人一首』という本を買ってきて、勉強してみた。
料理はまったくしない(できない)当方だが、本屋で『おつまみ横丁: すぐにおいしい酒の肴 185』をパラパラと眺めてみたら、僕にでも簡単に作れそうなツマミがたくさん紹介されていた。
本屋の片隅で「くわっ、ビール呑みてぇ」とつぶやき、車で来たもんだからビールは我慢して、とりあえず同書を衝動買い。
内田百閒『第二阿房列車』を読んでいたら、付録として「鉄道唱歌 第1集/第2集」が掲載されていた。
鉄道唱歌の出だしは
汽笛一声新橋を
はや我汽車は離れたり
愛宕の山に入りのこる
月を旅路の友として
というもので、わりと有名かもしれない。僕もなんとなく知ってたフレーズだ。
メロディも、JRの特急とかに乗ってると、車内放送のチャイムとして流れることがあるので聞けば「あ~」って感じだろう。
歌詞もメロディも知っていたのだが、今日ちゃんと調べるまで、それが「鉄道唱歌」だとはちゃんと認識していなかった。
いろいろなバージョンが出ているのだが、角川文庫版の『火の鳥』を購入して、1巻から順番に読んでいる。
今は、4巻「鳳凰編」の序盤まで読んだ。ちょうど、奈良の都で我王が良弁僧正に拾われるあたり。
前に何度か読んだ話なので、大筋は知ってる。
我王という冷血漢が、心を入れ替えて著名な仏師になるという話だ。彼のライバルとして茜丸という仏師が登場し、東大寺の鬼瓦のコンペをするというのがクライマックスだったと思う。我王は生後まもなく事故で片目と片腕を失う。そのコンプレックスから、盗賊時代に出会っていた茜丸の利き腕を不具にしてしまった過去がある。正々堂々と鬼瓦コンペに挑む二人なのだが、最後に茜丸が過去の因縁を思い出して・・・、という重たい話だったと記憶している。
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僕の大好きな奥村晴彦さんの blog で “Gaming the Vote: Why Elections Aren’t Fair (and What We Can Do About It)” という洋書が紹介されていた。
Gaming the Vote: Why Elections Aren’t Fair (and What We Can Do About It) | Okumura’s Blog
Arrowの定理を覆すというrange votingについての本である。Arrowの定理についても平易に解説している。
アロウの定理はね・・・、アロウの定理はなんとなくはわかるんだけれど、ちゃんと理解している自信はない。この本では平易に解説されているそうなので、勉強してみようかなぁ・・・と思ったり。
しかも、アロウの定理を覆すらしいよ。気になりますねぇ。
2008年7月7日(月) 20時より、TBS系列で貫地谷しほり主演のドラマ『あんどーなつ』が放映開始される。
貫地谷しほりといえば、ご存知『ちりとてちん』(NHK; Vap)の主演で、僕のハートをがっちりキャッチ。
しかし、深夜ドラマ『キミ犯人じゃないよね?』(テレビ朝日)は1回見ただけで、つまらなくて断念。
そんな貫地谷しほり主演のドラマがまた始まるとのことで、ソワソワと楽しみにしている僕がいる。
今回の『あんどーなつ』の主人公、安藤奈津は福井出身(ん?ちりとて・・・)。
日本の伝統を伝える和菓子職人の弟子となり修行を開始する(ん?ちりとて・・・)。
新たな生活を始める浅草で下町の人情に触れ(ん?ちりとて・・・)、彼女は大きく成長していく(ん?ちりとて・・・)。
う~む。おもっくそ、どっかのドラマ(ちりとて・・・)と符丁するドラマだなぁ。
ちょっと不安になる。もう『ちりとてちん』はDVDボックスも全て買っちゃったし、二番煎じだったら見る価値ないなぁ。
しかし、月曜の20時といえば、かの『水戸黄門』枠ではないか。
TBSとしても、年配ファンをつなぎとめておくために、ハンパな番組は持ってくることはないだろう。
和の風味の人情話っつーのは、もろ水戸黄門路線だし、TBSならソツなくまとめてくれるかもしれないという期待もある。
ウダウダ考えても仕方ないので、とりあえず原作を買って予習してみることにした。
結論から言うと、これの話、良いわ。ボロボロ泣きながら読んだ。
安彦良和のコミック版ガンダム “The Origin” の17巻を買ってきた。
安彦良和といえば、初代ガンダムのキャラクター・デザインをした人だから、安心して見ていられる絵柄。このシリーズは、アニメ版のストーリーに忠実(アニメと同じ構図がたくさんある)でありながら、ファンをうならせる新解釈やサイド・ストーリーがあって見所満載。
17巻は、ホワイトベースがジャブローを発進して宇宙に上がったところから。シャアのザンジバルとドレンのキャメル艦隊の挟み撃ちにあうところ。つまりは、映画三作目「めぐりあい宇宙」と同じところからスタート。
途中、ザンジバルとの交戦(ビグロやザクレロの登場、ホワイトベースとザンジバルのすれ違い砲撃)はばっさりカットされているけれど。
そして本巻は、サイド6を出発してコンスコン艦隊を撃破するとこで終わり。
#あのデブで有名なベルガミノと、その浮きドックが出てこないのもちと残念。
吉田戦車がいろんな所に書いたイラスト付きエッセイをまとめたもの。
多くが1990年代初期に書かれたものだ。
1993年に『月刊アスキーコミック』に連載されていたらしい、「ニューボンボン」というタイトルの連載エッセイとかが収録されている。
よく考えれば今から15年前の話だ。今の高校生たちはまだ物心の付いていない時分だ。
ていうか、僕ですら記憶があいまいになりつつある時代のことだ。
吉田戦車が熱中しているゲームが「真・女神転生」だの「ウィザードリィV」だのと書かれている。そして、「ファイナルファンタジーV」がもうすぐ出るとか言われてる。僕にはもう、FFV がどんなストーリーだったのか、果たして自分でプレイしたのかどうかすら記憶に自信ががなくなってくる。
その他、サッカー日本代表の北澤を空港のトイレで見たとか、皇太子がもうすぐ結婚するとか、今となってはかなり懐かしい話のオンパレード。
しかし、意外とビックリなことも。
1889年に書かれたイギリスのユーモア小説『ボートの三人男』を読んだ。
タイトルにあるとおり、3人の男がボートに乗って数日かけてテムズ川を遡上していく。
なお、副題に「犬は勘定に入れません」とついており、3人の男のほかに犬のモンモランシーがいることも申し添えておく。
川登りに関する小説なので、どんなに壮大なアドベンチャーがあるのだろうかと、みなさんは思うだろう。
しかし、ひとつも血沸き肉踊るようなシーンはひとつもない。
『ヤバい経済学』の共著者のダブナーが紹介していたのだが、自分がタバコを吸う権利をオークションで売った男がいるらしい。
ニュージーランドに住む James Hurman は、妻の妊娠を期にタバコをやめようと決意した。しかし、今までいろんな方法を試してうまくいかず、最後の手段に出たようだ。
彼は「自分がタバコを1本吸う度に、1000ニュージーランド・ドル(日本円だと8万円強)を支払う」と約束した契約書をネット・オークションで売り出したそうだ。
なお、オークションの収益はニュージーランドがん協会に寄付すると約束している。