お好み焼き 慈恩弘国

慈恩弘国京都・東寺から徒歩5分にあるマニアなお好み焼き店、慈恩弘国に行ってきた。

店構えの写真を撮ったのだが、看板にライトが反射してうまく撮影することができなかった。まぁ、店の名前「慈恩弘国」と書いてあるわけだが。
どのようにマニアな店かということは、店の前に停まっている自動車のボンネットを見ていただければおわかりいただけるかと思うけれど。

それでもわからない人に説明すると、店の名前・慈恩弘国の読み仮名は「ジオンこうこく」である。

それでもわからないトンチンカンな読者に説明するなら、ようするにガンダムをモチーフにしたお好み焼き屋さんである。
昨年12月にオープンし、前々から気になっていたのだが、金曜と土曜の夜しか開いていないという超レアっぷりでなかなか出かけるチャンスが無かった。金曜日の今日、たまたま京都市内で夕方まで用事があったので、千載一遇のチャンスと思い、帰りに寄ってみた。

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今日泣いたこと

今日は慶応のSFCに行ってきた。
某学術会議で、セッション座長を務めることになっていたからだ。

セッション座長といえば、三つ子の魂百まで、っつーか “学部3年の魂サラリーマンまで” の当方である。

僕が大学3年生のとき、助手室に
「セッション座長の唯一の心得は、時間通りに終わらせること」
という紙が一番目立つところに貼られていたのを、今でもよく覚えている。
そして、その言葉の主として、某指導教官の名前も書いてあった。

元上司がある学会で座長をしていたそうだ。
そのとき、質疑応答が紛糾し、セッションの終了時間を大幅に超過してしまったそうだ。
その件に関して、某指導教官から「議論をうまくまとめて、時間内に終結させるのが座長の役目だ。それができなかったとは何事か」とこっぴどく叱られたとか。反省のために、元上司が自分で貼ったという話を聞いた。
#ていうか、すでに元上司は異動していて、後任者の部屋に貼られっぱなしだったのだが。

学部3年生だった僕は、まさか将来自分が座長をやるような立場になるとは想像していなかったのだが、その心得だけはずーっと覚えていた。
そんな僕が、今日のセッションで2時間の予定のところを15分も超過した。
6人の発表者がいて、そのうち2人がPCとプロジェクタの接続にトラブって合計5分以上は時間を浪費したという事実もあるが。
しかし、それでも10分ちかくは、僕のマネジメントの失敗だ。
悔しくて泣きそうになった。

6人の発表者はいずれも学生さんで、あまり慣れていない様子だった。
ちょっと慣れれば、セッションが始まる前にプロジェクタのチェックをしておくなんてことは常識中の常識なんだけれど、それすらも気が回らないくらいのビギナーだったのかもしれない。

そんなもん、指導教官なり講座の先輩なりが教えるのが当たり前なんだけれど、不幸にして彼らはそういうことを教わらなかったのかもしれない(一人は留学生だったし)。
ここで僕が一言教えてあげないと、将来の学会で同じように迷惑を引き起こすかもしれない。だから、僕がハッキリと言ってやるべきだと思った。
一方で、初めて(と予想される)参加する学会で座長のおっさんに怒られたら、それだけで萎縮してしまってもう二度と学会発表ができないようになってしまうかもしれない。

どうしたものかと考えて、
「時間超過したのは座長の私の責任です。確かに機材のトラブルもありましたが、事前に機材のチェックをするよう指導するのも座長の勤めであり、それを怠った点は申し開きできません。」
と、自分を下手人にすり替えて謝罪してみることにした。
この話を聞いて、件の学生さんたちが発表会のマナーについてきちんと悟ってくれるとよいのだけれど。
そんなことを思いながら、カッコつけな自分に酔って泣きそうになった。

僕らのセッションは時間割の最後だったので、みんなが一斉に帰る時間帯。バス停は混雑していた。
バスのルートは2つであり、”JRルート” と “私鉄ルート”。
私鉄ルートの方が所要時間も乗り換えも便利なのだが、その時点で僕の忍耐力をはるかに超える行列ができていた。
腹も減ってきたし、見ていると泣きそうになった。

JRルートも多少混雑していたが、待つ必要はなさそうだった。乗り換えの多少の不便は我慢して、こちらに乗り込んだ。
座席はほとんど埋まっていて、立ったままの人も少なくなかった。しかし、入り口のすぐ横にある2つの「優先座席」には誰も座っていなかった。僕と前後して乗り込んだどっかの中年の先生と目が合った。その瞬間、工藤静香のように「♪目と目で通じあう」感じで、優先座席に2人でドカッと座り込んだ。
その中年の先生以上のお年寄りや体の不自由な人は見当たらなかったし、僕が座ることによって通路も1人分だけ広くなるわけだし。座らない理由はまったく無い。
タナボタで座れる喜びに、うれし泣きしそうになった。

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『AV神話: アダルトビデオをまねてはいけない』杉田聡

本書の志は尊敬に値する。
男性がエロビデオに描かれる虚構を真実だと信じ込んでしまうことで、女性を虐待してしまう可能性が大きい。ゆえに、エロビデオで描かれている不条理なセックス観を是正するのである、と。

大きな期待を持って読んだのだが、残念ながら途中で飽きた。文章が冗長だし(同じことが何回も繰り返される)、結論ありきの都合がよすぎる引用や分析はちょっと読むに耐えなかった。

ただし、目次はチョー役に立つ。
むしろ、目次だけ読めば、本文はすべてふっ飛ばしてもいいと思う。
エロビデオを見て僕らが誤解しやすいことが、目次にすべて列挙されているので、そこだけ読んで「そうか、これらは誤解なんだ。信じちゃいけないんだ」と覚えておけば、それだけでいい。

