マンキュー経済学 [第2版] (1) ミクロ編 目次

まずは、僕のマンキュー経済学ノートの見取り図として、教科書の目次を掲載しておく。

このリストを眺めながら、全て読み終えたときに僕がどれだけの知識を手に入れているかを想像し、ニヤニヤしている。

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マンキューも『ハリー・ポッター』を好きらしい

昨夜の記事で、経済学者のクルーグマンが自身のブログの中で『ハリー・ポッター』の登場人物であるトビーをネタにしていることを紹介した。

世界でもの凄く売れているという経済学の教科書があり、そのおかげでクルーグマンと肩を並べる経済学者としてマンキューがいる。
#クルーグマンの教科書ではなく、マンキューの教科書を買ったことも昨夜書いた。

マンキューの教科書でも、やっぱり『ハリー・ポッター』が小ネタとして登場。

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『かっこいいスキヤキ』 泉昌之

昨日、かわゆい配送ドライバーである「すずちゃん」との逢瀬を諦めてまでも、一刻も早く入手したかった『かっこいいスキヤキ』(泉昌之)を読了。

基本的に短編集。
いろいろな話や絵柄があるけれど、基本的な路線はシリアスな劇画調の作品。

ハードボイルドな主人公(トレンチコートに山高帽)が傍目から見たらバカな言動をするというシリーズが楽しい。
駅弁のおかずを食べるローテーションをものすごく真剣に論じたり(「夜行」)、大きい方の便意を催す周期と振幅をグラフで説明したり(「ロボット」)、花粉症で鼻が詰まっていることを女性に悟られないようにするための方法が紹介されていたり(「花粉」)、文章で読むと「なんじゃそら?」って感じなのだが、線の多いシリアスな劇画スタイルと内容のバカバカしさのギャップに笑う。

収録作品全てが大ヒット爆笑級というわけではないが、十分笑える作品集になっています。
#一部、エロいのがあるから、そういうのがダメな人は注意したほうがいい。

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四角形の面積の公式

僕が大学1年の時、生まれて初めて買ったコンピュータ関連の書籍が、奥村晴彦先生の「C言語による最新アルゴリズム事典」である。
C言語はいまだに使いこなせないし、この本に載っている素数を求めるアルゴリズムとかもすっかり忘れてしまったダメダメな僕だけれど。

いろいろなアルゴリズムに関してとても分かりやすい解説文が付いていて、その部分を拾い読みするのが楽しかった思い出。分かるものと分からないものでは、前者の比率の方が多かったけれど、後者を何度も繰り返し読んだっけ。
数学読み物として、これ以上愉快な本には少なくともこれまでに出会っていない。

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2007年度 alm-ore お薦め本ベスト10

気が付けば12月に入り、今年も残すところ20日あまりとなりました。
皆様におかれましては、すでに年末年始の帰省や行楽旅行、現実逃避などの計画もほぼ固まっていることと思います。

ちなみに当方は、愛猫・あるむと離れがたく、また彼女を飛行機に乗せて帰省しようにもいろいろと面倒なので、京都の地で年越しをしようと思っています。

さて、旅の旅程が定まったのは喜ばしいことですが、電車や飛行機での移動中に読む本の準備はお済でしょうか?
大きな荷物を抱えて、駅や空港の本屋を物色するのは何かと不便です。狭い店内でゴロゴロとスーツケースを転がし、うっかり平積み棚に引っ掛けてしまい本を床にぶちまけてしまった経験は誰しもお持ちでしょう。常識ある社会人としてそれをきれいに並べ直さなくてはならないという義務感に駆られるわけです。電車の出発時刻が迫っているときなど、気が急いてきちんと並べることができません。おかげで、おかしなところに手を引っ掛けて被害をより大きくしてしまったりします。しゃがみこんで作業をしていると通行の妨げになってしまい、他のお客さんに舌打ちされてしまったり。
そんな悲しい羽目に合わないためにも、読む本は事前にしっかりと購入して準備しておきましょう。

でも、急に本を買うとしてもなかなか読みたい本が見つかるわけではありません。
そこで、当方がこの1年に読んだ本から、alm-ore お薦めベスト10を選んで紹介してみます。参考にしていただければ。

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ダコタハウスで捕まえて

本日は12月8日である。この日だけは私にとって何よりも象徴的な日である。そう、日本の終戦記念日であると同時に、私がbmbさんから村上春樹の「遠い太鼓」を勧められた日から113日経過した日なのである。この事実から分かることは、大和郡山市のとある書店で村上春樹の「遠い太鼓」を購入し、想像していたよりも分厚い文庫本にちょっとびっくりし、おっかなびっくり最初からページを手繰り始めたのだが、ものの数ページも読んだところで面白いエッセイ集だということが分かって、一気に読み終えたあの夏からすでに4ヶ月近く経ってしまったということである。その4ヶ月近くの間、僕がどんな新しいカフェで夏の暑さをやり過ごし、木の葉舞い散る散歩道でどんな美しい少女に恋をしてそして破れたかとか、いわゆるデビッド・カッパーフィールド式のくだんないことから書き始めねばならないのかもしれないが、その手の話をする気にはなれない。そんなことを書き連ねたところで退屈であくびが出るばかりだし、それにだいたい、僕が先日の名古屋出張へ持っていったスーツケースがうちのネコの爪とぎ代わりに使われていて、あちこちほつれているなんてことを知ったところで、君の知的好奇心が満たされるわけでもあるまい。

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『孤独のグルメ』 久住昌之・谷口ジロー

ひとりで飯を食う男の孤高のダンディズム。
最初はウケ狙い漫画かと思って読み始めたけれど、深いテーマを持ってる。
密かに売れてる理由もよく分かる。

主人公の井之頭五郎は個人で輸入雑貨の貿易商を営んでいる。
ただし、店舗は構えていない。

結婚同様 店なんかヘタにもつと
守るものが増えそうで人生が重たくなる
男は基本的に体ひとつでいたい

『孤独のグルメ』p.17

その言葉どおり、中年に差し掛かっている彼は独身。
絵柄を見る限り、割とハンサムだし、身なりも良いし、言動も紳士的。
留学生のバイトを理不尽なまでに怒鳴り散らす店主に対して、堪忍袋の緒を引きちぎる正義感も持ってる。

そんな主人公が、大都会をさまよい歩き、グルメ本には絶対のならないような大衆食堂に立ち寄る。
そして、孤独に飯を食う。

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長持ちの恋(万城目学『ホルモー六景』)

『ホルモー六景』の第6章「長持ちの恋」を読んだ。

3日間楽しんだ『ホルモー六景』もこの話でラスト。
ありふれたプラトニック・ラブものだけれど、ちょっぴり心温まった僕がいる。

「妙に琵琶湖にこだわるなぁ、何の伏線だ?」
と、イヤでも深読みできるしつこさだったんだけれど、いい意味で期待が裏切られた。
そこに琵琶湖を持ってきますか?と。
おもろい。

だけど、だけど・・・

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同志社大学黄竜陣(万城目学『ホルモー六景』)

『ホルモー六景』の第4章「同志社大学黄竜陣」を読んだ。

物語の舞台がついに京都市内を飛び出し、京田辺市に移った。
京都府民以外の人にはよく分からんかもしれないが、京田辺市には同志社大学のサテライト・キャンパスがある。
そして、僕の自宅から5kmくらいのところが描かれるのである。
近鉄興戸駅とか。
とはいえ、あっという間に舞台が今出川付近に戻されてしまうんだけれど。

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