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私のしごと館・リニューアル

赤字公共事業の象徴となっている、京都府精華町の仕事ミュージアム “私のしごと館” であるが、当面は民間委託の上存続することが決まっていた。
2008年9月1日より、いよいよ株式会社 コングレに運営が委託され、私のしごと館が地味に再スタートした。
コングレは、北海道洞爺湖サミットの運営を行ったという実績も持っているそうだ。きっとそのカラミだろうけれど、現在私のしごと館では「北海道洞爺湖サミット: 首脳会議をめぐる仕事」展をやってる。

これまでの運営母体は独立行政法人 雇用・能力開発機構であり、私のしごと館の web ページも http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/ という具合に、ehdo.go.jp ドメインにおかれていた。
しかし、9月1日から新ドメイン http://www.shigotokan.jp/ で運営されている。

京都新聞の報道によれば、

総合コンベンション企画運営会社「コングレ」(本社・大阪市中央区)が2年間の運営費約18億9900万円で受託。委託後に存廃が検討される。

だそうだ。

そんな私のしごと館の様子を、某ご近所さんが知らせてくれたので、勝手に紹介。
#事後報告でごめ~ん

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福田首相の最後っ屁

会見する福田首相2008年9月1日21:30、福田康夫首相が辞任表明の記者会見を行った(写真は、毎日の記事から)。

最後に質問した記者から、
「これまでの福田首相の公の場での発言が、どこかヒトゴトのような雰囲気をかもし出すことが多かった。今日の会見もヒトゴトのようだ」
というような指摘を受けた。

それに対する福田首相の返答。
私は自分のことを客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。

失笑するやら、大胆さに感心するやら。

よくさ、人から説教されるときに「自分を見失うな」とか「自分の分をわきまえなさい」とか「お前は自分の置かれている立場がまったくわかっていない」とか、「オレはお前のことを思って言ってるんだ」とかいろいろ言われるじゃん。
そのとき、福田首相を見習って、このセリフをぶちかまそうと思ったり、思わなかったり。

岡山・廣榮堂本店のむかし吉備団子

現在、現在、あるところに木公とりんちゃんのお母さんが住んでいた。
木公は山にドライブへ(マジ)、りんちゃんのお母さんは岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)した。
りんちゃんのお母さんが新神戸駅で乗換えをしていると、反対のホームへ0系の新幹線がガタゴトトン、ガタゴトトンと入ってきたそうじゃ。

(中略)

りんママさん、りんママさん
かばんに提げた吉備団子
ひとつ私にくださいな~

というわけで、生まれて初めて岡山の吉備団子を頂いて食べた。
#北海道名物 きびだんごという謎のお菓子になじみが深いことは以前に書いた

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備前名物・大手まんぢゅう

岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)していたりんちゃんのお母さんのアッシー君を務めた対価として、大手饅頭伊部屋(通販可能)の「大手まんぢゅう」をいただいた。

岡山の名物といえば吉備団子が有名だが、岡山市民に言わせれば、吉備団子よりも大手まんぢゅうの方がなじみが深いそうだ。
当方が好きな作家の内田百間も、個人的な都合で故郷の岡山に帰ることは少なかったが、この大手まんぢゅうだけは生涯を通じて好物だったらしい。
#ここらへんの話は、りんちゃんのお母さんに教えてもらったし、wikipediaにも書いてある。

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岡山・八十八家の豚まん

岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)していたりんちゃんのお母さんのアッシー君を務めた対価として、八十八家(通販可能)というお店の豚まんをいただいた。

本当は山珍というお店の豚まんをお土産にする予定だったのだけれど、山珍は日曜定休だったので、急遽八十八家の豚まんになったとのこと。

以前にいただいたことのある山珍の豚まんは確かにおいしかった。ウズラの卵が中に入っていたりして、具沢山でうれしい豚まん。
しかし、実は「豚まん」と「肉まん」の違いすらよくわかっていない当方。ゆえに、豚まんの繊細な味の違いに気づくはずもなく、山珍もおいしかったが、今日いただいた八十八家も十分おいしかった。

具のタマネギがトロトロになっていて、その甘みに感激した次第なり。

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『どこまでやったらクビになるか: サラリーマンのための労働法入門』 大内伸哉

>普段、おバカなblog記事ばっかり書いていて、各方面から
この人、本当に仕事をしている社会人なんだろうか?会社とかクビにならないのかしら?
と心配されているような、されていないような当方ですが。

対外的にはツッパリを演じている当方ですが、内面は弱虫チキンな当方なので、『どこまでやったらクビになるか: サラリーマンのための労働法入門』なんていう本を読んで勉強してみた次第。

本書では全部で18の話題が取り上げられ、実例(フィクションもあれば、ノン・フィクションもある)をあげ、法律および判例に照らしてどのような判断(解雇の是非)がされうるかということを解説してくれる。

扱われている18のトピックから気になることを取り上げれば、
・1章: ブログに社内事情を書くとどうなるか(blog 書きとしてビクビクしている)
・3章: 社内不倫への懲罰(当方には縁遠いが、いつかそういうこともあればいいなぁと希望を持ったり、持たなかったり)
・6章: 給料泥棒がクビになる可能性(自分ではがんばってるつもりでも、周りがどうみなすかはわからないしね)
・11章: セクハラ問題(結構失言の多い当方なので、普段からビクビクしていたり)
などなど。
皆さんも、もしかしたら気になるトピックがあるかもしれない。

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